JPS636396A - 多管式フツ素樹脂製熱交換器の補修方法 - Google Patents
多管式フツ素樹脂製熱交換器の補修方法Info
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- JPS636396A JPS636396A JP15021286A JP15021286A JPS636396A JP S636396 A JPS636396 A JP S636396A JP 15021286 A JP15021286 A JP 15021286A JP 15021286 A JP15021286 A JP 15021286A JP S636396 A JPS636396 A JP S636396A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F11/00—Arrangements for sealing leaky tubes and conduits
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の技術分野
本発明は、多管式フッ素樹脂製交換器の補修方法に関し
、ざらに詳しくは多管式フッ素樹脂製熱交換器を構成す
るフッ素樹脂製熱交換器用チューブが一部破損した場合
の補修方法に関する。
、ざらに詳しくは多管式フッ素樹脂製熱交換器を構成す
るフッ素樹脂製熱交換器用チューブが一部破損した場合
の補修方法に関する。
発明の技術的背景ならびにその問題点
従来熱交換器としては、ステンレス鋼、ニッケル、銅な
どの金属製多管式熱交換器が広く用いられてきた。この
ような金属製熱交換器は大きな熱伝導率ならびに総括伝
熱係数を有しているが、酸液などに対する耐腐食性が充
分ではなく、また表面にスケールが付着しやすいという
問題点があった。
どの金属製多管式熱交換器が広く用いられてきた。この
ような金属製熱交換器は大きな熱伝導率ならびに総括伝
熱係数を有しているが、酸液などに対する耐腐食性が充
分ではなく、また表面にスケールが付着しやすいという
問題点があった。
このためフッ素樹脂製の多管式熱交換器が開発されてい
る。このフッ素樹脂製熱交換器は４０〜２５００本もの
多数のフッ素樹脂製チューブを束ねて両端を熱融着によ
りハニカム状に一体化した構造を有しており、優れた耐
熱性、耐薬品性を有するとともに、表面が滑らかである
ためスケールが付着しにくいという利点をも有している
。
る。このフッ素樹脂製熱交換器は４０〜２５００本もの
多数のフッ素樹脂製チューブを束ねて両端を熱融着によ
りハニカム状に一体化した構造を有しており、優れた耐
熱性、耐薬品性を有するとともに、表面が滑らかである
ためスケールが付着しにくいという利点をも有している
。
ところがフッ素樹脂は、各種金属と比較して熱伝導率が
小さいため、熱交換器としての性能を上げるため、実用
上支障のない範囲でフッ素樹脂製チューブの肉厚をでき
る限り薄クシている。このようにフッ素樹脂製チューブ
は肉薄であり、しかもフッ素樹脂製チューブ内には、熱
交換時に過熱水蒸気が供給されることが多いため、過熱
水蒸気によってフッ素樹脂製チューブが振動し、互いに
隣接するチューブ同士がこすれ合うことがあり、このた
めフッ素樹脂製チューブの壁面が摩耗したり、おるいは
こすれ合った部分に静電気が発生するなどして、フッ素
樹脂製チューブにピンホールが発生することがおった。
小さいため、熱交換器としての性能を上げるため、実用
上支障のない範囲でフッ素樹脂製チューブの肉厚をでき
る限り薄クシている。このようにフッ素樹脂製チューブ
は肉薄であり、しかもフッ素樹脂製チューブ内には、熱
交換時に過熱水蒸気が供給されることが多いため、過熱
水蒸気によってフッ素樹脂製チューブが振動し、互いに
隣接するチューブ同士がこすれ合うことがあり、このた
めフッ素樹脂製チューブの壁面が摩耗したり、おるいは
こすれ合った部分に静電気が発生するなどして、フッ素
樹脂製チューブにピンホールが発生することがおった。
もしフッ素樹脂製チューブにピンホールが発生すると、
熱交換器としての機能が１０なわれるだけでなく、装置
に腐食流体が逆流するなどして大きな事故の原因となる
ことがあった。
熱交換器としての機能が１０なわれるだけでなく、装置
に腐食流体が逆流するなどして大きな事故の原因となる
ことがあった。
このため、もしフッ素樹脂製熱交換器を構成するフッ素
樹脂製チューブにピンホールなどの破損が生じた場合に
は、この破損を補修する必要があった。
樹脂製チューブにピンホールなどの破損が生じた場合に
は、この破損を補修する必要があった。
従来、破損が生じたフッ素樹脂製チューブの補修は、以
下のようにして行なわれてきた。すなわち、もしフッ素
樹脂製チューブに破１Ωが生じたような場合には、チュ
ーブ集束端部にお′いて破損が生じたチューブの開口端
を閉塞することによりチューブ全体を閉塞していた。破
損が生じたチューブの開口端をチューブ集束端部で閉塞
するには、−般に、その開口端部内に熱溶融性フッ素樹
脂製の溶接棒を挿入し、熱風ガンから発生する熱風など
を開口端部に吹付けて加熱することによって熱溶融性フ
ッ素樹脂を溶融ざぜ、破損が生じたチューブの開口端部
壁と熱溶融性フッ素樹脂溶接棒とを互′いに融着させて
一体化することにより行なわれてきた。
下のようにして行なわれてきた。すなわち、もしフッ素
樹脂製チューブに破１Ωが生じたような場合には、チュ
ーブ集束端部にお′いて破損が生じたチューブの開口端
を閉塞することによりチューブ全体を閉塞していた。破
損が生じたチューブの開口端をチューブ集束端部で閉塞
するには、−般に、その開口端部内に熱溶融性フッ素樹
脂製の溶接棒を挿入し、熱風ガンから発生する熱風など
を開口端部に吹付けて加熱することによって熱溶融性フ
ッ素樹脂を溶融ざぜ、破損が生じたチューブの開口端部
壁と熱溶融性フッ素樹脂溶接棒とを互′いに融着させて
一体化することにより行なわれてきた。
ところが上記のようにして破損が生じたフッ素樹脂製チ
ューブの開口端部を閉塞しようすると、破損が生じたフ
ッ素樹脂製チューブの開口端部は閉塞しうるが、この閉
塞時にチューブ集束端部がかなりの高温にざらされるた
め、破損が生じたフッ素樹脂製チューブに隣接するフッ
素樹脂製チューブもかなりの高温にざらされて熱変形が
生じ、・破損が生じたフッ素樹脂製チューブと隣接する
チューブとの間に剥離が生じてしまうという重大な問題
点が生じていた。このような問題点は、チューブがポリ
テトラフルオロエチレン製である場合に特に重大でおっ
た。−方、フッ素樹脂製チューブがテトラフルオロエチ
レンとパーフルオロアルキルビニルエーテルとの共重合
体（以下ＰＦＡと略記することがおる）などの熱溶融性
フッ素樹脂の場合には、上記のような問題点に加えて、
加熱の変形によって互いに隣接するフッ素樹脂製チュー
ブ同士が融着してしまうという問題点も生じていた。
ューブの開口端部を閉塞しようすると、破損が生じたフ
ッ素樹脂製チューブの開口端部は閉塞しうるが、この閉
塞時にチューブ集束端部がかなりの高温にざらされるた
め、破損が生じたフッ素樹脂製チューブに隣接するフッ
素樹脂製チューブもかなりの高温にざらされて熱変形が
生じ、・破損が生じたフッ素樹脂製チューブと隣接する
チューブとの間に剥離が生じてしまうという重大な問題
点が生じていた。このような問題点は、チューブがポリ
テトラフルオロエチレン製である場合に特に重大でおっ
た。−方、フッ素樹脂製チューブがテトラフルオロエチ
レンとパーフルオロアルキルビニルエーテルとの共重合
体（以下ＰＦＡと略記することがおる）などの熱溶融性
フッ素樹脂の場合には、上記のような問題点に加えて、
加熱の変形によって互いに隣接するフッ素樹脂製チュー
ブ同士が融着してしまうという問題点も生じていた。
もし隣接するフッ素樹脂製チューブ間に剥離が生ずると
、熱交換流体が剥離によって生じたチューブ間の間隙部
をつたわって外部に漏洩してしまうという熱交換器とし
ては致命的な欠陥となってしまう。
、熱交換流体が剥離によって生じたチューブ間の間隙部
をつたわって外部に漏洩してしまうという熱交換器とし
ては致命的な欠陥となってしまう。
また、全く別の補修方法としては、ピンホールなどの破
損が生じたフッ素樹脂製チューブを、その破損部の両端
を切断し、それぞれの切断端部を加熱しながら圧着する
ことにより融着して閉塞する方法も採用されてきた。と
ころがこの方法では、第３図に示すように、切断面の両
端に非融着部Ａが生じやすく、流体漏れが発生しやすく
、信頼性に劣るという大きな問題点があった。
損が生じたフッ素樹脂製チューブを、その破損部の両端
を切断し、それぞれの切断端部を加熱しながら圧着する
ことにより融着して閉塞する方法も採用されてきた。と
ころがこの方法では、第３図に示すように、切断面の両
端に非融着部Ａが生じやすく、流体漏れが発生しやすく
、信頼性に劣るという大きな問題点があった。
発明の目的
本発明は、上記のような従来技術に伴なう問題点を一挙
に解決しようとするもので必って、もし熱交換器を形成
するフッ素樹脂製チューブにピンホールなどの破損が生
じても、この破損を隣接するチューブに悪影響を与える
ことなくしかも簡単に補修しうるような、多管式フッ素
樹脂製熱交換器の補修方法を提供することを目的として
いる。
に解決しようとするもので必って、もし熱交換器を形成
するフッ素樹脂製チューブにピンホールなどの破損が生
じても、この破損を隣接するチューブに悪影響を与える
ことなくしかも簡単に補修しうるような、多管式フッ素
樹脂製熱交換器の補修方法を提供することを目的として
いる。
発明の概要
本発明に係る多管式のフッ素樹脂製熱交換器の補修方法
は、破ｊΩが生じたフッ素樹脂製チューブの破損部を切
断して除去した後、切断開口部にこのチューブの外周に
沿うような外枠リングを挿入し、次いで切断開口部を加
熱により溶融された熱溶融性フッ素樹脂で閉塞すること
を特徴としている。
は、破ｊΩが生じたフッ素樹脂製チューブの破損部を切
断して除去した後、切断開口部にこのチューブの外周に
沿うような外枠リングを挿入し、次いで切断開口部を加
熱により溶融された熱溶融性フッ素樹脂で閉塞すること
を特徴としている。
本発明に係る多管式フッ素樹脂製熱交換器の補修方法に
よれば、破損が生じたフッ素樹脂製チューブの破１０部
を切断して除去した後、切断開口部にこのチューブの外
周に沿うような外枠リングを挿入し、次いで切断開口部
を加熱により溶融された熱溶融性フッ素樹脂で閉塞して
いるので、破損が生じたチューブの開口部閉塞時に、加
熱によってチューブが変形することが防止され、しかも
破損が生じて補修されるべきチューブの内周面に熱溶融
性フッ素樹脂を強固に一体化することができ、信頼性の
ある補修方法が提供される。
よれば、破損が生じたフッ素樹脂製チューブの破１０部
を切断して除去した後、切断開口部にこのチューブの外
周に沿うような外枠リングを挿入し、次いで切断開口部
を加熱により溶融された熱溶融性フッ素樹脂で閉塞して
いるので、破損が生じたチューブの開口部閉塞時に、加
熱によってチューブが変形することが防止され、しかも
破損が生じて補修されるべきチューブの内周面に熱溶融
性フッ素樹脂を強固に一体化することができ、信頼性の
ある補修方法が提供される。
発明の詳細な説明
以下本発明に係る多管式フッ素樹脂製熱交換器の補修方
法について、図面を参照しながら説明する。
法について、図面を参照しながら説明する。
本発明では、破損が生じた多管式フッ素樹脂製熱交換器
が補晦されるが、この多管式フッ素樹脂製熱交換器は、
４０〜２５００本にも及ぶ多数のフッ素樹脂製チューブ
からなり、このチューブの集束端部は一体化されて一般
にハニカム状とされている。
が補晦されるが、この多管式フッ素樹脂製熱交換器は、
４０〜２５００本にも及ぶ多数のフッ素樹脂製チューブ
からなり、このチューブの集束端部は一体化されて一般
にハニカム状とされている。
・このようなチューブを構成するフッ素樹脂としては、
熱溶融性であってもよく、また熱溶融性でなくてもよく
、熱溶融性でないフッ素樹脂とじてはポリテトラフルオ
ロエチレン（ＰＴＦＥ）が用いられ、また熱溶融性フッ
素樹脂であるフッ素樹脂としては、前述のＰＦＡ、テト
ラフルオロエチレンとへキサフルオロプロピレンとの共
重合体であるＦＥＰ、テトラフルオロエチレンとへキサ
フルオロプロピレンとパーフルオロアルキルビニルエー
テルとの共重合体で必るＥＰＥ、ポリクロロトリフルオ
ロエチレンで必るＰＣＴＦＥ、エチレンとテトラフルオ
ロエチレンとの共重合体であるＥＴＦＥなどが用いられ
る。
熱溶融性であってもよく、また熱溶融性でなくてもよく
、熱溶融性でないフッ素樹脂とじてはポリテトラフルオ
ロエチレン（ＰＴＦＥ）が用いられ、また熱溶融性フッ
素樹脂であるフッ素樹脂としては、前述のＰＦＡ、テト
ラフルオロエチレンとへキサフルオロプロピレンとの共
重合体であるＦＥＰ、テトラフルオロエチレンとへキサ
フルオロプロピレンとパーフルオロアルキルビニルエー
テルとの共重合体で必るＥＰＥ、ポリクロロトリフルオ
ロエチレンで必るＰＣＴＦＥ、エチレンとテトラフルオ
ロエチレンとの共重合体であるＥＴＦＥなどが用いられ
る。
ところで上記のような多管式フッ素樹脂製熱交換器を構
成するフッ素樹脂製チューブの一本に破損が生じた場合
の補修方法についてシ（明する。まず第１図に示すよう
に、ピンホールなどの破損部１が生じたフッ素樹脂製チ
ューブ２の破損部１の両端を切断して、破損部１を除去
する。
成するフッ素樹脂製チューブの一本に破損が生じた場合
の補修方法についてシ（明する。まず第１図に示すよう
に、ピンホールなどの破損部１が生じたフッ素樹脂製チ
ューブ２の破損部１の両端を切断して、破損部１を除去
する。
次いでこのようにして切断された切断開口部に、このチ
ューブの外周の沿うような形状の外枠リング３を挿入す
る。この外枠リング３は、加熱時においてもチューブを
構成するフッ素樹脂と融着ぜず、しかも耐熱性に富んだ
材質により形成されていることが好ましく、具体的には
、金属製あるいはセラミックス製のものが用いられるこ
とが好ましい。
ューブの外周の沿うような形状の外枠リング３を挿入す
る。この外枠リング３は、加熱時においてもチューブを
構成するフッ素樹脂と融着ぜず、しかも耐熱性に富んだ
材質により形成されていることが好ましく、具体的には
、金属製あるいはセラミックス製のものが用いられるこ
とが好ましい。
このようにして破損が生じたフッ素樹脂製チューブ２の
破損部１を除去した後、このチューブ２の切断開口部に
外枠リング３を挿入した状態で、切断開口部を、加熱に
より溶融された熱溶融性フッ素樹脂で閉塞する。
破損部１を除去した後、このチューブ２の切断開口部に
外枠リング３を挿入した状態で、切断開口部を、加熱に
より溶融された熱溶融性フッ素樹脂で閉塞する。
破損が生じたフッ素樹脂製チューブ２の切断開口部を加
熱により溶融された熱溶融性フッ素樹脂で閉塞するには
、具体的には、破損が生じたフッ素樹脂製デユープ２の
＃ＪＪ断開口開口部熱溶融性フッ素樹脂製の溶接棒４を
挿入し、次いでこの状態で破損が生じたフッ素樹脂製チ
ューブ１の切断開口部に熱風ガンからの熱風を吹付けて
熱溶融性フッ素樹脂製溶接棒４を溶融させ、この溶接棒
４の外周面と破損が生じたフッ素樹脂製チューブ１の内
周面とを一体化させればよい。あるいはまた、破損が生
じたフッ素樹脂製チューブ１の切断開口部に、この開口
部を加熱しながら、加熱溶融された熱溶融性フッ素樹脂
を流し込むことによって、破損が生じたフッ素樹脂製チ
ューブ２の切断開口部を閉塞してもよい。
熱により溶融された熱溶融性フッ素樹脂で閉塞するには
、具体的には、破損が生じたフッ素樹脂製デユープ２の
＃ＪＪ断開口開口部熱溶融性フッ素樹脂製の溶接棒４を
挿入し、次いでこの状態で破損が生じたフッ素樹脂製チ
ューブ１の切断開口部に熱風ガンからの熱風を吹付けて
熱溶融性フッ素樹脂製溶接棒４を溶融させ、この溶接棒
４の外周面と破損が生じたフッ素樹脂製チューブ１の内
周面とを一体化させればよい。あるいはまた、破損が生
じたフッ素樹脂製チューブ１の切断開口部に、この開口
部を加熱しながら、加熱溶融された熱溶融性フッ素樹脂
を流し込むことによって、破損が生じたフッ素樹脂製チ
ューブ２の切断開口部を閉塞してもよい。
破損が生じたフッ素樹脂製チューブ２の切断開口部を閉
塞するに際して、切断開口部の外周には外枠リングが嵌
挿されているので、加熱時にチューブ２の壁面が熱膨張
により外方に拡開しようとしても、外枠リングによって
その拡開は阻止され、したがって切断開口部周辺でのチ
ューブ２の内周面と熱溶融性フッ素、樹脂４の外周面と
は圧着されて強固に一体化される。
塞するに際して、切断開口部の外周には外枠リングが嵌
挿されているので、加熱時にチューブ２の壁面が熱膨張
により外方に拡開しようとしても、外枠リングによって
その拡開は阻止され、したがって切断開口部周辺でのチ
ューブ２の内周面と熱溶融性フッ素、樹脂４の外周面と
は圧着されて強固に一体化される。
上記のようにして破損が生じたチューブ２を閉塞した後
、チューブ２から外枠リングを除去すれば、多管式フッ
素樹脂製交換器の補修が終了する。
、チューブ２から外枠リングを除去すれば、多管式フッ
素樹脂製交換器の補修が終了する。
発明の効果
本発明に係る多管式フッ素、樹脂製熱交換器の補修方法
によれば、破損が生じたフッ素樹脂製チューブの破損部
を切断して除去した後、切断開口部にこのチューブの外
周に沿うような外枠リングを挿入し、次いで切断開口部
を加熱により溶融された熱溶融ｉ生フッ素樹脂で閉塞し
ているので、破損が生じたチューブの開口部閉塞時に、
加熱によってチューブが変形することが防止され、しか
も、加熱時にチューブの壁面が熱膨張により外方に拡開
するが外枠リングによってその拡開は阻止され、したが
って切断開口部周辺でのチューブ内周面と熱溶融性フッ
素樹脂の外周面とは、圧着されて強固に一体化すること
ができ、信頼性のある補修方法が提供される。
によれば、破損が生じたフッ素樹脂製チューブの破損部
を切断して除去した後、切断開口部にこのチューブの外
周に沿うような外枠リングを挿入し、次いで切断開口部
を加熱により溶融された熱溶融ｉ生フッ素樹脂で閉塞し
ているので、破損が生じたチューブの開口部閉塞時に、
加熱によってチューブが変形することが防止され、しか
も、加熱時にチューブの壁面が熱膨張により外方に拡開
するが外枠リングによってその拡開は阻止され、したが
って切断開口部周辺でのチューブ内周面と熱溶融性フッ
素樹脂の外周面とは、圧着されて強固に一体化すること
ができ、信頼性のある補修方法が提供される。
第１図および第２図は、本発明に係る多管式フッ素樹脂
製熱交換器の補修方法の説明図であり、第３図は従来方
法の説明図である。 １・・・破損部 ２・・・破損が生じたチューブ ３・・・外枠リング ４・・・熱溶融性フッ素樹脂製溶接捧 代理人 弁理士 銘木 俊−部 第 １ 図 第 ２ 図 第 ３ 図
製熱交換器の補修方法の説明図であり、第３図は従来方
法の説明図である。 １・・・破損部 ２・・・破損が生じたチューブ ３・・・外枠リング ４・・・熱溶融性フッ素樹脂製溶接捧 代理人 弁理士 銘木 俊−部 第 １ 図 第 ２ 図 第 ３ 図
Claims (1)
- （１）破損が生じたフッ素樹脂製チューブの破損部を切
断して除去した後、切断開口部にこのチューブの外周に
沿うような外枠リングを挿入し、次いで切断開口部を加
熱により溶融された熱溶融性フッ素樹脂で閉塞すること
を特徴とする多管式フッ素樹脂製熱交換器の補修方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15021286A JPS636396A (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 | 多管式フツ素樹脂製熱交換器の補修方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15021286A JPS636396A (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 | 多管式フツ素樹脂製熱交換器の補修方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS636396A true JPS636396A (ja) | 1988-01-12 |
| JPH0440638B2 JPH0440638B2 (ja) | 1992-07-03 |
Family
ID=15491981
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15021286A Granted JPS636396A (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 | 多管式フツ素樹脂製熱交換器の補修方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS636396A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5104609A (en) * | 1988-11-16 | 1992-04-14 | Mitsubishi Nuclear Fuel Co. | Assembly method for nuclear fuel assembly |
| US5188798A (en) * | 1988-11-16 | 1993-02-23 | Mitsubishi Nuclear Fuel Co. | Grid for nuclear fuel assembly |
-
1986
- 1986-06-26 JP JP15021286A patent/JPS636396A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5104609A (en) * | 1988-11-16 | 1992-04-14 | Mitsubishi Nuclear Fuel Co. | Assembly method for nuclear fuel assembly |
| US5188798A (en) * | 1988-11-16 | 1993-02-23 | Mitsubishi Nuclear Fuel Co. | Grid for nuclear fuel assembly |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0440638B2 (ja) | 1992-07-03 |
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