JPS6363748A - 一軸配向ポリアミド系樹脂シ−ト - Google Patents
一軸配向ポリアミド系樹脂シ−トInfo
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- JPS6363748A JPS6363748A JP20781386A JP20781386A JPS6363748A JP S6363748 A JPS6363748 A JP S6363748A JP 20781386 A JP20781386 A JP 20781386A JP 20781386 A JP20781386 A JP 20781386A JP S6363748 A JPS6363748 A JP S6363748A
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Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は耐屈曲疲労性に優れた一軸配向ポリアミド系樹
脂シートに関するものであり、特に動力伝達用および搬
送用ベルトとして好適な基材に関するものである。
脂シートに関するものであり、特に動力伝達用および搬
送用ベルトとして好適な基材に関するものである。
動力伝達用および搬送用ベルトには、弾性率および強度
向上を目的として一軸配向をおこなったポリアミド樹脂
シートが従来使用されている。また−軸配向度をより高
めて弾性率および強度を更に上げることによってベルト
の厚みを減らすことが可能となり、曲げ方向に対して柔
軟性の有るベルト基材が得られ使用されている。
向上を目的として一軸配向をおこなったポリアミド樹脂
シートが従来使用されている。また−軸配向度をより高
めて弾性率および強度を更に上げることによってベルト
の厚みを減らすことが可能となり、曲げ方向に対して柔
軟性の有るベルト基材が得られ使用されている。
−〇ｊｌ配向ポリアミド樹脂シートを用いた動力伝達用
および搬送用ベルトを長時間使用すると、その−軸配向
ポリアミド樹脂ソートの内側面に亀裂が発生しベルトの
切断に結びつく事があり、−軸配向度のより高い高強度
・高弾性率ポリアミド樹脂シートの方がその傾向は顕著
である。
および搬送用ベルトを長時間使用すると、その−軸配向
ポリアミド樹脂ソートの内側面に亀裂が発生しベルトの
切断に結びつく事があり、−軸配向度のより高い高強度
・高弾性率ポリアミド樹脂シートの方がその傾向は顕著
である。
本現象の発生理由として、動力伝達用および搬送用ベル
トにはプーリーに巻きついていない時は引張応力、プー
リーに巻きついている時にそのベルトの内側には圧縮応
力が、繰り返して交互に作用しているためであり、耐屈
曲疲労性が一軸配向ポリアミド樹脂シートにとって重量
な特性である。
トにはプーリーに巻きついていない時は引張応力、プー
リーに巻きついている時にそのベルトの内側には圧縮応
力が、繰り返して交互に作用しているためであり、耐屈
曲疲労性が一軸配向ポリアミド樹脂シートにとって重量
な特性である。
しかしながら、従来のポリアミド樹脂シートでは高強度
・高弾性率を得るためにシートの一軸配向度を過度に高
めるとそのシートの耐屈曲疲労性が劣るという問題点が
発生し、−軸配向度には限界が有った。
・高弾性率を得るためにシートの一軸配向度を過度に高
めるとそのシートの耐屈曲疲労性が劣るという問題点が
発生し、−軸配向度には限界が有った。
本発明の目的は、従来のポリアミド樹脂シートの問題を
解決するものであり、具体的には、−軸配向ポリアミド
樹脂シートが本来有している高強度でかつ高弾性を保持
したまま耐屈曲疲労性が著しく優れた一軸配向ポリアミ
ド系樹脂シートを提供することにある。
解決するものであり、具体的には、−軸配向ポリアミド
樹脂シートが本来有している高強度でかつ高弾性を保持
したまま耐屈曲疲労性が著しく優れた一軸配向ポリアミ
ド系樹脂シートを提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、ポリアミド樹脂５
０−９５重量％とポリアミド／ポリエーテル共重合体樹
脂５０−５重量％とを配合してなる一軸配向ポリアミド
系樹脂シートを提供するにある。
０−９５重量％とポリアミド／ポリエーテル共重合体樹
脂５０−５重量％とを配合してなる一軸配向ポリアミド
系樹脂シートを提供するにある。
本発明におけるポリアミド樹脂とは、ラクタムの開環重
合、ジアミンとジカルボン酸との縮合重合あるいはアミ
ノ酸の縮合重合により得られた熱可塑性樹脂で代表的例
として、ナイロン６、ナイロン６６、ナイロン１１、ナ
イロン１２、ナイロン６１０が挙げられる。
合、ジアミンとジカルボン酸との縮合重合あるいはアミ
ノ酸の縮合重合により得られた熱可塑性樹脂で代表的例
として、ナイロン６、ナイロン６６、ナイロン１１、ナ
イロン１２、ナイロン６１０が挙げられる。
本発明におけるポリアミド／ポリエーテル共重合体樹脂
とは上記に記述したポリアミドとポリエチレングリコー
ル、ポリプロピレンクリコール、ポリテトラメチレング
リコール等で示されるポリエーテルとの共重合により得
られる。
とは上記に記述したポリアミドとポリエチレングリコー
ル、ポリプロピレンクリコール、ポリテトラメチレング
リコール等で示されるポリエーテルとの共重合により得
られる。
この樹脂においてポリアミドとポリエーテルは２０：８
０〜７０：３０の重量比を有するのが好ましい。ポリア
ミドが多量の場合は耐屈曲性の向上が少なく、またポリ
エーテルが少ないとシートの弾性率が低くなるので好ま
しくない。
０〜７０：３０の重量比を有するのが好ましい。ポリア
ミドが多量の場合は耐屈曲性の向上が少なく、またポリ
エーテルが少ないとシートの弾性率が低くなるので好ま
しくない。
ポリアミド／ポリエーテル共重合体樹脂の添加量は５−
５０重量％の範囲が望ましく、５重量％より少量ならば
、耐屈曲疲労性の改良効果はほとんどない。また５０重
量％より多量ならば弾性率の低下が大きく動力伝達用お
よび搬送用ベルトとして実用にたえない。
５０重量％の範囲が望ましく、５重量％より少量ならば
、耐屈曲疲労性の改良効果はほとんどない。また５０重
量％より多量ならば弾性率の低下が大きく動力伝達用お
よび搬送用ベルトとして実用にたえない。
本発明の一軸配向ボリアミド系シートをえるために、ポ
リアミド樹脂５０−９５重重量にポリアミド／ポリエー
テル共重合体樹脂５０−５重量％を混合した物を溶融押
出し、シート上に成形した後に一軸方向に延伸あるいは
圧延することによって得ることができる。
リアミド樹脂５０−９５重重量にポリアミド／ポリエー
テル共重合体樹脂５０−５重量％を混合した物を溶融押
出し、シート上に成形した後に一軸方向に延伸あるいは
圧延することによって得ることができる。
ゝｈアミド樹脂に他樹脂を混合すると、樹脂同士の相溶
性が悪く、−軸配向工程時に切断が重合体樹脂を配合し
た場合の相溶性は非常に良く、−軸配向時になんら問題
ない。
性が悪く、−軸配向工程時に切断が重合体樹脂を配合し
た場合の相溶性は非常に良く、−軸配向時になんら問題
ない。
ポリアミド系樹脂シートを一軸方向に配向する方法とし
て、延伸あるいは圧延方法が挙げられ、前者はロール間
の速度差を利用するものであり、後者は加圧あるいは間
隙を規定された一対のロール間を樹脂シートを通過させ
る方法である。
て、延伸あるいは圧延方法が挙げられ、前者はロール間
の速度差を利用するものであり、後者は加圧あるいは間
隙を規定された一対のロール間を樹脂シートを通過させ
る方法である。
また延伸と圧延を併用して、えられた樹脂シートも本発
明に含まれる。
明に含まれる。
ポリアミド樹脂とポリアミド／ポリエーテル共重合体樹
脂との混合物には必要に応じて、小量の滑剤、核剤、難
燃剤、着色剤、可塑剤、耐熱剤、帯電防止剤、耐候剤、
ガラス繊維等の強化剤、補強剤等を添加することも可能
である。
脂との混合物には必要に応じて、小量の滑剤、核剤、難
燃剤、着色剤、可塑剤、耐熱剤、帯電防止剤、耐候剤、
ガラス繊維等の強化剤、補強剤等を添加することも可能
である。
以下、実施例および比較例に基づいて、本発明の実施態
様を説明するが、本発明はこれらの実施例に限定される
ものではない。
様を説明するが、本発明はこれらの実施例に限定される
ものではない。
実施例１−４、比較例１−２
表１に示す材料配合で均一に混合をおこなった後に、押
出機でＴダイを用いて溶融押出し、シート上に成型した
後に一軸方向に４倍の延伸をおこなった。
出機でＴダイを用いて溶融押出し、シート上に成型した
後に一軸方向に４倍の延伸をおこなった。
しかる後、得られた一軸配向樹脂シートから試験片を切
り出し、屈曲疲労試験および引張試験を行なった。
り出し、屈曲疲労試験および引張試験を行なった。
その結果を表２に示すが、ポリアミド樹脂にポリアミド
／ポリエーテル共重合体樹脂を添加した一軸配向樹脂シ
ートの方が耐屈曲疲労性に優れていることが明白である
。
／ポリエーテル共重合体樹脂を添加した一軸配向樹脂シ
ートの方が耐屈曲疲労性に優れていることが明白である
。
Ｉ ′配Ａ几
７主１ンポリアミド／ポリ工−テル共重合［１１旨注
１）温変２３℃ 湿度６５％ＲＨ平１１状態水分測定方
カールフィシャー法 ２）試験片 ２０ｍｎ＋ ｘ ０．７５ｍｍ Ｘ
３００ｍｍ歪速度 ２ｓ％／分 ３）５％歪の割線弾性率 ４） ＪＩＳ Ｘ６３０１準処 デーマチャー法試験片
ＪＩＳ １号 １／２ サイズ ノツチ無
試験速度 ３００回／分 ストＵ−り１０ｍｍ〔発明の
効果〕 本発明の一軸配向ボリフミド系樹脂シートは、相溶性の
良好なポリアミド樹脂とポリアミド／ポリエーテル共重
合体樹脂からなるため、−軸配向ポリアミド樹脂シート
が木来有している高強度、高弾性を維持しながら耐屈曲
性が著しく優れているという顕著な効果を呈する。
１）温変２３℃ 湿度６５％ＲＨ平１１状態水分測定方
カールフィシャー法 ２）試験片 ２０ｍｎ＋ ｘ ０．７５ｍｍ Ｘ
３００ｍｍ歪速度 ２ｓ％／分 ３）５％歪の割線弾性率 ４） ＪＩＳ Ｘ６３０１準処 デーマチャー法試験片
ＪＩＳ １号 １／２ サイズ ノツチ無
試験速度 ３００回／分 ストＵ−り１０ｍｍ〔発明の
効果〕 本発明の一軸配向ボリフミド系樹脂シートは、相溶性の
良好なポリアミド樹脂とポリアミド／ポリエーテル共重
合体樹脂からなるため、−軸配向ポリアミド樹脂シート
が木来有している高強度、高弾性を維持しながら耐屈曲
性が著しく優れているという顕著な効果を呈する。
従って、この−軸配向ボリアミド系＋′Ａ脂シートは、
動力伝達用および、搬送用ヘルドとして好適である。
動力伝達用および、搬送用ヘルドとして好適である。
Claims (1)
- ポリアミド樹脂５０−９５重量％とポリアミド／ポリエ
ーテル共重合体樹脂５０−５重量％とを配合してなる一
軸配向ポリアミド系樹脂シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20781386A JPS6363748A (ja) | 1986-09-05 | 1986-09-05 | 一軸配向ポリアミド系樹脂シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20781386A JPS6363748A (ja) | 1986-09-05 | 1986-09-05 | 一軸配向ポリアミド系樹脂シ−ト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6363748A true JPS6363748A (ja) | 1988-03-22 |
Family
ID=16545927
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20781386A Pending JPS6363748A (ja) | 1986-09-05 | 1986-09-05 | 一軸配向ポリアミド系樹脂シ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6363748A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5416171A (en) * | 1993-03-22 | 1995-05-16 | Industrial Technology Research Institute | Blending compositions of polyamides and block copolyetheramides |
| WO1996017003A1 (fr) * | 1994-12-02 | 1996-06-06 | Elf Atochem S.A. | Films a base de polyamide et de polymeres a blocs polyamides et blocs polyethers |
| EP0780594A1 (fr) * | 1995-12-21 | 1997-06-25 | Elf Atochem S.A. | Courroies antistatiques |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5190370A (ja) * | 1975-02-06 | 1976-08-07 | Nijikuenshinhoriamidofuirumunoseizoho | |
| JPS59193957A (ja) * | 1983-04-18 | 1984-11-02 | Dainippon Ink & Chem Inc | ポリアミド組成物 |
-
1986
- 1986-09-05 JP JP20781386A patent/JPS6363748A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5190370A (ja) * | 1975-02-06 | 1976-08-07 | Nijikuenshinhoriamidofuirumunoseizoho | |
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| WO1996017003A1 (fr) * | 1994-12-02 | 1996-06-06 | Elf Atochem S.A. | Films a base de polyamide et de polymeres a blocs polyamides et blocs polyethers |
| US5936044A (en) * | 1994-12-02 | 1999-08-10 | Elf Atochem S.A. | Films based on polyamide and on polymers containing polyamide blocks and polyether blocks |
| AT406681B (de) * | 1994-12-02 | 2000-07-25 | Atochem Elf Sa | Folien auf der basis von polyamid und polymeren mit polyamid- und polyetherblöcken |
| CN1071354C (zh) * | 1994-12-02 | 2001-09-19 | 埃勒夫阿托化学有限公司 | 基于聚酰胺及嵌段聚酰胺与嵌段聚醚聚合物的膜 |
| KR100318108B1 (ko) * | 1994-12-02 | 2002-05-16 | 아토피나 | 폴리아미드블록및폴리에테르블록폴리아미드및중합체기재필름 |
| EP0780594A1 (fr) * | 1995-12-21 | 1997-06-25 | Elf Atochem S.A. | Courroies antistatiques |
| US5830983A (en) * | 1995-12-21 | 1998-11-03 | Elf Atochem S.A. | Antistatic belts |
| US6018015A (en) * | 1995-12-21 | 2000-01-25 | Elf Atochem S.A. | Antistatic belts |
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