JPS636360Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS636360Y2 JPS636360Y2 JP1980125625U JP12562580U JPS636360Y2 JP S636360 Y2 JPS636360 Y2 JP S636360Y2 JP 1980125625 U JP1980125625 U JP 1980125625U JP 12562580 U JP12562580 U JP 12562580U JP S636360 Y2 JPS636360 Y2 JP S636360Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- building
- computer
- attached
- equipment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 10
- 238000002955 isolation Methods 0.000 claims description 8
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims 1
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Springs (AREA)
- Floor Finish (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は免震装置に関するものである。
免震床に多大な工事費が必要であるが、電子計
算機の主要設備（CPU，記憶装置）のみを地震
から守るということであれば、床全体を免震構造
にする必要はなく、それだけ工事費は少なくてす
むことは明らかである。また、実験例によれば、
この計算機の主要設備は、地震時に、設備直下の
配線（ケーブル）のたるみだけ動き回り、安全で
あるという結果もある。
算機の主要設備（CPU，記憶装置）のみを地震
から守るということであれば、床全体を免震構造
にする必要はなく、それだけ工事費は少なくてす
むことは明らかである。また、実験例によれば、
この計算機の主要設備は、地震時に、設備直下の
配線（ケーブル）のたるみだけ動き回り、安全で
あるという結果もある。
そこで本考案は機器を簡単な構成で安価にかつ
確実に免震するものである。以下その実施例を図
面を参照して説明する。
確実に免震するものである。以下その実施例を図
面を参照して説明する。
第１図において、建物床１の上方にはフリーア
クセス床２が張設してあり、この床２は複数の支
柱３…により支持されている。アクセス床２上に
は機器、例えば電子計算機４が設置してあり、こ
の電子計算機は底部に取り付けてある摺動手段た
るキヤスター５，…によりアクセス床上を摺動可
能である。
クセス床２が張設してあり、この床２は複数の支
柱３…により支持されている。アクセス床２上に
は機器、例えば電子計算機４が設置してあり、こ
の電子計算機は底部に取り付けてある摺動手段た
るキヤスター５，…によりアクセス床上を摺動可
能である。
電子計算機４の真下のアクセス床２には穴部２
ａを設けてある。この穴部２ａを通じて、一端部
を建物床１に取り付けた規制バネ６，６ａの先端
部が電子計算機４の底部に固着している。この規
制バネ６，６ａは、地震時に電子計算機４の動き
をそのバネ力により一定範囲に押えて、計算機の
安全性を確保するためのものである。
ａを設けてある。この穴部２ａを通じて、一端部
を建物床１に取り付けた規制バネ６，６ａの先端
部が電子計算機４の底部に固着している。この規
制バネ６，６ａは、地震時に電子計算機４の動き
をそのバネ力により一定範囲に押えて、計算機の
安全性を確保するためのものである。
したがつて、地震時に建物床１が水平方向に揺
れても、キヤスター５，５…がアクセス床２上を
摺動するために、電子計算機４は建物床１より大
きな加速度を受けることがなく、しかも規制バネ
６，６ａによつてその動きが一定の範囲に抑制さ
れて、電子計算機の安全性は確保される。
れても、キヤスター５，５…がアクセス床２上を
摺動するために、電子計算機４は建物床１より大
きな加速度を受けることがなく、しかも規制バネ
６，６ａによつてその動きが一定の範囲に抑制さ
れて、電子計算機の安全性は確保される。
もし、上例では安全性が十分確保できない場合
には、第２図に示すように、上階床７から保持手
段たるハンガー８…を吊り下げて、それに電子計
算機４の上部をフレキシブルジヨイント９，…で
支持してもよい。
には、第２図に示すように、上階床７から保持手
段たるハンガー８…を吊り下げて、それに電子計
算機４の上部をフレキシブルジヨイント９，…で
支持してもよい。
また、摺動手段の他の例として、上例のキヤス
ター５に代えて、第３図に示すように電子計算機
４の底部に辷り板１０，１０…を設けたものであ
つてもよい。そしてこの場合、十分な安全性を確
保するために、第４図に示すように例えばハンガ
ー８…とフレキシブルジヨイント９…によつて上
階床７から計算機４を保持してもよい。
ター５に代えて、第３図に示すように電子計算機
４の底部に辷り板１０，１０…を設けたものであ
つてもよい。そしてこの場合、十分な安全性を確
保するために、第４図に示すように例えばハンガ
ー８…とフレキシブルジヨイント９…によつて上
階床７から計算機４を保持してもよい。
さらに他の例を第５図に示す。すなわち建物床
１上には摺動板１１が設けてあり、この摺動板上
には支持ボツクス１２が設置してある。支持ボツ
クス１２の底部にコロ１３，１３…が取り付けて
あり、このコロの回転により支持ボツクスは摺動
板１１上面を摺動可能である。支持ボツクス１２
の両側面には規制バネ１４，１４ａ…、１５，１
５ａ…の先端部が掛止めてあり、この規制バネの
後端部は建物床１の掛止め具１６，…に掛止めて
ある。このバネ１４，１４ａ，１５，１５ａによ
つて、地震時に支持ボツクス１２の動きを一定範
囲内に規制する。そして支持ボツクス１２内には
コイルスプリング１７が収納してある。支持ボツ
クス１２内には、電子計算機４の底部に設けた脚
部１８…がアクセス床２の穴部２ａから挿入して
おり、この脚部の下端部に取付けてある受板１９
はコイルスプリング１７で受けられている。
１上には摺動板１１が設けてあり、この摺動板上
には支持ボツクス１２が設置してある。支持ボツ
クス１２の底部にコロ１３，１３…が取り付けて
あり、このコロの回転により支持ボツクスは摺動
板１１上面を摺動可能である。支持ボツクス１２
の両側面には規制バネ１４，１４ａ…、１５，１
５ａ…の先端部が掛止めてあり、この規制バネの
後端部は建物床１の掛止め具１６，…に掛止めて
ある。このバネ１４，１４ａ，１５，１５ａによ
つて、地震時に支持ボツクス１２の動きを一定範
囲内に規制する。そして支持ボツクス１２内には
コイルスプリング１７が収納してある。支持ボツ
クス１２内には、電子計算機４の底部に設けた脚
部１８…がアクセス床２の穴部２ａから挿入して
おり、この脚部の下端部に取付けてある受板１９
はコイルスプリング１７で受けられている。
したがつて、地震時に、建物床１が上下動して
も、支持ボツクス１２は規制バネ１４，１４ａ，
１５，１５ａで保持されており、その振動はコイ
ルスプリング１７に伝達されるが、地震エネルギ
ーはこのスプリングに吸収されて、免震効果が得
られる。また建物床１の水平方向の動きに対して
は支持ボツクス１２の摺動と規制バネ１４，１４
ａ，１５，１５ａのバネ力により免震され、電子
計算機４は建物床から大きな加速度を受けること
がない。
も、支持ボツクス１２は規制バネ１４，１４ａ，
１５，１５ａで保持されており、その振動はコイ
ルスプリング１７に伝達されるが、地震エネルギ
ーはこのスプリングに吸収されて、免震効果が得
られる。また建物床１の水平方向の動きに対して
は支持ボツクス１２の摺動と規制バネ１４，１４
ａ，１５，１５ａのバネ力により免震され、電子
計算機４は建物床から大きな加速度を受けること
がない。
以上のとおり本考案によれば、既存の設備を利
用でき、構成が簡単であつて、設備費用も安価で
すみ、主要な機器を確実に免震することができ
る。規制バネのばね力を調整することによつて免
震すべき機器の種類に応じて免震効果を発揮させ
ることができる。
用でき、構成が簡単であつて、設備費用も安価で
すみ、主要な機器を確実に免震することができ
る。規制バネのばね力を調整することによつて免
震すべき機器の種類に応じて免震効果を発揮させ
ることができる。
第１図乃至第５図はそれぞれ異なつた実施例を
示す断面図である。 １……建物床、２……フリーアクセス床、４…
…電子計算機、５……キヤスター、６，６ａ……
規制バネ、７……上階床、８……ハンガー、９…
…ジヨイント、１０……辷り板、１２……支持ボ
ツクス、１３……コロ、１４，１４ａ，１５，１
５ａ……規制バネ、１７……コイルスプリング、
１８……脚部。
示す断面図である。 １……建物床、２……フリーアクセス床、４…
…電子計算機、５……キヤスター、６，６ａ……
規制バネ、７……上階床、８……ハンガー、９…
…ジヨイント、１０……辷り板、１２……支持ボ
ツクス、１３……コロ、１４，１４ａ，１５，１
５ａ……規制バネ、１７……コイルスプリング、
１８……脚部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ 建物床上方に配設し、厚み方向に貫通する穴
部を備えたアクセス床と、 このアクセス床上方に配設している機器の底
部に設けた摺動手段と、 上記機器の下方に一端を取り付けている、こ
の機器の移動範囲を規制する規制バネと を具備し、上記規制バネの他端は上記穴部を
経て上記建物床に取り付けてあり、上記摺動手
段は上記建物床上かアクセス床上かいずれか一
方を摺動するものであることを特徴とする免震
装置。 ２ 機器はアクセス床上方の上階床に取付けた保
持手段によつて移動可能に保持されていること
を特徴とする実用新案登録請求の範囲第１項記
載の免震装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980125625U JPS636360Y2 (ja) | 1980-09-05 | 1980-09-05 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980125625U JPS636360Y2 (ja) | 1980-09-05 | 1980-09-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5749137U JPS5749137U (ja) | 1982-03-19 |
| JPS636360Y2 true JPS636360Y2 (ja) | 1988-02-23 |
Family
ID=29486091
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980125625U Expired JPS636360Y2 (ja) | 1980-09-05 | 1980-09-05 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS636360Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2524360B2 (ja) * | 1987-07-14 | 1996-08-14 | トキコ株式会社 | 免震装置 |
| JP3958625B2 (ja) * | 2002-05-13 | 2007-08-15 | 修司 遠藤 | 二重床の足部材の防音具 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5332925A (en) * | 1976-09-09 | 1978-03-28 | Obayashi Gumi Kk | Method of and apparatus for protecting top floor from vibration |
| JPS5368364A (en) * | 1976-11-29 | 1978-06-17 | Ohbayashigumi Ltd | Free-from-vibration device |
| JPS5452821A (en) * | 1977-10-03 | 1979-04-25 | Obayashi Gumi Kk | Vibration preventing floor |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5556942U (ja) * | 1978-10-12 | 1980-04-17 |
-
1980
- 1980-09-05 JP JP1980125625U patent/JPS636360Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5332925A (en) * | 1976-09-09 | 1978-03-28 | Obayashi Gumi Kk | Method of and apparatus for protecting top floor from vibration |
| JPS5368364A (en) * | 1976-11-29 | 1978-06-17 | Ohbayashigumi Ltd | Free-from-vibration device |
| JPS5452821A (en) * | 1977-10-03 | 1979-04-25 | Obayashi Gumi Kk | Vibration preventing floor |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5749137U (ja) | 1982-03-19 |
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