JPS636212Y2 - - Google Patents

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JPS636212Y2
JPS636212Y2 JP144283U JP144283U JPS636212Y2 JP S636212 Y2 JPS636212 Y2 JP S636212Y2 JP 144283 U JP144283 U JP 144283U JP 144283 U JP144283 U JP 144283U JP S636212 Y2 JPS636212 Y2 JP S636212Y2
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JP
Japan
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control device
transformer
power supply
main circuit
speed
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JP144283U
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  • Metal Rolling (AREA)
  • Control Of Heat Treatment Processes (AREA)
  • Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、鉄鋼圧延設備における保熱炉の運転
制御装置、特に商用電源停電時に非常運転回路に
関するものである。
保熱炉は、圧延機に送込む熱材の保熱を目的と
する一種の自己熱による反射炉(熱材自身が持つ
熱を炉の中で反射させて保熱、つまり保温を行う
もの)である。炉内にはローラテーブルが設置さ
れており、ローラテーブルのモータドライブによ
つて熱材が移動する。
稼働中に停電が生じた場合は、ローラテーブル
が停止して熱材が静止状態となり、その部分のロ
ーラに熱損傷が生じる。これを防止するため、停
電時には非常用電源に切換えて炉内で熱材の微速
前後進を繰返す。
一般に、ローラテーブルの駆動手段としては、
直流モータとサイリスタレオナード装置の組合
せ、または誘導電動機とVVVF(可変電圧可変周
波数)装置の組合せ等の可変速制御装置を用いて
いる。その一例を第1図に示す。
第1図において、1は商用電源、2及び3は遮
断器、4はサイリスタを用いた順変換回路、5は
制御装置、6は直流リアクトル、7はローラテー
ブル駆動用の直流モータ、8はこのモータ7の回
転速度を検出して制御装置5に与えるパルスピツ
クアツプ、9はモータ電流を検出して制御装置5
に与える電流検出器であり、制御装置5によつて
サイリスタ4のゲート位相制御を行つてモータ7
を可変速制御する。停電時には非常用電源(図示
せず)に切換え、微速前後進を繰返す制御とす
る。
しかし、通常運転時の運転速度と非常運転時の
微速前後進速度とでは、一般に10:1以上の速度
差があるが、同一電圧で運転する限りは、どちら
でも設備容量は変わらない。即ち、停電時も通常
運転と同じ電力容量の電源を必要とする。
本考案は上記の点を考慮してなされたもので、
非常用電源の電圧を降圧する変圧器を設け、停電
時には制御装置はその1次側、主回路は2次側に
それぞれ接続することにより、非常用電源の小容
量化と高力率運転が可能な保熱炉の運転制御装置
を提供することを目的とする。
以下、本考案を図示の実施例に基づいて詳細に
説明する。
第2図は本考案の一実施例を示すもので、1は
商用電源、2,3及び10は遮断器、4はサイリ
スタを用いた順変換回路、5は制御装置、6は直
流リアクトル、7は直流モータ、8はパルスピツ
クアツプ、9は電流検出器、11は非常用電源、
12はこの電源11の電圧を降圧する変圧器、1
3は電磁接触器による切換回路であり、接点13
Aにより主回路の商用電源1と変圧器12の2次
側との接続切換えを行い、接点13Bにより制御
装置の商用電源1と変圧器12の1次側との接続
切換えを行うようにしている。前記変圧器12は
その変圧比を、例えば1/10とする。
このような構成とすると、通常は接点13A,
13Bが図示状態となつて主回路、制御装置5共
商用電源1側に接続されており、制御装置5によ
つて所要の速度に制御される。
一方、停電時には切換回路13の接点13A,
13Bが切換わり、主回路が変圧器12の2次側
に、制御装置5が変圧器12の1次側にそれぞれ
接続される。この状態で制御装置5によつて微速
前後進を繰返すように制御される。例えば、通常
の1/10の速度で運転される。この場合、変圧器1
2によつて非常用電源11の電圧が1/10に降圧さ
れており、サイリスタ5で極端に絞り込むことな
く速度制御が行われる。つまり、高力率運転とな
る。また、例えば75KWの直流モータをサイリス
タレオナード方式で運転する場合、通常の定格速
度運転では約113KVAとであり、同一電圧で1/10
の速度にしても約113KVAであるが、電源電圧を
1/10にしてサイリスタレオナード方式で運転し、
1/10の速度とした場合には約11.3KVA、即ち1/1
0の容量ですむ。
第3図は本考案の他の実施例を示すもので、直
流モータ7の代わりに誘導電動機14を用い、直
流リアクトル6の出力側に逆変換回路15を配設
して、いわゆるVVVF装置により速度制御を行
う場合であり、高力率運転等の効果は前記実施例
と同様である。
なお、前記変圧器12は単巻変圧器を用いても
よい。
以上のように本考案によれば、非常用電源の電
圧を降圧する変圧器を設け、停電時に主回路には
降圧した低電圧を供給するようにしたので、非常
運転時の微速前後進を小容量の電源(制御装置で
は従来通りの電圧を必要とするが、制御に要する
電力はもともと無視できる程度である)によつて
行うことができ、しかも順変換に際して、位相制
御は従来の低力率運転とは異なつて高力率運転の
範囲となり、電源11としての発電機にとつて非
常に好まして負荷となる。また、特に交流同期発
電機に対する負荷としてのサイリスタ装置による
ダンパー巻線への影響が問題となる一般現象につ
いても、その解決に寄与できるといつた利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の保熱炉の運転制御装置の一例を
示す接続図、第2図は本考案の一実施例を示す接
続図、第3図は本考案の他の実施例を示す接続図
である。 1…商用電源、4…順変換回路、5…制御装
置、7…直流モータ、11…非常用電源、12…
変圧器、13…切換回路、14…誘導電動機、1
5…逆変換回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱材を移動させるローラテーブルの駆動モータ
    を可変速制御する制御装置を有し、通常は主回
    路、制御装置共商用電源に接続し、停電時に非常
    用電源に切換える保熱炉の運転制御装置におい
    て、非常用電源の電圧を降圧する変圧器と、通常
    は主回路、制御装置共商用電源に接続し、停電時
    に主回路を前記変圧器の2次側、制御装置を前記
    変圧器の1次側にそれぞれ接続する切換回路とを
    備えてなる保熱炉の運転制御装置。
JP144283U 1983-01-10 1983-01-10 保熱炉の運転制御装置 Granted JPS59109767U (ja)

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JP144283U JPS59109767U (ja) 1983-01-10 1983-01-10 保熱炉の運転制御装置

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JP144283U JPS59109767U (ja) 1983-01-10 1983-01-10 保熱炉の運転制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS59109767U JPS59109767U (ja) 1984-07-24
JPS636212Y2 true JPS636212Y2 (ja) 1988-02-22

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JP5330941B2 (ja) 2009-09-15 2013-10-30 パナソニック株式会社 機器制御システム

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JPS59109767U (ja) 1984-07-24

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