JPS6360942A - インタ−ロイキン−2と共に免疫毒素又は抗体を用いてのコンビネ−ション治療 - Google Patents

インタ−ロイキン−2と共に免疫毒素又は抗体を用いてのコンビネ−ション治療

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JPS6360942A
JPS6360942A JP19152887A JP19152887A JPS6360942A JP S6360942 A JPS6360942 A JP S6360942A JP 19152887 A JP19152887 A JP 19152887A JP 19152887 A JP19152887 A JP 19152887A JP S6360942 A JPS6360942 A JP S6360942A
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immunotoxin
human
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antibody
breast cancer
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JP19152887A
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スティーブンス ポール
エル.エル.ヒューストン
キーストン エドワード コス
ブライアン イセル
ロバート ジマーマン
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Novartis Vaccines and Diagnostics Inc
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Cetus Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、インターロイキン−2と腫瘍細胞に対して向
けられた免疫毒素との及びインターロイキン−2と少な
くとも1つのモノクローナル抗体との混合物及びこれら
の混合物を用いての哺乳類の治療学的又は予防学的抗腫
瘍処理に関する。
〔従来の技術〕
植物のレクチン、抗原又は他の刺激への暴露の後、J光
源又はマイトジェン刺激性子細胞の増殖を誘発する、正
常な末梢リンパ球によって産生されるリンフ才力イン、
すなわちインターロイキン−2(IL−2)が最初に、
Morgan、D、A、、など、。
(Science (1976)、月33 : 100
7〜1008ページ〕によって記載された。次に、刺激
性Tリンパ球の増殖を誘発するその能力のためにT細胞
増殖因子と呼ばれ、現在、インターロイキン−2は、イ
ンビ上旦及びインビボで免疫系細胞の種々の機能をモジ
ュレートするものとして認識されている。
IL−2は、最初に、ヒト末梢リンパ球(PBL)又は
他I L−2産生細胞系を培養することによって製造さ
れた。たとえば、アメリカ特許第4.401,756号
を参照のこと。組換えDNA技法がIL−2を産生ずる
ためにPBL及び細胞系に代って提供されて来た。Ta
niguchi+T、など、 、 Na Lure(1
983)、  302:305〜310及び[1evo
sJ、、 NucleicAcids Re5earc
h (1983)、11 : 4307〜4323は、
ヒトIL−2ifi伝子のクローニング及び微生物中で
のその発現を報告している。
アメリカ特許第4,518,584号は、野生型又は天
然の分子の位置125で通常、存在するシスティンが中
性アミノ酸、たとえばセリン又はアラニンにより交換さ
れたことを記載する。アメリカ特許第4.530,78
7号及び第4,569,790号は、組換え活性IL−
2及びそれらのムティンを精製するための方法、並びに
その精製された形のIL−2を開示する。
1986年8月5日に発行されたアメリカ特許第4.6
04,377号は、微生物による酸化によって産生され
た組換えTL−2から構成された、医薬的に許容される
水性ビークルにおいて再構成するために適切なIL−2
組成物を開示する。IL−2は、直接の治療又は補助薬
の調整において、又は免疫調整薬、リンフ才力イン(た
とえば、IL−1、IL−3゜C5F−1及びIFN)
又は天然に存在する又は誘発性抗細胞毒素と共に、悪性
又は前悪性疾1色の処理において、細胞毒性化学療法又
は照射療法もしくは手術と一緒に有用なものとして注目
される。
Rosenberg及び彼の共同研究者は、高投与量で
の組換えIL−2の全身への投与が、マウスにおいて確
立された転移性癌の後退を引き起こしくRosenbe
rgなど、 、ム詠ム漁ム(1985) 161 : 
1169〜1188) 、そしてヒトにおいて、リンフ
才力イン活性化キラー細胞(Rosenberg、 S
、など、、粉LハLJ、Med、 (1985) 31
3 : 14B5〜1492)及び腫瘍浸潤性リンパ球
(Rosenbergなど、、5cience (19
86)233 :1318−1321)と共に転移性点
の後退を引き起こすことを示して来た。
1970年代の中期以来、ヒを乳癌関連の抗原と相互作
用するネズミモノクローナル抗体の多くの報告が存在し
て来た。これらの報告された研究においては、マウスが
、ヒト乳脂肪球状タンパク質、乳癌細胞系又は乳癌膜抽
出物により免疫化さバ、そして追加免疫化された。免疫
肺細胞が、マウス骨髄腫と融合され、そしてハイブリド
ーマが乳抗原又は乳癌抗原に関する培養上清液のある特
異性に基づいて選択された。Taylor−Papad
imitrious、 J。
など、、 Int、J、Cancer(1981)28
 : 17〜21;Yuan、D、。
など1.ハ以(1982) 68ニア19〜728;C
1occa、D、R,など、、Cancer Res、
(1982) 42 : 4256〜4258゜最近、
シータスコーポレーションの研究者は、ヒト乳癌細胞に
選択的に結合し、IgG又はTgMであり、そして免疫
毒素を形成するためにリシンA鎖に接合される場合、約
10nM以下の免疫毒素濃度でMCF−7,CAMA−
1,5KBR−3又はBT−20細胞の少なくとも1つ
に対して50%の対照(未処理)のタンパク質合成をも
たらす組織培養阻害投与量(T(4050%)を示すネ
ズミモノクローナル抗体を発見した。これらの抗体は、
1985年8月28日に出願されたRPC特許出願第1
53.114号により詳しく記載されている。
さらに、シータスコーポレーションの研究者は、血液細
胞に結合せず、少なくとも0.25の乳腫瘍結合範囲を
有しくすなわち、それらは少なくとも25%の試験され
た乳腫瘍に結合する)又は0.25よりも高い又は等し
い乳癌細胞系結合範囲を有し、ヒト乳細胞及び/又は卵
巣細胞のために下記に定義されたような0.09よりも
低い又は等しい正常な組織反応性を有し、IgG又はI
gMであり、そしてイメージング成分に接合される場合
、乳癌腫瘍をイメージするのに十分のシグナルを生成す
るネズミモノクローナル抗体を発見した。これらの抗体
は、上記のもののほとんどを含み、そして1987年5
月6日に出願されたヨーロッパ特許出願第220.85
8号により詳しく記載されている。
毒素に接合された抗体から成る免疫毒素は、抗体が特異
的である種々の癌の治療のために使用されて来た。免疫
毒素分子は大き過ぎて、毛細管から完全に拡散しないの
で効果的に腫瘍細胞に達することができない。
ヒトにおける悪性腫瘍を治療するために複数の抗癌剤を
用いての併用化学療法が近年、研究及び診療に使用され
ている。抗癌剤とは、代謝拮抗物質、アルキル化剤、抗
生物質、一般的な毒物、等であることができる。薬物の
併用は、はとんどの癌、たとえば悪性腫瘍、黒色腫、リ
ンパ腫及び肉腫に対して相乗細胞毒性効果を得、そして
耐薬物細胞の出現を減じ又は排除し、そしておのおのの
薬物の副作用を減じるための助けとなる。
Dr、Rosensteinなど、、J、Immuno
l、 (1986) 137 :1735〜1742は
、rL−2が血管浸透性及び器管中への血清アルブミン
拡散の速度を高めることを開示する。Lotzeなど、
、J、Immunol、(1985) 135:286
5は、可逆性流体保持問題がIL−2投与に起因するこ
とを開示する。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、治療学的又は予防学的処理のために温血哺乳
類への非経口又は皮下投与のために適切な組成物を提供
し、そして該組成物は、哺乳類からの[L−2と腫瘍細
胞に対して選択的に結合する少なくとも1つの免疫毒素
との混合物又は該IL−2とヒト腫瘍細胞に選択的に結
合する少なくとも1つのモノクローナル抗体との混合物
を薬理学的に有効な量で含有する。
もう1つの観点においては、本発明は、哺乳類からのI
L−2と腫瘍細胞に選択的に結合する少な(とも1つの
免疫毒素との混合物又はBg T L−2とヒト腫瘍細
胞に選択的に結合する少なくとも1つのモノクローナル
抗体との混合物を温血哺乳類宿主における腫瘍の治療学
的又は予防学的処置のために投与する方法を提供する。
好ましくは、IL−2は組換えヒトIL−2であり、そ
して免疫毒素に使用されるモノクローナル抗体は、ヒト
乳癌細胞及び/又はヒト卵巣癌細胞に選択的に結合し、
そしてG又はMのアイソタイプを有し、そして治療され
る腫瘍系は乳癌及び/又は卵巣癌である。
薬理学的有効量でのIL−2と免疫毒素との又はIL−
2と抗体との混合物は、種々の形の癌、特に乳癌及び卵
巣癌の適切な治療を提供することが予測される。
〔具体的な説明〕 “治療学的”処置とは、当業界における手段によって測
定される場合、癌が患者に進行した後(すなわち、腫瘍
が確定された後)、IL−2及び免疫毒素又はIL−2
及び抗体の混合物の哺乳類宿主又は患者への投与に関す
る。処理した後、存在する腫瘍が減じられ又は排除され
なければ、その処理は治療学的であるとは思われない。
“予防学的”処置とは、治療学的処置がほどこされた後
、癌の再発現を防ぐために前記混合物を宿主又は患者に
投与することに関する。
“癌”及び“腫瘍”とは、細胞性疾患を含む肺癌性疾患
、たとえば腎細胞癌、カボシ肉腫、慢性白血病、乳癌、
肉腫、前立腺、膵臓、子宮内膜及び卵巣癌腫、直腸癌、
咽喉癌、黒色腫、結腸癌、膀胱癌、肥満細胞腫、肺癌及
び胃腫瘍又は胃癌に関する。本発明の方法においては、
目的の腫瘍は、乳癌及び/又は卵巣癌である。
“薬理学的に有効な量”とは、有意な患者の利益、すな
わち生命の延長及び/又は疾患の減少を示すのに十分で
ある本発明の方法又は組成物のそれぞれの活性成分の合
計量に関する。本発明で定義された有効量が使用される
場合、たった1つの成分を用いるよりも混合物を用いて
、より効力が得られる。
“組換え体”とは、一般的にIL−2をコードする遺伝
子が、既知組換えDNA技法によってクローン化される
組換えDNA技法によって産生されたIL−2に関する
。たとえば、ヒトIL−2遺伝子が、適切なりNAベク
ター、たとえば細菌性プラスミド、好ましくはE、コリ
のプラスミド中に挿入され、Ml taえプラスミドが
得られ、そしてそのプラスミドが適切な宿主を形質転換
するために使用される。その遺伝子が、宿主中に発現さ
れ、組換えタンパク質が産生される。この目的のための
適切な組換えプラスミドの例は、pBR322゜pcR
l、pMB9及びpsclを含む。形質転換される宿主
は、真核又は原核細胞、たとえば咄乳類細胞、酵母、ア
スペルギルス(^5pergillus)及び昆虫細胞
であることができる。本発明の1つの好ましい態様は、
宿主として細菌細胞を使用することができるが、但しこ
れだけには限定されない。
“医薬的に許容される”とは、活性成分の生物学的活性
の有効性を妨げず、且つそれが投与される宿主に対して
毒性でない担体培地に関する。
本明細書に使用される場合、“モノクローナル抗体”と
は、均質の抗体群を有する抗体組成物を意味する。
本明細書に使用される場合、“免疫毒素”とは、抗体又
は抗体のフラグメント及び細胞毒性成分の接合体に関す
る。抗体又はそのフラグメントは、ヒト腫瘍細胞に対し
て選択的に結合し、そして免疫毒素において効果的であ
るべきである。抗体は、それが接合形において効果的で
あるかどうかを、下記のものから選択される。免疫毒素
の細胞毒性成分は、細胞毒性薬物又は細菌又は植物起源
の酵素的に活性の毒素もしくはそのような毒素の酵素的
に活性のフラグメント(“A鎖”)を含む。酵素的に活
性の毒素及びそのフラグメントの例は、ジフテリアA鎖
、ジフテリア毒素の非結合性フラグメント、外毒素A鎖
(緑膿菌からの)、リシンAI¥、アブリンAtfi、
モデシンA鎖、α−サルシン、ヱ士ゴび辷たん フォル
シイ(Aleuritesfordii)  タンパク
質、ジアンチンタンパク質、スーLイ」二之J−1ノ二
し1九(乃り蝕ハμ狙 リericana)タンパク質
(PAPI、 PAP II及びPAI’−3)、モモ
リジカカランチア(momordica charan
tia)インヒビター、ゲロニン、ミトゲリン、レスト
リフトシン、フェノマイシン及びエノマイシンを含む。
特に、リシンA鎖、ジフテリア毒素の非結合性活性フラ
グメント、アブリンA鎖及びPAP IIが好ましい。
最っとも好ましくは、リシンA鎖である。
本明細書に使用される場合、“ヒト腫瘍細胞への選択的
結合”とは、癌性であり又は癌増殖又は癌の他の特性を
示すヒト細胞への免疫毒素の抗体の選択的結合に関する
。免疫毒素の抗体は正常で健康な細胞に選択的に結合し
ない。そのような腫瘍細胞の例は、白血病細胞、前立腺
癌細胞、結腸癌細胞、乳癌細胞、卵巣癌細胞、直腸癌細
胞、咽喉癌細胞、黒色腫細胞、膀胱癌細胞、肺癌細胞及
び胃腸又は胃癌細胞を含む。最っとも好ましくは、免疫
毒素の抗体は、正常で非癌性細胞への結合に対するもの
として、乳癌細胞及び/又は卵巣癌細胞に選択的に結合
する。
免疫毒素の例示されたモノクローナル抗−ヒト乳癌抗体
に関して本明細書に使用される場合、“機能的に等しい
“とは、(a)少なくとも0.25の乳癌腫瘍結合範囲
又は0.25よりも高い又はそれに等しい範囲の乳癌細
胞系を有し; (b)ヒト乳癌細胞に選択的に結合し;
  (c)G又はMのアイソタイプを有し;そして(d
)免疫沈殿法又はクロスブロッキング及びサンドインチ
イムノアッセイによって決定される場合、その例示され
たモノクローナル抗体と同じ抗原又はエピトープに結合
するモノクローナル抗体を意味する。
上記のように、本明細書に使用される場合、“機能的に
等しい”とは、4つの基準を含む。例示されたモノクロ
ーナル抗体と同じ抗原又はエピトープに結合するこれら
の基準の最後のものは、機能的に等しいモノクローナル
抗体によって、例示されたモノクローナル抗体のクロス
ブロッキングを示す実験によって示され得る。クロスブ
ロッキングは、例示された抗体の1つによって結合され
るエピトープと同じ抗原上のエピトープに結合する抗体
の結果として、又は1つのエピトープに対する抗体の結
合が2つ目のエピトープに対する抗体の結合を阻害する
、同じ抗原上にひじょうに隣接して位置する異なったエ
ピトープに結合する抗体の結果として生じる。従って、
クロスブロッキングは基準の1つであり、それによって
、機能的に等しいモノクローナル抗体が、例示されたモ
ノクローナル抗体と同じ抗原又はエピトープに結合する
ことを決定することができる。
いわゆる“サンドインチ”アッセイとは、免疫毒素の抗
体が同じ抗原又はエピトープに結合するかいづれかを決
定するためのもう1つの方法である。これらのアッセイ
において、第1モノクローナル抗体は、支持体、たとえ
ばマイクロ力価プレートのウェルの表面に結合される。
非特異的結合を妨げるための処理の後、可溶化された抗
原調製物を、その結合された抗体に添加する。続いて、
検出できるラヘル、たとえば色素性酵素を有する第二抗
体を添加する。その第二抗体が抗原に結合する場合、同
じ抗原上での異なったエピトープの特異性又は同じエピ
トープの複数コピーが指摘さる。第二抗体が結合しない
場合、同じエピトープの特異性又は異なっているが、し
かし隣接している抗原特異性のいづれかが指摘される。
クロスブロッキング及びサンドイッチアッセイの両者の
結果は、第ニジリーズの試験、たとえば免疫沈殿法又は
ウェスターン法(両抗体によって結合される抗原の分子
量を特徴化する)によってさらに定義される。
American Type Cu1ture Co1
1ection(ATCC)。
Rockville、MD、USAは、目的とする腫瘍
に対してモノクローナル抗体を産生ずる、寄託さた種々
の細胞系を有する。たとえば、ヒトルー小細胞性肺癌(
human non−small cell lung
 cancer)に対してモノクローナル抗体を産生ず
る細胞系は、70304(ATCC番号HB8301と
して寄託された)を含む。ヒト黒色腫細胞に対してモノ
クローナル抗体を産生ずる細胞系は704A1 (AT
CC番号1188302として寄託された)を含む。小
細胞性癌腫に対してモノクローナル抗体を産生ずる細胞
系は、ATCC,1lB8462及びATCCHB87
11として寄託された細胞系を含む。管起源の膵臓癌腫
に対する抗体を産生ずる細胞系は、ATCCHB850
4として寄託されたハイブリドーマを含む。冑、結腸及
び膵臓の腺癌上に存在するエピトープに結合し、そして
食道、乳及び卵巣腫瘍に結合する抗体を産生ずる細胞系
(C5LEX 1として知られている)は、ATCCH
B8580として寄託されている。
抗体及び細胞毒性成分の接合体は、種々の二官能価タン
パク質変性試薬を用いて製造され得る。
そのような試薬の例は、N−スクシンイミジル−3−(
2−ピリジルジチオ)プロピオネート(SPDP)、イ
ミノチオレーン(IT)、イミドエステルの二官能価誘
4体、たとえばジメチルアジピミデード、IIC/!、
活性エステル、たとえばジスクンイミジルスベレート、
アルデヒド、たとえばグルタルアルデヒド、ビス−アジ
ド化合物、たとえばビス−(p−アジドベンゾイル)ヘ
キサンジアミン、ビス−ジアゾニウム誘導体、たとえば
ビス−<p−ジアゾニウム−ベンゾイル)−エチレンジ
アミン、ジイソシアネート、たとえばトリレン−2,6
−ジイソシアネート及びビス−活性弗素化合物、たとえ
ば1,5−ジフルオロ−2,4−ジニトロベンゼンを含
む。
本発明の方法は、IL−2及びヒト腫瘍細胞に選択的に
結合するl又はそれよりも多くの免疫毒素又はIL−2
及びヒト腫瘍細胞に選択的に結合する少なくとも1つの
モノクローナル抗体の薬理学的有効量を、温血哺乳類宿
主、たとえばマウス、ラット、ウサギ、霊長類、豚又は
ヒト、好ましくはヒト患者に投与することを含む。IL
−2及び免疫毒素又はIL−2及びモノクローナル抗体
は、それぞれ両者とも化学的に悪影響を及ぼされず、そ
してそれぞれ両者が有効である場合、投与する前に47
  ビトロで混合され得る。しかしながら、好ましくは
、それらは、順序正しく又は同時に、患者に別々に投与
される。その例は例1及び2に示され、そしてここでI
L−2及び免疫毒素又はIL−2及びモノクローナル抗
体が別々に投与される。
投与は、いずれか適切な技法、たとえば非経口投与によ
って行なわれる。非経口投与の例として、静黒内、動脈
内、筋肉内、皮下及び腹腔内投与が含まれ、そして静脈
内、筋肉内及び腹腔内投与が好ましい。
1つの例として、大タンパク質が毛細管から漏れ始まる
まで(約6日間)、IL−2活性を有する調製物により
、患者/宿主を、局部的に(腫瘍の囲り又は筋肉内注射
により)又は全身的に処理することができる。次に、免
疫毒素が規定された処理の間、IL−2と共に又はIL
−2なしに投与され得る。他方、免疫毒素は処理の1日
日から投与され得る。免疫毒素作用を促進するためのI
L−2による局所的処置は、IL−2及び免疫毒素又は
IL−”2及び抗体の局部的(たとえば腹腔内又は静脈
内)投与に伴われる。
投与量及び投与法は、【L−2及び免疫毒素及び/又は
抗体が別々に又は混合物として投与されるかどうか、抗
体及び/又は免疫毒素のタイプ、患者/宿主及び患者の
病歴に依存するであろう。
その量は、ある腫瘍の減少又はLAK活性の増大を達成
するために有効であるべきである。投与は、1回で又は
数回に分けて行なわれる。数回に分けて投与が行なわれ
る場合、投与の頻度は、成分のタイプ、癌、投与量、宿
主、等に依存するであろう。あるタイプの癌に関しては
、毎日の投与が効果的であるが、ところが他のタイプの
癌に関しては、1日おきに又は2日おきの投与が効果的
であり、毎日の投与は効果的でない。実施者は、投与の
ルート及び投与の頻度が特定の場合において、ヒトに最
っとも効果的である臨床試験から確めることができるで
あろう。
本発明において最っとも効果的であるように思える投与
量は、1IIrIijOサイズの退行又は腫瘍の完全な
消失又は非再出現性をもたらし、そして宿主に対して毒
性でなく、又は許容できる毒性である量である。一般的
に、熱、悪寒及び一般的な倦怠感のような状態は許容さ
れる。この最適投与量レベルは、多(の要因、たとえば
宿主のタイプ及び癌のタイプ、投与のルート、計画及び
順序、存在する腫瘍、IL−2、免疫毒素及び抗体のタ
イプ及び毒性の定義に依存するであろう。
宿主に対する毒性は、副作用の程度及びタイプによって
定義され(熱、悪寒及び一般的な倦怠感は本発明の研究
のためには許容される毒性として考慮される)、又は体
重増加又はある期間後、死によって定義され得る。IL
−2投与に起因する、体における可逆性流体保持性がL
otze、などHlkTmmunol、、 135 :
2865(1985)によって開示されている。体重増
加が毒性のための基準である場合、典型的には10〜2
0重量%の増加が許容され、そして20重量%よりも高
い増加は毒性として考慮される。
許容される毒性であり、宿主が免疫担当であり、そして
投与のルートがIL−2による前処理及び/又は後処理
1日目から14日間、毎日IL−2及び同じ1日目から
1日おきに又は2日おきに抗体の同時投与である場合、
微生物により産生された組換えIL−2及び抗乳癌モノ
クローナル抗体のそれぞれの投与のための投与量レベル
は、最大許容投与量研究に基づいて及び宿主の体重1 
kg当り約25〜50■の抗体から、好ましくは宿主の
体重1 kg当り約3〜3.75 X 10?〜7.5
X10’ユニツト(U)のI L −2(3000ユニ
ツトが1t1gである)である。許容される毒性であり
、そして微生物により産生された組換えIL−2による
前処理及び/又は後処理1日目から毎日14日間、I 
L−2及び同じ1日目から7日間、免疫毒素の同時投与
が存在する場合、抗乳癌抗体により産生される免疫毒素
のそれぞれの投与のための投与量レベルは、宿主の体重
1 kg当り25〜500nの免疫毒素である。
IL−2レベルは上記に与えられている。宿主(すなわ
ち、遺伝子欠失を有するヌードマウス)が免疫化される
場合、最大許容投与量はより低い。
1つの好ましい態様においては、IL−2は、最大許容
投与量で1週間毎日、与えられ、続いて最大許容投与量
の免疫毒素と同時に、IL−2の最大許容投与量の半分
を与える。
非経口投与に関しては、IL−2及び抗体/免疫毒素は
、注射することができるユニット投与形(溶液、懸濁液
、エマルジョン)に、好ましくは、本質的に非毒性であ
り、且つ非治療性である、医薬的に許容される担体中に
一般的にそれぞれ配合されるであろう。そのような賦形
剤の例は、生理食塩水、リンガ−溶液、デキストロース
溶液、マンニトール及び正常な血清アルブミンを含む。
非水性賦形剤、たとえば固定されたオイル及びオレイン
酸エチルがまた使用され得る。その担体・媒体は、少量
の添加剤、たとえば等偏性、溶解性及び/又は化学的安
定性を増強する基質、たとえば緩衝液、界面活性剤及び
保存薬を含むことができる。IL−2及び抗体/免疫毒
素は、典型的には、約0.1■/−〜100■/−1好
ましくは0.2〜1■/−の濃度でそのような担体中に
それぞれ配合されるであろう。
他方、IL−2及び抗体/免疫毒素は、殺菌され、安定
した凍結乾燥性製剤として製造され、ここで精製された
IL−2及び抗体/免疫毒素が水溶性担体、たとえばマ
ンニトール(大量の容積を提供する)及び1■のIL−
2当り約500屑の界面活性剤、たとえばドデシル硫酸
ナトリウム又は抗体がそのような濃度でなお活性である
場合、水中での組換えIL−2の溶解性を確保するため
に、典型的な配合物中に界面活性剤0.01〜0.05
%と共そしてそれは哺乳類宿主、特にヒトにおいて安定
していて、且つ十分に許容され得る。このIL−2配合
法は、1986年8月5日に発行されたアメリカ特許第
4.604,377号により詳しく記載されている。
1987年1月15日に発行されたPCT WO371
00056のIL−2配合においては、IL−2は、界
面活性剤によってでなく、IL−2とポリエチレングリ
コールホモポリマー及びポリオキシエチル化ポリオール
(前記ポリマーは、300〜100.000ドルトン、
好ましくは350〜40.000ドルトンの分子量を有
する)から選択された活性化ポリマーとを反応せしめる
ことによって溶解され得る。そのポリマーは、IL−2
の遊離アミノ基又はチオール基及びポリマーの水酸基の
両者と反応する活性化末端基である。そのようなカップ
リング剤の例として、ヒドロキシニトロベンゼンスルホ
ン酸エステル、シアヌル酸塩化物及びN−ヒドロキシス
クシンイミドを挙げることができる。この変法は、生理
学的pHでIL−2を熔解するために界面活性剤を添加
する必要性を排除する。次に、[L−2は、上記のよう
に水溶性担体及び緩衝液により直接的に配合され、そし
てその配合物は凍結乾燥せしめられ、そしてその凍結乾
燥混合物は、上記のように再構成される。
上記のように、成分を混合せず、むしろ別々にそれらを
投与した方が好ましい。配合物が複数の成分を含む場合
、それぞれの相対鼠は、得られた効力に依存して、上記
範囲内で変化することができる。
本発明におけるJL−2は、組織培養から又は組換え技
法によって、及び哺乳類源、たとえばマウス、ラット、
ウサギ、霊長類、豚及びヒトから富岡製されたIL−2
である。好ましくは、11−−2はヒトからである。よ
り好ましくは、IL−2はMl換え体である。
組換えIL−2は、Taniguchiなど、、Nat
ure+302:305〜310(1983)及びDe
vos、Nucleic Ac1dsResearch
、 11 : 4307〜4323(1983)によっ
て記載されているように、天然のヒト1L−2iff伝
子をクローニングし、そして形質転換された微生物中に
それを発現することによって得られる。それはまた、ア
メリカ特許第4,518,584号に記載のようなIL
−2ムテインであり、ここで野生型又は天然の分子の位
置125で通常存在するシスティンが中性アミノ酸、た
とえばセリン又はアラニンによって交換され、又は野生
型又は天然の分子の位置104で通常存在するメチオニ
ンが中性アミノ酸、たとえばアラニンによって交換され
ている。
1つの態様において、IL−2は、ヒトcDNA配列又
は位置58及び105でのシスティンの間にジスルフィ
ド結合を形成する能力を含む、天然のヒトIL−2のア
ミノ酸配列に少なくとも実質的に同一のアミノ酸配列を
有するタンパク質をコードし、そして天然のヒ)IL−
2に共通である生物学的活性を有する、IL−2の変性
されたヒトcDNA配列により形質転換された微生物に
よって産生されるグリコジル化されていないタンパク質
である。IL−2はまた、上記のように酵母又は他の宿
主からも産生され得る。アミノ酸配列の実質的な同一性
とは、その配列が同一であるか、又は合成タンパク質と
天然のヒトIL−2との間に、反対の機能的相違性を引
き起こさないl又はそれよりも多くのアミノ酸の変性(
欠失、付加、置換)によって異なることを意味する。そ
のような性質を有するIL−2タンパク質の例は、Ta
niguchiなど、、Nature(1983)、 
 302:305〜310;Devos。
Nucleic Ac1ds Re5earch(19
83)、月、: 4307〜4323゜及びヨーロッパ
特許第91,539号及び第88.195号;並びにア
メリカ特許第4.518,584号、藍によって記載さ
れているタンパク質を含む。最つとも好ましくは、IL
−2は、des−ala+−IL−2ssr+zsムテ
イン(ここで天然のIL−2のN−末端のアラニンが欠
失され、そして天然のIL−2の位置125でのシステ
ィンがセリン残基によって交換され) 、des−al
al−IL−2ala+oasar+zsムテイン(こ
こで天然のIL−2の位置104でのメチオニンがアラ
ニン残基によって交換され、そして位置125でのシス
ティンがセリン残基によって交換され)又は初めの5個
のN−末端のアミノ酸残基のうち5個までの組合せが欠
失されている[L−2である。
IL−2は産生され、そして1986年2月11日に発
行されたアメリカ特許第4.569,790号に記載の
方法によって臨床的純度に精製され得る。
本発明において有用な抗体は、抗体産生融合パートナ−
から調製されたハイブリドーマから産生される。そのよ
うな融合パートナ−は、生きているヒト癌細胞、たとえ
ば乳癌細胞又はそれらから製造された膜抽出物によりマ
ウスを免疫化することによって産生される。マウスは、
免疫原性量の細胞又は抽出物により、腹腔内に接種され
、そして次に、同じ量の免疫原により追加免疫される。
最終の追加免疫の後、数日後、免疫化されたマウスから
肺臓を集め、そして融合に使用するためにそれから、細
胞懸濁液を、調製する。
puck、DJ、など、、In Vitro(1982
08:377〜381によって変性されたようなり、K
ohler及びC,Milstein。
Nature(1975) 256:495〜497の
一般の体細胞ハイブリダイゼーション技法を用いて、ハ
イブリドーマを、肺細胞及びネズミ腫瘍パートナ−から
調製する。たとえば、5alk In5titute、
Ce1l Distri−bution Center
、San Diego、Ca1ifornia、USA
から入手できるネズミ骨髄腫系を、ハイブリダイゼーシ
ョンに使用することができる。基本的に、前記技法は、
フソゲン、たとえばポリエチレングリコールを用いて、
腫瘍細胞と肺細胞とを融合することを含む。融合した後
、細胞を融合培地から分離し、そして選択培地、たとえ
ばHA T培地で増殖せしめ、ハイブリッド形成されな
かった親細胞を排除する。所望により、そのハイブリド
ーマを拡張し、そして抗原として免疫感作剤(癌細胞又
は膜抽出物)を用いて、従来のイムノアッセイ法(たと
えば、ラジオイムノアッセイ、酵素イムノアッセイ又は
螢光イムノアッセイ)によって、上清液を抗−ヒト癌活
性について検定する。陽性クローンが、本発明の抗体の
基準を満足するかいづれか、すなわちそれらがヒト腫瘍
細胞に選択的に結合するがいづれかを、さらに決定する
ために、それらのクローンを特徴づける。
そのような抗体を産生ずるハイブリドーマを、既知方法
を用いてインビトロ又はインビボで増殖することができ
る。モノクローナル抗体を、従来の免疫グロブリン精製
法、たとえば硫酸アンモニウム沈殿法、ゲル電気泳動、
透析、クロマトグラフィー及び所望により限外濾過によ
って、場合場合で、培養培地又は体液から単離すること
ができる。
本発明における免疫毒素のための好ましいモノクローナ
ル抗体は、ヒト乳癌細胞及び/又はヒト卵巣癌細胞に選
択的に結合し、そして従って、そのような細胞は、上記
方法において免疫感作剤として使用される。
免疫毒素のための好ましいモノクローナル抗体の重要な
特性は、(1)それらの免疫グロブリンクラス、(2)
ヒト乳癌及び/又は卵巣癌細胞のためのそれらの選択性
、(3)それらが結合するヒト乳癌細胞系の範囲、及び
(4)それらが結合するヒト乳腫瘍凍結切片の範囲並び
に(5)活性免疫毒性を形成するためのそれらの能力で
ある。
免疫毒素のための得られた好ましい抗体の選択性及び範
囲は、(1)ヒト乳癌組織及び細胞及び(2)***又は
他の起源の正常なヒト組織又は細胞のパネルに対してそ
れを試験することによって決定される。好ましいクラス
の抗体を選択することにおいては、約22 、000個
の増殖性ハイブリドーマ培養物が、初めに免疫化乳腫瘍
膜又は細胞系、7個の正常な組織膜のパネル、線維芽細
胞系及び乳腫瘍凍結切片に対してスクリーンされた。腫
瘍性物質と反応するが、しかし正常な物質とは反応しな
いクローンを、この最初のスクリーンにおいて同定し、
そしてアイソタイプについて選択し、そして選択性及び
範囲についてさらにスクリーンした。追加のスクリーニ
ングは、16個の正常な′fFJA織切片、織細片正常
な血液細胞型、11個の非礼腫瘍切片、21個の乳癌断
片及び14個の乳癌細胞系を含む。
免疫毒素のための好ましい抗体に関して、“特異性”及
び“正常なMi織反応性”なる用語は、交換可能的に使
用され、そして16個の正常な組織凍結切片において染
色された下部構造体の数及び結合された血液細胞型の数
の和が、モノクローナル抗体が試験され、そして5個の
血液細胞型が試験されるすべての組織においていづれか
のモノクローナル抗体により結合された下部構造体の合
計数の和によって割り算されたものとして定義される。
“腫瘍範囲”なる用語は、試験された乳腫瘍凍結切片の
数によって割り算された、染色された乳腫瘍凍結切片の
数として定義される。乳癌“細胞系の範囲”なる用語は
、試験された乳癌細胞系の数によって割り算された、染
色された乳癌細胞系の数として定義される。本発明にお
ける免疫毒素の抗体は、好ましくは、0.09に等しい
か又は低い正常なMi織反応性、及び0.25に等しい
か又は高い乳腫瘍結合範囲又は0.25に等しいが又は
高い乳癌細胞系結合範囲を有する。
33の寄託されたハイブリドーマのうち5個からの抗体
が、同じ200 Kドルトンの抗原を認識することが見
出された。33のハイブリドーマのうち4個からの抗体
が、240にドルトンの細胞内抗原に結合した。3個の
抗体は、1以上の高分子量ムチン(HMW)に結合し、
そして2個の抗体は、95にドルトンの抗原の形のトラ
ンスフェリンレセプターに結合する。本明細書に言及さ
れたすべての抗原の分子量は、当業界において既知の方
法を用いて、還元条件下でドデシル硫酸ナトリウム(S
DS)ポリアクリルアミドゲル電気泳動によって決定さ
れた。
本発明における免疫毒素は、上記に定義されたカップリ
ング剤を用いて、上記のような毒素、たとえばりシンA
鎖を上記抗体の1つに接合することによって調製され得
る。そのような免疫毒素を調製するための技法は、19
85年2月8日に公開さたヨーロッパ特許出願第153
.114号に記載されている。
次の例は、本発明のIL−2と共に使用される代表的な
モノクローナル抗体及び免疫毒素の調製法及び特徴の詳
細な説明を堤供する。これらの例は本発明を限定するも
のではない。例において、固体のためのすべての部及び
%は、特に指摘されなければ、重量/重量によってであ
り、そして液体のためのすべての部及び%は、特に指摘
されなければ、体積/体積である。
新鮮な手術後のヒト乳癌組織及び種々の正常なMi織を
用いて、均質化及び不連続スクロースグラジェント遠心
分離によって脱油出物を調製した。
ヒト乳癌細胞系は、Breast Cancer Ta
5k Force。
^merican Type Cu1ture Co1
1ection(ATCC)及びOr。
Jorgen Fogh(Memorial 5loa
n Kettering)から得られた。その細胞を、
Breast Cancer Ta5k Force。
ATCC及びDr、Foghによって堆層されるように
して維持した。免疫感作のためには、10(hgのタン
パクli(Lowryアッセイ)を含む脱油出物又は−
子方の生きている乳癌細胞のいづれかを、5週才のBa
l b/cマウス中に腹腔的接種した。そのマウスを、
月1回の間隔で2度、全く同じように追加免疫した。最
後の追加免疫の後、3日後、肺臓を細胞融合に使用する
ために除去した。
ハイプリドーマ法 体細胞ハイブリッドを、ネズミ骨髄腫系5p−210/
Ag14を用いて、Buck、D、W、+など、Mの方
法によって調製した。すべてのハイブリドーマ細胞系を
、限界希釈法によってクローン化した。融合体の半分は
、乳癌膜抽出物により免疫化されたマウスからの肺細胞
を使用し、そして他の半分は、生きている乳癌細胞系に
より免疫化されたマウスからの肺細胞を使用した。83
,424個のウェルが、これらの融合体から生成され、
このうち22,459個がハイプリドーマの増殖を示し
た。
スクリーニング汰 免疫乳癌膜抽出物による同相の酵素結合性イムノソルベ
ントアッセイ (ELISA)又は免疫乳癌細胞系によ
る間接的免疫螢光アッセイのいづれかにより、ハイブリ
ドーマ上清液を、反応性抗体のために検定した。固相膜
EIJSAのためには、0.1■/−の乳癌膜クンバク
質40μlを、4℃で12時間、ポリ塩化ビニル(P 
V C)のマイクロタイターウェル中に添加する。抽出
物を7スピレートし、そしてウェルを、1%ウシ血清ア
ルブミン(BSA)を含むリン酸緩衝溶液(PBS)に
より洗浄した。
次に、そのウェルを、ハイブリドーマ上清液の1:10
希釈溶液45mと共にインキュベートした。その希釈剤
は、緩衝液、10%ウシ血清及び0、1%アジ化ナトリ
ウムを含む25n+Mi液を有する培地であった。室温
で30分後、そのウェルを再び洗浄し、そしてペルオキ
シダーゼ接合性ヤギ抗−マウスIgGの1:200希釈
溶液と共に37℃で45分間、インキュベートした。そ
の希釈剤はPBSであった0次に、そのウェルを、PB
Sにより洗浄し、そして室温で30分間、0.1Mクエ
ン酸ナトリウム緩衝液(pH4,2)中においてl。
2−アジノージ(3−エチルベンズチアゾリンスルホン
酸)20011!と反応せしめた。光学密度を405n
mで測定した。おのおのの実験のために、陽性の対照、
すなわち抗−β2ミクログロブリン(5n/−)を、正
常なヒト腎臓膜と反応せしめた。これは1.0±0.1
(標準偏差)の光学密度を与えた。
そのバックグラウンドは、マウスモノクローナル抗体を
含まない培地を用いて、O±0.1の光学濃度単位(0
,0,)であった。0.7の0.0.よりも高い、乳癌
膜抽出物に基づく反応を与えるウェルを貯蔵した。
間接的免疫螢光細胞系アッセイに関しては、免疫細胞系
の100.000個の乳癌細胞を、8室に分けられたス
ライドのセットのそれぞれの室に、適切な培地と共に一
晩、置いた。同様に、細胞系CC95からの100,0
00個の繊維芽細胞を、区分されたスライドのウェル中
に一晩、インキュベートした。
その細胞を、1%BSAを含むPBSにより洗浄した。
乳癌及び繊維芽細胞の両者のウェルを、ハイブリドーマ
上滑液の1:10希釈溶液と共に、4℃で30分間、イ
ンキュベートした。その細胞を再び洗浄し、そして、フ
ルオレセインイソチオシアネート(FITC)−接合の
ヤギF(ab’)z抗−マウスIgの1=50希釈溶液
と共に4℃で30分間、インキュベートした。その細胞
を3度洗浄し、PBS中に1.5%ホルムアルデヒド中
に5分間、固定し、そしてチャンバーを取り出し、そし
てPBSによりすすいだ0次に、そのスライドを、ポリ
ビニルアルコール、グリセロール、緩衝液及び防腐剤を
含む組成物中に置き、そして螢光顕微鏡により検査した
。乳癌細胞に対して強い螢光結合性を示すが、しかし繊
維芽細胞に対して螢光結合性を示さないハイプリドーマ
のウェルを貯蔵した。5,156個のハイブリドーマの
ウェルが最初のスクリーンで乳癌反応性を示した。
次に、5.156個の陽性のウェルからの上清液を、7
種の正常なm織成抽出物(肝臓、肺、腸、胃、腎臓、扁
桃腺及び牌Fli)と共に固相ELISAで試験した。
0.3よりも高いELISA O,0,を示すすべての
ウェルの上清液を捨てた。1,101個の上清液が、正
常な組織抽出物と反応しなかったことを見出された。
1.101個のハイプリドーマ上清液を、ヒト乳癌腫組
織の凍結切片に対して試験した。6ミクロンの切片をス
ライドに接着し、4℃でアセトン中において10分間、
固定し、室温で10分間、乾燥せしめ、PBSにより洗
浄し、ウマ血清により遮断し、そして適切なハイプリド
ーマ上清液100〜200μlと共に室温で20分間、
インキュベートした。そのスライドをPBSにより洗浄
し、そして最後に、ペルオキシダーゼ接合のウサギ抗−
マウスIgの1:50希釈溶液と共に37℃で20分間
、インキュベートし、再びPBSにより洗浄し、そして
最後に、o、oi%過酸化水素を含む0.05MのTr
isil街液(pH7,2)中において0.5 mg 
/ afのジアミノベンジジンと共に37℃で7.5分
間、インキュベートした。そのスライドをヘマトキシリ
ンにより染色し、脱水し、そして35.9%のメチル/
n−ブチルメタクリレートコポリマー、7.1%のブチ
ルベンジルフタレート及び0.3%2,6−シーter
t−ブチル−p−クレゾールを含む培地に置いた。12
4個のウェルが乳癌の選択的結合性を示し、そしてクロ
ーン化された。
゛ −1びクースの°9 乳癌選択性モノクローナル抗体の免疫グロブリンクラス
及びサブクラスを、McDougalなど、、ξセイと
実質的に同じイムノドツトアッセイによって決定した。
抗体はまた、0.2μCiの15S−メチオニンを含む
メチオニン不含の培地中において2〜3X10’個のハ
イブリドーマ細胞を4時間、増殖せしめることによって
、内部的にラベルされた。
3SS−ラメルされた抗体を、固定されたブドウ球菌A
細胞又はウサギ抗−マウス免疫グロブリンにより前もっ
てwt7!された、固定化ブドウ球菌A細胞により免疫
沈殿化し、そしてその免疫沈殿物を、SOS −PAG
Eによって分析し、L及びH鎖の移動度、特別な鎖の欠
乏及びブドウ球菌のプロティンAを結合するそれぞれの
抗体の能力を決定した。
その抗体をインビボで拡張した。Bat b/c又はF
l (C57B/6XBal b/c)マウスを、プリ
スタン0.5−により腹腔内(i p)感作し、そして
10〜14日後、PBS中、100万個の対数相ハイブ
リドーマ細胞により接種した。腹水を一70℃で貯蔵し
、そして融解し、そしてさらに精製する前、0.8ミク
ロンのフィルターユニットを通して濾過した。
ブドウ球菌のプロティンAを結合したいくらかのIgG
抗体を、アガロース、デキストラン及び/又はアクリル
アミドのいづれかを含むプロティンA−クロマトグラフ
ィー樹脂を充填する、pHステップグラジェント マトグラフィーによって精製した。プロティン八を結合
しなかったIgG抗体を、0・Cで硫酸アンモニウムの
添加によって40%飽和にすることによって、又はDE
AEに結合せしめることによって沈殿せしめた。他方、
rgc抗体は、Sephacryl S−200カラム
、続いてDEAEセルロースカラムを用いるクロマトグ
ラフィーによって精製された。
その沈殿物をPBSに再溶解し、20nMのTris(
pH 7. 2 )に対して透析し、そして4℃でlI
IL//分の流速で、L57?00 〜600mMのN
aClグラジェントによる溶離により、ジエチルアミノ
エチルセルロース(1)E牡)の1. 6 X 5 0
 Cmカラムに基づいて、クロマトグラフィー処理した
。おのおのの場合、カラム画分を、SOS − PAG
Eによってモニターし、そして最っとも純粋な抗体画分
をプールし、1〜3■/−に濃縮し、PBSlo.02
%NaN 、に対して透析し、そして4℃で貯蔵した。
室温で、1−7分の流速でPBSlo.01%アジ化ナ
トリウムによる溶離により、Sephacryl S−
300又は他のゲル濾過材又はアガロース、デキストラ
ン及び/又はアクリルアミドを含む樹脂の2.6×40
0mカラムに基づいて、IgM抗体を精製した。
道訳註勿夾定 乳癌のための選択性の評価のために、精製された抗体を
、16種の正常な組織の切片に対するイムノペルオキシ
ダーゼ切片染色によって、及び5種の血液細胞型に対す
る免疫螢光細胞選別によって試験した。イムノペルオキ
シダーゼ染色は、前記のようにして行なわれた。但し、
PBS中、精製された抗体の1〜b 溶液が、ハイブリドーマ上滑液の代わりに使用された。
その純粋な抗体を、最初に力価し、乳癌切片に対する強
いイムノペルオキシダーゼ染色を与える最少濃度を見出
し、そして次に正常な組織の試験のためにその濃度で行
なった。末梢血液細胞(血小板、リンパ球、赤血球、顆
粒球及び単球)を、多形核白血球から単球を分離する媒
体を用いて遠心分離することによって調製した。その細
胞を、4℃で30分間、上記最適濃度で、抗体と反応せ
しめ、洗浄し、4℃で30分間、フルオレセインイソヂ
オシアネート接合のヤギ抗ーマウス1gの1:50希釈
溶液と反応せしめ、再び洗浄し、そして細胞選別機によ
り検査した。その洗浄緩衝液及び希釈剤は、1%ゼラチ
ン及び0.02%アジ化ナトリウムを含むPBSであっ
た。その細胞選別機は、76ミクロンのノズル及び48
8nmでのlWのアルゴンイオンレーザ−を備えられた
80龍の共焦レンズが、焦点を合わせるために光学レー
ルアセンブリイ(Optical rail asse
mbly)に基づいて使用された。使用された他のフィ
ルターは、515nmの干渉フィルター及び515nm
の吸光フィルター(散乱されたレーザー光線のために)
並びに前方への散乱光のためのニュートラル1. 5フ
イルターであった。前方への散乱光に対する対数のフル
オレセイン螢光の輪郭プロットが、サンプルの分析のた
めに使用された。血液細胞型は検出できる結合性を示さ
なかった。
本発明における第二クラスの好ましい抗体の結合性は、
下記の第1表に部告されている。次の略語が抗体によっ
て結合される構造体を示すために使用される!AC、腺
房;T、細管;D、管;し、管腔;W、汗腺;E、上皮
;S、脂肪腺;G「、顆粒球;Mk、巨核球;M、マク
ロファージ;Ly、リンパ球: Bffi 、基礎層;
 F e 、病巣上皮;A1肺胞の内層細胞;B、ボー
マンカプセル;Mu 、筋肉;及び!、小島;H、毛包
;U、糸球;及びV、血管/内皮。
以下余白 MABの 川   見消 食道 ■  肩−或 ■ 肯 囲266
B2   1Ac、1D2E     0     1
T     O00:317G5  1Ac、1 0 
   0    2T    IG  OO1369F
100    0    0    0    0  
1GO13871’19  1D     0   0
   0   000421E8  1Ac    I
E    OIT    0  1G  O1451C
3002M    0    0  0  1VI。
452E120    0    0   0    
0001452F20    0    0    0
    0001454^120    0    1
M    0    1GOOI454C111111
−2E  OIT    OO04570700000
1GO1 520C9000IT    000   ・650E
2  1Ac、l  O1−2A  2T    2G
  0  0  1697B30    0    0
   2T    000   ・741F8 0  
 0   0   0   0 0 0 1759E3
0    0    0    0    00078
BG60    0    0    2T    0
00〇−結合しなかった     l−適度の結合正常
な組織結合性 扁ill:   、!IFJI  rci  ILL 
 ルJ1 骨4&  住 WiJ−W、JMFt。
2E    OOO2E、2賀0  0  1E   
IE02DOOOOIGOO DooolSOOOO ILy、2E1,100  1V   0  2  1
G   O+0100001GOO 21、y、IBIOOOO21G   0  0D10
02SOOO2’ 0   0  0  0  1E、110   lG 
  IE   IEIE    10  0  0  
1E、HOIG   IE   IE01002SOO
O2 o    ooooooo。
02DOOOO2GO1 00,002SO2LO2L o    ooooooo。
IE    0  0  0  0  0  0  0
  01Fe   OO000000 2−強い結合 −つA1− 戸  の′七人  ン 抗体を、14種の乳癌細胞系に対する免疫螢光アッセイ
によって、乳癌細胞系の範囲の認知のためにさらに評価
した。下記の第2表は、第二クラスの好ましい抗体のた
めのこれらの試験の結果を報告する。
以下余白 MABの 2G3     4   3    3    2’ 
   4   29C6303042 32A1    3    2    2    2 
   2   233F8    2    3   
 2    0    2    335EIO100
000 41B4    1    0    0    0 
   0   087+17    0    0  
   1     1     0    0106A
10   3    3    2    2    
2    0113F1    3    4    
 2    2    4    01201+7  
  3    2    3    0    3  
  0140A7    3    2    1  
  0    2   0200F9  3  3  
 2   0   2  2203E2    4  
  4     3    0    4    22
19F3    3    3    4    0 
   4    3245E7    4    4 
    4     2     4    2260
F9    3    3    3    2   
 3    2一 □じL−表 乳) 0   2  2   2    ND   4   
2   3317G5   2   3    3  
  0    4   3    1369FIOl 
   0    0    0    2   0  
  03871+9   3   2    2   
     3   3    0421E8   2 
       2        2        
0451C3322222 452E12  0   0    0       
  0   0    0452F2   0   1
    2         2   2    04
54A12  2   2    2        
 2   3    2454CII    2   
2    2    2    2   2    1
457D7   0   0    0       
  1        0520C910120 650E2   3   2    3       
 3        0697R3243 741F8   1                
  2        0759E3   0    
              2788G6   2 
                 20=陰性   
l=弱い   2=通度   3−強い2   2  
       2   2    。
oo           oo。
to          323 4−ひじょうに強い モノクローナル−の  g  への′七人最後に、抗体
を、11種の非乳癌に対するイムノペルオキシダーゼ染
色法によって試験した。第二クラスの好ましい抗体のた
めの結果を、下記の第3表に報告する。数字は、第1表
において示されたものと同じである。
す下余白 −八B   世 M 前立豚 皿 2G32020 9C61000 32A10002 33F80100 35E10   2  2  1     2113F
1   0  2  0     2140A7   
0  0  0     1200F9  0 1 0
   0 203[E2 219F3   0  0  1     0245E
7   0  2  2     2254+19 260F9   0  0  1     1第一」L
−表 ABの非乳癌結合性 銘 ユ2バ且 畳 jFJ−食道 孟亘腫 姐梨oo 
    oooo。
21    21.000 町則   腸 師 皿立腺 皿 266B2   0  1  1      1317
G5   1  1  0     0369FIOO
111 87H9 421E8   1  1  1      1451
C31111 452E12  0  0  1     0452F
2   0  0  0     0454A12  
0  0  0     1454C110011 457D7   0  0  1     0520C
90111 650E2   2  2  2     26g′7
B30000 741F8   0  0  0     0759E
3   0  1  1     1788G6   
0  2  0     ’0ABの非乳癌結合性 ヱ音 ユノベ腫 青 !li 食道 孟亘且 皿巣oo
     oooo。
20    1122+ oo     oooo。
oo     oooo。
oo     oooo。
oo     oooo。
腫瘍性乳癌の範囲、乳癌細胞の結合範囲及び血液細胞の
結合並びに選択性が第4表に要約されている。
那−ヨし一表 MAB候補者 MAB   血1豊胞 l1語羽影範皿 湛択性2G3
    0   1.00   1.00  0.07
89C600,860,570,063 32A1    0   0.33   0.79  
0.07833F8    0   0.19   0
.71  0.06335E10   0   0.6
2   0.14  0.07041B4    0 
  0.67   0.00  0.02387H70
0,950,000,078106A10   0  
 0.86   0.86  0.086113F1 
  0   0.14   0,79  0.0471
20117   0   0.67   0.57  
0.04714〇八7        0      
  0.71       0.36     0.0
70200F9   0   0.52   0.71
  0.031203E2   0        0
.86  0.055MAB候補者 川  皇斂廠開 ■廣1則 狙胞範■ j訳並219F
3   0   0.86   0.86  0.08
G245E7   0   1.00   1.00 
 0.070254+19   0        0
.92  0.064260F9   0   0.5
2   0.92  0.089266B2   0 
  0.71   0.83  0.070317G5
   0   0.43   0.77  0.055
369F10   0   0.81   0.17 
 0.023387H900,290,910,086
421E8   0   0.81   0.57  
0.055451C300,380,910,0704
52E12   0   0.52   0.00  
0.023452F2   0   0.24   0
.55  0.000454^12   0   0.
29   1.00  0.031454C1100,
760,750゜078457D7   0   0.
55   0.10  0.039520C900,2
50,400,008650E2   0   0.8
6   0.9Q   O,008697B3   0
   0.31   0.88  0.070MAB候
補者 艇  血櫃忠胞 I乳■皿 旦影U皿道沢牲741F8
    Q    O,180,630,000759
E3   0   0.14   0.78  0.0
08788G6   0   0.62   0.83
  0.016−    び− ・ 本発明に使用され得る抗体のいくつかを、ヨウ素化し、
そしてMCF−7,CAMAl、5KBR3又はZR7
530細胞に対する結合のために試験した。抗体を、約
10μC1/nの比活性にクロラミンTを用いて+2J
によりラベルした。免疫放射化学的な純度を決定するた
めに、ウシ胎児血清0.5−中における、100,00
0cpmの2種のラベルされた抗体を、連続的に、0℃
で15分間、目的細胞の5アリコートにより吸収しく一
般的に4,000,000個の細胞/アリコート)、そ
してそれぞれの吸収の後、上清液中の残る放射能を決定
した。
会合定数の測定のためには、既知の濃度のラヘルされた
及びラベルされていないモノクローナル抗体を、水中で
15分間、ウシ胎児血清中、目的細胞と共にインキュベ
ートした。次に、細胞/抗体混合物のアリコートを、r
計数器で計数し又はMicrofoldフィルタープレ
ート(’J & p 5cient−ific)を通し
て濾過し、そしてそのフィルターを計数した。フィルタ
ー上の液体中に保持された非結合性抗体を説明するため
に、同し濃度の抗体(但し、細胞ではない)を含む対照
を同時に行なった。会合定数及び目的の抗体当りの抗原
コピー数を、親和性試験から計算し、そして下記の第5
表に報告する。
玉−1−表 MABの親和性及びMAB当りの抗原コピー数用   
 ユ     ハ      胤曜糸2G3    3
700000  9.1xlO6MCF7C6 32^1 3F8 5E10 MABの親和性及びMAB当りの抗原コピー数門^B 
    n      Ka       豊胞糸1B
4 7H7 06A10 113F1   2300000  1.I X 10
qMCF71208?    210000  6.2
 X 10”    MCF740A7 00F9 03E2 19F3 45E7 54H9 260F9    30000  6.Ox 10’ 
   ?1CF7266B2    80000  2
.7 x 10’    MCF731.7G5   
3200000  1.6 X 10”    CAM
AI69F10 387+19 21E8 451C34000001,4x 10”    MC
P7MABの親和性及びMAB当りの抗原コピー成用 
   n      Ka       凪胞糸52E
12 452F2   250000  6.8 X 10’
    5KBR3454A12   470000 
 1.2 X 10”    MCF7454C113
900004,8X 10’    ZR753057
D7 520C95000008,2X 106SKBR35
01E2 41F8 59E3 88G6 i原の、  の、進 モノクローナル抗体によって認識された抗原を同定する
ために、抗原の免疫沈殿法を、次の方法に従って行なっ
た。8m−の直径のポリスチレンボール(Precis
ion Plastic Ba1l Co、)を、氷酢
酸中、10%発煙硝酸により覆い、そして50°Cの水
浴中で3時間、インキュベートした。酸処理の後、その
ボールを蒸留水により3度、すすぎ、0、1 MのN 
a Oll中、1%亜ジチオン酸ナトリウムにより覆い
、そして50℃の水浴中で3時間、インキュベートした
。そのボールを、蒸留水により再び3度、すすぎ、0.
1%l−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)
−カルボジイミド(EDAC)、0.2%スペリン酸(
ジメチルホルムアミド中に溶解されたスペリン酸)によ
り覆い、そして室温で一晩、インキュベートした。その
ボールを蒸留水により3度、すすぎ、そして確認のため
に印を付けた。
精製されたモノクローナル抗体を、2−(N−モルホリ
ノ)エタンスルホン酸緩衝液により0.2■/−に希釈
し、そして前で処理され、そして印を付けられたボール
を、個々の管内に置き、そして希釈された抗体450μ
!及び新鮮な1%εDAC50pZにより覆う。管にふ
たをし、そして25℃で24時間、インキュベートした
。このインキュベーションの後、ボールをPBSにより
2度すすぎ、そして新鮮なまま使用するか又は使用の前
4℃で数日間、貯蔵するかした。
新しくラベルされた目的細胞抽出物を、Marchal
onis+J、、  ”An  Enzymic  M
ethod  of  theTrace Iodin
ation of Immunoglobulins 
and 0therProteins’、Bioche
a+、J、  113:299”305(1969)の
ラクトペルオキシダーゼ法によって125−1により又
は35−Sメチオニン中で増殖することによって35−
3によりラベルされたヒト乳癌細胞系から調製した。そ
のラベルされた細胞を、可溶化緩衝液〔1%(v/v)
Triton X 100 、150mMのNaCj2
 %5IIIMのEDTA、 25mHのTris −
1!(J! 、 pH7,5)中に溶解した。ラベルさ
れた抽出物の4重量部を、容器中において50■/nt
fのウシ血清アルブミンを含む可溶化緩衝液1重量部と
共に混合し、lomg/ stf BSAの最終濃度を
得た。モノクローナル抗体により被覆されたボールを、
その容器中に添加し、そして振盪しながら氷上で4時間
、インキュベートした。ラベルされた抗原をその容器か
らピペットで取り、そしてそのボールを可溶化緩衝液に
よ94度すすいだ。次にそのボールを取り出し、Lae
mmeli SDSゲルのサンプル緩衝液100I11
を有する個々の管に置き、そして熱湯中で3分間、イン
キュベートした。そのボールを取り出し、そしてサンプ
ルを、適切な標準液によりSDSゲル上で試験した。
抗体に対する免疫沈殿試験は、すべてのうち5種の抗体
(454C11,452F2.520C9,741FB
及び759E3)が、乳癌性組織に見出された約200
にドルトンのタンパク買上ツマ−を結合することを指摘
した。
5種の抗体のうち2種の抗体(520C9及び741F
8)は、200にドルトンのタンパク買上の同じエピト
ープを認識すると思われる。454C11及び759E
3は同じ抗原上の第二エピトープを結合し、そして45
2F2は同じ抗原上の第三エピトープを結合する。4種
の抗体(41B4,87H7,452E12及び457
D7)は、240にドルトンの細胞内抗原に結合した。
7種の抗体(2G3.200F9,203E2.245
E7.369F10,697B3及び788G6)は、
高分子量ムチン(HMW)に結合した。2種の抗体(4
51C3及び454A12)は、95.000ドルトン
の抗原の形でトランスフェリンレセプターに結合した。
451C3又は454A12のいづれも、そのレセプタ
ーへのトランスフェリンの結合を■止しなかった。
本発明のモノクローナル抗体の抗原結合特性は、第6表
に要約されている。
2G3          11MWムチン9C670
K 2A1 33F8          66 K35EIO80
に 41B4          240 K8787  
        240 K106^10      
   55 K a113F1         40
,60,100.200 Kひじょうに拡散する 120H7HM−ムチン 140^7          糖脂質(五徳)MAB
             LJI。
200F9          HM−ムチン203E
2          HM−ムチン19F3 245E7          HM−ムチン54H9 260F9              55 K b
266B2              55 K  
b317G5               42  
K c369F10          HMWムチン
387H940K 451C3)ランスフェリン レセプター 452E12          240 K452F
2          200 K454^12   
       )ランスフェリンレセプター 454C11200に 45707          240 K川    
      亘−盃 520C9200K 650E2              42 K c
69783             200 K75
9E3             200 K788G
6          )IMWムチンa = 260
F9及び266B2によって結合されるエピトープより
も異なったエピトープ。
b =106AlOによって結合されるエピトープより
も異なったエピトープ; 260P9及び266B2の
両者は、同じエピトープ  に結合するように思われる
C=お互クロスブロックする。
のアイソ イブ 抗体のアイソタイプを次のようにして決定した:5 m
11平方のごばんの目を、ニトロセルロースシート上に
鉛筆で軽く描き、そして1−小滴の抗アイソタイプ血清
(Litton Bionetics、Kensing
ton。
Maryland+ マウスに、λ、 a 、 rl 
、 r2a、r2b、r3及びμ鎖に対するウサギ抗血
清)を、適用し、その結果、それぞれ横列の目が、それ
ぞれのH及びL鎖試薬の1つのスポットを受けた。その
シートを、湿りチャンバー中において室温で1時間、イ
ンキュベートし、1%(W/v)のBSAを含むPBS
によりすばやくすすぎ、そして4℃でPBS −BSA
中に一晩放置した。ハサミでばらばらにストリップに切
り、そして0.02%アジ化ナトリウムを含むPBS 
−BSA中に4℃で貯蔵した。他方、ストリップを空気
乾燥せしめ、そして4℃で乾燥貯蔵した。
ハイブリドーマ培養上滑液又はPBS −BSAにより
希釈された上清液それぞれ3rdを含む、一連の小さな
管を用意した。l:10の希釈がmm的に好結果をもた
らし;そしていくつかの上清液はl:200に希釈され
得る。ニトロセルロースのストリップを、室温で1時間
、それぞれの管内でインキュベートした。そのストリッ
プをPBS −BSAにより3度すすぎ、そして希釈さ
れたウサギ抗−マウスーホースラディシュペルオキシダ
ーゼ中において室温で1時間、インキュベートした。そ
のストリップをPBS −BSAにより2度及びTri
sl、l衝液により2度すすいだ。そのストリップを、
十分な色が抗−アイソタイプのスポット上に展開するま
で(通常3〜4分)、ジアミノベンジジン及び過酸化水
素を含むT r i s 緩衝液中に置いた。抗体のア
イ。
ツタイブは、第7表に示されている。
呈−1−表 MABのアイソタイプ 黒          アイソ先11 2G3               G19C611 32AI               G133F8
                  G135E10
                  Md184G1 87117                  G1
106A10                G11
13FI              G3120H7
?1 MABのアイソタイプ MARアイソタイプ 140A7             M2O0F9 
           G1203E2       
     G1219F3            G
1245E7            G1254H9
M 2O0F9            G126682G
1 317G5            G1369F10
            !1387H9G1 421E8            G1451C3G
1 452E12            G1452F2
            G1454A12     
       G1454C11G2A 457D7            GlMABのアイ
ソタイプ 川         アイソタイプ 520C9G1 650E2            G169783 
           G1741F8       
     G1759E3            G
1788G6             GIL−2 この例に使用される組換えIL−2は、des−ala
l−IL−2sar+zsである。このIL−2のアミ
ノ酸配列は、天然のヒ)IL−2のアミノ酸配列とは異
なり、ここで本発明のI L−2は天然の分子の初めの
アラニンを欠き、そして位置125でのシスティンがセ
リンに交換されている。このIL−2を産生ずるE、コ
リのサンプルは、1983年9月26日にAmeric
an Type Cu1ture Co11ectio
n(12301Parklawn Drive、Roc
kville、Md、USA)にシータスコーポレーシ
ョンによって寄託され、寄託番号第39,452号を得
、そして1984年3月6日、ブダペスト条約の規定下
で寄託番号筒39.626号を得た。
1985年3月21日に出願されたアメリカ同時係属出
願第715.152号(この開示を参照によって本明細
書に組入れる)のテキスト及び第1図に記載されている
ようにして、IL−2を加工し、そして精製した。但し
、インビトロでのジスルフィド結合の形成は、0−ヨー
ドジベンゾエートよりもむしろアメリカ特許第4.’5
72.798号に記載の塩化第二銅を用いて行なった。
IL−2をクロマトグラフィー処理段階から回収する場
合、それを凍結乾燥し、そして中性緩衝液中に再懸濁し
た。クロマトグラフィー処理段階の後、組換えIL−2
の純度は、少なくとも約95%であり、そしてIL−2
は、リムルスアメーバ様細胞アッセイによって決定され
る場合、約0.02ng/+n7以下の内毒素を含んだ
その精製されたIL−2を、50曙/−のマンニトール
と共に0.3■/L117の濃度で配合した。
jj−児 腹腔内マウス腫瘍モデル0VCAR3、すなわちNat
ional In5titute of Health
(Dr、Hamilton)からの及び八merica
n Type Cu1ture Co11ection
Rockville、 MOから入手できるヒト由来の
卵巣細胞系を使用した。
皮下異且換柾 グループ当り5匹の雌の免疫担当マウス(Charle
sRiver  Laboratories、Inc、
、Wilmington、MA)を\0VCAR−3モ
デルにより皮下に処理する。腫瘍を、0.3.10.1
4及び17日で測定する。
格−来 IL−2のみ、乳癌抗体280011 、520C9又
は454A12(下記の第10表において確認される)
の1つ及び前記抗体と共にIL−2を、腫瘍移植の後筒
1臼目(第1日)又は腫瘍移植の後3日目(第3日)に
、第8表に示された投与量及びスケジュールでマウス中
に静脈内注射することができる。
以下余白 第−且一表 物二二質       投与量/輸       スケ
2玉二少[L−2の最大許容投与量は、14日間ヌード
マウスに毎日投与される場合、5O−100KU及び1
4日間免疫担当マウスに毎日投与される場合、150〜
200KUであることが見出された。
第8表に示されているような物質の組合せの投与は、研
究はそのような結果を確めるために実際に行なわれなか
ったけれども、たった1つの物質の投与よりもより腫瘍
増殖を減じるように思われる。
10にUのIL−2及び500■の280011を用い
て、第4日日から3日間、1日2回の投与の実験がくり
返えされたが、何の効果も見られなかった。投与量及び
スケジュールは、有効な結果を得るために調整されるべ
きである。すなわち、それぞれの成分の最大許容投与量
が決定されるべきであり、そして次に少なくとも10日
間、1日2度の投与スケジュールが行なわれるべきであ
る。癌及び抗体のそれぞれのタイプは、異なった投与量
及びスケジュールを必要とし、日常の実験によって決定
されるであろう。
第8表に与えられたもう1つのスケジュールにおいては
、IL−2の最大許容投与量が、腹腔内(i p)又は
腫瘍近くの筋肉内(im)に1週間毎日、投与され、続
いてIL〜2の最大許容投与量の半分及び抗体の最大許
容投与量の半分を、別々に静脈内巨丸剤として投与され
る。
以下余白 劃−」− 精製にゆだねられ、そして細胞毒性を示すために、可溶
化を必要としない可溶性組換えリシンAを、次のように
して調製した。リシンAのためのコード配列が推定上の
融合ペプチドを形成するために、pho Aのリーダー
配列をコードするDNAと直接的に読み枠を合わして配
列され、その結果、そのリーダー配列がリーダー/リシ
ンAキメラのN末端部分である場合、そのように配列さ
れたりシンA配列は、可溶性細胞毒性物質をもたらす。
pRT 3  (1986年3月7日に寄託された、A
TCC寄託番号第67.027号) 、pRT17(1
986年3月7日に寄託された、ATCC寄託番号第6
7 、026号)及びpRT38(1986年3月7日
に寄託された、ATCC寄託番号第67.025号)又
はそれらの突然変異誘発形に含まれる前駆体タンパク質
のための遺伝子を含む発現ベクターを、構成した。これ
らの発現ベクターによる形質転換性宿主細胞は、コード
されている前駆体タンパク質の可溶化をもたらす。ar
g −arg変性前駆体を、トリプシンにより切断した
。その前駆体のA及びB部分を、下記のようにして別々
のタンパク質として産生じた。
pho A発現システムにおいて、必須成分は、リシン
Aコード配列(ここで該リシンAコード配列はATGコ
ドンによって開始される)の上流の、近くの及びその配
列と読み枠を合わせない終結phoA’J−グー配列で
ある。もちろん、この2つのコード配列は、適合できる
細菌プロモーター(該プロモーターは、リーダーに常に
関連されるpho Aプロモーターである)を、供与さ
れるべきである。さらに、製造法は、B、スリンギエン
シス(L■肛釦れ並旦針の結晶タンパク質に関連する陽
性のレトロレギュレーター配列である該配列の存在下で
改良され、そしてこれは、1986年3月19日に出願
されたヨーロッパ特許出願第174,785号に広く記
載されている。これは、レプリコン及び選択マーカーを
含む細菌性運搬体ベクター上に供与された。
次に、そのベクターを用いて、適切な原核宿主を形質転
換し、これを選択された特定の宿主のために適切な条件
下で、通常、発現システムの制御下に置かれたプロモー
ターを抑制する条件下で増殖した。次に、リシンAの産
生は、選択されたプロモーターの制御下で発現をもたら
す条件を提供することによって誘発され、そしてその産
生は生成物の好ましい堆積をもたらすのに十分時間、進
行することを可能にされた0次に、そのタンパク質生成
物を、細胞を破壊することによって単離し、そしてその
細胞残骸を除去した。次に、自由な可溶性タンパク質に
適用される場合、産生されたりシンAは、当業界におい
て既知の標準技法を用いて、さらに精製された。しかし
ながら、その抽出及び精製の効率は、フェニルセファロ
ースにより一部透明にされた抽出物を処理することによ
って高められた。音波処理物中におけるリシンAの溶解
度(膜又は他の関連物質から分離された後)は、その音
波処理物が100,000x gの高速で30分間、遠
心分離にゆだねられ、不溶性タンパク質が沈殿せしめら
れる場合、その上清液に残存するその能力によって示さ
れた。
この可溶性リシンA(9,0■/+n)の合計2−を、
新鮮なβ−メルカプトエタノール2μlを添加しく0.
1%にする)、そして室温で一晩、インキュベートする
ことによって還元した。その還元されたりシンA2−を
、0.10Mのリン酸ナトリウム(pH8,0)により
平衡化された脱塩性カラムに適用し、続いて緩衝液0.
5 mZ中に添加し、2.5−のサンプルを製造した。
次の溶出液3.0d(緩衝液が通用された)を、脱塩さ
れたりシンAとして集めた。
B、−へのりシンへの 入 上記により詳しく記載され、520C9と命名された抗
−乳癌モツクローナル抗体を産生ずる細胞系を、198
5年1月8日、American Type Cu1t
ureCollection (ATCC) 、 Ro
ckvil le、 MOに寄託し、そして寄託番号1
188696を得た。この抗体を、室温で5゜5′−ジ
チオビス−(2−ニトロ安息香酸)と反応せしめ、そし
て次に冷却し、そして次に十分な2−イミノチオラン(
IT)を添加し、抗体分子当り2.5のIT分子を得た
合計166J11のプロピレングリコールを添加し、I
T−誘導の抗体を0.8−にした。上記のりシンAI3
¥2.32−を添加し、その接合反応を開始した。
その反応混合物を、室温で2時間、インキュベートした
その接合反応混合物を、0.15Mのリン酸ナトリウム
の溶離緩衝液(pH8,0)を用いて、サイズ(ゲル濾
過) IIPLcカラムに適用した。合計78%の回収
率の精製された免疫接合体を、カラムから得た。
C,IL−2 この例に使用される組換えIL−2は、des−ala
l−[L−2s*r+zsである。この【L−2のアミ
ノ酸配列は、天然のヒトIL−2のアミノ酸配列とは異
なり、ここで本発明のIL−2は天然の分子の初めのア
ラニンを欠き、そして位置125でのシスティンがセリ
ンに交換されている。このIL−2を産生ずるE、コリ
のサンプルは、1983年9月26日にAs+eric
an Type Cu1ture Co11ectio
n(12301Parklawn Drive、Roc
kville、Md、USA)にシータスコーポレーシ
ョンによって寄託され、寄託番号第39.452号を得
、そして1984年3月6日、ブダペスト条約の規定下
で寄託番号第39,626号を得た。 アメリカ特許第
4.604.377号のテキスト及び第1図に記載され
ているようにして、IL−2を加工し、そして精製した
。但し、不ノ旦上ユでのジスルフィド結合の形成は、O
−ヨードジベンゾエートよりもむしろアメリカ特許第4
,572,798号に記載の塩化第二銅を用いて行なっ
た。IL−2をクロマトグラフィー処理段階から回収す
る場合、それを凍結乾燥し、そして中性緩衝液中に再懸
濁した。クロマトグラフィー処理段階の後、組換えIL
−2の純度は、少なくとも約95%であり、そしてIL
−2は、リムルスアメーバ様細胞アッセイによって決定
される場合、約0.02ng/m/以下の内毒素を含ん
だ。
その精製されたTL−2を、50■/m/のマンニトー
ルと共に0.3■/mlの濃度で配合した。
以下余白 D−孟jシを 使用される目的の細胞は、American Type
 Cu1−ture Co11ection、Rock
ville、MOから入手できるネズミ腫瘍P388白
血病細胞である。
E−臣廣■皮下庄人 1![細胞を、培養懸濁液から収穫し、そして適切なタ
イプのマウス中に皮下(Sq)又は腹腔内(i p)接
種する。
F−猪一果 IL−2のみ、上記免疫毒素のみ及びIL−2+免疫毒
素を、腫瘍移植の後筒1ロ目(第1日)に、第9表に示
された投与量及びスケジュールでマウス中に腹腔内投与
することができる。
pBs         − 」 」 間母目 IL−2の最大許容投与量は、14日間ヌードマウスに
毎日投与される場合、50〜100KU及び14日間免
疫担当マウスに毎日投与される場合、150〜200K
tlであることが見出された。
第9表に示されているような物質の組合せの投与は、た
ったLつの物質の投与よりもより腫瘍増殖を減じるよう
に思われる。
第9表に与えられたもう1つのスケジュールにおいては
、IL−2の最大許容投与量が、腹腔内(ip)又は腫
瘍近くの筋肉内(im)に1週間毎日、投与され、続い
てI L−2の最大許容投与量の半分及び免疫毒素の最
大許容投与量の半分を、別々に静脈内巨丸剤として投与
される。投与■及びスケジュールは、有効な結果を得る
ために調整される、べきである。癌及び免疫毒素のそれ
ぞれのタイプは、異なった投与量及びスケジュールを必
要とし、日常の実験によって決定されるであろう。
皿−主 免疫毒素(IMT)を、例2におけるようにして構成し
た。但し、520C9の代わりに、上記に詳しく記載さ
れた、260F9として命名された抗−乳癌モノクロー
ナル抗体(ATCCIIB−8488)を用いた。
その得られた免疫毒素を、生理的食塩水及び0.01%
マウス血清アルブミン中に希釈した。
使用されるIL−2は、例2のIL−2と同じであった
。使用される目的細胞は、NationalInsti
tute of Healthから得られた、MXIと
して命名された細胞系からの乳癌腫細胞であった。
その腫瘍細胞を、ヌードマウス中に皮下移植した。
そのスケジュール及び投与量は次の通りであった。免疫
毒素を、3.5Jtg/20gのマウス及び7.0g/
20gのマウスで合計6回1日おきに静脈内投与した。
IL−2を、l0KU/投与量及び100KU/投与量
で9日間毎日、腹腔内投与した。
両者は0日(腫瘍の移植後7日目)で始まり、そして同
時に投与される場合、重複スケジュールを有した。その
結果は下記の第10表に示される。
以下余白 望」」L表 月とヱ 10Ku               1.03 0
15 15.0   76100にu        
      1.14 115  9.3   47セ
U ”3.5躍            0゜98 015
  9.4   477、0■           
 0.92 015  4.7   24日治世− 10KulL−2/3.5g  IMT     0.
92 015 12.9   65100KulL−2
/3.5g  IMT    O,9511511,3
5710Kc+IL−2/7.011g 1M丁   
   0.75  215   3.6     18
100KulL−2/7.0g  IMT    O,
862150,94ユ1]」vトλ止瞭1.09 01
5 19.8  1000ΔBWは、処理の始めでの平
均体重(g)に対する処理後、14日での平均体重(g
)の比率によって測定される体重の変化である。
OΔTWは、処理の始めでの平均腫瘍体積(龍3)に対
する処理後、14日での平均腫瘍体積(、m3)の比率
によって測定される腫瘍体重の変化である。
0−%T/Cは、対照の腫瘍体積に対する処理された腫
瘍体積の比率である。(たとえば、%T/C=40とは
、60%の腫瘍増殖の抑制が存在したことを意味する。
) ・ その結果は、組合せの方が、その抗腫瘍効果に関してほ
ぼ付加的であり;毒性をわずかに高めたことを示す。投
与量/投与経路/スケジュールは、効率及び毒性の結果
を変えることができる。
下記に挙げられたモノクローナル抗体産生ハイプリドー
マを、特許手続上の微生物の寄託の国際的承認に関する
ブダペスト条約及びそれに基づく規則(ブダペスト条約
)に基づいて、AmericanType Cu1tu
re Co11ection(ATCC)又はInvi
tr。
International Inc、(IVDに寄託
した。生存している培養菌の保存は、寄託の日から30
年間保証される。。そのハイプリドーマは、ブダペスト
条約のもとで、そして適切なアメリカ特許の発行後には
、無制限の入手可能性を保証する出願人とATCC又は
IVIの間の契約に基づいて、寄託されたハイブリドー
マは、ATCC又はIVIから入手可能にされるであろ
う。特許法に従っていずれかの政府の権威下で与えられ
た権利に反してこの発明を実施する許諾であると解釈し
てはならない。
第11表の左の縦列に挙げられたそれぞれのハイブリド
ーマの名称は、命名されたモノクローナル抗体を産生ず
るモノクローナル抗体に対応する。
9C61VI−10056 41B4             1VI−1005
787871VI−10059 106A10            1VI−100
60120H7(Vl−10061 200P9             1 V l−1
0062254H91VI−10063 421E8             1VI−100
6432A1             1VT−10
06G35E10             1VL 
10067140A7            1VI
−10069■栄1聾髪4株          ±y
」J■し1号203B2              
    1VI−10070219F3       
            1VI−10072387H
91VI−10073 452E12                  I
VI−10074454AI2           
      1VI−10075457071VI−1
0076 697B3                    
IVI−10077741F8           
        1VI−10078759E3   
                1VI−10079
788G6                   1
VI−10080451C31VI−10081 452F2                   1
VI−100B2650E2            
       1VI−10083相lI宣へ4迩  
 酊μU珪  酊避m号260F9         
1/27/84       HB−84882G3 
         1/27/84      11B
−849133F8         1/9/85 
      JIB−8697113F1      
   1/27/84       HB−84902
45E7         1/27/84     
 11B−8,189利十■聾髪4作   M9堅しt
仕  以北266B2         1/27/8
4       HB−8486317G5     
   1/27/84      HB−848536
9F10        12/13/84     
 HB−8682454C111/27/84    
 11B−84842800111/27/84   
    JIB−8487520C91/8/85  
     HB−8696”260F9−IC911/
7/84     11B−8662*このクローンは
、260P9の子孫であり、そして260F9よりも良
好な抗体産生体であることが見出された。
要約すれば、本発明は、抗腫瘍モノクローナル抗体及び
/又は免疫毒素及びrL−2と共に、薬理学的に有効な
量を用いて、癌のためのコンビネーション治療を提供す
るように思われる。
以下余白

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、腫瘍の治療学的又は予防学的処理のために温血哺乳
    類への非経口又は皮下投与のために適切な組成物であっ
    て、哺乳類からのインターロイキン−2(IL−2)及
    び腫瘍細胞に選択的に結合する少なくとも1つの免疫毒
    素の混合物を薬理学的に有効な量で含有する組成物。 2、前記IL−2がヒトIL−2であり、そして前記組
    成物がIL−2及び免疫毒素のために医薬的に許容され
    るキャリヤー媒体をさらに含んで成る特許請求の範囲第
    1項記載の組成物。 3、前記IL−2が成熟したヒトIL−2、des−a
    la_1−IL−2_s_e_r_1_2_5、des
    −ala_1−IL−2_a_l_a_1_0_4_s
    _e_r_1_2_5、IL−2_s_e_r_1_2
    _5、IL−2_a_l_a_1_0_4、IL−2_
    a_l_a_1_0_4_s_e_r_1_2_5、d
    es−ala_iIL−2又はdes−ala_1IL
    −2_a_l_a_1_0_4である特許請求の範囲第
    1又は2項記載の組成物。 4、前記免疫毒素がヒト乳癌及び/又はヒト卵巣癌細胞
    に選択的に結合し、そしてG又はMのアイソタイプを有
    する抗体を含んで成り、そして前記処理される癌が乳癌
    及び/又は卵巣癌である特許請求の範囲第1〜3項のい
    づれか1項記載の組成物。 5、前記免疫毒素が、260F9、280D11、24
    5E7、520C9、113F1、266B2、454
    C11、2G3、33F8、317G5、369F10
    、9C6、35E10、106A10、387H9、4
    21E8、451C3、454A12、650E2、7
    41F8、759E3及び前記群のメンバーに機能的に
    等しい抗体から成る群から選択された抗体を含んで成り
    、そして前記免疫毒素が組換えリシンA鎖を含んで成る
    特許請求の範囲第1〜4項のいづれか1項記載の組成物
    。 6、温血哺乳類における腫瘍の治療学的又は予防学的処
    理のための方法であって、哺乳類からのIL−2及び腫
    瘍細胞に選択的に結合する、少なくとも1つの免疫毒素
    の混合物の薬理学的に有効な量を前記宿主に投与するこ
    とを含んで成る方法。 7、前記IL−2及び免疫毒素の混合物が宿主に別々に
    投与される特許請求の範囲第6項記載の方法。 8、前記免疫毒素が、ヒト乳癌及び/又はヒト卵巣癌細
    胞に選択的に結合し、そしてG又はMのアイソタイプを
    有するモノクローナル抗体に接合された組換えリシンA
    鎖を含んで成り、そして前記処理される腫瘍が乳癌及び
    /又は卵巣癌である特許請求の範囲第6又は7項記載の
    方法。 9、前記抗体が520C9又は260F9であり、そし
    て前記宿主がヒトである特許請求の範囲第6〜8項のい
    づれか1項記載の方法。 10、前記混合物を、くり返して投与する特許請求の範
    囲第6〜9項のいづれか1項記載の方法。 11、腫瘍の治療学的又は予防学的処理のために温血哺
    乳類への非経口又は皮下投与のために適切な組成物であ
    って、哺乳類からのIL−2及びヒト腫瘍細胞に選択的
    に結合する、少なくとも1つのモノクローナル抗体の混
    合物を薬理学的に有効な量で含有する組成物。 12、温血哺乳類における腫瘍の治療学的又は予防学的
    処理のための方法であって、哺乳類からのIL−2及び
    ヒト腫瘍細胞に選択的に結合する、少なくとも1つのモ
    ノクローナル抗体の混合物の薬理学的に有効な量を前記
    宿主に投与することを含んで成る方法。
JP19152887A 1986-08-01 1987-08-01 インタ−ロイキン−2と共に免疫毒素又は抗体を用いてのコンビネ−ション治療 Pending JPS6360942A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03504854A (ja) * 1988-03-29 1991-10-24 イミュノメヂックス・インコーポレーテッド 細胞毒素療法
JP2004501101A (ja) * 2000-05-15 2004-01-15 ヘルス リサーチ インコーポレイテッド Her2に対する抗体およびインターロイキン−2の組み合わせの使用による癌の処置
JP2009035558A (ja) * 1992-02-06 2009-02-19 Novartis Vaccines & Diagnostics Inc 癌マーカー用生物合成結合蛋白質

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