JPS635911A - アミド系樹脂成形品 - Google Patents

アミド系樹脂成形品

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JPS635911A
JPS635911A JP14938686A JP14938686A JPS635911A JP S635911 A JPS635911 A JP S635911A JP 14938686 A JP14938686 A JP 14938686A JP 14938686 A JP14938686 A JP 14938686A JP S635911 A JPS635911 A JP S635911A
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JP
Japan
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glass
component system
polymerization
reinforcing material
lactam
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Pending
Application number
JP14938686A
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English (en)
Inventor
Isao Nagaya
長屋 勲
Yasuhiro Murata
村田 泰弘
Hiroshi Tashiro
寛 田代
Kenji Numazaki
沼崎 憲司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kasei Polytec Co
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Mitsubishi Monsanto Chemical Co
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Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd, Mitsubishi Monsanto Chemical Co filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、アミド系樹脂成形品に関するものである。更
に詳しくは、ガラス系複合強化材を配合してなるアミド
系樹脂の反応射出成形品又は反応注型成形品に関するも
のである。
「従来の技術] 近年、二成分系以上からなる高反応性の原料組成物を金
型内に射出または注入し、金型内で重合反応および成形
を同時に行って得られる直接成形品、いわゆる反応射出
成形品または反応注型成形品が注目されている。
従来、上記直接成形品としては、ポリウレタンよりなる
成形品が大きな発展をして米たが、最近、アミド系樹脂
、不飽和ポリエステル、エポキシ樹脂等の新しい素材よ
りなる反応成形品についても検討されている。中でもア
ミド系樹脂は、強靭性、強剛性、耐熱性に優れ、耐摩擦
、摩耗特性のよさを兼ね備え、更に、原料組成物の流動
性がよいこと、および重合時の発熱の少ないこと等から
、低射出圧力での成形が可能であり、金型面の転写性が
よく、かつ、薄肉がら厚肉の成形品まで随意に得ること
ができるので、反応射出成形および反応注型成形用素材
として特に注目されている。
この上うなアミド系樹脂の特長を生かし、更に高い剛性
と耐熱性を付与するために、強化材として、原料組成物
にガラス繊維を配合する試みがなされている。
反応射出成形品または反応注型成形品の製造に用いられ
る原料組成物に配合されるガラス繊維は、多くの場合、
ミルドガラス繊維またはカットガラス繊維である。
上記ガラス繊維を強化材として配合した原料組成物を用
いた場合、確かに成形品の剛性、耐熱性の向りは顕着で
ある。しかし、−方で原料組成物の粘度が大幅に−L昇
し、成形条件の幅が狭くなると同時に、成形品の表面外
観を損い、かつガラス繊維の配向による成形品の歪み(
ソリ)および機械的物性の異方性が発生するという問題
があった。
また、成形品の歪み(ソリ)および機械的物性の異方性
を少なくする目的で、原料組成物にガラスフレークを配
合する方法が提案されている。原料組成物にガラスフレ
ークを配合して、成形品の剛性をガラス繊維を配合した
場合と同等とするためには、粒径の大きなフレークを配
合する必要がある。しかし、ガラス繊維にかえて、粒径
の大きなフレークを配合した場合には、成形品の剛性は
改良されるが、表面外観が悪くなり、歪み(ソリ)が大
きくなるという問題があった。
このような背景から、アミド系樹脂の特長に加えて、優
れた剛性を有し、表面外観が損われず、更に歪み(ソリ
)および機械的物性の異方性の少ないアミド系樹脂成形
品の出現が強く待たれていた。
[本発明が解決しようとする問題点1 本発明が解決しようとする問題点は、次のことがらであ
る。
(1)反応射出成形法または反応注型成形法によって得
られたアミド系樹脂成形品であって、アミド系樹脂本末
の表面外観が損゛・われず、優れた剛性を有し、歪み(
ソリ)および機械的物性の異方性の少ない成形品を提供
すること。
(2)反応射出成形法または反応注型成形法によって得
られたアミド系樹脂成形品であって、原料組成物の中に
ガラス系複合強化材が配合されているにもか)わらず、
原料組成物の取扱い、成形操作が容易な成形品を提供す
ること。
[問題点を解決するための手段1 本発明者らは、前記の問題点を解決するため鋭意検討を
重ねた結果、アミド系樹脂に配合する強化材として、ガ
ラス繊維とガラスフレークとからなる複合強化材を適切
な量用いれば、成形品の表面が損われず、優れた剛性を
有するとともに、歪み(ソリ)および機械的物性の異方
性の少ない成形品が得られ、かつ成形操作も容易である
ことを見い出し、本発明に到達したものである。
しかして本発明の要旨とするところは、ω−ラクタム、
重合触媒および重合助触媒と、ガラス繊維およびガラス
フレークからなる複合強化材とを、ω−ラクタム、重合
触媒、重合助触媒および複合強化材の合計量100重量
部に対する複合強化材の割合が5〜50重量部の範囲と
なるように混合し、この混合物を、ω−ラクタムの融点
以−Lの温度で、成形金型内に射出または注入し、重合
反応させて得られたものであることを特徴とする、アミ
ド系樹脂成形品に存する。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明のアミド系樹脂成形品は、ω−ラクタム、重合触
媒、重合助触媒およびガラス繊維とガラスフレークとか
らなる複合強化材(以下、単に[複合強化材]という。
)を必須原料とする。
本発明で使用されるω−ラクタムの具体例としては、γ
−ブチロラクタム、δ−バレロラクタム、ε−カプロラ
クタム、ω−エナントラクタム、ω−カブリルラクタム
、ω−ウンデカノラクタム、ω−ラウリンラクタムなど
が挙げられる。これらのω−ラクタムは単独で使用して
もよく、2種類以上を併用してもよい。
本発明で使用される重合触1媒は、公知のω−ラクタム
のアニオン重合においで使用されているものから選ばれ
た如何なる化合物であってもよい。
その具体例としては、アルカリ金属、アルカリ土類金属
、これらの水素化物、酸化物、水酸化物、炭酸塩、アル
キル化合物、アリール化合物、アルコキシド、グリニヤ
ール化合物、更には上記金属または金属化合物とω−ラ
クタムとの反応生成物、例えばω−ラクタムのナトリウ
ム塩、カリウム塩、マグネシウムハライド塩などが挙げ
られる。重合触媒の使用量は全ω−ラクタムに対し、o
、o i〜15、または20モル%もしくはそれ以上の
範囲である。
本発明で使用される重合助触媒も公知のω−ラクタムの
アニオン重合において使用されるものから選ばれた如何
なる化合物であってもよい。その具体例としては、例え
ば、トルエンジイソシアネート、4.4’−ジフェニル
メタンジイソシアネート、ヘキサメチレンツイソシアネ
ート、ポリメチレンポリフェニルポリイソシアネート、
カルボジイミドで変性されたジイソシアネート等のイソ
シアネート類、ヘキサメチレン−1,6−ピスカルバミ
ド、カプロラクタム、N、N’−ジフェニル−p−フェ
ニレンビスカルバミドカプロラクタム、N、N’−ジフ
ェニル−p−フェニレンビスカルバミド、ピロリドン等
のカルバミドラクタム類、テレ7タロイルクロリV1ア
ジピン酸クロリド、セバシン酸クロリドなどの酸ハライ
ド類、アジポイルビスカプロラクタム、アジポイルビス
ピロリドン、テレ7タロイルビスカプロラクタム、テレ
7タロイルビスピロリドン、などのポリアシルラクタム
類、または式− 1式中、Aはハロゲンであるか、または−ヘ −し=U
(ここでYはし3′すし目のγルヤレンである)であり
、aは1,2または3の整数であり、bは2またはそれ
以上の整数であり、R1はアルキル基、アルアルキル基
、アルキルオキシ基、アリールオキシ基、ハロゲン基ま
たはアルアルキル基えシ基であり、R2は炭化水素基お
よびエーテル結合を含有する炭化水素から選択される二
価以上の基であり、そしてZは(1)最低分子量的2.
oooを有するポリエーテル、(2)最低分子量的2.
000を有するポリエーテルセグメントを含有するポリ
エステルセグメント、または(3)最低分子量i 、o
 o oを有する炭化水素〕を有するものからなる群よ
り選択される酸ハライド官能性物質またはラクタム官能
性物質などが挙げられる。蚤 また、本発明においては、ω−ラクタム、重合触媒、重
合助触媒とともに重合反応し重合体鎖中に入る架橋剤、
変性剤(ソフトセグメント)等を配合することができる
。これらの化合物としては、多価の水酸基、メルカプト
基、アミノ基またはエポキシ基を有する化合物が挙げら
れる。
多価の水酸基を有する化合物の例としては、アルキレン
グリコール、例えばジエチレンゲルコール、トリエチレ
ングリコール、テトラエチレンゲルコール、テトラメチ
レングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレン
グリコール、ヘキシレングリコール、1,2−プロパン
ジオール、1゜3−プロパンジオール、1,3−ヘキサ
ンジオール、ブチレングリコール、1.4−ブタンンオ
ール、ジシクロペンタジェングリコール、ヘプタエチレ
ングリコールおよびイソプロピリデンビス(p−フェニ
レンオキシプロパノ−ルー2)、アルキレングリコール
以外のポリオール例えばグリセロール、ペンタエリスリ
トール、1,2.6−ヘキサンジオールおよび1−トリ
メチロールプロパン、重合体状ポリオール例えばポリエ
チレンゲルコール、ポリプロピレングリコール、ポリオ
キシプロピレンジオール、およびトリオール、ポリテト
ラメチレングリコール、ひまし油、ポリブタジェンリコ
ールおよびヒドロキシ基以外の置換基を含有する多数の
化合物例えば2.4−ノクロロブチレングリコールなど
が挙げられる。
多価のメルカプト基を有する化合物としては、ヒドロキ
シエチルチオグリコレート、エチレングリコールビス(
チオグリコレート)、ペンタエリスリトールテトラキス
−(チオグリコレート)およびチオジグリコールなどが
挙げられ、多価のアミノ基を有する化合物としては、ヘ
キサメチレンジアミン、トリレンツアミン、2.4−ジ
エチル1リレンジアミン、ポリオキシエチレンジアミン
、ポリオキシプロピレンノアミンおよびトリアミン、ポ
リオキシプロピレンノアミン、末端基がアミ7基の共重
合ポリアミドなどが挙げられ、多価のエポキシ基を有す
る化合物としては、レゾルシノールノブリシジルエーテ
ル、ビスフェノールAのジグリシジルエーテル キシド、ブタンノオールジグリシジルエーテル、ポリカ
ルボン酸のポリグリシジルエステル、エポキシ化ポリオ
レフィンおよびグリシジルエーテル樹脂、エポキシノボ
ラック樹脂などがある。
更に、本発明においでは、実質的に重合反応を阻害しな
い化合物、例えば可塑剤、発泡剤、染顔料、酸化防1ト
剤、内部離型剤等を配合することもできる。
とガラスフレークとからなる。
上記複合強化材として用いられるガラス繊維は、ガラス
の長繊維を破砕または切断したもの、すなわち、ミルド
ガラス−繊維またはカットガラス繊維のいずれでもよく
、特に制限はない。ガラス繊維の組成についても特に限
定されるものではない。
ミルドガラス繊維またはカットガラス繊維には一般にE
〃ガラス呼ばれるガラスが用いられているが、更に、こ
れを濃硫酸で処理し、酸可溶性成分を除去したリーチド
ブラス、耐酸性の強いCガラス、更にはAlfラス、S
ガラス、M〃ガラスARガラス、Li,fラス等公知の
ガラスを用いることができる。
また、上記複合強化材として用いられるガラスフレーク
は、通常の7レーク状のものであれば、形状組成とも制
限はない。
ガラスフレークには、−般に耐酸性の強いCガラスが用
いられるが、このほか、ガラス繊維製造用に多く使用さ
れているE〃ガラスたはA〃ガラスSガラス、M〃ガラ
スAR,fラス、Liffラス等に強化材とマ) リッ
クス樹脂との間の界面接着性を向−ヒさせるため、ガラ
ス系強化材の表面が表面処理剤で処理される。本発明で
も、例えばメタアクリレート−クロミック−クロライド
のようなりロム系表面処理剤、ビニル−トリーエトキシ
シラン、ビニルトリス(β−メトキシエトキシ)シラン
、γーメタアクリロキシプロピルトリメトキシシラン、
カチオン性メタアクリレート官能性シラン、γ−アミ7
プロビルトリエトキシシラン、β−(3、4−エボキシ
ンクロヘキシル)エチルトリメトキシンラン、γーグリ
シドキシプロビルトリメトキシシラン、γ−メルカプト
プロビルトリメトキシシラン、フェニルトリメトキシン
ラン、N−β−(アミノエチル)−γ−7ミノプロビル
トリメトキシシラン、クロロプロビルメ)kCジシラン
等のシラン系表面処理剤、イソプロピルトリイソステア
ロイルチタネート、イソプロピルトリデシルベンゼンス
ルホニルチタネート、イソプロピルトリス(ジオクチル
パイロホスフェート)チタネート、テトライソプロピル
ビス(ジオクチルホスファイト)イルチタネート、イソ
プロビルトリクミルフェニルナタネート、イソプロピル
トリ(N−7ミノエチルーアミノエチル)チタネート、
ジクミルフェニルオキシアセテートチタネート、シイソ
ステアロイルエチレンナタネート等のチタネート系表面
処理剤などその他のものも含め、公知の表面処理剤で処
理したガラス繊維とガラスフレークを複合強化材として
用いることがで終る。もっとも、表面処理をしないガラ
ス繊維とガラスフレークを複合強化材として用いた場合
でも、本発明ではその効果が認められるので、表面処理
剤で処理した複合強化材を用いることは必須ではない。
本発明に係るアミド系樹脂成形品を得るには、前記のω
−ラクタム、重合触媒および重合助触媒と上記複合強化
材とを混合し、この混合物(以下、これを[原料組成物
1という。)を、ω−ラクタムの融点以」ユの温度で、
成形金型内に射出または注入し、重合反応させることが
必要である。
そして、上記において、原料組成物100重量部に対す
る複合強化材の割合を5〜50重量部の範囲にすること
を必須の要件とする。
酸物を用いる場合には、複合強化材の効果が殆ど発現さ
れず、得られる成形品の剛性が不十分である。
また、複合強化材の割合が50重量部より多い原料組成
物を用いる場合には、得られる成形品の表面外観が損わ
れ、かつ、脆いものとなるほか、成形に供される原料組
成物の粘度が大幅に上昇することに伴って、成形方法に
よっては、更に次のような不都合が生じ、実用に供し得
ない。すなわち、原料組成物を成形金型に射出して成形
を行う場合には、高い圧力を要するようになり、比較的
低射出圧力で成形できるという、アミド系樹脂の反応射
出成形の利息が失われる。さらに、前記の諸原料を混合
して原料組成物を調製する混合機の絞りの部位またはそ
の移送配管内での閉塞が頻発するようになる。
また、原料組成物を成形金型に注入して成形を行)場合
には、原料組成物を調製する際に巻き込まれた気泡が抜
けきらず、この気泡が成形品の中に残り、不良成形品を
与える。
次に、本発明に係るアミド系樹脂成形品を製造実施態様
を説明する。
複合強化材は、重量平均繊維長が30〜300μmの範
囲のガラス繊維10〜50重量%と、重量平均径が3−
u300μmの範囲のガラスフレーク90〜50重量%
とからなるものが好ましい。
重量平均繊維長が300μ鴎を超えるガラス繊維を使用
する場−介には、得られる成形品の剛性は向上するもの
の、その表面外観が悪化するため好ましくなく、また、
重量平均繊維長が30μmより短いガラスM&維を使用
する場合には、得られる成形品の表面外観は良好である
が、剛性の向上が極めて少ないため好ましくない。重量
平均径が300μ稙を超えるガラスフレークを使用する
場合には、得られる成形品の剛性は向上するものの、そ
の表面外観が悪化するため好ましくなく、また、重量平
均径が3μ鴎より小さいガラスフレークを使用する場合
には、得られる成形品の表面外観は問題ないものの、剛
性の向上が少なく、ガラス繊維の配向に起因する歪み(
ソリ)、および機械的物均径のガラスフレークの比率が
90重量%を超える複合強化材を用いる場合には、この
ような複合強化材を配合した原料組成物の粘度が大幅に
−L昇して成形操作が困難になるとともに、得られる成
形品の剛性の向−Lが少ないため好ましくない。−方、
ガラス繊維の比率が50重量%を超える、すなわち、ガ
ラスフレークの比率が50重量%より少ない複合強化材
を用いる場合には、得られる成形品の剛性は十分向−卜
したものとなるが、ガラス繊維の配向に起因する歪み、
および機械的物性の異方性が見られるため好ましくない
複合強化材を構成するガラス繊維は、前記重量平均繊維
長の範囲のものが好ましいが、繊維長25μm未満のも
のが3重量%以下、300μ鴎を超えるものが30重量
%以下であり、かつ、重量平均繊維長が75〜200μ
mの範囲であるものが更に好ましく、75〜125μm
の範囲のものが特に好ましい。このような繊m長分布を
もつがラス繊維を使用すると、得られる成形品の表面外
観を損うことなく、有効に剛性の向]二をはかることが
でき好適である。
複合強化材を構成するガラス繊維の直径は、ガラス単繊
維の直径(繊度ともいう)を指し、当該業界で汎用され
ている記号で表わすならばり、E、F、G、HlJ、に
、L、M、N、P、QSR。
S、T、U、すなわち、5.08μmから25.4μm
までのものであることが望ましい。これ未満の直径のも
のは使えないことはないが、非常に嵩比重が小さく、取
扱いが不便であり、がっ、紡糸の生産性が悪いため非常
に価格高となり、また、直径が25.4μmを超えるガ
ラス繊維は、繊維長と繊維径の比(アスペクト比という
)が小さく、成形品の剛性の向上が少なく好ましくない
複合強化材を構成するガラスフレークは、前記重量平均
径の範囲のものが好ましいが、重量平均径10〜50μ
mの範囲のものが更に好ましい。
このような重量平均径範囲のガラスフレークを使用する
場合には、得られる成形品の表面外観が損われることな
く好適である。
また、複合強化材を構成するガラスフレークは、厚さが
1〜10μmの範囲で、その7スベクト比(粒径/厚さ
)が2〜150の範囲のものであることが望ましい。こ
のようなガラスフレークを使用する場合には、得られる
成形品の表面外観が損われることなく、優れた剛性を有
し、かつ、歪み(ソリ)および機械的物性の異方性の少
ない、良好な成形品となり、好適である。
本発明に係るアミド系樹脂成形品を製造する場合には、
前記ω−ラクタム、重合触媒、および重合助触媒(以下
あわせて[出発原料]という。)に、上記複合強化材を
混合したあと、成形金型内に射出または注入しで、出発
原料を重合反応させる。
出発原料に複合強化材を混合するには、次のいずれかの
方法によることができる。
(イ)出発原料を二成分系に分割する方法出発原料を、
重合触媒を含むω−ラクタムの溶融状物(以下、これを
[成分系(A)1という。)と重合助触媒を含むω−ラ
クタムの溶融状物(以下、これを[成分系(B)1とい
う。)とに分割して別々に調製し、これら二成分系の少
なくとも一方に複合率キ 強化刈を配合した後、これら二成分系を、原料組成物に
対する複合強化材の割合が本発明で規定する範囲内とな
る混合比率で合一、混合する方法。
(ロ)出発原料を三成分系以上に分割する方法−に記(
イ)の成分系(A)および成分系(B)のほかに、ω−
ラクタム、重合触媒、重合助触媒の単一原料のみからな
る溶融状物をそれぞれ別途調製して、原料を三成分系以
りに分割し、これら三成分系以上の少なくとも一つの成
分系に複合強化材を混合する方法。
(ハ) その他の方法 前記(イ)の方法において、成分系(A>、成分系(B
)のいずれにも複合強化材を配合せず、これらを合一し
て混合する際に、この混合系に直接複合強化材を配合す
る方法。
上記(イ)ないしくハ)の混合方法の中では(イ)の方
法が好適である。よって、以下の例で、出発原料に複合
強化材を混合する方法は、(イ)の方法による場合でも
って説明する。
本発明に係るアミド系樹脂成形品を製造する方法につい
で、更に詳細に説明する。
まず、成分系(A)の溶融状物は、ω−ラクタムに重合
触媒を加え、ω−ラクタムの融点以−L(例えば、ω−
ラクタムがε−カプロラクタムの場合には70℃以L)
に加温して調製するが、成分系(A)自体での重合反応
の進行を阻止するため、通常は100℃以下に保持され
る。
成分系(B)の溶融状物も同様に、ω−ラクタムに重合
助触媒および必要に応じて少量の添加剤(例えば架橋剤
、反応生成物、変性剤、その地回塑剤、酸化防IIr、
剤なと)を加え、ω−ラクタムの融点以−Lに加温して
調製し、通常140℃以下に保持される。
このようにして調製した成分系(A)、成分系(旧のい
ずれか一方にのみ、または成分系(A>および成分系(
B)の双方に、本発明におし1て規定する複合強化材の
全量を適当な比率に分配して加え混合する。なお、分配
の比率は、成分系(A)または成分系(旧の粘度、ω−
ラクタムの種類等に応じて都度決定される。
次に、溶融状態または溶融スラリー状態の成分M(A)
と成分系(B)とを−定の比率で合一、混合し、得られ
た原料組成物を成形金型内に射出または注入する。に記
二成分系の混合には、ミキシングヘッドと呼ばれる衡突
混合装置、またはスタティックミキサーもしくはダイナ
ミックミキサー等の流体混合装置を使用することができ
る。
この場合、成分系(A)と成分系(B)との混合比は、
製造する成形品の用途、具備させる性質に応じて変化さ
せることができる。」−記混合比は、−般的には容積比
(成分系(A)/成分系(B))で571〜115の範
囲とするのがよい。
また、成形に際しての金型の温度は、100〜200℃
、好ましくは120〜160℃の範囲に保持するのがよ
い。成形金型の温度を上記の範囲に保持するときには、
會型内での重合反応が迅速に進行し、原料組成物を金型
に注入した後、短詩fit(通常は2〜4分以内)で注
入物が硬化または凝固し、重合反応を終了する。重合反
応終了後、金型から取り出したものは目的とする成形品
である。
本発明に係るアミド系樹脂成形品としては、自動車、ス
ノーモービルの外板、ステアリングホイール、ダッシュ
パネル、インストルメンタルパネル、カウルパネル、カ
ウルグリル、バンパー等の車輛の部品; コンビl−タ
ー、ワードプロセサー等の0Afi器のハウジング; 
テレビジョン、音響機器等家庭電気製品のハウジング;
 その他各種電気機器の絶縁材、家具の部品、プラスチ
ックパレット、プラスチックシート等があげられるが、
これら例示したものに限られるものではない。
「発明の効果」 本発明は、次のように顕者な効果を奏し、その産業上の
利用価値は極めて大である。
(1)本発明に係るアミド系樹脂成形品は、複合強化材
の配合により、剛性、耐熱性ともに優れており、しかも
、歪み(ソリ)および機械的物性の異方性が少なく、更
に表面外観も優れている。
(2)本発明に係るアミド系樹脂成形品の製造において
は、複合強化材として使用するガラス繊維とガラスフレ
ークの物性、両者の比率、および複合強化材の配合割合
を、特定の範囲から選んで使用することがで終るので、
成形に供する原料組成物の粘度−ヒ昇が抑制され、流動
性が良好であり、その取扱い、成形操作が容易である。
「実施例」 次に、本発明を実施例および比較例に基づいて説明する
が、本発明はその要旨を超えない限り、以下の例に限定
されるものではない。
以下の例において用いたガラス繊維の種類と諸性質を後
記第1表に、またガラスフレークの種類と諸性質を後記
第2表に、それぞれまとめて掲げる。
なお、ガラス繊維の繊維長分布測定及びガラスフレーク
の粒径分布測定は、各々、次に記載した方法により行っ
た。
ガラス繊維の繊維長分布測定: ガラス繊維をスライドガラス上にとり、その上に、エチ
レングリコールを滴下して、エチレングリコール中に分
散させ、その上から、カバーガラスで押え、二枚のガラ
スをほぼガラス繊維の径と同じ間隙とし、偏光顕微鏡に
て、125倍の写真をとり、1000本の繊維長分布を
3回計測し、その平均値を繊維長分布とした。また、こ
の上うにして測定した繊維長分布より、重量平均繊維長
を算出した。
〃ラス7レークの粒径分布測定: 直径200IIII11の標準篩を、」ユから48メツ
シユ、100メツシユ、150メツシユ、325メツシ
ユおよび受皿の順に重ね、試料を筒金網の−L段に入れ
た。この試料入り篩を、ロータツブ型振動篩機で15分
間振動し、篩分けし、各筒金網に残った試料重量を秤量
し、粒径分布を測定した。また、このようにして測定し
た粒径分布より重量平均径を算出した。
一27= また、以下の例において、得られた成形品の表面外観評
価、曲げ剛性の測定および歪み(ソリ)の測定は、次の
ようにして行った。
成形品の表面外観評価: 肉眼観察を主とし、表面粗さ計(小板研究所製5E−3
A)を補助的に用いて評価した。評価結果は◎;優、○
;良、Δ;可、X;不可の4段階で表示した。
成形品の曲げ剛性の測定: 実施例または比較例の成形操作によって得られた、幅5
10mw5長さ1,000mIa、厚さ2 、5 +I
II++の平板状の成形品から試験片を切り出し、これ
を温度25℃、相対湿度50%の雰囲気中に約1昼夜放
置した後、ASTM D−790に準拠して測定した。
成形品のソリの、測定: 前記平板状の成形品の幅方向く技手方向に対して直角方
向)に糸を張り、がっ、この糸を成形品の両縁部に当接
させ、糸と成形品表面との距離の最大値をソリ量とする
。このソリ量測定操作を、成形品の中央部と両端部につ
いて行ない、これら3点の)もの最大値をその成形品の
ソリ量とした。
実施例1 それぞれ下記の組成よりなる成分系(A)および複合強
化材を配合した成分系(B)を、反応射出成形機の二つ
の原料タンクにそれぞれ調製し、撹拌しつつ両者とも9
0℃に保持した。
成分系(A) ε−カプロラクタム        8 、3 kgブ
ロムマグネシウムカプロラクタム 2.5 kg成分系
(B) ε−カプロラクタム        5 、9 kg重
合助触媒(B)           4.8kgガラ
ス繊維A             3.6 kg〃ラ
ス7レークa           10,7kg上記
成分系(B)に添加された重合助触媒(B)は次の構造
式、すなわち (ただし、式中、Zは分子量的6000のポリブタジェ
ンを表わす。) で示される化合物である。
次に、成分系(A)および成分系(B)を、反応射出成
形機を用い、重量基準の混合比 −成分系(A)/成分
系(B)  −(以下、単に[混合比]という。)を2
.33/1,0に調製して、ミキシングヘッド内で衝突
混合しつつ、135℃の温度に調節された幅510II
II*、長さ1.000m輸、深さ2.5鶴鴨のキャビ
ティを有する射出成形金型内に、長さ方向の一端の中火
に設けたデートから射出した後、2分間保持した。その
後、成形品を取り出し、これを各種の物性測定に供した
。得られた成形品の物性測定結果を、配合した複合強化
材の種類、量とともに後記第3表に示した。
実施例2および3 実施例1に記載の例において、成分系(B)の組成を、
それぞれ次のように変更した以外は、それぞれ同側にお
けると同様にしで、成分系(A)、成分M(B)を調製
し、同側において用いた反応射出成形機および射出成形
金型を用い、また同側におけると同様の方法、同一の条
件によって、それぞれ成形品を得、得られた成形品の物
性を測定した。
その結果を、同じく第3表に示した。
成分系(B)一実施例2 ε−カプロラクタム        5.9 kg重合
助触媒(13)           4.8kgガラ
ス繊維A             4.8kgがラス
フレーク、           9.5 kg成分系
(B)一実施例3 ε−カプロラクタム        5.9 kg重合
助触媒(B)           4.8kgガラス
繊維A             2 、9 k。
ガラスフレークa          11.6kg実
施例4 実施例1に記載の例において、成分系(A)および成分
系(B)の組成を、次のように変更した以外は、同側に
おけると同様にしで、成分系(A)および成分系(B)
を調製した。
成分系(A) ε−カプロラクタム       10.5kFl−3
2= ブロムマグネシウムカプロラクタム 3.1k。
成分系(B) ε−カプロラクタム        7 、5 kg重
合助触媒(B)           6.0kgガラ
ス繊維A             5 、8 kgガ
ラスフレークa           5 、8 kg
次に、実施例1において用いた反応射出成形機および射
出成形金型を用い、上記成分系(A)と成分系(B)の
混合比を1,86/1,0に変更した以外は、同側にお
けると同様の方法、同一の条件によって、成形品を得、
得られた成形品の物性を測定した。その結果を、同じく
第3表に示した。
実施例5′す8 実施例4に記載の例において、成分系(B)に配合する
ガラス繊維またはガラスフレークの一方を、それぞれ後
記#3表(複合強化材の種類のS)に記載した種類のも
のに変更した以外は、同側におけると同様にして成分系
(A)および成分系(B)を調製した。
次に、同側において用いた反応射出成形機および射出成
形金型を用い、また、同側におけると同様の方法、同一
条件によって、それぞれ成形品を得、得られた成形品の
物性を測定した。その結果を、同じく第3表に示した。
実施例9 実施例4に記載の例において、成分系(B)にレゾルシ
ノールグリシシルエーテルを添加して、その組成を次の
ように変更した以外は、同側におけると同様にして、成
分系(A)、成分系(B)を調製し、同側において用い
た反応射出成形機および射出成形金型を用い、また同側
におけると同様の方法、同一の条件によって成形品を得
、得られた成形品の物性を測定した。その結果を、同じ
く第3表に示した。
成分系(B) ε−カプロラクタム        7.5kg重合助
触媒(B)           6.0kgレゾルシ
ノールグリシジルエーテル0.14kgガラス繊維A 
            5 、8 kgガラスフレー
クa           5.8 kg比較例1およ
び2 実施例4に記載の例において、成分系(B)に配合する
複合強化材として、比較例1においてはガラス繊維のみ
を用い、また比較例2においては〃ラス7レークのみを
用いて、成分系(B)の組成を次のように変更した以外
は、同側におけると同様にして、成分系(A)、成分系
(B)を調製した。
成分系(B)  −比較例1 ε−カプロラクタム        7 、5 kg重
合助触媒(B)           6.Okgガラ
ス繊維A           11.6kg成分系(
B)  −比較例2 ε−カプロラクタム        7.5 kg重合
助触媒(B)           6.0kgガラス
フレークa          11.6kg次に、実
施例4においで用いた反応射出成形機および射出成形金
型を用い、また、同側におけると同様の方法、同一の条
件によって成形品を得、得られた成形品の物性を測定し
た。その結果を、同じく第3表に示した。
比較例3 実施例4に記載の例において、成分系(B)の組成を次
のように変更した以外は、同側におけると同様にして、
成分系(A)および成分系(B)を調製した。
成分系(B) ε−カプロラクタム        7 、5 hF1
重合助触媒(B)           6.0k。
ガラス繊維A            O,56kgガ
ラスフレークa          0056kg次に
、実施例において用いた反応射出成形機および射出成形
金型を用い、前記成分系(A)と成分系(B)の混合比
を1.07/1,0に変更した以外は、同側におけると
同様の方法、同一の条件によって成形品を得、得られた
成形品の物性を測定した。
その結果を、同じく第3表に示した。
比較例4 実施例4に記載の例において、成分系(A)および成分
系(B)の双方に複合強化材を配合して、これら両成分
系の組成を次のように変更した以外は、同側におけると
同様にして、成分系(A)および成分系(B)を調製し
た。
成分系(A) ε−カプロラクタム       10.5kgブロム
マグネシウムカプロラクタム 3,1kg〃ラス繊維A
             6.8kgガラスフレーク
a           6 、B kg酸成分(B) ε−カプロラクタム        7.5 k。
重合助触媒(B)           6.0kgが
ラス繊維A            10.5kg〃ラ
ス7V−りa          10.5kg次に、
実施例4において用いた反応射出成形機および射出成形
金型を用い、前記成分系(A)と成分系(B)の混合比
を1.27/1,0に変更し、同側におけると同様の方
法、同一の条件によって成形を試みたが、原料組成物の
流動性が悪く、成形品を得ることができなかった。
実施例10・す13 実施例4tこ記載の例において、成分系(B)に配合す
るガラス繊維またはガラスフレークの一方を、それぞれ
後記第3表(複合強化材の種類の欄)に記載した種類の
ものに変更した以外は、同例におけると同様にして、そ
れぞれ成分系(A)および成分系(B)を調製した。
次に、同例において用いた反応射出成形機および射出成
形金型を用い、また、同例におけると同様の方法、同一
条件によって、それぞれ成形品を得、得られた成形品の
物性を測定した。その結果を、同じく第3表に示した。
実施例14 実施例4に記載の例においで、成分系(B)の組成を次
のように変更した以外は、同例におけると同様にして、
成分系(A)および成分系(B)を調製した。
成分系(B) ε−カプロラクタム        ? 、5 kg重
合助触媒(B)           6.0kgガラ
ス繊維A            1.15kgガラス
フレークa          1,15kg次に、実
施例4において用いた反応射出成形機および射出成形金
型を用い、前記成分系(A)と成分系(B)の混合比を
1.17/1.0に変更した以外は、同例におけると同
様の方法、同一の条件によって成形品を得、得られた成
形品の物性を測定した。その結果を、同じく第3表に示
した。
実施例15 実施例4に記載の例において、成分系(B)の組成を次
のように変更した以外は、同例におけると同様にして、
成分系(A)および成分系(B)を調製した。
成分系(B) ε−カプロラクタム        7 、5 k。
重合助触媒(B)           6.0kgガ
ラス繊維A            11.5kg〃ラ
ス7レークa          11.5kg次に、
実施例4において用いた反応射出成形機および射出成形
金型を用い、前記成分系(A)と成分系(B)の混合比
を2.70/1.0に変更した以外は同例におけると同
様の方法、同一の条件によって成形品を得、得られた成
形品の物性を測定した。
その結果を、同じく第3表に示した。
第3表の結果から、次のことが明らかである。
(1)本発明で規定する要件を満足する成形品は、アミ
ドifS樹脂成形品本米の表面外観が損われず、優れた
剛性を有し、歪み(ソリ)および機械的物性の異方性(
曲げ剛性の方向差)が少ない。
(2)本発明で規定する要件を満足しない成形品、すな
わち、強化材としてガラス繊維のみを配合した成形品(
比較例1)、ガラスフレークのみを配合した成形品(比
較例2)および複合強化材の配合量の少ない成形品(比
較例3)は、それぞれ、歪み(ソリ)が大きいとか(比
較例1)、また、剛性の向上が極めで少ない(比較例2
.3)などの欠点があり、良好な成形品とはいえない。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ω−ラクタム、重合触媒および重合助触媒と、ガ
    ラス繊維およびガラスフレークからなる複合強化材とを
    、ω−ラクタム、重合触媒、重合助触媒および複合強化
    材の合計量100重量部に対する複合強化材の割合が5
    〜50重量部の範囲となるように混合し、この混合物を
    、ω−ラクタムの融点以上の温度で、成形金型内に射出
    または注入し、重合反応させて得られたものであること
    を特徴とするアミド系樹脂成形品。
  2. (2)複合強化材は、重量平均繊維長が30〜300μ
    mの範囲のガラス繊維10〜50重量%と、重量平均径
    が3〜300μmの範囲のガラスフレーク90〜50重
    量%とからなるものである特許請求の範囲第(1)項記
    載のアミド系樹脂成形品。
  3. (3)ガラス繊維は、繊維長が25μm未満のものが3
    重量%以下、300μmを超えるものが30重量%以下
    であり、かつ、重量平均繊維長が75〜125μmの範
    囲のものである特許請求の範囲第(1)項または第(2
    )項記載のアミド系樹脂成形品。
  4. (4)ガラス繊維は、繊維直径が5〜25μmの範囲の
    ものである特許請求の範囲第(1)項、第(2)項また
    は第(3)項記載のアミド系樹脂成形品。
  5. (5)ガラスフレークは、重量平均径が10〜50μm
    の範囲のものである特許請求の範囲第(1)項ないし第
    (4)項のうちのいずれかの項に記載のアミド系樹脂成
    形品。
  6. (6)ガラスフレークは、厚さが1〜10μmの範囲で
    、そのアスペクト比が、2〜150の範囲のものである
    特許請求の範囲第(1)項ないし第(5)項のうちのい
    ずれかの項に記載のアミド系樹脂成形品。
  7. (7)混合物は、架橋剤および/または反応生成物変性
    剤を含有している、特許請求の範囲第(1)項ないし第
    (6)項のいずれかの項に記載のアミド系樹脂成形品。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0755966A1 (de) * 1995-07-25 1997-01-29 Ems-Inventa Ag Thermoplastisch verformbare Verbundwerkstoffe
JP2001269978A (ja) * 2000-03-24 2001-10-02 Ono Sangyo Kk 熱可塑性樹脂成形物の製造方法および熱可塑性樹脂成形物
JP2021178976A (ja) * 2017-10-03 2021-11-18 三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社 熱可塑性樹脂組成物、樹脂成形品、メッキ付樹脂成形品の製造方法および携帯電子機器部品の製造方法

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