JPS635910A - インサ−ト成形用金型 - Google Patents

インサ−ト成形用金型

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Publication number
JPS635910A
JPS635910A JP61152297A JP15229786A JPS635910A JP S635910 A JPS635910 A JP S635910A JP 61152297 A JP61152297 A JP 61152297A JP 15229786 A JP15229786 A JP 15229786A JP S635910 A JPS635910 A JP S635910A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
insert
covered
insert member
insert molding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61152297A
Other languages
English (en)
Inventor
Keizo Ito
啓造 伊藤
Shigeru Yabutani
薮谷 茂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP61152297A priority Critical patent/JPS635910A/ja
Publication of JPS635910A publication Critical patent/JPS635910A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明はインサート成形用金型の構造に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来からインサート成形法はよく知られている。
この成形法はインサート成形用金型のキャビティの中に
金属または合成樹脂で形成されたインサート部材をセッ
トしてから該キャビティに成形用樹脂または反応して樹
脂となる成形用原料を注入して成形品を得る方法である
(発明が解決しようとする問題点) この方法はインサート部材が一体的に固着された合成樹
脂成形品を得る方法として優れた方法であるが、例えば
、第9図に示すように凹部50を有する合成樹脂成形品
51の内側にインサート部材52の一部分が露出してい
て、その露出部分の裏側に樹脂が入り込んでいない空隙
部53が存在する成形品をインサート成形法によって得
ようとする場合、該インサート部材52の露出部分の裏
側に樹脂が入らないように成形するには金型にスライド
コア55等を設けなければならず、金型構造が複雑にな
るという問題があった。
また、合成樹脂成形品51にスライド」ア55を前進又
6は後進させるための穴54が形成されるため、その穴
54が合成樹脂成形品の意匠面になるような成形品の製
造には前記従来技術は適用できなかった。本発明の目的
は上記問題を解消し得る簡単な構造のインサート成形用
金型を提供することにある。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) 本発明は前記の目的を達成するために、固定型と可動型
とからなるインサート成形用金型において、前記二つの
金型のうちの少なくとも一方の金型のキャビティ形成用
側壁上にインサート部材の非被覆部を覆うほぼ舌状の突
起を設けるという技術的手段を採用する。
(作用) インサート成形用金型を構成する固定型と可動型のうち
少なくとも一方の金型のキャビティ形成用側壁上に舌状
の突起が設けられる。この突起によって非被覆部となる
インサート部材の一部分が覆われる。
非被覆部が前記突起で覆われた状態でイン1ノ−−ト成
形すると、その突起の存在する部分には樹脂が侵入でき
ないので、インサート成形によって得られた成形品は非
被覆部の裏面に空隙部のあるものとなる。
(実施例) 次に、本発明を具体化した一実施例について述べる。
[インサート成形用金型] 第1〜4図に示すように、この実施例のインサート成形
用金型22は凹部23aを有する下型23と、該下型2
3の上にキャビティCを形成するようにして重ねられる
上型24とから構成され、前者が固定型になっているの
に対して、後者が可動型になっている。
前記上型24においてキャビティCの一部分を形成する
キャビティ形成用側壁24Xの下部には舌状の突起25
が形成されている。
前記突起25の前面25aは垂直状になっているか、ま
たは上型24と下型23とを相対的に離間させたとき、
キャビティCにおいて成形された成形品に対して前記突
起25が引掛かることがない程度に傾斜している。
第4図の2点鎖線で示すように前記突起25の下部には
後述するインサート部材の凹部を下方から挿入可能な空
隙部25bが形成されている。
なお、前記上型24には前記インサート部材を仮止めす
る仮止め手段、例えば、永久磁石、仮止めピン又はスラ
イドコア等を補助的に設けることができる。
[インサート部材] 第5図に示すように前記上型24にセットされるインサ
ート部材12は金属板の本体部13と、その本体部13
の一方の側部から外方に延出している金属板の仮止め部
14とから構成されている。
前記本体部13は半円形にプレス成形されて裏面側が凹
部16aになっている非被覆部16と、透孔17が設け
られている平らな扱止め部29とから構成されている。
前記非被覆部16はインサート成形品において、樹脂に
埋没されることなく外部に露出し、中央部にある係止孔
15に後述する係止部材が嵌合するようになっている。
前記凹部16aはその平面形状がU字形をなし、前記突
起25を一方方向からスライド挿入できるように形成さ
れ、その突起25の前面25aと前記後止め部材29の
裏面29aとが面一になるよう凹部16aが前記突起2
5に覆われる。
前記インサート部材12はその非被覆部16を前記突起
25の空隙部25bにスライド挿入して前記仮止め部1
4とともに前記キャビティ形成用側壁24xに仮止めす
る。
以上のように構成されるこの実施例の作用、効果を次に
述べる。
[インサート成形過程] 第2図、第3図【こ示すようにインサート成形用金型2
2のうちの下型23のキャビティCにスラッシュ成形法
により、まず、ポリ塩化ビニル樹脂粉末から表皮10を
形成し、次いで、その表皮1Oの内側に同じくポリ塩化
ビニル樹脂の発泡層9を形成する。従って、両者の間に
は必ずしも明確な境界がない。
次に、インサート部材12を上型24のキャビティ形成
用側壁24xに対して磁石を利用して仮止めする。この
とき、非被覆部16の凹部16aに前記突起25をスラ
イド挿入する。
この状態で下型23と上型24とを重ねてキャビティC
を形成して、該キャビティC内にインサート部材12の
セットが完了する。そして、そのキャビティCに発泡性
ポリウレタン樹脂をインサート成形する。
インサート成形後、型開きすると、第1図に示すように
箱状の成形品26が得られる。この成形品26の底部2
7のうち不必要な部分をカッタ28により切り落し、必
要に応じて装飾等の加工を施す。
このように、本発明のインサート成形用金型22を使用
することにより凹状の成形品26の内側にインサート部
材12を取り付けることが可能になる。また、合成樹脂
成形品26の表面には従来技術のように穴54が形成さ
れないため、意匠上の制限を受けるようなことがない。
[成形品の用途コ 前記のようにして得られた成形品26は種々の用途に使
用される。例えば、第7図に示すようにその成形品26
を自動車のコンソールボックス1のアウタケース3とし
て使用することができる。
その場合、横断面がほぼU字形をなし、その内側上部に
は凹部6が形成されているボックス本体2がアウタケー
ス3に取り付けられ、さらに、アウタケース3の上に蓋
体7が取り付けられる。
前記ボックス本体2とアウタケース3とは係止部材11
によって係止されている。この係止部材11は第6図に
示すようにインサート部材12の係止孔15に挿入され
る二股状の胴部19と、ボックス本体2をインサート部
材コ2に係止する頭部20とから形成されている。前記
胴部19の先端外周には逆止部21が設けられ、これが
該非被覆部16に引掛かるようになっている。
この実施例のコンソールボックス1においては、ボック
ス本体2の側部とアウタケース3の内側部との間に余分
な隙間がなくなっている。
また、インサート部材12を板金で形成したので、イン
サート部材12の強度が大きく、その分だけほかの材料
、例えば、合成樹脂から製造されているインサート部材
より薄肉にできる。従って、アウタケース3そのものを
薄くすることができる。
このようにアウタケース3に対するボックス本体2の取
付は構造及びインサート部材12の材質の両面からボッ
クス本体2内のスペースを相対的に大きくすることが可
能になり、電話等の設置がより容易になる。
本発明は前記の実施例に限定されることなく、例えば、
インサート部材12を第8図に示すように1個の非被覆
部16と1個の扱止め部29とか、複数個の非被覆部1
6と複止め部29とから構成し、それらに対応する数の
突起25を上型24に設けてもよい。
発明の効果 以上詳述したように、本発明は簡単な構造の金型でイン
サート成形品に固定されたインサート部材の非被覆部の
裏面側に樹脂が入り込んでいない空隙部を備えた成形品
の製造が可能になり、ひいては前記非被覆部に係止部材
等の取付けが可能な成形品が得られるという優れた効果
を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1〜8図は実施例に係る図面で、第1図はインサート
成形後の実施例の縦断面図、第2図はスラッシュ成形後
の実施例の部分斜視図、第3図は同じく縦断面図、第4
図は突起とインサート部材の重ね方を示す部分斜視図、
第5図はインサート部材の斜視図、第6図は係止部材の
斜視図、第7図はコンソールボックスの部分斜視図、第
8図は係止部材の他の態様を示す斜視図、第9図は従来
技術に係る成形品の部分縦断面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、固定型(23)と可動型(24)とからなり、両金
    型(23、24)の少なくとも一方の金型のキャビティ
    形成用側壁(24x)上に、インサート部材(12)の
    非被覆部(16)を覆うほぼ舌状の突起(25)を設け
    たことを特徴とするインサート成形用金型。 2、前記インサート部材(12)は金属板をプレス成形
    したものであって、前記非被覆部(16)の裏面側には
    凹部(16a)が形成され、該凹部(16a)が前記キ
    ャビティ形成用側壁(24x)上に形成された舌状の突
    起(25)によって覆われるように構成されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のインサート成
    形用金型。
JP61152297A 1986-06-27 1986-06-27 インサ−ト成形用金型 Pending JPS635910A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61152297A JPS635910A (ja) 1986-06-27 1986-06-27 インサ−ト成形用金型

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JP61152297A JPS635910A (ja) 1986-06-27 1986-06-27 インサ−ト成形用金型

Publications (1)

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JPS635910A true JPS635910A (ja) 1988-01-11

Family

ID=15537445

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JP61152297A Pending JPS635910A (ja) 1986-06-27 1986-06-27 インサ−ト成形用金型

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JP (1) JPS635910A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11925248B2 (en) 2021-01-12 2024-03-12 Tokiwa Corporation Liquid cosmetic material container

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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