JPS635875A - プラズマト−チの点孤方法 - Google Patents

プラズマト−チの点孤方法

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JPS635875A
JPS635875A JP14914686A JP14914686A JPS635875A JP S635875 A JPS635875 A JP S635875A JP 14914686 A JP14914686 A JP 14914686A JP 14914686 A JP14914686 A JP 14914686A JP S635875 A JPS635875 A JP S635875A
Authority
JP
Japan
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arc
pilot
electrode
ignited
heated
Prior art date
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Pending
Application number
JP14914686A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunobu Shimomoto
下元 康延
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daido Steel Co Ltd filed Critical Daido Steel Co Ltd
Priority to JP14914686A priority Critical patent/JPS635875A/ja
Publication of JPS635875A publication Critical patent/JPS635875A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はプラズマトーチの点弧方法に関する。
(従来の技術) プラズマトーチの電極と被熱物間に移行形(トランスフ
ァタイプ)のメインアークを形成させ、このメインアー
クにより被熱物の溶接、切断、溶解、溶射、表面処理等
の各種加工をおこなう方法が、最近広く採用されるよう
になった。この場合、たとえばコンベア等により連続的
に搬送されてくる被熱物にメインアークを点弧させるた
め、プラズマトーチにおいては断続的にメインアークの
点弧をおこなう必要がある。このメインアークの点弧は
、第1図に示すようなプラズマトーチ1の電極2とノズ
ル3の間にパイロットアークPを点弧した状態で、プラ
ズマガスGを流すとともに被熱物Wと電極2@にメイン
アーク電源7の電圧を印加して、電極2と被熱物W間に
メインアークMを形成することによりおこなわれる。そ
してこのメインアークMの点弧に必要なパイロットアー
クPの形成法としては、メインアークMの点弧より小時
間前に、高周波電源6の高周波出力とパイロットアーク
電源5の直流出力とを重畳して電極2とノズル3間に付
与して点弧し、メインアーク点弧後に消弧する方法と、
パイロットアークPは連続的に点弧状態としておき、メ
インアークMのみ点弧、消弧を繰返すようにする方法と
がある。
(発明が解決しようとする問題点) ところが上記のメインアークMに同期させてパイロット
アークPを断続的に点弧する方法によると、高周波電1
II6によるひんばんな高周波放電により他の制御機器
や弱電装置に電波障害等の悪影響を及ぼし、またメイン
アーク消弧時には電極2は全く加熱されないため、再点
弧時に冷えた電極2に熱ショックが加わり、電極2の欠
落事故をおこすことがあった。
またパイロットアークPを連続的に点弧状態としておく
方法の場合は、プラズマガスGの流口変動などによりパ
イロットアークPがノズル3の下端から出入し、この出
入により変動するパイロットアークPの放熱量がメイン
アークMの熱量に重畳して被熱物Wに与えられる結果、
被熱物の加熱温度管理が厳密に要求される薄肉溶接など
における溶接不良をひ、きおこす原因となっていた。
この発明は上記従来の問題点を解決するもので、ひんば
んな高周波放電が不要で、パイロットアークによる被熱
物への熱影響がほとんどなく、さらに電極の冷却も防止
できるプラズマトーチの点弧方法を提供することを目的
とする。
(問題点を解決するための手段) しかしてこの発明のプラズマトーチの点弧方法は、プラ
ズマトーチの電極と被熱物間に移行形のメインアークを
断続的に形成するプラズマトーチの点弧方法において、
メインアークが点弧したらパイロットアークを消弧し、
該メインアークの消弧直前に電極とノズル間にパイロッ
トアーク電源電圧を印加することによりパイロットアー
クを点弧し、該パイロットアークにより次回のメインア
ークの点弧をおこなうことを特徴とするプラズマトーチ
の点弧方法である。
(作用) 前記目的を達成するため発明者が種々研究を重ねた結果
、第2図に示すように電極2と被熱物W間にメインアー
クMが点弧している状態においては、電極2からノズル
3の下端部を経て被熱物Wに至るメインアークMの周囲
には、プラズマガスGが電離状態となった導電性を有す
る電離雰囲気層8が形成されていることが見出された。
従ってメインアークMの消弧前にパイロットアーク電源
5による直流電圧のみを電極2とノズル3間に印加する
ことにより、高周波電源6の高周波出力によって電極2
とノズル3間の絶縁性を破壊することなしに、パイロッ
トアークPを点弧することができるのである。またメイ
ンアークMの点弧後パイロットアークPを消弧すること
により、パイロットアークPの放熱量が被熱物Wに熱影
響を与えることが防止される。またメインアークMの消
弧から次に再点弧に至る間は、パイロットアークPが点
弧しており、電極2の冷却を防止する。
(実施例) 以下第1図乃至第4図によりこの発明の一実施例を説明
する。
図中、1はプラズマトーチで、2はタングステン等から
成る電極、3はこの′R穫が嵌装された筒状のノズルで
1.4はノズル内部に形成した冷却水流通路である。電
極2とノズル3間には、パイロットアーク電源5、高周
波電源6、パイロツトア−り用スイッチS1が接続され
ている。また電極2と被熱物W間には、メインアーク電
源7およびメインアーク用スイッチS2が接続されてい
る。
上記構成の装置を用い、先ずプラズマアークによる複数
被熱物の溶接等の一連の作業の開始時には、第3図に示
すようにパイロットアーク用スイッチS1を閉じてパイ
ロットアーク電源5の直流電圧を電極2とノズル3間に
印加するとともに、従来法と同様に高周波電源6を小時
間t0だけ動作させて高周波出力Hを重畳し、パイロッ
トアークPを点弧させる。この点弧後メインアーク用ス
イッチS2を閉じてメインアークMを点弧させ、この点
弧から小時間1.(たとえば0〜2秒)後に、パイロッ
トアーク用スイッチS1を開いてパイロットアークPを
消弧する。メインアークMにより被熱物Wの溶接等をお
こない、このメインアークMの消弧より小時間t2 (
たとえば1〜5秒)前の時点で、パイロットアーク用ス
イッチS1を閉じる。なおこのとき高周波電源6は動作
させない。これによってパイロットアーク電源5の直流
電圧V、が電極2とノズル3間に印加されるが・第2図
に示すようにメインアークMの周囲には、前記作用の項
で述べた電離雰囲気層8が形成されているので、直ちに
パイロットアークPが点弧し、1個の被熱物Wの溶接終
了等によりメインアーク用スイッチS2を開いてメイン
アークMを消弧しても、パイロットアークPの点弧状態
が維持される。次の被熱物Wのアーク照射位置への到来
および該被熱物とメインアーク電源7との接続終了等に
より、メインアーク用スイッチS2を閉じれば、パイロ
ットアークPは点弧状態なので、メインアークMは直ち
に点弧する。この点弧後、パイロットアークの消弧、メ
インアーク消弧直前のパイロットアークの点弧等を前記
と同様にして繰返すことにより、プラズマトーチ1の電
極2と被熱物W間にメインアークMを断続して形成し、
このメインアークMにより被熱物Wの加工をおこなうの
である。なお上記工程における各スイッチS1、S2お
よび高周波電源6の作動は、タイマを用いた公知の制御
回路によりおこなう。
上記工程におけるパイロットアークPの点弧に必要なパ
イロットアーク用電源5の出力電圧V。
の最小値は、メインアークMの電流の大小により変化し
、メインアークMの電流が大きい場合は低い出力電圧V
、により点弧することができる。これはメインアーク電
流が大きい場合、電離雰囲気層8の電離度が促進される
ためと思われる。第4図は同一プラズマトーチを用いて
メインアーク電流を変化させた場合の、パイロットアー
クが点弧可能な点弧電圧(最小点弧電圧)の測定値の一
例を示す。
(発明の効果) 以上説明したようにこの発明によれば、パイロットアー
クはメインアーク点弧中のほとんどの時間消弧している
ので、パイロットアークによる被熱物への熱影響が゛は
とんどない。またメインアークの周囲に形成される電離
雰囲気層を利用してパイロットアークの点弧をおこない
、高周波電源による高周波放電は作業開始の初回点弧時
のみおこなうだけでよいので、電波障害などの悪影響を
大巾に低減化できる。さらに電極は、メインアーク消弧
時においてもパイロットアークにより加熱されるので、
電極の冷却が防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明方法に用いるプラズマトーチの一例を
示す系統図、第2図は第1図のプラズマトーチの要部断
面図、第3図はこの発明の一実施例を示すタイムチャー
ト、第4図は同じくパイロットアーク点弧電圧とメイン
アーク電流の相関関係を示す線図である。 1・・・プラズマトーチ、2・・・電極、3・・・ノズ
ル、5・・・パイロットアーク電源、7・・・メインア
ーク電源、8・・・電離雰囲気層、W・・・被熱物、P
・・・パイロットアーク、M・・・メインアーク。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. プラズマトーチの電極と被熱物間に移行形のメインアー
    クを断続的に形成するプラズマトーチの点弧方法におい
    て、メインアークが点弧したらパイロットアークを消弧
    し、該メインアークの消弧直前に電極とノズル間にパイ
    ロットアーク電源電圧を印加することによりパイロット
    アークを点弧し、該パイロットアークにより次回のメイ
    ンアークの点弧をおこなうことを特徴とするプラズマト
    ーチの点弧方法。
JP14914686A 1986-06-25 1986-06-25 プラズマト−チの点孤方法 Pending JPS635875A (ja)

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JP14914686A JPS635875A (ja) 1986-06-25 1986-06-25 プラズマト−チの点孤方法

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JP14914686A JPS635875A (ja) 1986-06-25 1986-06-25 プラズマト−チの点孤方法

Publications (1)

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JPS635875A true JPS635875A (ja) 1988-01-11

Family

ID=15468776

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JP14914686A Pending JPS635875A (ja) 1986-06-25 1986-06-25 プラズマト−チの点孤方法

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JP (1) JPS635875A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5695663A (en) * 1993-02-25 1997-12-09 Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho Plasma cutting method and NC plasma cutting apparatus
JP2013198911A (ja) * 2012-03-23 2013-10-03 Daihen Corp プラズマアーク溶接方法およびプラズマアーク溶接システム
JP2014000587A (ja) * 2012-06-19 2014-01-09 Daihen Corp プラズマアーク溶接方法およびプラズマアーク溶接システム
CN103753003A (zh) * 2014-01-08 2014-04-30 无锡汉神电气有限公司 燃料架等离子焊接工艺

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