JPS6358369A

JPS6358369A - 記録装置

Info

Publication number: JPS6358369A
Application number: JP20126386A
Authority: JP
Inventors: Atsushi Kasao; 敦司笠尾; Kazuo Terao; 寺尾　和男; Toru Teshigahara; 勅使川原　亨
Original assignee: Fuji Xerox Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date: 1986-08-29
Filing date: 1986-08-29
Publication date: 1988-03-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、画像信号に応じた潜像を電荷注入電極を有す
る層形成部材により、現像剤担持体上に形成された現像
剤薄膜上に形成する静電記録装置に関する。

従来の技術現像剤を層規制部材によって現像剤担持体上に薄層に担
持させ、潜像を有する潜像担持体と近接又は接触させて
、現像剤を潜像上に転移させ、現像を行うタイプの記録
装置は知られている。

発明が解決しようとする問題点本発明者等は、先に現像剤担持体上に形成された現像剤
薄層上にイオン源と開口素子からなるイオン流変調手段
により画像信号に応じた潜像を形成する静電記録装置を
提案した。そのイオン流変調手段を用いた静電記録装置
の概要を第６図によつて説明する。

第６図を参照すると、導電性円筒２に誘電体層゛３を設
けたトナー担持体ロール１上に供給された一成分トナー
よりなるトナー５は、トナー担持体ロール１に接触する
層形成部材４により一様な厚さのトナー薄層にされると
共に、層形成部材４とトナー５との間の摩擦帯電系列に
よりプラスあるいはマイナスに摩擦帯電される。かくし
てトナー担持体ロール１は、−様に帯電されたトナー薄
層をその上に担持することになる。この様に一様に帯電
されたトナー薄層に向けて、イオン供給源６より、イオ
ン供給源６と導電性円筒２との間にバイアス電極７によ
りバイアス電圧を印加しながら、イオン流を供給し、画
像信号に応じた電圧を制御電源９から、複数の開口素子
からなるイオン流変調手段８に印加することにより、イ
オン供給源からのイオン流を画像信号に応じて変調し、
この変調されたトナー薄層に選択的に衝突させて、画像
信号に応じたトナー潜像を形成する構成となっている。

この記録装置においては、トナーの飛しようによりイオ
ン流変調手段８が汚れ、イオン流が乱れ、潜像を乱すと
いう欠点があった。

本発明は、上記の欠点を改善することを目的とするもの
である。

問題点を解決するために手段本発明の上記目的は、イオン流変調手段に換えて、電荷
注入電極を設けた層形成部材を用いることにより達成さ
せる。

本発明は、現像剤をその上に担持する現像剤担持体と、
その現像剤を画像信号に従って選択的に帯電させる帯電
手段と、現像剤担持体上の現像剤を選択的に記録媒体に
転写させる転写手段を含む記録装置において、該現像剤
帯電手段が現像剤の薄層を形成する層形成部材を有し、
該層形成部材に、電荷注入電極として、画像信号に従っ
て選択的に現像剤を帯電させる為の微小電極を設けたこ
とを特徴とする。（以下、本発明に於ける層形成部材を
「電荷注入電極付層形成部材」という）作用本発明の作用を第５図によって説明する。第５図は、本
発明における電荷注入電極付層形成部材を用いて静電記
録を行う場合の原理図である。現像剤５は、電荷注入電
極付層形成部材１６により薄層にされ、さらにその終端
部に設けられている微小電極により、画像信号に応じた
電荷が注入される。それにより、現像剤の薄層上に潜像
が書込まれる。ついで、現像剤は、記録媒体上に潜像に
対応して選択的に転写される。

実施例第１図は、本発明に記録装置における電荷注入電極付層
形成部材の実施例であり、第２図は、第１図の線Ｉ−Ｉ
における断面図でおる。電荷注入電極付層形成部材にお
いて、絶縁性ゴム板１７の　　１中に長手方向に柱状の
細い電極１８が二列並べら　　１れている。この電極１
８は、絶縁性ゴム板１７に　　１より、絶縁されており
、１００Ｖ以上の耐圧が必　　！要でおる。この絶縁性
ゴム板は、電１ｆ！１８と接す　　゛ることのできる幅
を持つ、コンタクト用電極１９が長手方向に並べである
基材２０に圧着されてい　　゛る。

柱状の電極１８の材質としては、カーボンを分散させた
シリコンゴムよりなる、絶縁性ゴム板１７と摩耗性の等
しい導電性ゴムを用いるのが好ましく、これにより現像
剤との摩擦で絶縁性ゴム板１７又は柱状に電極１８のど
ちらかが先に摩耗し、機能しなくなるのを防ぐことがで
きる。

第３図は、本発明における層規制部材の他の実施例を示
す。この実施例においては柱状の電極１８は終端部に一
列に並んでいる。そのため、注入された電荷が絶縁性ゴ
ム１７により擦れて画像が乱れるのを免がれることかで
きる。

第４図は、上記の層形成部材を用いた本発明に記録装置
の実施例である。トナー担持体ロール１は、ステンレス
鋼から構成される導電性シャフトに体積抵抗１０１０Ω
ｃｍの熱硬化性フェノール樹脂製の誘電体円筒をはめ合
せて接着した構成をとっている。ホッパー１０に収容さ
れたトナー５は、トナー搬送ロール１１によりトナー担
持体ロール１上に供給される。トナー担持体ロール１上
のトナーは電荷注入電極付層形成部材１６とトナー５に
より一様な厚さく５μＴｒＬ〜２０μｍ）のトナー薄層
になるように規制されると共に、電荷注入電極付層形成
部材１６とトナー５との間の摩擦帯電系列により一様に
帯電される。この実施例の場合にはトナー層の帯電電位
は−４０〜−６０Ｖである。ざらにこの電荷注入電極付
層形成部材の終端部よりトナー層上に、画像信号に応じ
て一様に帯電されたトナーとは逆の電位を電源１５より
供給して、潜像を形成する。

トナー担持体ロール１と間隔２００μｍを隔てて背面電
極１２を設け、両者間に電源１３によって９００Ｖのバ
イアス電圧を印加しながらトナー担持体ロール１上のト
ナー潜像の形成されたトナー層を転写用紙１４上に飛し
ょうさせる。この場合、トナー担持体ロール１側がプラ
スにバイアスされていれば、トナーが転写用紙１４に転
写され、ポジ画像が形成される。反転現像はバイアス電
源１３の向きを逆にすればよく、同じ電圧で反転像を）
ｑることかできる。

発明の効果本発明は、上記のように層形成部材に、電荷注入電極と
して、画像信号に従って選択的に現像剤を帯電させる為
の微小電極を設け、それによって潜像が形成されるから
、画像形成にざいしてトナーの飛しょうがなく、良好な
画質の転写画像が形成される。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明における電荷注入電極付層形成部材の
一実施例の斜視図であり、第２図は、第１図の線Ｉ−Ｉ
の断面図であり、第３図は、本発明における電荷注入電
極付層形成部材の伯の実施例の斜視図でおり、第４図は
、電荷注入電極付層形成部材を用いた本発明の記録装置
の概略溝成図であり、第５図は、本発明の詳細な説明す
るための説明図であり、第６図は、イオン流変調手段を
用いた静電記録装置の原理を説明するための説明図であ
る。１・・・トナー担持体ロール、２・・・導電性円筒、３
・・・誘電体層、４・・・層形成部材、５・・・トナー
、６・・・イオン供給源、７・・・バイアス電源、８・
・・イオン流変調手段、９・・・制御電源、１０・・・
ホッパー、１１・・・トナー搬送ロール、１２・・・背
面電極、１３・・・バイアス電源、１４・・・転写用紙
、１５・・・電源、１６・・・電荷注入電極付層形成部
材、１７・・・絶縁性ゴム板、１８・・・電極、１９・
・・コンタクト用電極、２０・・・基材。特許出願人　　富士ゼロックス株式会社代理人　　　　
弁理士　　洞部　剛２ら７５］％３図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）現像剤をその上に担持する現像剤担持体と、その
現像剤を画像信号に従つて選択的に帯電させる帯電手段
と、現像剤担持体上の現像剤を選択的に記録媒体に転写
させる転写手段を含む記録装置において、該現像剤帯電
手段が現像剤の薄層を形成する層形成部材を有し、該層
形成部材に、画像信号に従つて選択的に現像剤を帯電さ
せる為の微小電極を設けたことを特徴とする記録装置。
（２）層形成部材が、板バネ部材と該板バネ部材上の現
像剤担持体と対向する側に設けられた軟弾性体とからな
ることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の記録
装置。
（３）微小電極が、該弾性体と同程度の摩耗性を有する
薄膜物質からなることを特徴とする特許請求の範囲第１
項に記載の記録装置。