JPS6357352A - 自動車用ミラ−装置 - Google Patents

自動車用ミラ−装置

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Publication number
JPS6357352A
JPS6357352A JP19966786A JP19966786A JPS6357352A JP S6357352 A JPS6357352 A JP S6357352A JP 19966786 A JP19966786 A JP 19966786A JP 19966786 A JP19966786 A JP 19966786A JP S6357352 A JPS6357352 A JP S6357352A
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JP
Japan
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mirror
spherical
spacer
pivot
stationary pivot
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Pending
Application number
JP19966786A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigenobu Kuroki
黒木 重宣
Masaru Yano
勝 矢野
Fumiyoshi Wakimoto
文良 脇元
Kazuya Iwamoto
岩元 一也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minebea AccessSolutions Inc
Original Assignee
Honda Lock Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Honda Lock Manufacturing Co Ltd filed Critical Honda Lock Manufacturing Co Ltd
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Publication of JPS6357352A publication Critical patent/JPS6357352A/ja
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  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動車のドアの外部等に装着される自動車用ミ
ラー装置に関するものである。
(従来の技術とその問題点) 一般に、ミラーを支持したミラー基板の略中央部を、傾
動支点機構であるピボット機構で傾動可能に支持し、こ
のピボット機構をそれぞれ通る水平軸X上及び垂直軸Y
上にそれぞれ作動杆を配置して、これら作動杆(可動ピ
ボット)をボールジヨイントを介して前記ミラー基板に
連結し、前記作動杆を前進後退させることにより前記ミ
ラーを水平軸X及び垂直軸Yを中心に傾動させるように
した自動車用ミラー装置は公知である(実公昭59−3
9084号、特公昭59−39342号、特公昭60−
47131号公報)。
斯かる従来の自動車用ミラー装置においては、前記ミラ
ー基板を支持するピボット機構は特公昭59−3934
2号公報に開示しであるように、ミラーハウジングに球
面受座部を設け、この球面受座部にミラー基板の半球状
の膨出部を中間部材を介して嵌合し、ねじ部材を膨出部
及び中間部材に挿通してこのねじ部材をミラーハウジン
グに螺着し、ねじ部材が保持したスペーサを前記膨出部
の内側面に当接させて構成してあった。
しかし、前記ねじ部材が螺着されるミラーハウジングは
合成樹脂製であるために前記ねじ部材との螺着にゆるみ
が生じ易く、このためにミラーの傾動支点として長期の
使用に耐えることができなかった。
また、従来ピボット機構は、実公昭59−41155号
公報に開示しであるようにミラーハウジングに球面受座
部と嵌挿軸とを設け、この球面受座部にミラー基板の膨
出部を嵌合し、この膨出部の内側にスペーサを嵌合する
と共に該スペーサ内にばねを挿入し、前記嵌挿軸にワッ
シャを係止してばねを圧縮し、このばねの力で膨出部を
球面受座部に圧接させて構成してあった。
しかし、ワッシャを嵌挿軸に係止し、ばねを圧縮するな
どの構成はゆるみ易く、ミラーの傾動支点として長期の
使用に耐えることができなかった。
(発明の目的) 本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、傾動支点
機構の組み立てに際してねじ部材やワッシャを不要にし
て部品間のゆるみをなくし、ミラーの傾動支点として長
期の使用に耐える傾動支点 ′機構をもつ自動車用ミラ
ー装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために本発明は、ミラーを支持し
たミラー基板を静止ピボットを有する傾動支点機構で傾
動可能に支持し、前記静止ピボットを通る垂直軸Y上に
可動ピボットを有するX軸回り傾動機構を設けると共に
前記静止ピボットを通る水平軸X上に可動ピボットを有
するY軸回り傾動機構を設け、前記可動ピボットをミラ
ー基板に回転自在に連結し、前記可動ピボットを前進後
退させることにより前記ミラーを水平軸X及び垂直軸Y
を中心に傾動させるようにした自動車用ミラー装置にお
いて、前記傾動支点機構は、ミラーケースの球面受座部
にミラー基板の球状凸部を転動可能に嵌合し、前記ミラ
ーケースに弾発保持された静止ピボットの先端部の圧接
突子部を前記球状凸部の内側のスペーサ嵌合部内に挿入
し、このスペーサ嵌合部にスペーサを嵌合し、このスペ
ーサに前記静止ピボットの圧接突子部を圧接して。
前記スペーサにより前記球状凸部を前記球面受座部に圧
接して構成したものである。
(作用) 前記静止ピボットの圧接突子部を弾発力をもってスペー
サに圧接し、この弾発力をスペーサを介してミラー基板
の球状凸部に伝え、この球状凸部を前記球面受座部に圧
接させて傾動支点機構を構成し、該傾動支点機構の組み
立てに際してねじ部材やワッシャを不要にした。
(実施例) 以下、本発明の各実施例を図面に基づいて説明する。ま
ず、第1実施例を第1図乃至第3図に基づき説明する。
第1図は本発明に係る自動車のドアミラー装置の第1実
施例を示す一部破断した正面を、第2図は第1図の■−
■線に沿う断面をそれぞれ示す。
両図中1は裏側ケースであり、第3図に示す如くこの裏
側ケース1の面部1aの内面−側にはベース部材2を取
り付けるためのボルト取付座3が突設してあり、前記面
部1aの内面左右には内、外側ボルト取付座4a、4b
が設けである。前記裏側ケース1は、前記ベース部材2
の取付面部2aにボルト5により取り付けてあり、該ボ
ルト5は前記取付面部2aのボルト孔6に挿入後、前記
ボルト取付座3に螺合しである。7はユニットケース、
8はミラーケースとしての表側ケースである。
前記ユニットケース7は平面四角形状をなし且つ皿状の
ケース本体7aを備えており、このケース本体7aの各
隅角部には取付座部9が形成しである。前記ケース本体
7aの面部7bの中央には凹部10が形成してあり、こ
の凹部10の内面には柱体11が突設してあり、この柱
体11の端面には後述する静止ピボット53の係合片5
6が係合する係合溝12が形成しである。前記ケース本
体7aの面部7bの内面にはギヤ支承部13,14と軸
支承部15,16とが設けである。これらギヤ支承部1
3.14は前記ケース本体7aの面部7bに円筒体17
を突設してなり、前記柱体11を中心とする仮想円上に
互いに90度位相をずらして配置しである。
前記ケース本体7aの開口端側周縁部7Cにはシール嵌
合突条部18が形成しである。
前記表側ケース8はケース本体8aを備えており、この
ケース本体8aの周側部はその面部8bに対して立ち上
げられたバイザー19になされており、このバイザー1
9は前記裏側ケース1の周側部1bに合致する形状にし
である。前記表側ケース8のケース本体8aの面部8b
の中央部には、四角形状の膨出部20が形成してあり、
この膨出部20の中央部には傾動支点機構Aの装着部2
1が設けである。この装着部21は内筒部21aとこの
内筒部21aと同心の外筒部21bとこれら内、外筒部
21a、21bの上方に位置する半球状の凹面体より成
る球面受座部21cとを有しており、この球面受座部2
1cの周縁部には互いに180度の位相差で一対の円筒
状の突子22.22が前記球面受座部21cの中心に向
けて突設しである。該球面受座部21cの中央部には前
記内筒部21aの上端に開口する礼状部23が形成して
あり、この礼状部23の周部下面がばね受座24になさ
れている。前記球面受座部21cには内、外筒部21a
、21b間に通じる開口部25が形成しである。
前記表側ケース8のケース本体8aの膨出部20には円
筒状のギヤ支承体26.27と支軸(図示省略)とがそ
れぞれ設けてあり、これらギヤ支承体26.27は前記
装着部21の中心と同心の仮想円上に互いに90度位相
をずらして配置しである。
前記表側ケース8のケース本体8aの膨出部20には前
記ギヤ支承体26.27を囲むようにしてブーツ係止部
30,31が形成しである。
前記表側ケース8のケース本体8aの面部8bには前記
膨出部20の各隅角部の外方に位置させた内側ボルト孔
32と前記膨出部20の左右側方に位置させた外側ボル
ト孔33とが設けである。
前記表側ケース8のケース本体8aの膨出部20にはス
トッパ34.35が突設してあり、一方のストッパ34
は前記装着部21を挟んで一方のギヤ支承体26に対向
する位置にあり、他方のストッパ35は前記装着部21
を挟んで他方のギヤ支承体27に対向する位置にある。
前記表側ケース8のケース本体8aの膨出部20の外面
にはモータ支持ブラケット36.36及びシール$38
がそれぞれ設けである。
前記表側ケース8のギヤ支承体26,27は前記ユニッ
トケース7のギヤ支承部13,14と合致していて、こ
れら一方のギヤ支承体26とギヤ支承部13とでY軸回
り傾動機構Bの装入部42を、他方のギヤ支承体27と
ギヤ支承部14とでX軸回り傾動機構Cの装入部(図示
省略)をそれぞれ構成している。
そして、前記表側ケース8のケース本体8aの膨出部2
0とユニットケース7との間は収納スペース44になさ
れており、この収納スペース44に前記傾動支点機4i
1A、Y軸回り、X軸回り傾動機構B、C及び後述する
駆動機構りとがミラー駆動ユニットFとして収納しであ
る。
上述のように表側ケース8が裏側ケース1に組み付けら
れることにより、装着部21の球面受座部21cの突子
22.22はミラー47の垂直方向の傾動中心になる垂
直軸Y上に位置している。
また、Y軸回り傾動機構Bの装入部42の中心軸Pの延
長線は水平軸Xに直交し、X軸回り傾動機構Cの装入部
の中心軸Qの延長線は、垂直軸Yに直交している。
なお、前記駆動機構りはモータ74と、ギヤ62と中間
ギヤ75とウオーム76とウオームホイール76a等よ
りなる減速ギヤ機構77とを有している。
前記表側ケース8の前記装着部21には傾動支点機構A
が装着してあり、この傾動支点機構Aはミラー基板45
を全方向に傾動可能に支持している。このミラー基板4
5は板状の基板本体45aを備えており、この基板本体
45aの略中夫には半球状の球状凸部46が該基板本体
45aの裏面側に突出させて形成しである。この球状凸
部46の外面部46aには180度の位相差をおいて水
平方向に沿う一対のガイド溝48.48が形成しである
。前記基板本体45aには前記ガイド溝48゜48に連
なる礼状部49,49が形成しである。
前記球状凸部46の内側にはスペーサ嵌合部50が形成
しである。
前記ミラー基板45の裏面には前記球状凸部46の中心
と同心の仮想円上に90度位相を互いにずらした位置で
球面受座部51.52が形成しである。
前記傾動支点機構Aは前記球状凸部46と静止ピボット
53とを備えており、この静止ピボット53の一端部は
圧接突子部としての球面支点部54になさ九でおり、該
静止ピボット53の他端部にはばね受座部55が形成し
てあり、また該静止ピボット53の他端面には係合片5
6が突設しである。前記球面支点部54の端面には突出
部57が突設してあって、この突出部S7に係止孔58
が形成しである。
前記球状凸部46は前記装着部21の球面受座部21c
に摺動可能に嵌合してあり、前記球状凸部46のガイド
溝48.48内に前記球面受座部21cの突子22,2
2が挿入しである。そして、前記静止ピボット53の球
面支点部54は前記スペーサ嵌合部50に半割構造のス
ペーサ59を介して装着してあり、該球面支点部54は
該スペーサ59の球面受部60に摺接している。前記静
止ピボット53の係合片56は前記柱体11の係合)g
12に係合しである。前記球面受座部21c側のばね受
座24と静止ピボット53のばね受座部55との間にば
ね61が介装しである。
前記装入部42に装着されたY軸回り傾動機構Bは回転
部材である前記ギヤ62と可動ピボット63とを備えて
いる。このギヤ62は中空状の軸体64と一体になされ
ており、この軸体64の内周面にはこの軸体64の軸線
方向に摺動溝65が形成してあり、また前記ギヤ62に
は凹部よりなる支承部66が形成しである。
前記可動ピボット63の外周面にはその全長に亘って雄
ねじ部67が形成しである。該可動ピボット63の一端
部には球面体68が、他端部にはガイド部69がそれぞ
れ設けである。また、前記可動ピボット63の球面体6
8側にはブーツ係止溝70が形成しである。
前記ギヤ62は軸体64を前記ギヤ支承部13に回転可
能に挿入し、また、前記ギヤ支承体26を前記支承部6
6に回転可能に挿入して前記装入部42に設けである。
前記可動ピボット63は前記ギヤ62の軸体64内に、
且つ前記ガイド部69は前記摺動溝65にそれぞれ摺動
可能に挿入しである。前記可動ピボット63の球面体6
8は前記ミラー基板45の球面受座部51に回転可能に
嵌合していて、これらでボールジヨイント部71を構成
している。前記表側ケース8のブーツ係止部30にはブ
ーツ72の一端部が係止してあり、該ブーツ72の他端
部は前記可動ピボット63のブーツ係止溝70に係止し
である。
前記可動ピボット63の雄ねじ部67には送り爪部材で
ある平面略U字形状のばねクリップ73が螺合状態で取
り付けてあり、このばねクリップ73の両端部は前記ギ
ヤ支承体26.27に設けた相対向する係止孔(図示省
略)に挿入係止しである。
なお、X軸回り傾動機構CはY軸回り傾動機構Bと同一
構成のため図面にY軸回り傾動機構Bと同一符号を付し
てその説明を省略する。
次に、自動車用ドアミラー装置の要部の組立手順を説明
する。
■ユニットケース7の柱体11の係合溝12に静止ピボ
ット53の係合片56を係合して、この静止ピボット5
3をユニットケース7に取り付け。
この静止ピボット53にばね61を装着する。
■裏側ケース1に表側ケース8をかぶせてこの表側ケー
ス8をユニットケース7に重ねると共に表側ケース8の
面部8bを外側ボルト取付座4bに載せ、静止ピボット
53の球面支点部54を表側ケース8の球面受座部21
cの中心に位置させる。可動ピボット63,63を表側
ケース8のギヤ支承体26,26より前方に突出させる
。前記表側ケース8のばね受座24を前記ばね61に当
接させる。前記ギヤ支承体26.26を前記ギヤ62.
62の支承部66.66に当接させる。
■ミラー基板45の球状凸部46を表側ケース8の球面
受座部21cに嵌合して球状凸部46の内側のスペーサ
嵌合部50の中心に前記静止ピボット53の球面支点部
54を位置させる。そして、前記可動ピボット63.6
3の球面体68.68をミラー基板45の球面受座部5
1.52にそれぞれ嵌合する。
■静止ピボット53の先端部の突出部57の係止孔58
に工具を引っ掛けて、この工具を引くことにより静止ピ
ボット53をばね61に抗して引き出し、この静止ピボ
ット53の係合片56を前記係合溝12より抜き出し、
この静止ピボット53を約90度回転させて工具の引っ
張りを解除して、ばね61の力により前記係合片56の
端面を前記柱体11の端面に載せる。この状態において
は、静止ピボット53の球面支点部54がスペーサ嵌合
部50内から外方に突出していて、このスペーサ嵌合部
50と前記球面支点部54との間の空間は大きくなる。
そして、スペーサ嵌合部50に半割構造のスペーサ59
を、前記空間を利用して挿入嵌合する。
この後、静止ピボット53を90度回転させて係合片5
6を柱体11の係合溝12と合致させることにより、ば
ね61の弾発力で前記係合片56を係合溝12に係合さ
せる。
このために、前記静止ピボット53の球面支点部54は
前記スペーサ59の球面受部60に嵌合する。
次に作動を説明する。
(1)ミラーのY軸回りの傾動 Y軸回り傾動機構Bにおいて、モータ74を回転駆動し
てウオーム76、ウオームホイール76a。
中間ギヤ75を介してギヤ62を回転する。このギヤ6
2の回転により摺動溝65、ガイド部69を介して可動
ピボット63を回転する。この可動ピボット63の雄ね
じ部67にばばねクリップ73が螺装してあり、このば
ねクリップ73は、上述したように、表側ケース8側に
係合されているためにばねクリップ73が雌ねじ部材(
ナツト)の機能を果し、可動ピボット63はその回転に
より第2図において上方に移動する。
この可動ピボット63の移動によりミラー基板45がボ
ールジヨイント部71を介して前方に押され、このミラ
ー基板45は傾動支点機構Aの静止ピボット53の球面
支点部54を支点にして垂直軸Yを中心に傾動し、ミラ
ー基板45と一体にミラー47がY軸回り方向に傾動す
る。この傾動はミラー基板45が一方のストッパ35に
当接するまで可能である。
ミラー基板45の傾動時、可動ピボット63は、摺動溝
65に挿入されたガイド部69を支点にして静止ピボッ
ト53側に揺動し、また、ブーツ72は可動ピボット6
3の前進により第2図中上方に伸びる。
ミラー基板45の傾動時、このミラー基板45に設けら
れた球状凸部46は球面受座部51に対して摺動し、ま
た、スペーサ59は静止ピボット53の球面支点部54
に対して摺動するが、この時、球面受座部51に設けた
突子22.22に対して球状凸部46のガイド溝48,
48が摺動し、これらがガイド機能を発揮してミラー゛
47(ミラー基板45)のY#回り方向以外の動きを規
制する。
また、ミラー47の逆方向の傾動はモータ74を逆回転
することにより可動ピボット63を第2図中下方に移動
して行なう。
(2)ミラーのX軸ロリの傾動 X軸回り傾動機構Cにおいて、モータ74を回転駆動し
て減速ギヤ機構77を介してギヤ62を回転する。この
ギヤ62の回転により摺動溝65、ガイド部69を介し
て可動ピボット63を回転し、  。
ばねクリップ73の雌ねじ部材作用によりこの可動ピボ
ット63を第2図中上方に移動する。この可動ピボット
63の移動によりミラー基板45が静止ピボット53の
球面支点部54を支点にして水平軸Xを中心に傾動し、
従って、ミラー基板45と一体にミラー47がX軸回り
方向に傾動する。
この傾動はミラー基板45が他方のストッパ34に当接
するまで可能である。
ミラー基板45の傾動時、このミラー基板45に設けら
れた球状凸部46は球面受座部51に対して摺動し、ま
たスペーサ59は静止ピボット53の球面支点部54に
対して摺動するが突子22゜22は水平軸X上に位置し
ており、しかも突子22.22は円筒状であるためにこ
れら突子22゜22はガイド溝48.48内を相対的に
回転し、これら突子22.22とガイド溝48.48と
がガイド機能を発揮してミラー47のX軸回り方向以外
の動きを規制する。
また、ミラー47の逆方向の傾動はモータ74を逆回転
することにより可動ピボット63を第2図中下方に移動
して行なう。
なお、上述した突子22.22は円筒体に限らず球面体
でもよい。
第4図及び第5図は本発明のミラー装置における傾動支
点機構Aの他の実施態様を示す。この傾動支点機構Aは
ミラー基板45の裏面に突設された球状凸部78と静止
ピボット79とスペーサ80とを備えており、前記球状
凸部78の内側は凹状球面のスペーサ嵌合部81になさ
れていて、このスペーサ嵌合部81にはその端縁82か
ら底部83に向うガイド溝84が形成してあり、前記球
状凸部78の前記ガイド溝84に対向する部分にスリッ
ト85が形成してあり、前記スペーサ嵌合部81の底部
83には礼状部86が形成しである。
前記スペーサ80は半球状をなしており、このスペーサ
80の平坦部870周縁部には円筒状の突子88が固着
してあり、また、前記平坦部87の周縁部の前記突子8
8に対向する部分に外方に向けて円筒状の突子89が突
設してあり、この突子89には切欠部90が形成しであ
る。また、前記スペーサ80の前記平坦部87には円形
状の凹部91が形成してあり、また、前記スペーサ80
の中央部には挿入孔92が形成してあり、この挿入孔9
2の端部は前記凹部91の底面部93に開口していて、
この間口94は長方形状になされている。また、凹部9
1の底面部93には前記開口94に直交するようにして
長方形状の嵌合凹部95が形成しである。
前記静止ピボット79の一端部には圧接突子部96が形
成してあり、この圧接突子部96は平面長方形状をなし
ている。前記静止ピボット79の他端部にはばね受座9
7が設けである。
ユニットケース7には筒状の嵌挿部98が設けである。
表側ケース8には球面受座部99が形成してあり、この
球面受座部99の底部には礼状部100が設けである。
また、前記球面受座部99の周縁部には半円形状の切欠
部101が形成しである。
前記球面受座部99には筒状部102が突設してあり、
この筒状部102の一端部すなわち前記礼状部100の
周縁部がばね受座103になされている。
そして、ユニットケース7の嵌挿部98に前記静止ピボ
ット79を嵌挿し、この静止ピボット79にばね104
を取り付け、前記表側ケース8を前記ユニットケース7
に重ねて、このユニットケース7に設けた筒状部102
の端部を前記嵌挿部98に挿入して、この筒状部102
の前記ばね受座103をばね104に当接させ、前記表
側ケース8の球面受座部99内に前記静止ピボット79
の圧接突子部96を突出させる。次に、前記表側ケース
8の球状凸部78を前記球面受座部99に嵌合し、前記
球状凸部78のスペーサ嵌合部81に前記スペーサ80
を嵌合する。このスペーサ80の嵌合に際して、前記静
止ピボット79の圧接突子部96を前記挿入孔92に挿
入して、この圧接突子部96を前記凹部91内に突入さ
せる。
前記スペーサ80の一方の突子88を球状凸部78のガ
イド溝84に挿入すると共に、他方の突子89を前記ス
リット85を貫通させて、前記球面受座部99の切欠部
101に挿入する。
この状態で前記圧接突子部96の係止孔96aに工具を
挿入し、この工具を操作して圧接突子部96を90度回
転し、この圧接突子部96を嵌合凹部95にばね104
の力で落し込む。
上記のようにして組み立てられた揺動支点機構Aにおい
て、ミラー基板45がX軸回り方向に傾動する場合には
、前記球状凸部78が前記球面受座部99とスペーサ8
0との間で摺動し、前記突子88に対してガイド溝84
が動き、これらがガイド機能を発揮して前記ミラー基板
45のX軸回り方向以外の動きを規制する。
また、前記ミラー基板45がY軸回り方向に傾動する場
合には、前記突子88.89が垂直軸Yと合致している
ためにこれら突子88.89に接して、前記ガイド溝8
4及び切欠部101が相対的に回転し、これらがガイド
機能を発揮して前記ミラー基板45のY軸回り方向以外
の動きを規制する。
(発明の効果) 以上詳述したように本発明に係る自動車用ミラー装置の
傾動支点機構は、ミラーケースの球面受座部にミラー基
板の球状凸部を転動可能に嵌合し。
前記ミラーケースに弾発保持された静止ピボットの先端
部の圧接突子部を前記球状凸部の内側のスペーサ嵌合部
内に挿入し、このスペーサ嵌合部にスペーサを嵌合し、
このスペーサに前記静止ピボットの圧接突子部を圧接し
て、前記スペーサにより前記球状凸部を前記球面受座部
に圧接して構成したことを特徴とするものである。
したがって、前記静止ピボットの圧接突子部は弾発力を
もってスペーサに圧接し、との弾発力はスペーサを介し
てミラー基板の球状凸部を前記球面受座部に圧接させて
あり、静止ピボットの軸部と圧接突子部とを一体とした
から傾動支点機構の組み立てに際してねじ部材やワッシ
ャを用いないために、部品間のゆるみがなくミラーの傾
動支点として長期の使用に耐えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の第1実施例を示し、第1図
はミラー装置の一部破断した正面図、第2図は第1図■
−■線に沿う断面図、第3図は同分解斜視図、第4図は
本発明の第2実施例を示す傾動支点機構の縦断面図、第
5図は同平面図である。 A・・・傾動支点機構、B・・・Y軸回り傾動機構、C
・・・X軸回り傾動機構、8・・・表側ケース(ミラー
ケース)、21c、99・・・球面受座部、45・・・
ミラー基板、46.78・・・球状凸部、47・・・ミ
ラー、50・・・スペーサ嵌合部、53・・・静止ピボ
ット、54・・・球面支点部(圧接突子部)、59・・
・スペーサ、63・・・可動ピボット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ミラーを支持したミラー基板を静止ピボットを有す
    る傾動支点機構で傾動可能に支持し、前記静止ピボット
    を通る垂直軸Y上に可動ピボットを有するX軸回り傾動
    機構を設けると共に前記静止ピボットを通る水平軸X上
    に可動ピボットを有するY軸回り傾動機構を設け、前記
    可動ピボットをミラー基板に回転自在に連結し、前記可
    動ピボットを前進後退させることにより前記ミラーを水
    平軸X及び垂直軸Yを中心に傾動させるようにした自動
    車用ミラー装置において、前記傾動支点機構は、ミラー
    ケースの球面受座部にミラー基板の球状凸部を転動可能
    に嵌合し、前記ミラーケースに弾発保持された静止ピボ
    ットの先端部の圧接突子部を前記球状凸部の内側のスペ
    ーサ嵌合部内に挿入し、このスペーサ嵌合部にスペーサ
    を嵌合し、このスペーサに前記静止ピボットの圧接突子
    部を圧接して、前記スペーサにより前記球状凸部を前記
    球面受座部に圧接して構成したことを特徴とする自動車
    用ミラー装置。
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