JPS63552B2 - - Google Patents

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JPS63552B2
JPS63552B2 JP56005579A JP557981A JPS63552B2 JP S63552 B2 JPS63552 B2 JP S63552B2 JP 56005579 A JP56005579 A JP 56005579A JP 557981 A JP557981 A JP 557981A JP S63552 B2 JPS63552 B2 JP S63552B2
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JP
Japan
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weight
fabric
polyethylene glycol
polycondensate
terephthalic acid
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JP56005579A
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JPS57117680A (en
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Kunio Amamya
Kiwamoto Ikeda
Mitsuo Okuda
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Unitika Ltd
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Unitika Ltd
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  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はドライクリーニング時に灰色着色(グ
レーイング)することを未然に防止し、水系の洗
濯時の汚れが落ちやすく、かつ再汚染しにくいポ
リエステル系合成繊維布帛及びその製造方法に関
するものである。 ポリエステル系合成繊維製品はドライクリーニ
ングを行つた時、特に白物や淡色のものが黒ずむ
という事故が多く発生するが、この現象はドライ
クリーニング浴中にたまつた汚れがポリエステル
系合成繊維に逆汚染するために起こるものと考え
られる。ドライクリーニング浴は溶剤であるた
め、水による洗濯浴に比較して汚物懸濁能が低
く、それ故に繊維製品からいつたん脱落した汚れ
は微粒子となつて溶剤中に分散するが、これがポ
リエステル系合成繊維に再沈着し、グレーイング
現象が起こるのである。グレーイングの汚れは一
度付着すると非常に取れにくく元の状態に戻すこ
とは困難である。 このドライクリーニング時におけるグレーイン
グ現象を避けるため、現在ドライクリーニング業
においては汚れの少ない淡色のものと汚れのひど
いものとをそれぞれ別浴にてクリーニングするな
どの注意が払われているが、それにもかかわらず
ドライクリーニング時の事故となり、ポリエステ
ル系合成繊維製品の苦情になつている場合があ
る。 白物及び極淡色の繊維製品などではエリ及び袖
口の皮膚と接触する部分の汚れが目立ち、これら
の汚れは水による簡単な洗濯でおちにくく、また
洗濯のくり返しで汚れが再付着し、黒ずんでくる
(グレーイング現象)という場合が多くみられる。 本発明はかかる現状に鑑みて行われたもので、
水系及び溶剤系の洗濯におけるグレーイングが起
こり得ないようなポリエステル系合成繊維布帛を
加工によつて得ることを目的とするものである。
かかる目的を達成するために本発明を次の構成を
有するものである。 すなわち、本発明はポリエステル系合成繊維布
帛に、末端にケイ素と直結した水酸基を有する平
均重合度30〜500のジメチルポリシロキサンまた
は平均重合度10〜80のメチルハイドロジエンポリ
シロキサンの単独あるいは両者の混合物よりなる
ポリシロキサン樹脂を繊維重量に対し0.05%以
上、アルキルエーテル化メチロールメラミン樹脂
を繊維重量に対し0.05%以上および平均分子量
500〜3000のポリエチレングリコールとテレフタ
ル酸の平均重縮合度3〜10の重縮合物を繊維重量
に対し0.1%以上付着せしめ、しかる後に150〜
200℃にて熱処理を行うことを特徴とする水系及
び溶剤系の洗濯におけるグレーイング防止性を有
するポリエステル系合成繊維布帛の製造方法、お
よび布帛の構成繊維が、末端にケイ素と直結した
水酸基を有するジメチルポリシロキサン及びメチ
ルハイドロジエンポリシロキサンの一方あるいは
双方よりなるポリシロキサン樹脂を繊維重量に対
し0.05%以上、アルキルエーテル化メチロールメ
ラミン樹脂を繊維重量に対し0.05%以上及びポリ
エチレングリコールとテレフタール酸の重縮合物
を繊維重量に対し0.1%以上含有していることを
特徴とするグレーイング防止性を有するポリエス
テル系合成繊維布帛である。 本発明の布帛は末端にケイ素と直結した水酸基
を有するジメチルポリシロキサンあるいはメチル
ハイドロジエンポリシロキサンの単独または混合
物よりなるポリシロキサン樹脂とアルキルエーテ
ル化メチロールメラミン樹脂及びポリエチレング
リコールとテレフタル酸の重縮合した樹脂よりな
る混合エマルジヨンを付与したのち乾燥し、熱処
理することによつて得られ、かくすることにより
水系及び溶剤系の洗濯におけるグレーイング防止
性をポリエステル系合成繊維布帛に付与するもの
である。 以下、本発明について詳細に説明する。 本発明者らは、水系及び溶剤系の洗濯における
グレーイング現象と繊維処理剤との相関関係を明
らかにするため、数多くの繊維処理剤について実
験を重ねたところ、水系の洗濯におけるグレーイ
ング現象を防止するものとしてポリエチレングリ
コールとテレフタル酸の重縮合物が効果を有して
いることを発見し、また溶剤系の洗濯におけるグ
レーイング防止性を有するものとして本発明者ら
の見出したポリシロキサン樹脂及びメラミン樹脂
を組み合せ更に研究を重ねた結果、特殊なポリエ
チレングリコールとテレフタル酸の重縮合物とポ
リシロキサン樹脂、メラミン樹脂の三成分を混合
エマルジヨンとして使用するか、または成分の一
部を別浴にて2段階に使用することにより完全な
水系及び溶剤系の洗濯におけるグレーイング防止
性を布帛に付与する本発明を得たものである。 本発明において使用するポリエチレングリコー
ルとテレフタル酸の重縮合物はポリエチレングリ
コールの分子量が500〜3000が好ましく、分子量
が500以下であれば目的とする充分な性能が得ら
れず、また3000以上になれば重縮合にも影響され
るが、溶解性が悪い重縮合物となり実用上取扱い
が困難となる。ポリエチレングリコールとテレフ
タル酸の重縮合度は3〜10が適当である。重縮合
度が3以下の場合は耐久性の面での性能が困難と
なり、逆に10以上になると使用されるポリエチレ
ングリコールの分子量にも影響されるが、水に不
溶性のポリマーとなり使用上問題になる。ポリエ
チレングリコールとテレフタル酸の重縮合物の使
用量は繊維重量に対し0.1%〜10%o.w.f.が好まし
い。 ポリシロキサン樹脂は末端にケイ素と直結した
水酸基を有するジメチルポリシロキサン(平均重
合度30〜500)あるいはメチルハイドロジエンポ
リシロキサン(平均重合度10〜80)の単独あるい
は両者の混合物であり、他のポリシロキサンでは
充分な効果が得られない。ジメチルポリシロキサ
ンはその平均重合度が30以下では樹脂自体が不安
定であり、また500以上では粘度が高く、実際の
使用は困難である。また、メチルハイドロジエン
ポリシロキサンの平均重合度は10〜80のものが使
用可能であり、この範囲をはずれたものでは使用
が困難である。 本発明におけるポリシロキサン樹脂は繊維重量
に対し0.05%〜2%の範囲で使用するのが望まし
い。0.05%以下の範囲では、本発明の効果が得ら
れず、また2%より多いと布帛のスリツプ性低下
などに悪影響を与えることがある。使用するメラ
ミン樹脂としてはアルキルエーテル化メチロール
メラミン樹脂が最も良好なるグレーイング防止性
を有しており、安定性、加工時の反応性などの点
で有利である。 アルキルエーテル化メチロールメラミン樹脂の
使用量は繊維重量に対して0.05%〜5%で行うべ
きである。0.05%以下では充分なグレーイング防
止効果が得られず、5%以上使用すると布帛の風
合が粗硬となり繊維製品として実用上問題とな
る。 布帛の風合について言えば、ポリエチレングリ
コールとテレフタル酸の重縮合物及びポリシロキ
サン樹脂とメラミン樹脂の使用量の割合により被
処理物の風合を調整することが可能である。柔軟
な風合を得る場合はポリエチレングリコールとテ
レフタル酸の重縮合物及びポリシロキサン樹脂を
多く使用し、逆に硬目の風合を望む場合はメラミ
ン樹脂の使用量を多くすれば良い。 本発明の実施に際し、繰り返しの水系及び溶剤
系の洗濯に耐えるグレーイング防止効果を得るた
めには、ポリシロキサン樹脂及びメラミン樹脂に
対し各々の触媒を併用することが望ましい。ポリ
シロキサン樹脂の触媒としては、スズ、鉛あるい
は亜鉛などの有機金属塩が適しており、メラミン
樹脂の触媒としては有機アミン塩あるいは無機金
属塩などが使用できる。 また、ポリエステル系合成繊維は静電気を蓄積
しやすく、通常は帯電防止剤による処理を施さな
ければ縫製作業等においてしばし問題となるが、
本発明者らの研究の結果によれば、ポリエチレン
グリコールとテレフタル酸の重縮合物が帯電防止
性能を有しているので、グレーイング防止に悪影
響をもつ帯電防止剤を使用することなく、帯電防
止性能をもつ繊維製品を得ることができる。 本発明で用いるポリエチレングリコールとテレ
フタル酸の重縮合物及びポリシロキサン樹脂、メ
ラミン樹脂の混合エマルジヨンをポリエステル系
合成繊維布帛に付与するには、布帛を該混合エマ
ルジヨンに浸漬し均一に絞るか、または該混合エ
マルジヨンをスプレーにて布帛に散布し、しかる
のち乾燥し、熱処理を行うとよい。別の方法とし
てはポリエチレングリコールとテレフタル酸の重
縮合物エマルジヨンを吸尽法により予め繊維に付
着せしめ乾燥し熱処理したのち、ポリシロキサン
樹脂、メラミン樹脂の混合エマルジヨンに浸漬
し、均一に絞るか、スプレーにて散布するか、ま
たはポリエチレングリコールとテレフタル酸の重
縮合物エマルジヨンに浸漬し均一に絞り乾燥し、
熱処理を行つた後、ポリシロキサン樹脂、メラミ
ン樹脂の混合エマルジヨンにて再度同じ工程を行
うか、あるいは該方法の樹脂の付与順序を逆にし
て行う方法でもよく、付与する方法についてはい
かなる方法でもよい。乾燥は設備、能力によつて
も異なるが、100℃〜140℃位の温度で1分〜3分
位でよい。熱処理条件は使用する樹脂及び各々の
触媒によつて異なるが、150℃〜200℃の温度で20
秒〜2分間も行えば充分である。 次に実施例により本発明の説明を行うが、水系
及び溶剤系の洗濯におけるグレーイング防止性能
の判定は次のようにして行つた。 [試験室における測定] (1) ドライクリーニング法(カーボン汚れテス
ト) 試料(5cm×5cm)4枚をカーボンブラツク
0.01g、非イオン活性剤1g、アニオン活性剤1
g、水0.2g、パークロルエチレン200c.c.とスチー
ルボール(φ5mm)10個をフタ付ポツトに入れ、
ラウンダー・オ・メーターを使用して40℃で30分
間ドライクリーニングを行い、続いて該試料を新
しいパークロルエチレンのみ100c.c.にてラウンダ
ー・オ・メーターで40℃×10分間のすすぎを行い
風乾したものを被判定試料とした。 (2) 水によるクリーニング方法 試料(5cm×5cm)4枚を汚れの素1g、洗剤
(ラウリルベンゼンスルホン酸ソーダ1gとトリ
ポリリン酸ソーダ1gの混合物)と水200c.c.、ス
チールボール(φ5mm)10個をフタ付ポツトに入
れ、ラウンダー・オ・メーターを使用し40℃で10
分間の洗濯を行つたのち40℃の水にて軽くすす
ぎ、同ポツトに40℃の水200c.c.を入れ、40℃で10
分間のすすぎを行い、更に25℃の水200c.c.にて10
分間すすぎをしたのち、60℃のタンブラーにて乾
燥したものを被判定試料とした。ここで用いる汚
れの素とはドライクリーニング汚れ、人工油性汚
れ(ステアリン酸15%、オレイン酸15%、牛脂硬
化油15%、オリーブ油15%、セチルアルコール10
%、コレステロール5%、固形パラフイン25%)
を1:2の割合に混合したものである。 (3) 評価方法(汚染率) 未ドライクリーニング布及びドライクリーニン
グ処理布並びに水による未洗濯布及び洗濯処理布
の反射率(波長480nm)を分光光度計で測定し
た。未洗濯布及び洗濯処理布の反射率をそれぞれ
R0およびR1とし、次式により汚染率を算出した。 汚染率(%)=R0−R1/R0×100 [市中のクリーニング屋における試験] 加工布をつなぎ合せ、市中のクリーニング屋に
てクリーニング試験を行う場合、溶剤による洗濯
については3回の繰返し洗濯を行い、水による洗
濯については10回の繰返し洗濯を行つたものにつ
いてそれぞれ前記[実験室における測定]の第(3)
項に記載した評価方法と同じ方法で汚染率を算出
した。 実施例 1 ポリエステル加工糸(150デニール/48フイラ
メント)を経糸及び緯糸に使用して製織した綾織
物に通常のリラツクス精練、染色(螢光白色)を
行い乾燥した。 乾燥後の試料を下記処方1〜3の浴に各々浸漬
し、絞り率80%で均一に絞つた。次いで130℃で
2分間乾燥後、170℃で40秒間の熱処理を行つた。
なお、処方1は本発明方法のための処方であり、
処方2〜3は本発明との比較のため本発明方法で
用いる樹脂の一方の樹脂のみを使用した場合であ
る。 処方 1 ポリエチレングリコールとテレフタル酸の重縮
合物エマルジヨン(A) 10部 (分子量2000のポリエチレングリコールとテレ
フタル酸の重縮合物(平均分子量7000)で40%
水溶液) ポリシロキサン樹脂エマルジヨン(B) 0.2部 (末端にケイ素と直結した水酸基を有するジメ
チルポリシロキサン(平均重合度210)20%お
よびメチルハイドロジエンポリシロキサン(平
均重合度40)20%よりなるポリシロキサン樹脂
エマルジヨン) ポリシロキサン樹脂の触媒 カタリストOZ(信
越化学(株)製 ポリシロキサン樹脂用触媒)
0.02部 メチルエーテル化トリメチロールメラミン
0.6部 アルカノールアミン塩酸塩(40%水溶液 メラ
ミン樹脂用触媒) 0.06部 水 89.12部 処方 2 ポリエチレングリコールとテレフタル酸の重縮
合物エマルジヨン(A) 10部 処方 3 ポリシロキサン樹脂(B) 0.2部 カタリスト OZ 0.02部 メチルエーテル化トリメチロールメラミン
0.6部 アルカノールアミン塩酸塩 0.06部 水 99.12部 得られた各々の処理布について水系及び溶剤系
洗濯におけるグレーイング防止性(汚染率)及び
帯電防止性を測定し第1表に示した。第1表から
明らかな如く、本発明方法は優れたグレーイング
防止性と帯電防止性を有していた。 尚、帯電防止性の測定方法は次の通りである。
105℃にて1時間絶乾した試料を20℃×40%RH
の雰囲気中に48時間放置した後、宍戸商会(株)製の
オネストメーターで回転 速度1730rpm、帯電圧
10000Vの条件で半減期を測定した。
【表】 実施例 2 ポリエステル加工糸(150デニール/30フイラ
メント)にて製織した平織物を通常の精練、染色
(螢光白色)、乾燥を行つた後、下記処方4の処理
浴に浸漬し、絞り率80%で均一に絞つた。次いで
120℃で3分間乾燥後、170℃×40秒の熱処理を行
つた。このあと処方5の処理浴に浸漬し、絞り率
80%で均一に絞り、120℃で3分間乾燥後、170℃
で40秒間の熱処理を行つた。 処方 4 ポリシロキサン樹脂(B) 0.2部 カタリスト OZ 0.02部 メチルエーテル化トリメチロールメラミン
0.7部 アルカノールアミン塩酸塩 0.07部 水 99.01部 処方 5 ポリエチレングリコールとテレフタル酸の重縮
合物エマルジヨン(A) 7部 水 93部 得られた処理布の性能を第2表に示す。第2表
から明らかな如く、本発明方法は優れたグレーイ
ング防止性を有していた。また、帯電防止性も良
好であつた。
【表】 実施例 3 前記実施例2で用いたものと同じポリエステル
織物を使い下記処方6の処理浴に浸漬し、絞り率
80%で均一に絞り、次いで130℃で2分間乾燥し
た後、170℃で30秒間の熱処理を行つた。次に処
方7の処理浴に浸漬し、絞り率80%で均一に絞
り、130℃で2分間乾燥した後、170℃で30秒間の
熱処理を行つた。 処方 6 ポリエチレングリコールとテレフタル酸の重縮
合物エマルジヨン(A) 10部 水 90部 処方 7 ポリシロキサン樹脂(B) 0.4部 カタリスト OZ 0.04部 メチルエーテル化トリメチロールメラミン
0.6部 アルカノールアミン塩酸塩 0.06部 水 98.9部 得られた処理布の性能を第3表に示す。第3表
から明らかな如く、本発明方法で得られた布帛は
優れたグレーイング防止性を有していた。また、
帯電防止性も良好であつた。
【表】 実施例 4 ポリエステル加工糸(150デニール/30フイラ
メント)にて製織した平織物に通常の精練、プレ
セツトを行つた後、染色(螢光白色)する際に下
記処方8の処理浴にて130℃×20分間染色し、乾
燥した。続いて処方9の処理浴に浸漬し、絞り率
80%で均一に絞り、110℃で3分間乾燥後、180℃
で45秒間の熱処理を行つた。 処方 8 ミカホワイト ATN 1%owf サンソルト #7000 1g/ 酢 酸 0.2c.c./ ポリエチレングリコールとテレフタル酸重縮合
物エマルジヨン(A) 15%owf 温度×時間;130℃×20分 浴 比 ;1:20 処方 9 ポリシロキサン樹脂(B) 0.2部 カタリスト OZ 0.02部 メチルエーテル化メチロールメラミン 0.5部 アルカノールアミン塩酸塩 0.05部 水 99.23部 得られた処理布の性能を第4表に示す。第4表
から明らかな如く、本発明方法で得られた布帛は
優れたグレーイング防止性を有していた。また、
帯電防止性も良好であつた。
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポリエステル系合成繊維布帛に、末端にケイ
    素と直結した水酸基を有する平均重合度30〜500
    のジメチルポリシロキサンまたは平均重合度10〜
    80のメチルハイドロジエンポリシロキサンの単独
    あるいは両者の混合物よりなるポリシロキサン樹
    脂を繊維重量に対し0.05%以上、アルキルエーテ
    ル化メチロールメラミン樹脂を繊維重量に対し
    0.05%以上および平均分子量500〜3000のポリエ
    チレングリコールとテレフタル酸の平均重縮合度
    3〜10の重縮合物を繊維重量に対し0.1%以上付
    着せしめ、しかる後に150℃〜200℃で熱処理する
    ことを特徴とする水系及び溶剤系の洗濯における
    グレーイング防止性を有するポリエステル系合成
    繊維布帛の製造方法。 2 布帛の構成繊維が、末端にケイ素と直結した
    水酸基を有するジメチルポリシロキサン及びメチ
    ルハイドロジエンポリシロキサンの一方あるいは
    双方よりなるポリシロキサン樹脂を繊維重量に対
    し0.05%以上、アルキルエーテル化メチロールメ
    ラミン樹脂を繊維重量に対し0.05%以上及びポリ
    エチレングリコールとテレフタール酸の重縮合物
    を繊維重量に対し0.1%以上含有していることを
    特徴とするグレーイング防止性を有するポリエス
    テル系合成繊維布帛。
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