JPS6354688B2 - - Google Patents

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JPS6354688B2
JPS6354688B2 JP55022145A JP2214580A JPS6354688B2 JP S6354688 B2 JPS6354688 B2 JP S6354688B2 JP 55022145 A JP55022145 A JP 55022145A JP 2214580 A JP2214580 A JP 2214580A JP S6354688 B2 JPS6354688 B2 JP S6354688B2
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JP
Japan
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days
isocyanurate
tgi
compounds
day
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JP55022145A
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Budonosukii Manfuretsudo
Shunegeruberugaa Hararudo
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Henkel AG and Co KGaA
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Henkel AG and Co KGaA
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Publication date
Application filed by Henkel AG and Co KGaA filed Critical Henkel AG and Co KGaA
Publication of JPS55118484A publication Critical patent/JPS55118484A/ja
Publication of JPS6354688B2 publication Critical patent/JPS6354688B2/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/33Heterocyclic compounds
    • A61K31/395Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
    • A61K31/53Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having six-membered rings with three nitrogens as the only ring hetero atoms, e.g. chlorazanil, melamine
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、細胞増殖抑制治療組成物に関し、更
に詳しくは三つのエポキシ基を有する特定のイソ
シアヌレートを含む細胞増殖抑制治療組成物に関
する。 多数のアルキル化物質が細胞増殖抑制または細
胞毒性効果を有していることは知られている。最
もよく知られている化合物は、いわゆるナイトロ
ジエンマスタードである。分子中にエポキシ基を
少なくとも2個有する化合物を制癌剤として使用
することも知られている。この様な化合物として
は、たとえば4,4′−ビス−(2,3−エポキシ
プロピル)−ジピペリジニル−(1,1′)および
1,2−15,16−ジエポキシ−4,7,10,13−
テトラオキソヘキサデカンがある。しかし、これ
らジエポキシド化合物は、細胞増殖抑制治療に実
質的な進歩をもたらさず、ほとんど使用されてい
ない。ただ腫瘍(tumor)の治療には時々用いら
れている。上記化合物の溶解性が限られたもので
あることも広範な使用を妨げることになつてい
る。 動物の腫瘍に対する細胞増殖抑制剤のスクリー
ニングのための種々のプロトコールが、ゲラン
(Geran)、グリーンバーグ(Greenberg)、マク
ドナルド(MacDonald)、シユマツハー
(Schumacher)およびアボツト(Abbott)によ
りキヤンサー・ケモセラピイ・レポーツ
(Canccer Chemotherapy Reports)1972年9月
第1〜87頁に記載されている。これらの方法は、
以下において報告の頁を用いて引用する。 本発明の目的は、細胞増殖抑制または細胞毒性
活性を有する易溶性、特に水溶性化合物であつ
て、多数の悪性腫瘍や種々の白血症に対して効果
的な化合物を見い出すことにある。これら化合物
は、少くとも150%のT/C比(前記著作47頁参
照)を次に示す白血病などの少くとも一種におい
て有していなければならない:前記キヤンサー・
ケモセラピイ・レポーツ7、9、11および15頁に
記載の方法により動物実験において生産された
L1210、P388、メラノーマ(melanoma)B16お
よびLL−カーシノーマ(carcinoma)。 本発明の他の目的は、本質的に式: 〔式中、R、R′およびR″はそれぞれ水素または
炭素数1〜4のアルキルを表わす。〕 で示されるイソシアヌレート0.05〜5重量%およ
び残部の通常の不活性な水性薬理賦形剤から成る
細胞増殖抑制作用を有する治療組成物を得ること
にある。 さらに他の目的は、式: 〔式中、R、R′およびR″は前記と同意義。〕 で示されるイソシアヌレートの細胞増殖抑制有効
量を悪性腫瘍にかかつている温血動物に投与する
ことから成る温血動物の悪性腫瘍治療法を提供す
ることにある。 これらおよび他の目的は、以下の説明でさらに
明らかになる。 従来技術の問題点の克服および上記目的の達成
は次式〔〕で示されるイソシアヌレートを細胞
増殖抑制活性剤として含有する治療組成物の開発
およびその投与により可能になる。 〔式中、R、R′およびR″は前記と同意義。〕。 好ましい化合物はR、R′およびR″がそれぞれ水
素および/またはメチルである化合物〔〕であ
る。これら化合物は、細胞増殖抑制物質として悪
性腫瘍の治療に用いることができる。もし要すれ
ば、これら化合物は常套の薬理佐剤物質および/
または賦形剤と共に用いることができる。 従つて、本発明の要旨は、本質的に式: 〔式中、R、R′およびR″は前記と同意義。〕 で示されるイソシアヌレート0.05〜5重量%およ
び残部の通常の保活性な水性薬理賦形剤から成る
細胞増殖抑制作用を有する治療組成物、および該
イソシアヌレートを用いて悪性腫瘍を治療する方
法に存する。 イソシアヌレート環を含むこれらグリシジル化
合物は、主として既知化合物である。これらは、
ほとんど純粋な形で既に合成されており、架橋プ
ララチツクの生産に用いられている。ところが、
R、R′およびR″が水素である好ましい化合物
〔〕は、この型の化合物としては水または親水
性水混和性溶媒に著しく良く溶解するという特徴
を有しているのであるが、これら化合物を水また
は親水性水混和性溶媒の溶液として特に薬理的に
または薬品として使用することは知られていなか
つた。 もし、三置換基R、R′およびR″が同一ならば、
二種のジアステレオマーが得られる。アルキル基
が存在せず、置換基が水素であつても同じであ
る。従つて、R、R′およびR″が水素であるこれ
ら化合物〔〕はα−トリグリシジルイソシアヌ
レートまたはβ−トリグリシジルイソシアヌレー
トと命名されている(アンゲバンテ・ヘミー
(Angew.Chemie)1968年851/2頁参照)。その
調製は、米国特許第3300490号および第3337509号
に開示されている。これら二種の化合物は、シア
ヌル酸を過剰のエピクロルヒドリンと反応させ脱
塩化水素化してオキシラン環を形成させることに
より容易に得ることができる。純化合物(α−体
およびβ−体)は粗製物をたとえばメタノール、
塩化メチレン、エチレングリコールモノメチルエ
ーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル
から分別結晶して得ることができる。純粋のα−
体の融点は106℃であり、β−体の融点は158℃で
ある。技術的には一般に分離する必要はないが、
本発明では二種の異性体の治療効果を個別に調べ
た。水または水と上記溶媒の混合物に対する溶解
度が異るので、容易にきれいに分離できる。純化
合物のエポキシド酸素含量は16〜16.2重量%を示
した。エナンチオマーが、ジアステレオマーα−
およびβ−トリグリシジルイソシアヌレートから
ほとんど純粋な形で得られることももちろんであ
り、ある場合には効果をさらに増すことが可能で
ある。 制癌剤として本発明の活性物質を用いる場合、
適当な賦形剤により投与される。本発明では、特
に非経口的に投与される場合には、水、要すれば
水および水と適合するグリコールエーテル、たと
えばエチレングリコールモノメチルエーテル、ブ
チレングリコールメチルエーテルまたはプロピレ
ングリコールメチルエーテルなどの混合物が有利
に使用される。経口投与の場合には、通常の薬理
佐剤および賦形剤であつてグリシジル化合物に対
する対応する適合性を示すものを用いることがで
きる。通常、グリシジル化合物は治療組成物に対
して0.05〜5重量%の割合で用いられる。 動物の場合には、新鮮な水溶液を用いて腹腔内
投与することが推奨される。α−またはβ−トリ
グリシジルイソシアヌレートのマウスに対する最
大投与量は1日当り100mg/Kgマウスであること
ができる。明白な毒性は、投与量がより高い場合
にのみ現れる。最適投与量は、多くの場合30〜60
mg/Kgマウス1日で、1〜9日間投与する。 上述の化合物は、種々の白血病および悪性腫
瘍、たとえば肺癌、結腸癌、黒色腫、芽腫および
肉腫などに有効である。多くの場合、シクロホス
ホアミドおよびフルオロウラシルより著しく優れ
ていることが見い出された。 もちろん、α−トリグリシジルイソシアヌレー
トおよびβ−トリグリシジルイソシアヌレートに
加えてR、R′およびR″の少くとも一つがメチル
基である他の化合物〔〕を用いることも可能で
ある。同様の溶解性があるならば、R、R′およ
びR″のアルキル基はより多くの炭素数のもので
もよい。 他のアルキル化剤、たとえばナイトロジエンマ
スタードやフルオロウラシルの誘導体と共に組合
せて治療することも可能である。 次に実施例を示して本発明を具体的に説明す
る。 各実施例は、ナチユラル・キヤンサー・インス
チチユート(Natural Cancer Institute)〔メリ
ーランド(Maryland)20014、ベセスダ
(Bethesda)在)の試験仕様書(キヤンサー・ケ
モセラピイ・レポーツ(Cancer Chemotherapy
Reports)第3部1972年9月第3巻第2号に記
載)に従つて行つた。用いた化合物は、実施例1
〜8ではα−トリグリシジルイソシアヌレート
(融点106℃)またはβ−トリグリシジルイソシア
ヌレート(融点158℃)のいずれかであり、共に
エポキシド酸素含量は16.1%である(製造法は米
国特許第3337509号参照。)。 実施例9で用いたトリ−(2−メチルグリシジ
ル)イソシアヌレートの製法は、***公開公報第
1954531号に記載されているが、その手順を繰り
返したところ、生成物は所期のIRスペクトルを
示さなかつた。そこで、次の様にシアヌル酸カリ
ウム塩とメタリルクロリドを反応させ、トリアリ
ル化合物中間体をエポキシ化して所望化合物を得
た。 a シアヌル酸カリウム塩86gおよびメタリルク
ロリド95gの酢酸ニトリル391g混合物をオー
トクレーブ中で加圧窒素気下150℃で3時間加
熱した。混合物を冷却した後、過し、全揮発
成分を0.1mmHgの減圧下に留去する。粗製物を
シクロヘキサンに溶解し、蒸発させた後、同じ
溶媒から再結晶化する。純品の融点84〜85℃。
ヨー素価264(計算値:261.3)。 b aで得た物質20gをジクロロメタン300gに
溶解し、m−クロロ過安息香酸15.85gで処理
する。混合物を4℃の冷蔵庫中で70時間放置す
る。次いで、m−クロロ安息香酸の沈殿を去
する。エポキシドの有機溶液を炭酸ナトリウム
10重量%水溶液で洗浄し、数回水洗した後、無
水硫酸ナトリウムで乾燥する。過剰の過酸化物
が存在しなくなればジクロロメタンを減圧化に
留去する。残渣をジエチルエーテルから再結晶
化して白色結晶12.9gを得た。収率55.7%。融
点69〜76℃。エポキシド酸素含量13.7重量%
(計算値:14.1%)。 IRスペクトルは、1700および1455cm-1にイソ
シアヌレートに典型的な強い吸収を示した。 1H−NMRスペクトル(CDCl3、基準TMS)
は1.4ppmにCH3のプロトンを示した。2−メチ
ルグリシジル基の1−C上の2個のプロトンは
4.1ppmにABシステムを与え、3−C上の2個の
プロトンは2.6ppmにより小さいカツプリングコ
ンスタントを有するABシステムを与えた。化学
構造は、さらに 13C−MNRおよびマススペクト
ルで確認した。 1%注射水溶液は、すべて投与直前に調製し
た。 以下、トリグリシジルイソシアヌレートはTGI
と略記する。 実施例 1 マウス(複数)にP388(白血病)腫瘍を106
胞/マウスの割合でプロトコール1200(9頁)に
従い腹腔内接種する。非治療動物の平均生存時間
(m.s.t、mean survival time)は10.5日であつ
た。 1日当りα−TGI100mg/Kgを9日間腹腔内投
与した後、平均余命は対照群に比べて285%まで
増した(T/C、延長率)。治療マウスの半数は
40日以上生存し、治癒したものとみなされた。 1日当りα−TGI50mg/Kgを9日間腹腔投与し
た場合には、対応値は200%T/Cであり、17%
が治癒した。1日当りβ−TGI100mg/Kgを用い
た場合の対応値は228%T/Cであり、50mg/Kg
では179%T/Cであつた。治癒は被験動物の17
%に見られた。 比較試験 シクロホスホアミド(NSC26271)に耐性のあ
るP388型白血病をマウス群に接種し、α−TGI
またはシクロホスアミドで治療した。各群は10匹
のマウスから成る。 1日目から9日目までの間に1日当りα−
TGI40mg/Kgを投与すれば、全マウスが60日間生
存した(T/C478%)。一方、シクロホスアミド
180mg/Kgで治療すれば、30日間さえ生存しなか
つた(T/C150%)。 実施例 2 1日当り25mg/Kgを9日間投与して実施例1の
実験を繰り返し、観察を続けたところ、α−TGI
のT/Cは196%、β−TGIのT/Cは174%であ
つた。 実施例 3 白血病L1210を、プロトコール1.100(7頁)に
従い、105細胞に対応する希釈アルコール溶液0.1
mlをマウスに腹腔内接種して発生させる。対照群
では平均生存時間(m.s.t.)は8日であつた。 (A) 一群(6匹)には1日目から9日目までの
間、に1日当りαTGI50mg/Kgを腹腔内投与し
た。平均生存時間は23.8日に延び、T/Cは
297%となつた。3匹のマウスは30日間生存し
た。すなわち、治癒率は約50%に達した。 他の群には1日目から9日目までの間、1日
当りにβ−TGI50または100mg/Kgを腹腔内投
与した。平均生存時間は16.3または25.2日であ
り、T/Cはそれぞれ203%または315%になつ
た。 (B) L1210におけるα−TGIによる30日後の治療
効果に対する治療プランの影響を第1表に示
す。
【表】 実施例 4 1/10ホモジネート黒色腫(melanoma)B16
を、プロトコール1.300(11頁)に従い、マウス1
匹当り0.5ml腹腔内接種した。 対照群の平均生存時間は15.8日であつた。 治療群には、1〜9日目に第2表に示す種々の
量のα−TGIを腹腔内投与した。第2表には活性
物質の1日当り投与量に依存した生存時間とT/
Cを示す。
【表】 実施例 5 プロトコール1.400(13頁)に従い、肺癌(ルー
イス(Lewis))細胞1mm3片をマウスに皮下接種
する。1日当りα−TGI40mg/Kgおよびβ−
TGI90mg/Kgをそれぞれ1目目から11日目までの
間に各マウスに腹腔内投与する。 転移抑制率は、23日後では対照群に比べてα−
TGIについては92%、β−TGIについては87%で
あつた。 実施例 6 被験マウス群に、脳室上衣芽腫の組織1mm3
脳内接種した。対称群の平均生存時間は19.3日で
あつた。 9日間1日当りα−TGI40mg/Kgを投与した場
合、T/Cは165%に達した。 実施例 7 肉腫(sarcoma)180を106細胞/マウス腹腔内
接種して発生させた。非治療対照群の平均生存時
間は20.2日であつた。 治療のため、1日目から9日目まで間に1日当
りα−TGI30mg/Kgを腹腔内投与した。T/Cは
183%であつた。 実施例 8 A 一群のマウス(10匹)に結腸癌(colon
carcinoma)38約1mm3を皮下接種する。非治
療対照群における20日後の平均腫瘍重量は512
mg/マウスであつた。 一つの群では、2日目および9日目に1日当
りα−TGI50mg/Kgを投与し、さらに他の群で
は16日目にも同量投与した。平均腫瘍重量はマ
ウス一匹当たりそれぞれ153mgおよび183mgであ
つた。 (B) マウス群(10匹)に癌(結腸癌26、1mm3
を腹腔内接種して発生させた。α−TGIを腹腔
内投与することによつて治療した。第3表に
は、1日目、5日目および9日目における投与
量に依存した治療結果を示す。
【表】 メチルCCNU(NSC−95441)による治療と
比較すると、メチルCCNU(NSC−95441)10
mg/Kgをマウスに腹腔内投与した場合、60日目
には10匹のマウスのうち2匹しか生存しなかつ
た(平均生存時間55日間)。 実施例 9 プロトコール1.200(9頁)に従い、マウスに
P388白血病106細胞/マウスを腹腔内接種した。
非治療動物の平均生存時間は10日であつた。 1日当りトリ−(2−メチルグリシジル)イソ
シアヌレート100mg/Kgを9日間腹腔内投与した
後の延長率(T/C)は170%に達した。 1日当りトリ−(2−メチルグリシジル)イソ
シアヌレート50mg/Kgを9日間腹腔内投与した場
合にはT/Cは150%であつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 本質的に 式: で示されるイソシアヌレートおよび通常の不活性
    な薬理賦形剤から成る細胞増殖抑制治療組成物 [式中、R、R′およびR″はそれぞれ水素または
    炭素数1〜4のアルキル基を表わす。]。 2 R、R′およびR″が水素、メチルまたはそれ
    らの混合である特許請求の範囲第1項記載の組成
    物。 3 R、R′およびR″が水素である特許請求の範
    囲第1項記載の組成物。 4 イソシアヌレートがα−トリグリシジルイソ
    シアヌレート、β−トリグリシジルイソシアヌレ
    ートもしくはこれらの混合物またはこれらトリグ
    リシジルイソシアヌレートの光学活性体の一種で
    ある特許請求の範囲第3項記載の組成物。
JP2214580A 1979-02-24 1980-02-23 Cell proliferation controlling therapeutic composition and therapy Granted JPS55118484A (en)

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JP (1) JPS55118484A (ja)
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BE (1) BE881834A (ja)
CA (1) CA1123740A (ja)
CH (1) CH645893A5 (ja)
DE (1) DE2907349C2 (ja)
FR (1) FR2449451A1 (ja)
GB (1) GB2044614B (ja)
IE (1) IE49274B1 (ja)
IL (1) IL59453A (ja)
IT (1) IT1147330B (ja)
LU (1) LU82190A1 (ja)
NL (1) NL8001100A (ja)
NZ (1) NZ192945A (ja)
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