JPS6353260A - 反応性スパツタ装置 - Google Patents
反応性スパツタ装置Info
- Publication number
- JPS6353260A JPS6353260A JP19704186A JP19704186A JPS6353260A JP S6353260 A JPS6353260 A JP S6353260A JP 19704186 A JP19704186 A JP 19704186A JP 19704186 A JP19704186 A JP 19704186A JP S6353260 A JPS6353260 A JP S6353260A
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- JP
- Japan
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- gas
- sputtering
- reactive
- vacuum chamber
- vacuum vessel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
- Physical Vapour Deposition (AREA)
- Electrodes Of Semiconductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、半導体プロセス等において用いられる反応性
スパッタ装置に関するものである。
スパッタ装置に関するものである。
反応性スパッタは、一般に反応性ガスとしてNs、On
等を用い、スパッタ用ガスとしてAr、Xe、Ne、K
r等の不活性ガスとを用いて行なわれる。
等を用い、スパッタ用ガスとしてAr、Xe、Ne、K
r等の不活性ガスとを用いて行なわれる。
第5図は、従来用いられている反応性スパッタ装置を示
す。スパッタ用ガス囚と反応性ガス◎とは、それぞれ別
個の導入管IA、IBによりスパッタ用真空槽2のガス
導入口3A、3BK供給さレル。4A、4Bはマスフロ
ーコントローラ、5A、5Bはストップパルプ、6はタ
ーゲット、7はこれに対面して配置された基板、8は電
源、9はコンダクタンスパルプ、10は排気装置である
O スパッタ真空槽2の内部はjPa程度の圧力に保たれる
。導入されるガスは、導入管1人・1Bの内部ではガス
分子の平均自由行程が短く、粘性流状態を保っているが
、スパッタ真空槽2の内部ではガス分子の平均自由行程
が増大し、分子流と粘性流との中間流状態となる。
す。スパッタ用ガス囚と反応性ガス◎とは、それぞれ別
個の導入管IA、IBによりスパッタ用真空槽2のガス
導入口3A、3BK供給さレル。4A、4Bはマスフロ
ーコントローラ、5A、5Bはストップパルプ、6はタ
ーゲット、7はこれに対面して配置された基板、8は電
源、9はコンダクタンスパルプ、10は排気装置である
O スパッタ真空槽2の内部はjPa程度の圧力に保たれる
。導入されるガスは、導入管1人・1Bの内部ではガス
分子の平均自由行程が短く、粘性流状態を保っているが
、スパッタ真空槽2の内部ではガス分子の平均自由行程
が増大し、分子流と粘性流との中間流状態となる。
ここで、粘性流・分子流・中間流の各状態は、円管の直
径dおよびその両端の圧力Pi 、Pl との関係で次
のように規定される。つまシ20℃の空気について、円
管内の平均圧力P==(Px+Ps/2)と管径dとの
積が0.8(単位はPa−m)よシも大なるときを粘性
流、0.02よシ小々るときを分子流といい、その中間
のときを中間流という。粘性流領域では粘性が保たれて
おシ層流が形成される。それに対し分子流領域ではガス
分子の平均自由工程がきわめて大きく、層流は形成され
ない。
径dおよびその両端の圧力Pi 、Pl との関係で次
のように規定される。つまシ20℃の空気について、円
管内の平均圧力P==(Px+Ps/2)と管径dとの
積が0.8(単位はPa−m)よシも大なるときを粘性
流、0.02よシ小々るときを分子流といい、その中間
のときを中間流という。粘性流領域では粘性が保たれて
おシ層流が形成される。それに対し分子流領域ではガス
分子の平均自由工程がきわめて大きく、層流は形成され
ない。
中間流領域では両者の中間の性質を示し、層流の形成も
不完全である。
不完全である。
上述した従来の反応性スパッタ装置において、反応性ガ
スをスパッタ真空槽2内へ導入した場合、反応性ガスは
粘性流の性質を保持しているため、スパッタ真空槽2内
に均一には充満せず、スパッタ用ガスとの混合が不充分
となって、反応性ガスの濃度がスパッタ真空槽2内で不
均一となる。とのため、例えばNsガスを用いた反応性
スパッタにより成膜したAJN、TiN、TaN、WN
、MoN。
スをスパッタ真空槽2内へ導入した場合、反応性ガスは
粘性流の性質を保持しているため、スパッタ真空槽2内
に均一には充満せず、スパッタ用ガスとの混合が不充分
となって、反応性ガスの濃度がスパッタ真空槽2内で不
均一となる。とのため、例えばNsガスを用いた反応性
スパッタにより成膜したAJN、TiN、TaN、WN
、MoN。
8iN等について、被膜面内および厚さ方向における窒
素濃度分布が不均一とな)、その膜質の信頼性が著しく
損われる。
素濃度分布が不均一とな)、その膜質の信頼性が著しく
損われる。
本発明の反応性スパッタ装置は、スパッタ真空槽のガス
導入口の前段に、それぞれ別個の導入管で供給される反
応性ガスおよびスパッタ用ガスを粘性流状態において合
流させ乱流を形成させる合流混合部を設けたものである
。
導入口の前段に、それぞれ別個の導入管で供給される反
応性ガスおよびスパッタ用ガスを粘性流状態において合
流させ乱流を形成させる合流混合部を設けたものである
。
反応性ガスとスパッタ用ガスとは、合流混合部において
相互に十分に混合された後、スパッタ真空槽内に導入さ
れる。
相互に十分に混合された後、スパッタ真空槽内に導入さ
れる。
第1図は本発明の一実施例を示す配録系統図である。同
図において、11AはAr 、Ne 、Kr 、Xe等
のスパッタ用ガスの導入管、11BはNs、(h等の反
応性ガスの導入管であり、第5図と同様にそれぞれマス
フローコントローラ14A、14Bおよびストップパル
プ15A、15Bが挿入しである。第5図と著しく異な
る点は、これらのガス導入管11A、11Bが、スパッ
タ真空槽12へのガス導入口13の手前で相互に結合し
、スパッタ用ガス(ホ)と反応性ガス0との合流部11
1を形成していることである。1Bはスパッタターゲッ
ト、17はとれに対面して配置された被着対象基板、1
8は電源、19はフンダクタンスバルプ、20は油拡散
ポンプやクライオポンプ等の排気装置であシ、これらは
第5図のものと同様である。
図において、11AはAr 、Ne 、Kr 、Xe等
のスパッタ用ガスの導入管、11BはNs、(h等の反
応性ガスの導入管であり、第5図と同様にそれぞれマス
フローコントローラ14A、14Bおよびストップパル
プ15A、15Bが挿入しである。第5図と著しく異な
る点は、これらのガス導入管11A、11Bが、スパッ
タ真空槽12へのガス導入口13の手前で相互に結合し
、スパッタ用ガス(ホ)と反応性ガス0との合流部11
1を形成していることである。1Bはスパッタターゲッ
ト、17はとれに対面して配置された被着対象基板、1
8は電源、19はフンダクタンスバルプ、20は油拡散
ポンプやクライオポンプ等の排気装置であシ、これらは
第5図のものと同様である。
ここで、スパッタ用ガスは通常10〜11008CC。
反応性ガスは1〜50SCCM程度の流量で、マスフロ
ーコントローラ14A、14Bおよびストップパルプ1
5A、15Bを通って流れてくる。このとき、導入管1
1A、11Bの管径を5〜20rnm’程度、管内の平
均圧力を100Pa程度とすれば、パルプ15A、15
Bからガス導入口13までの間はほぼ粘性流領域にある
。したがって、合流部111において粘性流状態で合流
したスパッタ用ガスと反応性ガスとは乱流を発生し、相
互に十分に混合される。
ーコントローラ14A、14Bおよびストップパルプ1
5A、15Bを通って流れてくる。このとき、導入管1
1A、11Bの管径を5〜20rnm’程度、管内の平
均圧力を100Pa程度とすれば、パルプ15A、15
Bからガス導入口13までの間はほぼ粘性流領域にある
。したがって、合流部111において粘性流状態で合流
したスパッタ用ガスと反応性ガスとは乱流を発生し、相
互に十分に混合される。
スパッタ真空槽12の内部は、通常0.3〜3Pa程度
に保たれておシ、中間流領域にある。このとき、スパッ
タ用ガスと反応性ガスとは一定の混合比を維持したまま
スパッタ真空槽12の内部に充満するため、反応性ガス
成分を均一に含有したスパッタ被膜を得ることができる
。
に保たれておシ、中間流領域にある。このとき、スパッ
タ用ガスと反応性ガスとは一定の混合比を維持したまま
スパッタ真空槽12の内部に充満するため、反応性ガス
成分を均一に含有したスパッタ被膜を得ることができる
。
第2図は、Arをスパッタ用ガス、Nsを反応性ガスと
し、MoをターゲラFとした場合について、スパッタ被
膜中のN3濃度を測定した結果を示したものである。第
5図に示したよう表従来の装置でスパッタしたものでは
、被膜中のNs含有率が図中破線Iで示したように不均
一に分布するのに対し、本実施例の装置でスパッタした
被膜では、実線■で示すように均一に分布している。同
図は被膜面内での分布を示したものであるが、厚さ方向
についても同様に、本実施例によれば均一な分布を得る
ことができる。
し、MoをターゲラFとした場合について、スパッタ被
膜中のN3濃度を測定した結果を示したものである。第
5図に示したよう表従来の装置でスパッタしたものでは
、被膜中のNs含有率が図中破線Iで示したように不均
一に分布するのに対し、本実施例の装置でスパッタした
被膜では、実線■で示すように均一に分布している。同
図は被膜面内での分布を示したものであるが、厚さ方向
についても同様に、本実施例によれば均一な分布を得る
ことができる。
反応性ガスとスパッタ用ガスとの合流部111からスパ
ッタ真空槽2へのガス導入口13までの混合部112の
長さは、1OcIn8度以上であれば混合の効果が得ら
れるが、さらにこの間の配管に、例えば第3図に示すよ
うなら線形配管、あるいは第4図に示すようなリザーバ
形混合器等をとりつけると、乱流がよシ多く発生し、ガ
スの混合が一段と促進されて、−層均一なスパッタ被膜
を得ることができる。なお、図中の矢印はガスの流れを
示している。
ッタ真空槽2へのガス導入口13までの混合部112の
長さは、1OcIn8度以上であれば混合の効果が得ら
れるが、さらにこの間の配管に、例えば第3図に示すよ
うなら線形配管、あるいは第4図に示すようなリザーバ
形混合器等をとりつけると、乱流がよシ多く発生し、ガ
スの混合が一段と促進されて、−層均一なスパッタ被膜
を得ることができる。なお、図中の矢印はガスの流れを
示している。
反応性ガスおよびスパッタ用ガスはそれぞれ1種に限定
されるものではなく、3種以上のガスを用いる場合にも
、本発明は同様に適用できる。その場合、例えば3種の
ガスを用いる場合、各ガスを一括して合流させてもよい
し、2種のガスを合流させた後さらに他のガスをそれに
合流させるように、各ガスの導入管を結合させてもよい
。
されるものではなく、3種以上のガスを用いる場合にも
、本発明は同様に適用できる。その場合、例えば3種の
ガスを用いる場合、各ガスを一括して合流させてもよい
し、2種のガスを合流させた後さらに他のガスをそれに
合流させるように、各ガスの導入管を結合させてもよい
。
以上説明したように、本発明によれば、粘性流状態にお
いて反応性ガスとスパッタ用ガスとを合流させることに
よシ乱流が発生し、均一々混合が促進されて、スパッタ
時の雰囲気ガスが均一なガス比となる。したがって、得
られたスパッタ被膜は膜面内および厚さ方向において均
一に反応性ガスを含有することになシ、被膜組成を均一
にし、その信頼性を高めることができる。
いて反応性ガスとスパッタ用ガスとを合流させることに
よシ乱流が発生し、均一々混合が促進されて、スパッタ
時の雰囲気ガスが均一なガス比となる。したがって、得
られたスパッタ被膜は膜面内および厚さ方向において均
一に反応性ガスを含有することになシ、被膜組成を均一
にし、その信頼性を高めることができる。
第1図は本発明の一実施例を示す配管系統図、第2図は
スパッタ被膜面内におけるN3含有率の分布を示す図、
第3図および第4図はそれぞれ混合部の他の構成例を示
す斜視図および断面図、第5図は従来例を示す配管系統
図である。 11A、11Bφ・争ψガス導入管、12・・・eスパ
ッタ真空槽、13・@畳・ガス導入口、111・拳φΦ
合流部、112・・・・混合部。
スパッタ被膜面内におけるN3含有率の分布を示す図、
第3図および第4図はそれぞれ混合部の他の構成例を示
す斜視図および断面図、第5図は従来例を示す配管系統
図である。 11A、11Bφ・争ψガス導入管、12・・・eスパ
ッタ真空槽、13・@畳・ガス導入口、111・拳φΦ
合流部、112・・・・混合部。
Claims (1)
- スパッタ真空槽と、このスパッタ真空槽中に反応性ガス
およびスパッタ用ガスを供給する導入管とを備えた反応
性スパッタ装置において、それぞれ別個の導入管により
供給される反応性ガスおよびスパッタ用ガスを粘性流状
態において合流させ乱流を形成させる合流混合部を、ス
パッタ真空槽のガス導入口の前段に設けたことを特徴と
する反応性スパッタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19704186A JPS6353260A (ja) | 1986-08-25 | 1986-08-25 | 反応性スパツタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19704186A JPS6353260A (ja) | 1986-08-25 | 1986-08-25 | 反応性スパツタ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6353260A true JPS6353260A (ja) | 1988-03-07 |
Family
ID=16367738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19704186A Pending JPS6353260A (ja) | 1986-08-25 | 1986-08-25 | 反応性スパツタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6353260A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5707451A (en) * | 1994-02-03 | 1998-01-13 | Applied Materials, Inc. | Method and apparatus for cleaning a throttle valve |
JP2000323432A (ja) * | 1999-05-11 | 2000-11-24 | Toshiba Corp | スパッタターゲット、配線膜および電子部品 |
JP2017024986A (ja) * | 2016-10-25 | 2017-02-02 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 | オゾンビーム発生装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5486483A (en) * | 1977-12-23 | 1979-07-10 | Fujitsu Ltd | Sputtering method and apparatus |
JPS58216246A (ja) * | 1982-06-11 | 1983-12-15 | Fujitsu Ltd | 連続酸化膜形成方法 |
JPS60130008A (ja) * | 1983-12-15 | 1985-07-11 | ダイセル化学工業株式会社 | 透明導電性膜の形成方法 |
-
1986
- 1986-08-25 JP JP19704186A patent/JPS6353260A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5486483A (en) * | 1977-12-23 | 1979-07-10 | Fujitsu Ltd | Sputtering method and apparatus |
JPS58216246A (ja) * | 1982-06-11 | 1983-12-15 | Fujitsu Ltd | 連続酸化膜形成方法 |
JPS60130008A (ja) * | 1983-12-15 | 1985-07-11 | ダイセル化学工業株式会社 | 透明導電性膜の形成方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5707451A (en) * | 1994-02-03 | 1998-01-13 | Applied Materials, Inc. | Method and apparatus for cleaning a throttle valve |
JP2000323432A (ja) * | 1999-05-11 | 2000-11-24 | Toshiba Corp | スパッタターゲット、配線膜および電子部品 |
JP2017024986A (ja) * | 2016-10-25 | 2017-02-02 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 | オゾンビーム発生装置 |
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