JPS635196A - ポンプの構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は％萎気タービンの油圧式調速装置の一体を構成
してる主油ポンプのインペラの構造に関する。

蒸気タービンの油圧式調速装置に含まれる主油ポンプの
インペラは、主油ポンプケーシングの両端部に配設され
ている軸受で軸支されているインペラ回転軸と、その所
定位！ｉ（軸方向中心で振り分けとなっている）に固定
されるインペラボスと、この固定されているインペラボ
スの外周面上に放射状に配列されかつ固定されている複
数枚の羽根とから構成されており、ポンプケーシング内
にあって供給される操作油を蒸気タービンの回転に同期
して回転するインペラ回転軸ｃ以下回転軸という）の回
転数に応じて込り出し、１次的には前記調速装置の一体
を構成するベローズに１次油圧として作用させ、さらに
従動ピストンを介し２次油圧を発生させ、サーボモータ
に伝えて蒸気タービンの加減弁開度を調節し、所定の回
転数（出力）を得るのに用いられるものである。

以下従来例を図面に基づいて説明する。第３図は従来例
の主油ポンプの構造を示す断面図である。

図において主油ポンプｌは、４−ビンＩ軸４の軸端に歯
本形軸継手３を介してその一端が結合され、かつポンプ
ケーシング１３の左右両端部に配されたジャナール軸受
５及び６により軸支されている回転軸２と、該回転軸１
０に結合されるインペラボス１】と、インペラボス１】
の外周面上に放射状に配列し溶接によって結合される複
数枚の羽根１２とからなるインペラを、２つ割りのポン
プケーシング１３で囲むようにその内部に収納する形で
組豆られている。

この際インペラボス１１と回転軸２とは別々に作られて
いる。すなわちインペラボス１１の組又孔（図示せず。

回転軸２と同心にあけられている貫通孔、キー溝を備え
ている）の内径と回転軸２の直径とをほぼ同寸法に作る
とともに、回転軸２にまず軸受５が配されている段まで
の間にスリーブ７を嵌合させてインペラボス１】の右廻
位置を決め、ついでインペラボス１１を嵌合し、キー８
で回転軸２の所定位置にインペラボス１】の位瞬決めと
同時に回り止めを施し、さらに左方からスリーブ９を嵌
合介在させて回転＠２の左万軸婬からナツト１０を螺合
して締付け、スリーブ７とス１１−プ９とでインペラボ
ス１】を挾みつけて軸方向への動きを止めて回転軸２と
インペラボス１１とが一体化さ第１る。

このようになっているインペラボス１】の外周面上に複
数枚の羽根１２を放射状に配置、溶接して接合しインペ
ラとして完成する。この完成したインペラをバランス調
整してからニラ割りポンプケーシング１３の両端部に配
設されているジャナール軸受５及び６に軸支させて組豆
て、主ポンプ１が完成される。

このようにスリーブ７と９及びナツト１０とで軸方向の
動きを止め、キー８で回り止めを施す方法で回転軸２と
インペラボスｌ】とを嵌合によって組み込む形式のイン
ペラでは、嵌合させるためインペラボス１】ならびにス
リーブ７及び９の内周と回転軸２の外周との接合面に僅
かな隙間を持たせる必要があるが、しかしこの隙間があ
るためインペラの回転に伴う振動等によって上記接合面
の端部−に−般に言われるフレ、ティングコロ−ジョン
が発生し、インペラポス内周面及び回転軸外周面が損傷
するという問題が避は得なか−た。

〔発明の目的〕

この発明は上記に鑑みなされたもので、インペラボスと
回転軸とが一体になった簡単な構造としフレッティング
コロ−ジョンの発生のない丈夫でかつ短時間で絹Ｊてる
ことのできる主ポンプの提哄を目的とする。

〔発明の要旨〕

上記目的は本発明によれば、主油ポンプのインペラ回転
軸に配設されるインペラボス部を、前記インペラ回転軸
と一体に、該回転軸の所定位置で、該回転軸々中心線と
直交する面を軸として、該回転軸周上に左右対称な先細
りの断面形状に突出させて形成することによ−て達成さ
れる。

〔発明の実施例〕

以下本発明の実施例のＩ￥１面に基づいて説明する。

第１〆１及び第２図は本発明を適用した実施例の主ポン
プの構造を示す断面り１である。第１メ１及び第２レク
において既述の第３関と同一体品には１ｄｌ−符号を付
しである。

第１図に３いて、主油ポンプ１に久居されるインペラは
、−端をタービンｌ軸４の軸端に歯軍形軸継手３を介し
て結合され、かつ２つ割のポンプケーシング１３の左右
両端に配備されている゛ジャナール軸受５及び６に軸支
されるインペラ回転軸２を、その軸方向の所定位置に、
その軸中心線と直交する面を対称軸として、その周面上
に左右対称な先細りになる断面形状を呈する突出部（＠
械仕上げされてインペラボス部１］になる）を備えた形
状の回転軸として鍛造等によって作り出し、各部を所定
寸法に機械加工することによってインペラ回転軸２とし
て仕上げ、羽根１２を放射状にインペラボス部１１外周
面上に配列接合して作られる。

また、第２図に示しであるように、インペラボス部】１
を基部１４と平板部１５との２つの部分にわけて考え、
平板部１５をインペラ回転軸２と別体の環状の平板とし
て作製し、基部１４をインペラ回転軸２と上記要頭で一
体に、該回転軸２の所定位置へ突出形成する。そして基
部１４の外周面と平板部１５の内周面とを溶接によって
接合して、インペラボス部１】ラインペラ回転軸２と一
体にする方法であってもよい。

インペラボス部１１ヲ、上記した方法でインペラ回Ｉｒ
、＠２の周面上に設けたことにより、インペラの構成部
品数を低減するとともに、フレッティングコロジョンの
発生を皆無にし、かつインペラ裏作工数の大巾な低減が
回部となる。

〔発明の効果〕

以上の説明から明らかなように本発明によれば、主ポン
プのインペラ回転軸におけるインペラボス邦をインペラ
回転軸と一体にしたことにより、インペラが頑丈になる
だけでなく、フレ、ティングコロ−ジョンに起因する回
転軸及びインペラボスの損傷をなくし、また加工工数、
絹！工数を大巾に低減できるので、王ポンプを安価に提
供できるという効果を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は、本発明を適用した主油ポンプのｌ
Ｂｒ而し１で、第３図は従来例の主油ポンプの断面Ｍで
ある。 ■：主油ポンプ、２：インペラ回転軸、５．６：ジャナ
ール軸受、１】：インペラボス（又はインペラポス部”
ｌ、１２二羽根、１３：ポンプケーシング、１４：基部
、１５：平板部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）ポンプのインペラ回転軸に配設されるインペラボス
   部を、前記インペラ回転軸と一体に、該回転軸周上に左
   右対称な先細りの断面形状に突出させて形成することを
   特徴とするポンプの構造。 ２）特許請求の範囲第１項記載のポンプにおいて、イン
   ペラ回転のインペラボス部を基部と平板部とに分け、前
   記基部をインペラ回転軸と一体に作成し、前記平板部を
   前記インペラ回転軸と別体に環状平板に作り、前記基部
   外周面に前記環状平板の内周面を接合して形成したこと
   を特徴とするポンプの構造。