JPS635167Y2 - - Google Patents

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JPS635167Y2
JPS635167Y2 JP1981027399U JP2739981U JPS635167Y2 JP S635167 Y2 JPS635167 Y2 JP S635167Y2 JP 1981027399 U JP1981027399 U JP 1981027399U JP 2739981 U JP2739981 U JP 2739981U JP S635167 Y2 JPS635167 Y2 JP S635167Y2
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light
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  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
  • Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、所定の文字・図形等を定常的に表示
する表示灯や非発光表示パネルなどの光源として
用いられる真空けい光管に関するものである。
加熱された陰極から放出される電子を、上面に
けい光体層の被着された陽極に射突させて発光表
示を行うけい光表示管は、低い駆動電圧で表示に
十分な輝度が得られ、また消費電力も少なくす
み、さらに、けい光体によつて種々の発光色の表
示が得られることから、電子機器等の表示装置と
して多く用いられている。
ところで、近時このけい光表示管のもつ種々の
特長を生かして、けい光表示管と発光原理は同じ
であるが、陽極部を分割せずに、単に光源として
利用しようとする試みがある。これは、真空けい
光管と呼ばれ、用途としては、光学マスクと組合
せて常夜灯、標札、会議場の案内灯などのような
定常的な表示灯、あるいは液晶表示装置やエレク
トロクロミツク表示装置などの照射光源などが考
えられている。
このような用途に向けられる真空けい光管は、
一種の平面光源となるために、発光面が均一に輝
くことが望ましく、また用途によつては発光面の
輝度にばらつきを生ずることなく、輝度調整や発
光色の切替えが行えることが望まれている。
本考案は上述した事情に鑑みてなされたもので
あり、十数V以下の低電圧で表示に十分な発光輝
度が得られ、消費電力が少ないなどの種々の特長
を有するけい光表示管の発光原理を採用するとと
もに、透光性の基板の一方の面に形成した不透光
性の陽極部の発光を、前記基板の一方の面と対向
する部分に設けた反射部材により反射させ、その
反射光を基板の透光部分を介して外部に導出させ
る構成とすることにより、均一で効率の良い発光
面が得られ、かつ輝度調整や発光色の切替えを容
易に行えるようにした真空けい光管を提供するこ
とを目的とするものである。
以下図面を参照して本考案に係る真空けい光管
の具体的な実施例を説明する。
第1図は、本考案に係る表示装置の第1の実施
例の要部を示す断面図である。
しかして、この第1図において、1は、ガラス
などによる透光性の材料からなる基板であり、こ
の基板1の一方の面には、一箇所ないしは複数箇
所にわたつて、陽極導体2が被着される。
この場合、陽極導体2は、この真空けい光管と
組合されるべき光学マスクないしは非発光表示パ
ネルの光の不透光部に対応させて基板1の一方の
面に形成するのが望ましい。
すなわち、例えば第2図に示すように透光部P
と不透光部Nを有する光学マスクMを真空けい光
管と組合せて、「禁煙」という文字を定常的に表
示しようとする場合は、光学マスクMの不透光部
Nで覆われる基板1の一方の面に第2図に破線で
示すように陽極導体2を被着する。そして、陽極
導体2が被着されない透光部Tが照射面となる。
またこの場合、不透光性陽極材料、あるいは適
宜な顔料を添加して不透光化した陽極材料を用い
て第2図に示す不透光部形状に応じて陽極導体2
を形成すれば、定常的な表示を行う場合における
光学マスクが不要となる。さらにこの陽極導体2
上には、けい光体層3が被着されて陽極部4が構
成されている。5は、上記陽極部4から所定の間
隔を置いて一本ないし複数本張架されるフイラメ
ント状の陰極であり、また、図示していないが必
要に応じて上記陽極部4と陰極5との間には制御
電極が設けられるものである。6は、前記基板1
の周辺部に封着され、上記陽極部4と陰極5を封
入した状態で内部が高真空状態に排気される外囲
器を構成する背面容器であり、この実施例では上
記背面容器6の内面にはアルミニウムの蒸着膜等
による反射部材7が形成されている。さらに8
は、前記各電極に対して通電を行うための外部端
子である。
次に、上述した構成による本考案の真空けい光
管の作用を説明する。
前記外部端子8を介して各電極に所定の駆動電
源を接続すれば、加熱された陰極5から放出され
る電子が、陽極電位の付与された陽極部4に射突
し、けい光体層3が発光する。このけい光体層3
から放射された光Lは、反射部材7により反射さ
れて基板1の透光部Tを添過して外部に放射され
る。したがつて、この真空けい光管の基板1の陽
極部4が形成されていない他方の面に、第2図に
示すような光学マスクMを重合すれば透光部P、
すなわち文字部分が明るく観察されることにな
る。
この場合、けい光体層3の発光がいつたん反射
部材7により反射されて基板1の透光部Tを透過
する透過光となるので、透光部Tが全面にわたつ
て輝き、均一な発光が得られるようになる。
また、第1図に示す構成の真空けい光管は、液
晶パネルやエレクトロクロミツク表示パネルなど
の非発光表示パネルの照明用光源として用いるこ
ともできる。
すなわち、第3図に示すように、基板1の他方
の面に非発光表示パネル11を重合積設し、基板
1の透光部Tを透過した光により非発光表示パネ
ル11の表示パターン電極部12を照射し、非発
光表示パネル11と真空けい光管とにより発光形
の表示装置を構成しているものである。この場
合、陽極導体2が、非発光表示パネル11の表示
パターン電極12と重ならないように、その配設
位置を決定する必要がある。
なお、この第3図において、13は非発光形表
示パネル11の外囲器であり、14は、表示パタ
ーン電極12に対向する対向電極、また15は、
外囲器13内に充てんされた例えば液晶などの電
気光学材料である。
しかして、この場合も表示パターン電極12を
照射する光は、反射部材7により反射された光で
あるので、透光部Tが全面にわたつて輝き、均一
な照射光が得られることになる。
また、前記陽極導体2上に塗布するけい光体層
3の材料は、必要とする発光色に応じて適宜選定
されるものであり、けい光体材料としてZnO系の
けい光体を用いれば緑色の発光が、また、低抵抗
化処理された(Zn1-xCdx)S:Ag系のけい光体
で混晶比xを変化させれば、青色から赤色までの
発光が、また低抵抗化処理されたY2O2S:Eu系
のけい光体あるいはSnO2:Eu系のけい光体を用
いれば赤色の発光が得られるようになる。さら
に、この発光色が互いに異なるけい光体を複数用
いることにより、発光色の切替えを行わせること
も可能である。これを第4図に示し、本考案に係
る真空けい光管の第2の実施例として説明する。
この第4図に示す実施例は、基板1とともに真
空外囲器を構成する背面容器6を、平板状ガラス
を箱形状に組立てた形状のものに用いている。ま
た反射部材7は、背面容器6の外表面側に設けて
いるが、これは、第1図に示すように陽極部4と
対向する背面容器6の内表面側に設けるようにし
てもよいことは、もちろんである。そのほか、こ
の第4図では、第1図と同一機能の部分には、同
一符号を付して示してある。
しかして、この第4図において、2a,2b及
び2cは、それぞれ電気的に分離されて外部端子
8に導出される陽極導体である。さらに、各陽極
導体2a,2b,2c上には互いに発光色の異な
るけい光体層3a,3b,3cが被着されてい
る。例えば陽極導体2aに赤色発光けい光体層3
aが、陽極導体2bに緑色発光けい光体層3b
が、陽極導体2cに青色発光けい光体層3cが、
それぞれ被着されており、駆動時に電位を付与す
る陽極導体2を切り替えることにより、透光部T
から観察される透過光Lの色が変更されることに
なる。
すなわち、陽極導体2aに陽極電位が付与され
ると、その上に被着されたけい光体層3aにフイ
ラメント5から放出された電子が射突し、このけ
い光体層3aが赤色に発光して反射部材7により
反射され、基板1の透光部Tを介して透過光Lが
外部に放射される。したがつて、基板1に光学マ
スクや非発光表示パネルを重ねれば、赤色の表示
パターンが得られる。次に、陽極導体2bを選択
すれば、けい光体層3bが発光し、緑色の透過光
Lが得られ、さらに、陽極導体2cを選択すれ
ば、けい光体層3cが発光して青色の透過光Lが
得られる。
このように、陽極導体2を切り替えることによ
り、基板1の同一場所でそれぞれ異なる色彩の透
過光Lが得られ、しかもこの透過光Lは、反射部
材7を介して得られるものであるので、色の切り
替えにかかわりなく、各透光部Tが全面にわたつ
て輝き、均一な照射面が得られるようになるもの
である。また反射部材7は容器部6の外側に形成
されているので、この反射部材7としては光散乱
性材料など種々の反射部材7を用いることができ
るとともに、着色してフイルタとしての機能を持
たせることができる。さらに、上記第2の実施例
において、各陽極導体2a,2b,2c上に同一
の発光色のけい光体層を被着すれば、色の切替え
に代えて陽極導体2a〜2cの選択個数により輝
度を変更させることができる真空けい光管とする
ことができる。
次に、本考案に係る真空けい光管の第3の実施
例を第5図および第6図について説明する。この
第3の実施例は、前記第1の実施例における表示
方式とは別の表示方式すなわち、定常的な表示を
行おうとする場合は、表示すべきパターン部以外
の部分が輝くようにした例である。さらに、この
第3の実施例では、別途光学マスクを設けずに、
定常的な表示を行う真空けい光管を示している。
すなわち、陽極導体は不透光性材料で形成し、か
つ表示パターン形状に基板1の一方の面に被着し
ているものである。しかして、図中10が基板1
の一方の面に被着された透明導電膜で、この透明
導電膜10は、図示するように基板1の全面に被
着するようにしてもよいし、また陽極導体2に外
部から給電するに必要な部分のみに被着するよう
にしてもよい。次にこの透明導電膜10上に不透
光部Nを構成する陽極導体2が被着形成されてい
る。さらに、上記陽極導体2上にけい光体層3が
被着されており、この陽極導体2以外の部分が透
光部Pとされている。その他の箇所は前記第1の
実施例と同等であるので同一機能の部分には同一
符号を付してその説明を省略する。
上記第3の実施例による真空けい光管を駆動す
ると、不透光部Nとしての文字部分の背部より光
が発せられるので第5図に示すように、文字の周
囲が文字に沿つて輝くことになる。
そのほか、本考案は上記し、かつ図面に示した
実施例に限定されることなく、、その要旨を変更
しない範囲で種々変形して実施できるものであ
る。
以上述べたように、本考案による真空けい光管
は、透光性の基板の一方の面に形成した不透光性
の陽極部の発光を、前記基板の一方の面と対向す
る部分に設けた反射部材により反射させ、その反
射光を基板の透光部を介して外部に放射させる構
成としたので、上記反射部材により適度に拡散調
整されて均一な照射面が得られる特長を有し、ま
た陽極部を部分的に形成しても、光が真空けい光
管全体に分散されるので照射面全体を効率良く輝
かせることができる特長を有している。さらに本
考案によれば、不透光性陽極部の周辺から光照射
を行なわせるように形成したので、上記不透光部
に阻止されて無駄な光の照射がないところから省
エネルギー効果があるとともに、表示パターンと
他の部分とのコントラストが強調された見やすい
表示を得ることが出来る。
従つて、本考案によれば、例えば光学マスクや
非発光表示パネル等と組合せて、効率の良いバツ
クライトを得ることが出来る効果がある。
また、本考案に係る真空けい光管は、けい光表
示管と同等の原理で発光するため、十数V以下の
低い駆動電圧で十分な輝度が得られ、また消費電
力も少なくてすむので、駆動部の構成が簡略化で
きるという優れた効果も得られるものである。
さらに、本考案において、陽極導体を分割して
それぞれを別々に駆動する構成とすれば、輝度調
整あるいは色の切り替え自在の光源とすることが
でき、また、陽極導体を不透光性の材質で形成す
れば、マスク部材を兼ねることができるなどにつ
いても、得られる効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る真空けい光管の第1の
実施例を示す断面図、第2図は、同実施例と組合
せて使用される光学マスクの一例を示す平面図、
第3図は、同実施例を非発光表示パネルと組合せ
た場合の例を示す断面図、第4図は、本考案に係
る真空けい光管の第2の実施例を示す断面図、第
5図は、本考案に係る真空けい光管の第3の実施
例を示す平面図、第6図は、同要部切欠斜視図で
ある。 1……基板、2……陽極導体、3……けい光体
層、4……陽極部、5……陰極、6……背面容
器、7……反射部材、T……透光部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 絶縁材料からなる透光性の基板と、この基板
    の一方の面の一部に形成され、電子の射突によ
    り発光するけい光体層が上面に被着された不透
    光性の部材により形成された陽極部と、この陽
    極部と対向して設けられ、通電加熱により電子
    を放出する陰極部と、前記基板とともに真空外
    囲器を構成し、前記各電極部を真空気密に保持
    する背面容器部と、前記陽極部と対向する前記
    背面容器部の面部に形成された反射性部材と、
    を備え、前記陽極部周辺から光照射を得るよう
    にしたことを特徴とする真空けい光管。 (2) 前記陽極部は、複数に分割され、各陽極部の
    けい光体層が互いに発光色の異なるけい光体に
    より形成されてなる実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の真空けい光管。
JP1981027399U 1981-03-02 1981-03-02 Expired JPS635167Y2 (ja)

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JP1981027399U JPS635167Y2 (ja) 1981-03-02 1981-03-02

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JPS57141375U JPS57141375U (ja) 1982-09-04
JPS635167Y2 true JPS635167Y2 (ja) 1988-02-12

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5619861A (en) * 1979-07-27 1981-02-24 Seiko Epson Corp Flat light source for displayer

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