JPS6351603B2 - - Google Patents

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JPS6351603B2
JPS6351603B2 JP57179321A JP17932182A JPS6351603B2 JP S6351603 B2 JPS6351603 B2 JP S6351603B2 JP 57179321 A JP57179321 A JP 57179321A JP 17932182 A JP17932182 A JP 17932182A JP S6351603 B2 JPS6351603 B2 JP S6351603B2
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signal
transistor
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Atsushi Ogawa
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G7/00Volume compression or expansion in amplifiers
    • H03G7/002Volume compression or expansion in amplifiers in untuned or low-frequency amplifiers, e.g. audio amplifiers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
  • Reduction Or Emphasis Of Bandwidth Of Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明はテープレコーダのノイズリダクシヨ
ン装置において、可変フイルタ回路の出力レベル
を検波し、この可変フイルタ回路の周波数特性を
制御する直流電圧を設定するノイズリダクシヨン
装置の検波回路に関する。
〔発明の技術的背景〕
周知のように、テープレコーダの分野では種々
のノイズリダクシヨン(以下NRと称す)装置が
広く普及されるようになり、特にカセツトテープ
レコーダにおいては、テープ自体に存在するヒス
ノイズを充分に低減できるようになつて、良好な
音響再生が可能となつている。
第1図は現在最も広く普及されているドルビー
(=商標)方式NR装置Bタイプ11の基本構成
を示すもので、NR録音を可能とするエンコーダ
とNR再生を可能とするデコーダが兼用されてい
る。まず、エンコーダとして動作させる場合、録
再切換スイツチS1をR(レコード)側に接続して、
図示しないオーデイオアンプ等からの音声信号を
入力端子INに供給する。この音声信号は反転増
幅器12で増幅された後、主信号路13を経て差
動増幅器14に供給されると共に、副信号路15
の可変フイルタ16に供給される。この可変フイ
ルタ16は入力信号の高域成分を抽出するもの
で、その出力信号は緩衝用増幅器17を介して可
変フイルタ制御回路18に供給される。この可変
フイルタ制御回路18は反転増幅器19及び検波
回路20で構成されるもので、検波回路20の整
流回路21及び積分回路22によつて可変フイル
タ16の出力レベルを検知し、これに対応する直
流電圧に変換する。そして、この直流電圧を上記
可変フイルタ16の制御入力端に供給し、可変フ
イルタ16内部の可変インピーダンスを変化さ
せ、可変フイルタ16の出力レベルに応じてカツ
トオフ周波数を移動させるように制御している。
すなわち、副信号路15の音声信号は可変フイ
ルタ16によつて低レベルの高域成分だけが通過
され、緩衝用増幅器17及びリミツタ回路23を
介して上記差動増幅器14に供給される。そし
て、この差動増幅器14によつて主信号路13の
信号と副信号路15の低レベルの高域成分だけに
なつた信号とが加算され、高域成分の増強された
音声信号にエンコードされて出力端子OUTより
図示しないテープレコーダの録音増幅器に供給さ
れ、NR録音が可能となる。
一方、上記BタイプのNR装置11をデコーダ
として動作させる場合、録音切換スイツチS1をP
(プレイ)側に接続し、図示しないテープレコー
ダの再生増幅器から再生信号を入力端子INに供
給する。この再生信号は反転増幅器12で増幅さ
れた後、主信号路13を介して差動増幅器14に
供給される。この差動増幅器14の出力信号は副
信号路15を経て上記エンコーダの場合と同様に
低レベルの高域成分だけと信号となつて差動増幅
器14に供給される。副信号路15の信号は差動
増幅器14により主信号路15の信号に対して逆
位相であり、差動増幅器14で両信号を加算する
と、再生信号から高域成分が減算され、ここにテ
ープレコーダ再生信号がデコードされて出力端子
OUTに出力されるものである。
第2図は上記BタイプのNR装置11の副信号
路15の具体的な構成を示すもので、副信号路1
5の入力信号は可変フイルタ16のコンデンサ2
4,25及びカツトオフ周波数を制御する抵抗2
6と可変インピーダンス回路を構成する抵抗2
7、FET28、電源29によつて高域成分が抽
出される。そして、抵抗26と可変インピーダン
ス回路のインピーダンスとの比で制御される時定
数によつて減衰され出力される。この低レベル高
域信号は緩衝用増幅器17、反転増幅器19を介
して、検波回路20の整流回路21に供給され
る。この整流回路21はゲルマニウムダイオード
30で半波整流し、コンデンサ31で平滑するも
ので、入力信号を直流電圧に変換して積分回路2
2に供給する。この積分回路22はシリコンダイ
オード32、抵抗33及びコンデンサ34で構成
される非直線積分回路である。すなわち、入力レ
ベルが小さいときはシリコンダイオード32がオ
フ状態となり、抵抗33とコンデンサ34でつく
られる充電速度、つまり時定数によつて直流電圧
変化の応答性をゆるやかにし、入力レベルが大き
いときはシリコンダイオード32がオン状態とな
つて応答性をはやくするものである。コンデンサ
34の充電電圧は可変フイルタ16のFET28
ゲートGに印加され、可変インピーダンスを制御
すると共に減衰量も制御している。
このように制御された可変フイルタ16の出力
信号は緩衝増幅器17、リミツタ回路23を介し
て差動増幅器14に供給され、主信号路13の信
号に加算されるようになる。
上記BタイプのNR装置11を発展させ、さら
にNR効果を高めるCタイプのNR装置が近時広
く普及し始めている。周知のようにこのCタイプ
のNR装置はBタイプのNR装置11を2段直列
に接続し、前段がハイレベルステージとして高域
信号を、後段がローレベルステージとして中高域
信号をエンコード或いはデコードするもので、そ
の動作原理はBタイプのNR装置11と同様であ
るのでその説明を省略する。
したがつて、このCタイプのNR装置のローレ
ベルステージをオフとし、ハイレベルステージの
エンコードまたはデコード特性をつくる定数を切
り換えればBタイプのNR装置11としてきわめ
て容易に切り換え使用することができる。
現在、この種のNR装置はIC化されているが、
すでに普及されているBタイプのNR装置11と
切り換え可能とするため、上記で述べたようにハ
イレベルステージのエンコードまたはデコード特
性を作る素子をICの外付けにして、トランジス
タ等のスイツチング素子を用いて各定数の切り換
えを行なつている。
第3図はIC化されたCタイプのNR装置ハイレ
ベルステージ検波回路部に対して各素子を外付け
した構成を示すもので、IC内部では図示しない
可変フイルタ制御回路の増幅器出力端と接続され
る整流回路35のゲルマニウムダイオード36
が、IC外部端子aと共に積分回路37のシリコ
ンダイオード38に接続される。このシリコンダ
イオード38は外部端子bと共に図示しない可変
フイルタの可変インピーダンス回路に接続されて
いる。このようなICの外部端子aにコンデンサ
39、外部端子bにコンデンサ40を接続し、ま
た端子a〜b間を抵抗41を介して接続する。こ
の状態でBタイプの検波回路として作動するが、
さらにCタイプの検波回路と切り換え可能とする
ために、IC内部のスイツチング素子42,43
をそれぞれ外部端子c,dを介してコンデンサ4
4,45に接続し、スイツチング素子42,43
を閉じることによつてコンデンサ44,45をそ
れぞれコンデンサ39,40に並列接続されるよ
うにしている。
すなわち、上記検波回路の時定数はコンデンサ
の個数を切り換えることによつて変化されるもの
で、スイツチング素子を開閉することによりBタ
イプとCタイプのNR装置検波回路を容易に切り
換えることができる。
〔背景技術の問題点〕
しかし、上記のようにコンデンサの個数を切り
換えて時定数を変える方法はIC外部付きの素子
数が多くなり、テープレコーダ内のNR装置がし
めるスペースが大きくなつてしまう。また、IC
内部で切り換えを行なう場合にはICの端子数を
ふやさなければならないので好ましくない。
〔発明の目的〕
この発明は上記欠点を改善し、NR装置ICの外
部付きとなる素子数を少なくし、さらにICの端
子数を減らしてIC内部で時定数の切り換えを行
なうことのできるノイズリダクシヨン装置の検波
回路を提供するものである。
〔発明の概要〕
すなわちこの発明におけるノイズリダクシヨン
装置の検波回路は二段の差動増幅器を用いて、一
段目を小信号用、二段目を大信号用とし、それぞ
れ入力信号に対応する電流を外部付きのコンデン
サに出力するもので、この検波回路の各差動増幅
器に供給するコンデンサ充電用電流源及び抵抗を
IC内部のスイツチによつて切り換えてコンデン
サへ流れる電流量を変えて時定数を変化させるも
のである。
〔発明の実施例〕
以下、図面についてこの発明の一実施例を説明
する。
第4図はその構成を示す等価回路図であり、
NR装置IC内部では図示しない可変フイルタ制御
回路の増幅器出力端を検波回路入力端46の緩衝
用トランジスタQ1のベースに接続し、可変フイ
ルタの出力する低レベル高域信号を増幅してい
る。このトランジスタQ1はコレクタ+VCC電源に
接続し、エミツタを一段目の差動増幅回路47の
入力端であるトランジスタQ2のベースに接続す
ると共に、抵抗R1を介して二段目の差動増幅回
路48の入力端であるトランジスタQ3のベース
に接続し、さらにトランジスタQ1を動作させる
定電流源I1にも接続している。
すなわち、図中A点にオフセツト電圧ΔV(=
I1・R1)を作り、トランジスタQ1のエミツタ出
力信号が小さいうちは一段目の差動増幅回路47
を動作させ、また出力信号が大きくなつてオフセ
ツト電圧ΔVを越えたときに抵抗R1を介して二段
目の差動増幅回路48を動作させるようにしてい
る。
上記一段目の差動増幅回路47では、+VCC
源にトランジスタQ4のエミツタとダイオードD1
とを接続してカレントミラー回路を形成してい
る。このカレントミラー回路はその出力端をトラ
ンジスタQ2およびQ6の各コレクタに接続し、各
トランジスタQ2,Q6に流れる電流が常に等しく
なるように制御している。このトランジスタQ2
Q6は各エミツタを共通接続して、定電流源I2およ
びスイツチング素子S10の動作に対応して並列接
続されているI3に接続し、差動回路を構成してい
る。スイツチング素子S10はNR装置Bタイブと
Cタイプの切り換えを行なうもので、この定電流
源I2,I3等によつて、第1の可変定電流源を構成
している。
上記差動回路の出力端となるトランジスタQ2
のコレクタはトランジスタQ5のベースに接続し、
差動回路の出力信号に対応してトランジスタQ5
のコレクタ電流を制御する。このトランジスタ
Q5はエミツタ−ベース間にダイオードD2を接続
してトランジスタQ5を保護しており、エミツタ
を+VCC電源に接続し、コレクタをトランジスタ
Q6のベースに接続して差動回路を制御すると共
に、外部端子49を介して外付コンデンサC1
充電電流を供給する。
二段目の差動増幅回路48は、一段目の差動増
幅回路47とほぼ同構成であり、カレントミラー
回路を形成するトランジスタQ6とダイオードD3
によつて+VCC電源を差動回路のトランジスタ
Q3,Q8に供給する。このトランジスタQ3,Q8
各エミツタを抵抗R2およびスイツチング素子S11
の動作に対応して並列接続される抵抗R3に接続
し、差動回路を形成するもので、この抵抗R2
R3は第2の可変定電流源を構成するようにする。
すなわちこの抵抗R2およびR3は高抵抗とし、定
電流源を代用するものである。また、スイツチン
グ素子S11はNR装置BタイプとCタイプの切り
換えを行なうものである。
上記差動回路は出力端であるトランジスタQ3
のコレクタより出力用トランジスタQ7に差動回
路の出力信号を供給する。このトランジスタQ7
はベース−エミツタ間を保護用ダイオードD4
介して接続し、供給される信号に対応して+VCC
電流よりコンデンサC1へ充電電流を流すと共に
トランジスタQ8へ出力して差動回路を制御して
いる。尚、コンデンサC1はその充電電圧を外部
端子49を介して図示しない可変フイルタ回路に
供給している。また、コンデンサC1に並列に接
続されるスイツチング素子S12と定電流源I4はコ
ンデンサC1の放電時定数切換え用である。
上記のように構成されるNR装置検波回路は
NR装置Bタイプとして使用する場合、NR装置
外部切換スイツチとして連動するIC内部のスイ
ツチング素子S10,S11,S12をオフ状態に設定す
る。そして、可変フイルタ出力信号の低レベル高
域信号を増幅器よりトランジスタQ1に供給され
ると、入力信号の振幅がオフセツト電圧ΔVを越
えないうちは一段目の差動増幅回路47が働き、
信号の振幅がオフセツト電圧ΔVを越えると、二
段目の差動増幅回路も働くようになる。この働き
は第3図のシリコンダイオード38と抵抗41の
動作に一致する。
一段目の差動増幅回路47では差動回路のトラ
ンジスタQ2,Q6を定電流源I2で働かせているの
で、差動回路の最大出力電流はカレントミラー回
路によりI2/2となる。したがつて、出力用トラン ジスタQ5の最大ベース電流はI2/2であり、これに 対応するコレクタ電流までの範囲で電流制御され
てコンデンサC1を充電することになる。
一方、図中B点の電位は差動回路の働きにより
A点の電位と等しくなるが、A点の電位が下がつ
たときコンデンサC1の充電圧VCにより、B点の
電位は下がらない。すなわち、A点の電位が下が
つている間はコンデンサQ6のベース電圧VCによ
り、差動回路の出力電流は一定になる。この動作
は第3図の整流回路35の動作と一致する。
二段目の差動増幅回路48は上記差動増幅回路
47と同様に抵抗R2によつてきまる差動回路の
最大出力電流範囲内でトランジスタQ7を制御し、
このトランジスタQ7のコレクタ電流は、一段目
の差動増幅回路47の出力と共にコンデンサC1
に充電電流を供給する。したがつて、充電速度は
急激に増してコンデンサC1の充電電圧VCの立ち
上がり時間、すなわち時定数を短くすることにな
る。この働きは第3図の積分回路37の動作に一
致する。
すなわち、上記NR装置Bタイプとしての検波
回路に、第5図Aに示すようなピーク電圧VIN1
(≦ΔV)のトーンバースト波を入力すると、一
段目の差動増幅回路47だけが作動して、その出
力電圧VOUT1はB図に示すようにトーンバースト
波の周期および振幅に対応して、段階的に上昇
し、最終的に入力ピーク電圧VIN1に対応する値
VOUT1となる。この入力されてからピーク電圧
VOUT1に達するまでの時間が時定数t1である。ま
た、同様に第6図Aに示すようなピーク電圧VIN2
(≧ΔV)のトーンバースト波を入力すると、二
段目の差動増幅回路48も作動するようになり、
充電電流が増加するので、その出力電圧VOUT2
B図で示すように時定数t1′の立ち上がり速度で
変化する。尚、第5図、第6図のそれぞれAで示
す入力信号の変化がなくなると、それぞれB図で
示す各出力信号は次段の可変フイルタのインピー
ダンスできまる時定数T1或いはT1′で放電してい
く。
上記検波回路をNR装置Cタイプとして使用す
る場合、スイツチング素子S10,S11,S12をオン
とする。このとき、一段目の差動増幅回路47の
定電流源はI2+I3となり、最大出力電流I2+I3/2と なる。この差動増幅回路47の入力電圧が変化し
たときの出力電圧の変化する速度は、定電流源の
電流値に比例するので、コンデンサC1の電圧立
ち上がり時間、すなわち時定数は定電流源I2だけ
の時よりも短くなる。これは二段目の差動増幅回
路48についても同様で、第3図のコンデンサ4
4,45の作用と一致する。第5図および第6図
のそれぞれCは、NR装置Cタイプの場合の検波
回路にそれぞれAで示すトーンバースト波を入力
したときの出力電圧VOUT1,VOUT2の波形を示すも
ので、このときの立ち上がり時定数t2およびt2′は
t2<t1,t2′<t1′となる。また、放電時定数T2及び
T2′は定電流源I4できまる。
したがつて、従来の検波回路の特性を損なうこ
となく、外部端子および外付コンデンサの数を減
らすことができる。
第7図は上記実施例に基いて出力トランジスタ
のコレクタ電流を定電流源によつて変化させるよ
うにしたNR装置検波回路の等価回路を示すもの
で、入力端をトランジスタQ9のベースとし、そ
のエミツタ電流を定電流源I5及び抵抗R4によるオ
フセツト電圧ΔVを基準に、入力信号の振幅が小
さいとき一段目の差動増幅回路50の働かせ、振
幅がΔVを越えるときに二段目の差動増幅回路5
1も働かせるようになつている。
一段目の差動増幅回路50は、トランジスタ
Q10とダイオードD5とでカレントミラー回路を構
成し、+VCC電源から差動回路を構成するトラン
ジスタQ11,Q12の各コレクタそれぞれに同等の
電流量を供給する。この電流量の最大値はトラン
ジスタQ11,Q12の供通エミツタに接続されてい
る定電流源I6によつてきまる。上記差動回路の出
力端であるトランジスタQ11のコレクタは出力用
トランジスタQ13,Q14のベースに接続される。
このトランジスタQ13,Q14はそれぞれ抵抗R5
R6を介して+VCC電源に接続しており、差動回路
の出力変化に対応する電流を外部端子52に接続
される外付コンデンサC2に供給する。上記トラ
ンジスタQ14のエミツタはスイツチング素子S13
介して定電流源I7に接続され、スイツチング素子
S13をオン状態にすることにより、トランジスタ
Q14がカツトオフして充電電流が減るようになつ
ている。尚、+VCC電源とトランジスタQ13のベー
ス間に接続されている抵抗R7およびダイオード
D6はトランジスタQ13,Q14の温度補償用のもの
である。二段目の増幅回路51は一段目の差動増
幅回路50とほぼ同構成であり、トランジスタ
Q15とダイオードD7とでカレントミラー回路を構
成し、+VCC電源から差動回路を形成する各トラ
ンジスタQ16,Q17に同電流を供給する。この供
給電流の最大値は抵抗R8できまる。差動回路の
出力端であるトランジスタQ16のコレクタは出力
用トランジスタQ18,Q19の各ベースに接続され
る。このトランジスタQ18,Q19はそれぞれ抵抗
R9,R10を介して+VCC電源に接続して、一段目
の差動増幅回路50の出力電流と共にコンデンサ
C2に充電電流を供給するようにしている。上記
出力用トランジスタQ19のエミツタはスイツチン
グ素子S14を介して定電流源I8が接続されている。
尚、抵抗R11およびダイオードD8はトランジスタ
Q18,Q19の温度補償用であり、またコンデンサ
C2に対して並列接続されるスイツチング素子S15
および定電流源I9はコンデンサC2の放電時定数切
換用である。
上記のように構成される検波回路はNR装置B
タイプとして使用する場合、NR装置切換スイツ
チと連動するIC内部スイツチング素子S13,S14
S15をオフとする。そして、可変フイルタ出力信
号の低レベル高域信号が増幅器よりトランジスタ
Q9に供給されると、入力信号の振幅がA点のオ
フセツト電圧ΔV(=I5・R4)より小さいうちは一
段目の差動増幅回路50が働き、信号の振幅がオ
フセツト電圧ΔVを越えると、二段目の増幅回路
51も働くようになる。
各差動増幅回路50,51ではそれぞれの差動
回路により、入力信号の振幅、周波数によつてき
まる立ち上がり変化速度つまり時定数で出力トラ
ンジスタQ13,Q14或いはQ18,Q19のベース電流
を段階的に上げていく。これにしたがつてコンデ
ンサC2への充電電流が変化していくことになる。
また、この検波回路をNR装置Cタイプとして
使用する場合、スイツチング素子S13〜S14をオン
にして、出力トランジスタQ14,Q19への供給電
流を減らして充電電流を減らし、さらにS15をオ
ンにして放電時定数を短くすればよい。
したがつて従来の検波回路と同等の特性を損う
ことなく、外部端子および外付コンデンサの数を
減らすことができる。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明によれば、NR装置用IC
の外部素子を少なくし、ICの端子数を減らして、
且つIC内部で時定数の切り換えを行なうことが
できるので、NR装置の製造が容易となり、コス
トを低減させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はドルビー方式NR装置Bタイプの基本
構成を説明する図、第2図は上記NR装置の副信
号路を説明する図、第3図は従来のNR装置の検
波回路を説明する図、第4図はこの発明の一実施
例に係るNR装置の検波回路を説明する図、第5
図および第6図は上記実施例のNR装置検波回路
の入力信号と出力信号の関係を説明する図、第7
図はこの発明に係る他の実施例を説明する図であ
る。 16……可変フイルタ、20……検波回路、2
1,35……整流回路、22,37……積分回
路、46、……検波回路入力端、47,50……
一段目の差動増幅回路、48,51……二段目の
差動増幅回路、49,52……外部端子、C1
C2……外付コンデンサ、I1〜I9……定電流源、S10
〜S15……スイツチング素子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 入力信号に対してオフセツト電圧を設定する
    手段と、上記入力信号に対応して整流出力する第
    1の差動増幅回路と、上記オフセツト電圧以上の
    ピーク電圧をもつ入力信号に対してのみ整流出力
    する第2の差動増幅回路と、上記第1及び第2の
    各差動増幅回路それぞれの出力電流を変化させる
    各差動増幅回路それぞれに付属された可変定電流
    源と、上記出力電流の供給される端子に接続され
    各差動増幅回路の出力電流で充放電制御されるコ
    ンデンサとを具備し、前記可変定電流源の値を変
    えることによつて上記コンデンサの充電時定数を
    変化させるようにしたことを特徴とするノイズリ
    ダクシヨン装置の検波回路。
JP57179321A 1982-10-13 1982-10-13 ノイズリダクシヨン装置の検波回路 Granted JPS5970012A (ja)

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