JPS63501038A - 免疫学的測定方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 免疫学的測定方法 〔技　術　分　野〕 本発明は、反応容器の内面が固相として使用される自動免疫分析システムに関す る。本発明の方法は、一般的に、光度計式、螢光物質測定式、−一定式又は放射 性物質測定式免疫分析のために使用されろも句７あ３゜〔背景技術〕 サンプル中に存在する抗体（又は抗原）を測定するために、いわゆる異種の免疫 分析方法が使用され、その場合、その抗体（又は抗原）と、トレーサーでラバ゛ ル’：＆）ｔル抗体（又は抗原）とを、前もって固体面に付着させておいた抗原 （又は抗体）上に固定する。これらの方法では、免疫学的反応が生じた固イ本面 と、反応溶液とは、固体面からのトレーサーの信号が測定される前にお互いに分 離され、その結果、反応溶液中に存在する過剰トレーサーが固相上に固定された 抗体（又は抗原）中の信号をカバーしないようになっている。ここに関係する信 号は、例えば、放射能（ＲＩＡ　）　、螢光作用（ＦＩＡ）又は酵素作用（ＥＩ Ａ）である。これらの方法のどれでも、固相は測定前に注意深く洗滌しなければ ならない。

現在使用されている方法は、常に、手動操作を伴う。

即ち、少くとも洗滌段階がそうで６９、実際上、確実に作動する自動手段はまだ 見つかっていない。

その自動化の方法では、いくつかのサンプル容器で成る反応及び測定キュベツト のセットを使用することを前提にした試みが行われ々ければならない。原則とし て、種々の反応は正確に測定した温度で行われねばならない。

温度調節のために、保温器が使用され、それは加熱可能な部材で成シ、シかもキ ュベツトセットにある各キュベツトのためにそれ自体のキュベツト形の凹部を有 していなければならなかった。しかしながら、この醇ＥｔＴ式人満足なものでは なかった。なぜなら、この方法では、種々のキュベツトの温度を所望の温度に十 分正確に保持することが困難であるからである。従って、自動化の観点から効果 的であると思えるほど大きなキュベツトセットを使用することはできないのであ る。

そこで、本発明の目的は、完全自動式異種免疫学的分析システムを提供すること である。本発明の特定目的は、大型キュベツトセットを使用した場合でさえ、加 熱及び洗滌段階も自動的かつ確実に生じるようなシステムを提供することである 。

〔発　明　の　開　示〕

本発明の装置は、水平面を移動するキュベツトセット用キャリッジと、そのキャ リッジの上方の水平面を移動する適量分配ヘッドと、その適量分配ヘッドに取付 られた、単一先端をもつ液体投与量針と、その液体投与量針は、その下に位置す るキュベツトの底部まで降下することのできる先端を備えていることと、所望の 液体をキュベツトの中へ移し、キュベツトの中の溶液を前記先端を通ってそのキ ュベツトから除去する適量分配装置と、前記適敞分配ヘッドに取付られた測定装 置とで成る。

図面の簡単な説明 第１図はシステム全体の概略図であり、第２図はアナライザーの内側の部分図で あり、第３図は液体投与置針の先端がキーペットの底部まで下降したところを示 し、 第４図は本装置のサーモスタット式保温器を示す。

〔発明を実施するための最良の形態〕

以下、本発明の好ましい実施例を添付図面によって詳述する。

この装置の主要構成部材はアナライザー（１）と、表示端末（３）　ヲ有するコ ンピー−ター（２）と、プリンター（４）とである。その他の制御又はデータ移 送及び保管装置（５）をこのシステムに接続させることもできる。アナライザー は又、それ自体の操作及びアウトプットパネル（６）をも有する。

アナライザーのカバー（７）は開くことができる。可動キャリッジ（８）には、 サンプルキュベツトセットが配置される。

キャリッジの移動通路は、そのキャリッジの一端に示す矢印によって示すように 、直線方向である。そのキャリッジ（８）の上方には、適量分配ヘッド（９）が あって、これはキャリッジの移動通路に対して垂直な通路に沿って移動し、前記 適量分配ヘッドには、光度計（１（Ｉと、液体投与置針αυとが取付られている 。適量分配ヘッド（９）の移動方向は、そのヘッドの側部に示した矢印によって 示される。

その測定は、光度計αＱの測定先端部（１３を介しテ探知すれるように、光線を 孔σａの下からサンプルキュベラ）＋７）底部を通って通過させることによって 行われる。

液体投与置針αυには、配管ポンプに接続された主ダクトＩとピストンポンプに 接続されたサイドダクト（１９があってサイドダクトは前記主ダクト（第３図） へ開口している。液体投与置針の先端α９はその下に配置されたキーペットの底 部まで下降することができる。

液体投与置針αυの先端部は弾性材料で作られ、カーブした形の方が好ましい（ 第３図）。カーブした先端α１がサンプルキュベツトセットαηにあるキーペッ ト（１１の底部まで下降した時、先端の口部はキュベラ）　（１８のコーナーに 位置することになる。このようにして、キュベツトａ８から液体を可能な限シ完 全に吸取ることができる。

アナライザーにおいて、垂直測定のためのキュベツトセットαＤが使用され、こ れは底部を透明にした多くの円筒形測定キュベツトαυで成シ、前記キュベツト はそれらの上縁を支持板によって相互に接続され、照影マトリックスを形成する 。測定されるべき抗体の抗原をキュベツト１段の内壁に、特にその底部に前もっ て付着させておく。

キャリッジ（８）はキュベラ）（１１０に対面する透光性孔を備えキャリッジｔ ８）　Ｆｉサーモスタット式保温器を備え、その中にキュベツトセットが配置さ れている。その保温器には、加熱ピンがちって、これはキュベツト１８間に配置 されることになる。前記加熱ピンα値は四角形断面を有し、その側面はキュベツ ト０８の壁に従って内方へカーブを形成するので、それらのピンαりとキュベツ トとの間には、小さな間隙が生じる（第４図）。このようにして、キュベツトと キュベツトとの間を空気が自由に循環しキュベツト全体の温度は所望の温度に可 能な限シ接近する。

キャリッジ（８）はキュペットセラＨ１でのための場所（イ）と、サンプル容器 のための場所Ｑυと、必要な反応物及び液体排除用容器のための場所＠とを有す る。

この装置は次のように作用する。

アナライザーのカバー（７）を開き、例えば、血清サンプルのようなサンプルを 、そのための場所Ｃυに配置し、キーベットセットαηをそのための場所に配置 する。カッ（−（７）を閉めて、所望のプログラムをスタートさせる。液体投与 置針αυは各サンプルを取り出してそれをそれ自体のキュベツト０８の中で稀釈 し、かつ又、ラベルされた抗体を取出して、他の必要とされる反応物質共にそれ を各キュベツトの中で測定する。それらのサンプルを所望の時間、保温し、それ によって免疫反応を生じさせる。

ここで液体投与置針αυがキエペットα秒の全部から反応溶液を主ダクトα滲内 へ吸引し、そのために備わっている容器へ移す。その時、同時に、ダクトをすす ぐ。ここで洗滌液を測定して生ダクトα乃から全部のキュベツトへ移す。それか らキュベツトは前述の方法で再び空にされる。

最後に、各キュベツトの底部に残っているラバ゛／Ｌ）ｉＨ抗体の量が前記底部 から測定され、その分析結果が所望の方法でアウトプットとして生じる。

先端α９がキュベラ）Ｃ［ｌ１９の底部に当接するようにキュベツトから溶液が 除去され、液体が吸取られる時、カーブした先端α９はキュベツトのコーナーへ 移動する。このようにして、先端α９は常に、キュベツトａ８のコーナーに正確 に配置され、溶液はできる限シ完全に除去される。

洗滌液はキュベツトｔｉ〜の中へ測定して放出されるが、その液体ジェットが反 応した抗体を分離させないように行われる。しかしながら、過剰にラバ“Ｌ？、 ｋＥ抗体は他の不純物と共に溶液中へ分離させる。

〔産業上の利用可能性〕 これまで好ましい光度計による実施例について説明してきた。しかしながら、こ の装置はまた、螢光物質による測定、又は放射性物質による測定にも利用するこ とができる。この装置はまた、その詳細に関して他の種々の点で前述のものと異 るようにすることもできる。例えば、別々の保温場所を有し、その中ヘキャリツ ジが運びこまれるようにすることもできる。勿論、適量分配ヘッドもまた、保温 中に使用することができ、光度計も同じである。

効果的な実施例において、いくつかの異なる分析シーケンスを同時に行うことが できる。

−−＾−ｍｋ　ＰＣＴ／Ｆｒ８６１００１１１ｍｍ、ｍＡ＃ｋｍｍｓ１ｍ　ＰＣ Ｔ／ＦＩ８６１００１１１

Claims (15)

【特許請求の範囲】
1. １．水平面を移動可能なキャリッジ（８）であって、そのキャリッジはキュベッ トセット（１７）のたりの場所（２０）を有し、測定されるべき抗体の抗原が、 前記キュベットセットの中のキュベット（１８）の内面に固定されているものと 、前記キャリッジ（８）の上方の水平面を移動可能な適量分配ヘッド（９）と、 その適量分配ヘッド（９）に取付られた単一先端部を有し、該先端部（１５）が その下に配置されたキュベット（１８）の底部まで下降するようになっている液 体投与量計（１１）と、液体を前記キュベットの中へ入れ、そのキュベットの中 に存在する溶液を先端部（１５）を通して除去する適量分配装置と、 前記適量分配ヘッド（９）に取付られキュベット（１８）の内壁に付着している トレーサー剤により与えられる信号を測足する測定装置（１０）とを包含する免 疫学的分析装置。
2. ２．前記キャリッジ（８）は直線通路に沿ってのみ移動可能であることを特徴と する、請求の範囲第１項に記載の装置。
3. ３．適量分配ヘッド（９）は直線通路に沿ってのみ移動可能であることを特徴と する、請求の範囲第１項に記載の装置。
4. ４．適量分配ヘッド（９）はキャリッジ（８）の通路に対して垂直をなす直線通 路に沿ってのみ移動可能であることを特徴とする、請求の範囲第２項に記載の装 置。
5. ５．キャリッジ（８）はサンプルのための位置（２１）を有することを特徴とす る、請求の範囲第１項に記載の装置。
6. ６．キャリッジ（８）にあるキュベットセットの場所（２０）は、サーモスタッ ト式保温器であることを特徴とする、請求の範囲第１項に記載の装置。
7. ７．キャリッジ（８）はキュベットセット（１７）のための場所（２０）を有し 、前記キュベット（１８）は矩形マトリックスを構成し、お互いに上方部分が支 持板によって取付られており、前記場所、即ち保温器内には、加熱ビン（１９） があって、これはキュベットとキュベットとの間のスペースに位置づけられるこ とになることを特徴とする、請求の範囲第６項に記載の装置。
8. ８．加熱ビン（１９）は断面が事実上、四角形であることを特徴とする、請求の 範囲第７項に記載の装置。
9. ９．キャリッジ（８）はキュベットセット（１７）のための場所を有し、そのキ ュベット（１８）は円筒形断面を有し、加熱ピン（１９）の側壁はキュベット壁 のカーブの形に対応する凹面になっていることを特徴とする、請求の範囲第８項 に記載の装置。
10. １０．加熱ビン（１９）によって形成される円筒形キュベット場所の直径はキュ べット（１８）の直径よりわずかに大きいことを特徴とする、請求の範囲第９項 に記載の装置。
11. １１．液体投与量計（１１）の先端（１５）はカーブしていることを特徴とする 、請求の範囲第１項に記載の装置。
12. １２．液体投与量計（１１）の先端部（１５）は弾性を有することを特徴とする 、請求の範囲第１項に記載の装置。
13. １３．液体投与量計（１１）の先端部（１５）は主ダクト（１４）と、その主ダ クトへ開口するサイドダクト（１６）とを有することを特徴とする、請求の範囲 第１項に記載の装置。
14. １４．水平面を移動するキャリッジ（８）に、キュベットセット（１７）を配置 し、測定すべき抗体の抗原を、前記キュベットセットにあるキュベットの内面に 固定しておき、測定すべきサンプルを入れたサンプル容器と、必要な反応物質を 入れた反応物質容器とを前記キャリッジ（８）内に位置づけ、 前記キャリッジ（８）上を移動する液体投与量計（１１）の単一先端部（１５） は、その下に位置するキュベット（１８）の底部まで下降し、その先端部（１５ ）によってサンプル容器からサンブルが取出され、反応物容器から反応物が取出 されるようになっており、 そこで免疫学的反応が生じ、 先端部（１５）によって、キュベット（１８）から溶液が取出され、 先端部（１５）にって、キュベットから洗滌液が測られ、そして取り出され、さ らに 適量分配ヘッド（９）に取付られた測定装置（１０）によってキュベット（１８ ）の内壁に付着されたトレーサー剤の信号が測定されるようになっている、液体 サンプルから抗体を分析する方法。
15. １５．キュベット（１８）は矩形のマトリックスであり、それらのキュべットは お互いにその上方部分を支持板によって取付られておりキュベットとキュベット との間の角度をもったスペースに位置する加熱ビン（１９）が保温器に配設され ていることを特徴とするキュベットセット（１７）用のサーモスタット式保温器 。