JPS6350028Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6350028Y2 JPS6350028Y2 JP751084U JP751084U JPS6350028Y2 JP S6350028 Y2 JPS6350028 Y2 JP S6350028Y2 JP 751084 U JP751084 U JP 751084U JP 751084 U JP751084 U JP 751084U JP S6350028 Y2 JPS6350028 Y2 JP S6350028Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bending
- flange
- blade
- bending blade
- mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 56
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
この考案は、複数のフランジを同時成形するプ
レス型に係り、特に曲げ方向の異なる２つのフラ
ンジを有する単一部品又は１つのフランジを有す
る部品を２個どりするためのフランジ曲げ用プレ
ス型に関する。
レス型に係り、特に曲げ方向の異なる２つのフラ
ンジを有する単一部品又は１つのフランジを有す
る部品を２個どりするためのフランジ曲げ用プレ
ス型に関する。
従来技術を、第１図乃至第４図について説明す
る。第１図に示すような曲線形のフランジR1，
L1をそれぞれ有する部品Ｒ，Ｌの成形は、第２
図に示すように、２個の部品ＲとＬとを、それぞ
れのフランジR1とL1が対向するように板取りし、
フランジR1を上方に曲げ、フランジL1を下方に
同時にプレス成形することにより、加工されてい
たが、上曲げ用の下型の曲げ刃R2と、下曲げ用
の上型の曲げ刃L2との強度を保つ必要から、曲
げ刃R2，L2の厚さを大きくしなくてはならず、
その為に部品Ｒ，Ｌの板取りの際に両部品Ｒ，Ｌ
の対向縁間の距離ａを所定値以上とする必要があ
り、第３図に示すような対向縁を接触させた歩留
まりの高い板取りを可能とする曲げ刃R2′，L2′を
得ることができなかつた。
る。第１図に示すような曲線形のフランジR1，
L1をそれぞれ有する部品Ｒ，Ｌの成形は、第２
図に示すように、２個の部品ＲとＬとを、それぞ
れのフランジR1とL1が対向するように板取りし、
フランジR1を上方に曲げ、フランジL1を下方に
同時にプレス成形することにより、加工されてい
たが、上曲げ用の下型の曲げ刃R2と、下曲げ用
の上型の曲げ刃L2との強度を保つ必要から、曲
げ刃R2，L2の厚さを大きくしなくてはならず、
その為に部品Ｒ，Ｌの板取りの際に両部品Ｒ，Ｌ
の対向縁間の距離ａを所定値以上とする必要があ
り、第３図に示すような対向縁を接触させた歩留
まりの高い板取りを可能とする曲げ刃R2′，L2′を
得ることができなかつた。
また、第４図に示すような単一部品Ａに、上曲
げフランジA1と下曲げフランジA2をプレス成形
する際にも、前述の如く曲げ刃の強度上の問題か
ら、上曲げフランジA1と下曲げフランジA2との
距離ｂを所定値以上に形成しなくてはならなかつ
た。
げフランジA1と下曲げフランジA2をプレス成形
する際にも、前述の如く曲げ刃の強度上の問題か
ら、上曲げフランジA1と下曲げフランジA2との
距離ｂを所定値以上に形成しなくてはならなかつ
た。
この考案の目的は、複数のフランジを同時成形
する際に、各フランジの曲げ刃に作用する側圧を
曲げ刃の背面で打消すように各曲げ刃が配置され
たフランジ曲げ用プレス型を提供することであ
る。
する際に、各フランジの曲げ刃に作用する側圧を
曲げ刃の背面で打消すように各曲げ刃が配置され
たフランジ曲げ用プレス型を提供することであ
る。
この考案のプレス型は、互に逆方向に動作する
相対向した曲げ刃の背面同志を摺動させることを
特徴とするもので、この構成によると、上曲げフ
ランジと下曲げフランジの成形時に各曲げ刃に作
用する側圧が曲げ刃の背面で相殺される。従つ
て、各曲げ刃の厚みが薄くできるので、曲げ方向
の異なる２つのフランジを有する単一部品におい
てはフランジ間隔の狭いものが作ることができる
と共に、１つのフランジを有する単一部品を２個
どりするものにおいては歩留りの高い板取りがで
きる。
相対向した曲げ刃の背面同志を摺動させることを
特徴とするもので、この構成によると、上曲げフ
ランジと下曲げフランジの成形時に各曲げ刃に作
用する側圧が曲げ刃の背面で相殺される。従つ
て、各曲げ刃の厚みが薄くできるので、曲げ方向
の異なる２つのフランジを有する単一部品におい
てはフランジ間隔の狭いものが作ることができる
と共に、１つのフランジを有する単一部品を２個
どりするものにおいては歩留りの高い板取りがで
きる。
この考案の実施例を第５図及び第６図に基づい
て説明する。
て説明する。
プレス型は上型１及び下型２で構成され、上型
１には下曲げ刃３が取付けられており、この下曲
げ刃３の両側には下曲げ刃用パツド４Ａ及び上曲
げ刃用パツド４Ｂが上下方向に移動できるように
支持されている。一方、下型２には上曲げ刃５が
取付けられており、この上曲げ刃５の両には前記
下曲げ及び上曲げ用パツド４Ａ，４Ｂに対向して
下曲げ用クツシヨン６Ａ及び上曲げ用クツシヨン
６Ｂが配置され、この両クツシヨン６Ａ，６Ｂは
前記両パツドと協働して上下方向に移動できるよ
うに支持されている。前記下曲げ刃及び上曲げ刃
３，５はその背面３Ａ，５Ａが互に接触しながら
上下動するように上型１及び下型２に配置されて
いる。前記各パツド及びクツシヨンは弾性体７
Ａ，７Ｂ及び８Ａ，８Ｂによつて被加工材ａを挾
持する方向に付勢されている。
１には下曲げ刃３が取付けられており、この下曲
げ刃３の両側には下曲げ刃用パツド４Ａ及び上曲
げ刃用パツド４Ｂが上下方向に移動できるように
支持されている。一方、下型２には上曲げ刃５が
取付けられており、この上曲げ刃５の両には前記
下曲げ及び上曲げ用パツド４Ａ，４Ｂに対向して
下曲げ用クツシヨン６Ａ及び上曲げ用クツシヨン
６Ｂが配置され、この両クツシヨン６Ａ，６Ｂは
前記両パツドと協働して上下方向に移動できるよ
うに支持されている。前記下曲げ刃及び上曲げ刃
３，５はその背面３Ａ，５Ａが互に接触しながら
上下動するように上型１及び下型２に配置されて
いる。前記各パツド及びクツシヨンは弾性体７
Ａ，７Ｂ及び８Ａ，８Ｂによつて被加工材ａを挾
持する方向に付勢されている。
次に、上記実施例の動作について説明する。成
形加工開始時におけるクツシヨン６Ａ，６Ｂの押
圧力と、パツド４Ａ，４Ｂの押圧力を等しくす
る。このように構成したプレス型において、上型
１を下降させ、クツシヨン６Ａ，６Ｂとパツド４
Ａ，４Ｂで被加工材ａを挾持し、更に上型１を下
降させると、下型２の曲げ刃５と上型１の曲げ刃
３とが被加工材ａを同時に加工し始めると共に、
下曲げ刃３の背面３Ａと上曲げ刃５の背面５Ａと
が接触する（第５図参照）。更に第６図に示すよ
うに、上型１を一層下降させると、下曲げ刃の背
面３Ａと上曲げ刃の背面５Ａとが摺動しながら、
上曲げ刃５が上曲げフランジa1を、下曲げ刃３が
下曲げフランジa2を成形して加工が完了する。こ
のように本考案の実施例によれば、下曲げ刃の背
面３Ａと上曲げ刃の背面５Ａとが接触して摺動す
ることにより、互いに背面を押圧し、バツクアツ
プされて加工時の前面からの圧力が相殺される。
形加工開始時におけるクツシヨン６Ａ，６Ｂの押
圧力と、パツド４Ａ，４Ｂの押圧力を等しくす
る。このように構成したプレス型において、上型
１を下降させ、クツシヨン６Ａ，６Ｂとパツド４
Ａ，４Ｂで被加工材ａを挾持し、更に上型１を下
降させると、下型２の曲げ刃５と上型１の曲げ刃
３とが被加工材ａを同時に加工し始めると共に、
下曲げ刃３の背面３Ａと上曲げ刃５の背面５Ａと
が接触する（第５図参照）。更に第６図に示すよ
うに、上型１を一層下降させると、下曲げ刃の背
面３Ａと上曲げ刃の背面５Ａとが摺動しながら、
上曲げ刃５が上曲げフランジa1を、下曲げ刃３が
下曲げフランジa2を成形して加工が完了する。こ
のように本考案の実施例によれば、下曲げ刃の背
面３Ａと上曲げ刃の背面５Ａとが接触して摺動す
ることにより、互いに背面を押圧し、バツクアツ
プされて加工時の前面からの圧力が相殺される。
この考案は、前記のように構成されているか
ら、成形加工時において、上型の下曲げ刃と下型
の上曲げ刃にかゝる背圧は、互に摺動している曲
げ刃背面により相殺されるから、曲げ刃の厚さｔ
が薄くても充分な強度が得られることになり、上
曲げフランジと下曲げフランジとの間隔を小さく
することができ、板取りの歩留まりを高くするこ
とができる。
ら、成形加工時において、上型の下曲げ刃と下型
の上曲げ刃にかゝる背圧は、互に摺動している曲
げ刃背面により相殺されるから、曲げ刃の厚さｔ
が薄くても充分な強度が得られることになり、上
曲げフランジと下曲げフランジとの間隔を小さく
することができ、板取りの歩留まりを高くするこ
とができる。
第１図乃至第４図は従来例を示し、第５図及び
第６図はこの考案の実施例を示す。 １……上型、２……下型、３……下曲げ刃、５
……上曲げ刃、ａ……被加工材。
第６図はこの考案の実施例を示す。 １……上型、２……下型、３……下曲げ刃、５
……上曲げ刃、ａ……被加工材。
Claims (1)
- 対向している位置で曲げ方向の異なる一対のフ
ランジを同時成形する曲げ刃を有するフランジ用
プレス型において、前記各フランジ毎に曲げ方向
に可動な曲げ刃を設け、該曲げ刃の背面が直接相
互に摺動可能であることを特徴とするフランジ曲
げ用プレス型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP751084U JPS60121411U (ja) | 1984-01-23 | 1984-01-23 | フランジ曲げ用プレス型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP751084U JPS60121411U (ja) | 1984-01-23 | 1984-01-23 | フランジ曲げ用プレス型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60121411U JPS60121411U (ja) | 1985-08-16 |
| JPS6350028Y2 true JPS6350028Y2 (ja) | 1988-12-22 |
Family
ID=30485928
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP751084U Granted JPS60121411U (ja) | 1984-01-23 | 1984-01-23 | フランジ曲げ用プレス型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60121411U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0522893Y2 (ja) * | 1986-09-22 | 1993-06-11 |
-
1984
- 1984-01-23 JP JP751084U patent/JPS60121411U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60121411U (ja) | 1985-08-16 |
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