JPS6349109Y2 - - Google Patents

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JPS6349109Y2
JPS6349109Y2 JP8351282U JP8351282U JPS6349109Y2 JP S6349109 Y2 JPS6349109 Y2 JP S6349109Y2 JP 8351282 U JP8351282 U JP 8351282U JP 8351282 U JP8351282 U JP 8351282U JP S6349109 Y2 JPS6349109 Y2 JP S6349109Y2
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voltage
power transformer
power supply
transistors
transformer
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は大電力を必要とするオーデイオ増幅器
等に使用する直流電源装置に関する。
直流電源装置において、電源変圧器の容積を小
さくするために、たとえばスイツチング方式の直
流電源装置が用いられる。従来のスイツチング方
式の直流電源装置はたとえば第1図に示す如くス
イツチング回路を構成するトランジスタ3,4を
交互にオン・オフさせて、電源変圧器1の1次巻
線1−1の中点タツプに接続した直流電源5の電
圧を、1次巻線1−1の一端側および他端側に交
互に印加するように構成していた。
しかるにトランジスタ3および4は数十kHzと
いう高周波でスイツチングさせるために、電源変
圧器1は数+kHzで動作し、このため電源変圧器
1、トランジスタ3および4には高周波用のもの
を必要とする欠点があつた。
またさらに不要輻射の問題も発生する欠点があ
つた。
また電源変圧器の1次側に交流制御素子を設
け、交流制御素子により導通角制御を行なうよう
にした電源装置によるときは、電源装置の小型化
に限界があるほかに、1次側の電圧をスイツチン
グしているので変圧器の唸りが発生する等の欠点
があつた。
本考案は上記にかんがみなされたもので、上記
の欠点を解消して小型化できるとともに、特殊な
高周波用の部分を必要としない直流電源装置を提
供することを目的とするものである。
以下、本考案を実施例により説明する。
第2図は本考案の第1の実施例の回路図であ
る。
1は電源変圧器であり、電源変圧器1の2次側
にはブリツジ整流回路10が接続してある。整流
回路10の出力電圧はコンデンサインプツト型の
平滑回路11を介して負荷12に供給するように
構成してある。電源変圧器1の1次巻線1−1は
中点タツプを有し、1次巻線1−1の両端にはB
級プツシユプル動作をするトランジスタ13およ
び14のエミツタがそれぞれ各別に接続してあ
る。トランジスタ13,14のコレクタは直流電
源15を介して1次巻線1−1の中点タツプに接
続してある。一方、トランジスタ13および14
は200〜300Hz程度の正弦波で駆動する。このため
に、本考案の第1の実施例においては入力変圧器
16を設け、入力変圧器16の1次側に200〜300
Hz程度の正弦波出力を発振する発振器17が接続
してある。入力変圧器16の2次巻線16−2の
両端はそれぞれダイオード18,19を介して各
別にトランジスタ13,14のベースに接続する
とともに、2次巻線16−2の中間タツプを電源
変圧器1の1次巻線1−1の中間タツプに接続し
て、発振器17の出力を位相反転してトランジス
タ13,14を交互に駆動するように構成してあ
る。
以上の如く構成した本考案の第1の実施例にお
いて、トランジスタ13,14を過励振して電源
変圧器1の1次巻線1−1に印加される電圧波形
がそのピーク部の所定範囲においてクリツプされ
た波形となるように発振器17の出力電圧および
入力変圧器16の巻数比が設定してある。また、
直流電源15は商用交流電源を整流したものであ
るとする。
そこで発振器17の発振により、発振器17の
正半サイクル出力期間はダイオード18を介しト
ランジスタ13のベースに正の電圧が印加され、
トランジスタ13はオン状態になり、負半サイク
ル出力期間はダイオード19を介してトランジス
タ14のベースに正の電圧が印加されて、トラン
ジスタ14はオン状態になる。このためトランジ
スタ13,14は交互にオン状態に切替えられ
て、電源変圧器1の1次側の中点と同1次側の一
端および他端とには発振器17の発振周波数で直
流電源15の電圧が交互に印加される。従つて電
源変圧器1の2次側には発振器17の発振周波数
と同一周波数の電圧波形が誘起され、整流回路1
0で整流のうえ、平滑回路11で平滑化されて負
荷12に印加される。
しかるに、電源変圧器1の1次側の回路をみた
場合、商用交流電源を整流した直流電源15をト
ランジスタ13,14に供給し、電源変圧器1に
は発振器17の発振周波数の電圧が印加されるこ
とになつて、あたかも周波数が変換されたのと同
等である。いま電源変圧器1の鉄心が磁気飽和を
起さない範囲で必要な1次巻線巻数は駆動周波数
に反比例する。そこで商用交流電源50Hzの場合に
対して、発振器17の発振周波数を200Hzとした
ときを比較すれば、巻数比は1/4となり、巻数の
抵抗比は1/16に下る。従つて電源変圧器1の容積
は減少し、直流電源装置全体が小型にできる。ま
た一方、ほぼ正弦波電圧を電源変圧器1の1次巻
線1−1に印加しているため、電源変圧器1の唸
りも少ない。
また、正弦波を使用しているため一見損失は多
い様にみえるが、実際には電源変圧器1の2次側
はコンデンサインプツト型の平滑回路11が接続
されており、かつ電圧波形は第3図aに示す如く
直流電源15の電圧E1でクリツプさせてあるた
めに、電源変圧器1に流れる電流の波形は第3図
bに示す如く、トランジスタ13,14が完全に
オン状態にあるときのみ電流が流れることにな
る。従つて電源変圧器1の1次側の駆動回路の損
失も殆んどない。
また、電源変圧器1が200〜300Hzの電圧で駆動
されるため平滑回路11のコンデンサも小型にな
る。
第4図は本考案案の第一の実施例を用いて2次
電圧を安定化した場合の一例を示す回路図であ
る。
第4図に示した直流電源装置は、第2図に示し
た本考案の一実施例の直流電源装置の出力電圧
を、基準電圧源としてのツエナーダイオード20
に印加し、ツエナーダイオード20のツエナー電
流で駆動されかつ出力でホトカプラ22を駆動す
るトランジスタ21を設け、直流電源装置の出力
電圧を検出するように構成する。ホトカプラ22
の出力端は入力変圧器16のそれぞれ2次巻線1
6−2の両端に、各別にダイオード23と抵抗2
4との直列回路およびダイオード25と抵抗26
との直列回路を介して接続し、ホトカプラ22の
出力によりトランジスタ13,14のベース電圧
を制限するように構成する。
いま、直流電源装置の出力電圧がツエナーダイ
オード20のツエナー電圧よりも高くなると、ツ
エナーダイオード20にツエナー電流が流れ、ト
ランジスタ21がオン状態になる。トランジスタ
21がオン状態になるとホトカプラ22を介して
ダイオード23,25、抵抗24,26には電流
が流れ、トランジスタ13および14のベース電
圧は制限される。
トランジスタ13および14のベース電圧の制
限によつてトランジスタ13および14のベース
電圧は低下し、たとえば第5図aの斜線に示す部
分において電源変圧器1の1次巻線1−1に印加
される電圧が低下し、トランジスタ13,14の
クリツプ範囲は狭められる。従つて整流回路10
の導通角は減少して、出力電圧が安定化される。
第5図bは電源変圧器1の2次巻線電流の示し、
第5図cは平滑回路11のリツプル電圧波形であ
る。
また、ダイオード23および25はツエナーダ
イオードであつてもよい。
つぎに本考案の他の実施例について説明する。
第6図は本考案の他の実施例のブロツク図であ
る。
本考案の他の実施例においては、トランジスタ
28,29,30および31を電源35に対して
ブリツジ状に接続して、バランスド、トランスフ
オーマレス(BTL)的に接続する。トランジス
タ28と29の共通接続したベースと、トランジ
スタ30と31の共通接続したエミツタとの間に
200〜300Hzの正弦波電圧の発振をする発振器32
の出力を印加し、トランジスタ28,29を過励
振する。一方、トランジスタ28と29の共通接
続したエミツタと、トランジスタ30と31の共
通接続したエミツタとの間に抵抗33と34との
直列回路を接続し、該直列回路の電圧を電源変圧
器1の1次巻線1−1に印加する。またさらに抵
抗33と34との共通接続点の電圧を増幅器38
の反転入力端子に供給するとともに、電源電圧3
5の電圧を抵抗36と37とによつて分圧した電
圧を増幅器38の非反転入力端子に供給し、増幅
器38の出力をトランジスタ30,31のベース
に供給する。
以上の如く構成した本考案の他の実施例におい
て、発振器32から200〜300Hzの正弦波電圧がト
ランジスタ28と29のベースと、トランジスタ
30と31のエミツタとに印加されると、正弦波
電圧の正の半サイクルにおいてはトランジスタ2
8,31が導通して電流が流れて、抵抗33と3
4に電流が流れる。抵抗33と34の電圧降下は
電源変圧器1の1次巻線1−1に印加される。こ
の場合に電源変圧器1の1次巻線1−1に印加さ
れる電圧波形はトランジスタ28が過励振されて
いるため第3図aの正の半サイクルに示す如くク
リツプされた波形である。また発振器32の出力
波形の負の半サイクルにおいてはトランジスタ3
0,29を通して電流が流れ、抵抗34と33の
電圧降下が電源変圧器1の1次巻線1−1に印加
される。この場合に電源変圧器1の1次巻線1−
1に印加される電圧波形はトランジスタ29が過
励振されているため第3図aの負の半サイクルに
示す如くクリツプされた波形となる。ここでトラ
ンジスタ28,29は発振器32からの電流を増
幅する作用をしている。また増幅器38の非反転
入力端子には電源35の電圧を抵抗36と37と
で分圧した電圧で帰還がかけられ、反転入力端子
にはトランジスタ28,29の出力力電圧を抵抗
33と34で分圧した電圧が印加されている。こ
のため電源35の電圧E3は増幅器38の反転入
力端子に印加された電圧によつて振られ、例えば
抵抗33と34の抵抗値が等しく、かつ抵抗36
と37の抵抗値が等しいときは、電源35の電圧
が無駄なく電源変圧器1の1次巻線に供給される
ことになり、電源変圧器1の1次巻線に印加され
る電圧は第3図aにおいて、E1がE3に代つて、
電圧E3によつてクリツプされた波形となる。ま
た電源変圧器1の巻線に流れる電流は第3図bに
示す如く、電源変圧器1の1次巻線1−1に印加
された電圧のクリツプ期間のみ流れることにな
る。
従つて本考案の他の実施例の直流電源の作用は
本考案の一実施例の場合と同じである。
しかるに、トランジスタの耐圧を考えた場合、
本考案の一実施例の場合2E1の耐圧を必要とした
のに対し、本考案の他の実施例においてはE3
耐圧でよく、E1=E3とした場合、本考案の他の
実施例においては本考案の一実施例の場合におけ
る耐圧の1/2の耐圧のトランジスタですむことに
なる。またさらに電源変圧器1の1次巻線に中点
タツプを必要としない効果もある。
なお以上の説明においてて、発振器17および
32の発振出力波形が正弦波の場合を例に説明し
たが、発振器17および32の発振出力波形が三
角波の場合であつても同様である。
以上説明した如く本考案によれば、入力変圧器
の1次側を、従来のスイツチング電源の如く数十
kHz程度の高周波で駆動する必要もなく、電源変
圧器を小型化することができて直流電源装置が小
型化できる。しかも特殊な高周波用の部品を必要
としなくなる。
また、電源変圧器の1次側は正弦波または三角
波で駆動するため唸りも少なく、さらスイツチン
グ電源の場合に生じたスイツチング用方形波のリ
ンギング等は無いために不要輻射等の問題も無く
なる。
また、電源変圧器の1次側の電圧はクリツプさ
せてあるため、電源変圧器の1次側駆動回路の損
失も殆んどない。
また、出力電圧を電源変圧器の1次側に帰還す
ることによつて損失の少ない定電圧直流電源装置
にすることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の直流電源装置の一例を示すブロ
ツク図。第2図は本考案の一実施例のブロツク
図。第3図は本考案の一実施例における作用の説
明に供する波形図。第4図は本考案の一実施にお
いて出力電圧を定電圧化した場合の例を示すブロ
ツク図。第5図は第4図に示した直流電源装置に
おける作用の説明に供する波形図。第6図は本考
案の他の実施例のブロツク図。 1……電源変圧器、10……整流回路、11…
…平滑回路、12……負荷、13,14,28,
29,30および31……トランジスタ、16…
…入力変圧器、17および32……発振器、22
……ホトカプラ、38……増幅器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電源変圧器と、該電源変圧器の2次電圧を整流
    する整流回路と、該整流回路の出力電圧を平滑化
    するコンデンサインプツト型の平滑回路とを備え
    てなる直流電源装置において、直流電源と、該直
    流電源の電圧でクリツプされかつ非方形波形の電
    圧によつて前記電源変圧器の1次側を駆動する駆
    動手段とを備えてなることを特徴とする直流電源
    装置。
JP8351282U 1982-06-07 1982-06-07 直流電源装置 Granted JPS58186792U (ja)

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JP8351282U JPS58186792U (ja) 1982-06-07 1982-06-07 直流電源装置

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