JPS6349096Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6349096Y2 JPS6349096Y2 JP1982092029U JP9202982U JPS6349096Y2 JP S6349096 Y2 JPS6349096 Y2 JP S6349096Y2 JP 1982092029 U JP1982092029 U JP 1982092029U JP 9202982 U JP9202982 U JP 9202982U JP S6349096 Y2 JPS6349096 Y2 JP S6349096Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- stator
- frequency generator
- disk
- stator disk
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 34
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims 1
- 239000012943 hotmelt Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Windings For Motors And Generators (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
- Dc Machiner (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
本考案は、電動機の速度制御に用いられる周波
数発電機に関するものである。
数発電機に関するものである。
背景技術
従来の周波数発電機は第1図に示すような構造
をしている。突極1を設けた固定子円板2上に、
成型品より成る主巻線及びキヤシセル巻線用ボビ
ン3,4を一体に固定した後、このボビン3,4
上にコイル5,6を巻回していた。
をしている。突極1を設けた固定子円板2上に、
成型品より成る主巻線及びキヤシセル巻線用ボビ
ン3,4を一体に固定した後、このボビン3,4
上にコイル5,6を巻回していた。
しかしながら、かかる従来のものは、成型作業
及び成型鋳型を必要とするので、手間がかかり、
高価なものになる。また、周波数巻線を設計上ロ
ータ側に配設しなければならない場合には、ロー
タの負荷が大きくなるので、それだけ電動機の消
費電流を多く必要とするなどの問題があつた。
及び成型鋳型を必要とするので、手間がかかり、
高価なものになる。また、周波数巻線を設計上ロ
ータ側に配設しなければならない場合には、ロー
タの負荷が大きくなるので、それだけ電動機の消
費電流を多く必要とするなどの問題があつた。
考案の開示
本考案は発電機巻線に自己融着電線を用い簡単
な構造で、且つ製造も容易な周波数発電機を提供
するもので、次のように構成される。すなわち、
一対の巻線層体と、軟磁性体固定子円板と、ロー
タマグネツトとからなり、各巻線層体は自己融着
電線の巻装固着により形成されており、また、一
対の巻線層体は発電機巻線とキヤンセル巻線を形
成するものであり、軟磁性体固定子円板は周縁部
に複数の突出子を歯車状に備えており、この固定
子円板と各巻線層体の各々の中心が仮想同軸上に
並ぶように、各巻線層体が固定子円板の上下面に
配置固着されており、ロータマグネツトが固定子
円板の突出子の径方向外方に配置されることを特
徴とするものである。
な構造で、且つ製造も容易な周波数発電機を提供
するもので、次のように構成される。すなわち、
一対の巻線層体と、軟磁性体固定子円板と、ロー
タマグネツトとからなり、各巻線層体は自己融着
電線の巻装固着により形成されており、また、一
対の巻線層体は発電機巻線とキヤンセル巻線を形
成するものであり、軟磁性体固定子円板は周縁部
に複数の突出子を歯車状に備えており、この固定
子円板と各巻線層体の各々の中心が仮想同軸上に
並ぶように、各巻線層体が固定子円板の上下面に
配置固着されており、ロータマグネツトが固定子
円板の突出子の径方向外方に配置されることを特
徴とするものである。
而して、本考案によれば、従来のようなボビン
を必要としないので、周波数発電機の構造が簡
単、且つ軽量になり、たとえ、ロータ側に周波数
巻線を配設したとしても、ロータの負荷はさほど
大きくはならない。また、ステータ側に、本考案
による周波数発電機を固定する際には、発電機が
軽量となつているため、従来の如く、ビス締め作
業をせずとも、プリプレグ材やホツトメルトで充
分にステータ上に確保固定できると共に位置決め
寸法精度も確実となる。尚、この場合、ステータ
側の周波数発電機の取付表面上を粗面としたり、
小突起を設け、この小突起上にプリプレグ材やホ
ツトメルトを一端塗着した後、本案周波数発電機
を固定すると、自己融着電線の巻線固化と同時に
ステータ上への接合も可能とすることが出来るの
で一層効果的である。
を必要としないので、周波数発電機の構造が簡
単、且つ軽量になり、たとえ、ロータ側に周波数
巻線を配設したとしても、ロータの負荷はさほど
大きくはならない。また、ステータ側に、本考案
による周波数発電機を固定する際には、発電機が
軽量となつているため、従来の如く、ビス締め作
業をせずとも、プリプレグ材やホツトメルトで充
分にステータ上に確保固定できると共に位置決め
寸法精度も確実となる。尚、この場合、ステータ
側の周波数発電機の取付表面上を粗面としたり、
小突起を設け、この小突起上にプリプレグ材やホ
ツトメルトを一端塗着した後、本案周波数発電機
を固定すると、自己融着電線の巻線固化と同時に
ステータ上への接合も可能とすることが出来るの
で一層効果的である。
考案を実施するための最良の形態
本考案の一実施例を図面に従い説明する。第2
図は本考案の分解斜視図、第3図は斜視図、第4
図は本考案を用いた小型電動機の断面図である。
図は本考案の分解斜視図、第3図は斜視図、第4
図は本考案を用いた小型電動機の断面図である。
円環状に自己融着電線により形成した2個の発
電機用巻線層7,8を、第2図の如く、周縁部に
複数の突出子9を歯車状に設けた軟磁性体からな
る固定子円板10に、巻線層7,8を各々の仮想
中心線が同軸となる様に上下に取りつける。この
場合、各巻線層7,8は発電巻線とキヤンセル巻
線の関係を保ち、それぞれ所期の効果が現われる
ように互いに巻き方向が逆になるようにする。そ
して、両巻線層7,8は渡り線11により接続し
てもよいし、しなくてもよい。これらの巻線は周
波数発電機用巻線として、所期の効果を得るに
は、軟磁性体よりなる上記固定子円板10の両面
に夫々固定する。固定に先立ち、固定子円板10
の表面には何らかの絶縁処理をするが、ホツトメ
ルトまたプリプレグ等で巻線層間の接合を可能と
しつつ、絶縁をも可能とする有機接合剤を用い
る。固定子円板10に突起12を設けると、巻線
層7,8の位置決めになり、組立作業が容易にな
る。
電機用巻線層7,8を、第2図の如く、周縁部に
複数の突出子9を歯車状に設けた軟磁性体からな
る固定子円板10に、巻線層7,8を各々の仮想
中心線が同軸となる様に上下に取りつける。この
場合、各巻線層7,8は発電巻線とキヤンセル巻
線の関係を保ち、それぞれ所期の効果が現われる
ように互いに巻き方向が逆になるようにする。そ
して、両巻線層7,8は渡り線11により接続し
てもよいし、しなくてもよい。これらの巻線は周
波数発電機用巻線として、所期の効果を得るに
は、軟磁性体よりなる上記固定子円板10の両面
に夫々固定する。固定に先立ち、固定子円板10
の表面には何らかの絶縁処理をするが、ホツトメ
ルトまたプリプレグ等で巻線層間の接合を可能と
しつつ、絶縁をも可能とする有機接合剤を用い
る。固定子円板10に突起12を設けると、巻線
層7,8の位置決めになり、組立作業が容易にな
る。
この様にして、巻線の両端から交流電圧が得ら
れる単純な構造の周波数発電機が得られる。
れる単純な構造の周波数発電機が得られる。
尚、上述した固定子円板10は、外周側に突出
子9を設けた場合を示したが、用途によつては、
内周側に突出子9を設けてもよい。
子9を設けた場合を示したが、用途によつては、
内周側に突出子9を設けてもよい。
第4図に示す小型電動機において、20はロー
タ、21はロータ軸、22は整流子、23はブラ
シ、24は界磁マグネツト、25はブラケツトで
ある。26は本考案による周波数発電機、27は
周波数発電機用ロータマグネツトである。
タ、21はロータ軸、22は整流子、23はブラ
シ、24は界磁マグネツト、25はブラケツトで
ある。26は本考案による周波数発電機、27は
周波数発電機用ロータマグネツトである。
第1図は従来例を示す斜視図、第2図および第
3図は本考案の一実施例を示し、第2図は分解斜
視図、第3図は斜視図、第4図は本考案の周波数
発電機を用いた小型電動機を示す断面図である。 1,9……突出子、2,10……固定子円板、
3,4……ボビン、5,6……コイル、7,8…
…巻線層体、20……ロータ、21……ロータ
軸、24……界磁マグネツト、26……周波数発
電機、27……周波数発電機用ロータマグネツ
ト。
3図は本考案の一実施例を示し、第2図は分解斜
視図、第3図は斜視図、第4図は本考案の周波数
発電機を用いた小型電動機を示す断面図である。 1,9……突出子、2,10……固定子円板、
3,4……ボビン、5,6……コイル、7,8…
…巻線層体、20……ロータ、21……ロータ
軸、24……界磁マグネツト、26……周波数発
電機、27……周波数発電機用ロータマグネツ
ト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 一対の巻線層体と、軟磁性体固定子円板と、ロ
ータマグネツトとからなり、 各巻線層体は自己融着電線の巻装固着により形
成されており、また、一対の巻線層体は発電機巻
線とキヤンセル巻線を形成するものであり、 軟磁性体固定子円板は周縁部に複数の突出子を
歯車状に備えており、 この固定子円板と各巻線層体の各々の中心が仮
想同軸上に並ぶように、各巻線層体が固定子円板
の上下面に配置固着されており、 ロータマグネツトが固定子円板の突出子の径方
向外方に配置される周波数発電機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9202982U JPS58193875U (ja) | 1982-06-18 | 1982-06-18 | 周波数発電機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9202982U JPS58193875U (ja) | 1982-06-18 | 1982-06-18 | 周波数発電機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58193875U JPS58193875U (ja) | 1983-12-23 |
JPS6349096Y2 true JPS6349096Y2 (ja) | 1988-12-16 |
Family
ID=30100245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9202982U Granted JPS58193875U (ja) | 1982-06-18 | 1982-06-18 | 周波数発電機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58193875U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5265806A (en) * | 1975-11-28 | 1977-05-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Frequency generator |
JPS547314B2 (ja) * | 1975-09-13 | 1979-04-05 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS547314U (ja) * | 1977-06-20 | 1979-01-18 |
-
1982
- 1982-06-18 JP JP9202982U patent/JPS58193875U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS547314B2 (ja) * | 1975-09-13 | 1979-04-05 | ||
JPS5265806A (en) * | 1975-11-28 | 1977-05-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Frequency generator |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58193875U (ja) | 1983-12-23 |
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