JPS6349079B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6349079B2
JPS6349079B2 JP56039303A JP3930381A JPS6349079B2 JP S6349079 B2 JPS6349079 B2 JP S6349079B2 JP 56039303 A JP56039303 A JP 56039303A JP 3930381 A JP3930381 A JP 3930381A JP S6349079 B2 JPS6349079 B2 JP S6349079B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan
blade
edge side
fan blade
flexible
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56039303A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57153998A (en
Inventor
Hiroto Masai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP3930381A priority Critical patent/JPS57153998A/ja
Publication of JPS57153998A publication Critical patent/JPS57153998A/ja
Publication of JPS6349079B2 publication Critical patent/JPS6349079B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/26Rotors specially for elastic fluids
    • F04D29/32Rotors specially for elastic fluids for axial flow pumps
    • F04D29/38Blades
    • F04D29/382Flexible blades

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、フアン装置、特に車輛用ラジエータ
クーリングフレキシブルフアン装置に関する。
一般にラジエータクーリングフアンは、エンジ
ンに直接駆動されるため、エンジンの高速回転時
にラジエータグリルから取入れる風量の増加を来
たし、エンジンの過冷却を起こし易く、かつ燃費
の増加、高レベルの騒音発生を引き起こす。この
ような弊害を防止するため、可撓性樹脂の特性を
利用した種々の形状のフレキシブルフアン装置が
提案されている。例えば、ブレードのボス部分へ
の付け根部に近接したブレードの後縁側に切欠き
を設けてフアンの高速回転時にブレードの傾き角
を可変としたものがある。しかしながらこのよう
なフアンでは、フアンの高速回転時にフアンブレ
ードの前縁部に近接した箇所を中心にブレードの
後縁側が傾き角を減少するようにたわみ、換言す
れば、ブレードの前縁側中心箇所から後縁側に至
る部分までが同一方向にたわむように形成され、
従つてフアンの高速回転時の応力集中が大きく、
特に切り欠き部に近接した強度が劣化するという
不利益がある上に高速回転時におけるフレキシブ
ル効果は十分でなかつた。
本発明は、従来のフレキシブルフアンの欠点を
解消せんとするものであり、フレキシブルフアン
の高速回転時にフアンブレードの付け根部への応
力集中が緩和されると共にフアンブレードの捩れ
量が大きいフレキシブルフアンを提供する。これ
らの目的を達成するために、第1の発明は、フア
ンブレードがそのフアン回転方向中央に位置する
中央付け根部においてボス部上に設けられ、該中
央付け根部に近接した該フアンブレードのフアン
回転方向に対する前縁側及び後縁側の双方に切欠
きを有するフレキシブルフアンにおいて、前記フ
アンブレードの前縁側部分と後縁側部分とを中央
付け根部からフアンブレードの径方向外方へ延び
た幹状部分に連なる中間部分よりも厚肉とすると
共に中央付け根部及び幹状部分を前記中間部分よ
りも厚肉とし、さらに、前縁側部分および後縁側
部分のフアン回転方向における幅をフアンブレー
ドの径方向外方に漸増させたことを特徴とする。
また、第2の発明は、フアンブレードがそのフ
アン回転方向中央に位置する中央付け根部におい
てボス部上に設けられ、該中央付け根部に近接し
た該フアンブレードのフアン回転方向に対する前
縁側及び後縁側の双方に切欠きを有するフレキシ
ブルフアンにおいて、前記フアンブレードの前縁
側部分及び後縁側部分の少なくともどちらか一方
及びフアンブレードの径方向外端部を中央付け根
部からフアンブレードの径方向外方へ延びた幹状
部分に連なる中間部分よりも厚肉とすると共に中
央付け根部及び幹状部分を前記中間部分よりも厚
肉とし、前記一方の縁側部分とフアンブレードの
径方向外端部とを連続させたことを特徴とする。
以下添附図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。
車輛エンジン(図示せず)によつて適宜回転駆
動されるフアン装置10のボス部11上には適宜
の個数のフアンブレード12(第1図にそのうち
の一つだけを示す)が設けられている。このフア
ンブレード12は、第1図に示すように全体の形
状が略矩形であり、中央の幹状部分13と、フア
ン装置10の矢視回転方向Aに対して前後に位置
する前縁側ブレード14と後縁側ブレード15と
から成る。図示した実施例ではフアンブレード1
2の形状は略矩形であるが他の形状に設計変更す
ることもできる。このフアンブレード12は、合
成樹脂、例えばナイロン、ポリプロピレン、ポリ
アセタール樹脂等の可撓性材料からなる一体成形
品であり、幹状部分13の付け根部13aに近接
した前縁側ブレード14および後縁側ブレード1
5の双方に略対称の切欠き16および17が設け
られているためブレード12は、付け根部13a
によつてボス部11上に固定されている。
フアンブレードの中央に位置する幹状部分13
は、第2図〜第5図に示すようにハブ部11の半
径外方向に垂直な平面で切断すると断面が略楕円
形状であり第2図から明らかなように半径外方向
に移動するにつれて厚みが漸減し、幹状部分の頂
部13bでは、周囲のブレード部分(中間部分)
の肉厚と同じとなつている。又ブレード面に対し
て垂直な向き(第2図の矢視B方向)から見た幹
状部分13の回転方向における幅は、付け根部分
から頂部に移動するに従つて漸減している。
上記幹状部分13に対して略対称的な前縁側ブ
レード14および後縁側ブレード15は、第3図
〜第5図に示されるように夫々の側縁部に近い部
分が厚肉となつており、しかもその厚肉部分の回
転方向における幅は、上方の外周端へ近づくに従
つて幅広となつている。この前縁側及び/又は後
縁側の幅は、外周端へ向つて漸増することが好ま
しいが、場合により一様な幅であつてもよい。ま
た厚みについても外周端方向へは一定であるが、
場合によつては外周端方向及び/又は縁部方向へ
漸増させてもよい。
フアンブレード面は、第3図に示すようにブレ
ード回転方向に対し、傾き角αとなるように傾斜
して取付けられ、側端面はすべて丸みが付けられ
ブレード回転時に所望のフアン効果が得られるよ
うになつている。
次にブレード12の肉厚部分の遠心力によるフ
レキシブル効果を説明する。ブレードの 厚肉部分の重心位置 …P 厚肉部分の重量 …M フアンの回転時にMに働く遠心力 …F Fの円周方向の分力 …Fx Fの半径方向の分力 …Fy とする。ブレード12の肉厚部分の重心点Pに作
用する遠心力Fは第1図に示すようにそれぞれ
FxとFyのそれぞれの分力に分解される。P点を
通るブレード12の断面を第7図に示すと、ブレ
ード12のP点に作用する一つの分力Fxは、ブ
レード12の翼弦に対して垂直方向の分力F1
よび平行方向の分力F2とに分解される。
ブレード12のフレキシブルな捩れ中心をなす
支持点又は線をSとすれば、第7図におけるS点
のまわりのモーメント(MS)は、SP間の距離を
Lとすると、MS=L×F1で表わされ、これがフ
レキシブルな捩れの主な原因となつている。ま
た、支持点又は線Sまわりのモーメントは、第7
図から分るように、後縁側がMs、前縁側も同様
のモーメントでそれぞれブレード12と回転方向
Aとの成す角を小さくする方向に働き、これがブ
レード12の回転中、空気弾性に対して動的均衡
を与えるように作用する。本発明は、このフレキ
シブル捩れ効果の原因すなわち遠心力によりフレ
キシブル捩れ効果が生じることに着目したもので
ある。回転時の加速度αは、角速度をω、回転中
心軸からの距離をγとすればα=ω2γとなるから
中心軸から離間すればするほど大になる。従つ
て、ブレード側縁部を肉厚とし、かつ外周部に向
けて肉厚部の幅を漸増させれば、重心点Pの位置
が側縁部から外周部に接近して設定され、フレキ
シブル捩れ効果が大となる。
本発明は、以上の構成であり、付け根部13a
に接近した該フアンブレード前縁部および後縁部
の双方に切欠き16および17を設けたためブレ
ード高速回転時におけるフアンブレードのたわみ
変形量が分散減少し、特に双方の切り欠き16お
よび17に発生する応力が分散緩和されるという
効果を奏するばかりでなく、ブレード前縁側部分
14aおよび後縁側部分15aを肉厚としたた
め、高速回転時におけるフレキシブル捩れ効果が
顕著となつた。
第8図〜第14図は、第1図〜第7図に示した
実施例とは別の実施例を示し、第1図〜第7図の
符号と同一符号は同一部分を表わす。この実施例
は図示する如く、ブレード外周端18をも肉厚と
することにより、前縁側厚肉部分14aと後縁側
厚肉部分15aとを連続させた点で前記実施例と
異なる。このように前縁側厚肉部分14aと後縁
側厚肉部分15aが連続しているため、ブレード
の一体性が高まり、高速回転時においても第10
図〜第12図に示すような翼の断面形状が維持さ
れる。すなわちこれらの翼断面形状が維持された
状態で、回転方向に対する翼の傾き角が変わるだ
けであるので、フアンの動作特性の安定性が増す
とという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るフレキシブルフアンの
ブレード部分を示す正面図、第2図は第1図の
−線に沿う断面図、第3図から第6図は、それ
ぞれ第1図の−線〜−線に沿う断面図、
第7図は、フレキシブル効果を生じる力の成分を
表わす説明図、第8図は第1図〜第7図に示した
発明とは別の発明に係るフレキシブルフアンのブ
レード部分を示す正面図、第9図〜第14図は、
それぞれ第8図の−線〜−線に沿う
ブレード断面図を夫々示す。 10……フレキシブルフアン、11……ハブ部
分、12……ブレード、13……幹状部分、14
……前縁側ブレード、15……後縁側ブレード、
16,17……切欠き。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 フアンブレードがそのフアン回転方向中央に
    位置する中央付け根部においてボス部上に設けら
    れ、該中央付け根部に近接した該フアンブレード
    のフアン回転方向に対する前縁側及び後縁側の双
    方に切欠きを有するフレキシブルフアンにおい
    て、前記フアンブレードの前縁側部分と後縁側部
    分とを中央付け根部からフアンブレードの径方向
    外方へ延びた幹状部分に連なる中間部分よりも厚
    肉とすると共に中央付け根部及び幹状部分を前記
    中間部分よりも厚肉とし、さらに、前縁側部分お
    よび後縁側部分のフアン回転方向における幅をフ
    アンブレードの径方向外方に漸増させたことを特
    徴とするフレキシブルフアン。 2 フアンブレードがそのフアン回転方向中央に
    位置する中央付け根部においてボス部上に設けら
    れ、該中央付け根部に近接した該フアンブレード
    のフアン回転方向に対する前縁側及び後縁側の双
    方に切欠きを有するフレキシブルフアンにおい
    て、前記フアンブレードの前縁側部分及び後縁側
    部分の少なくともどちらか一方及びフアンブレー
    ドの径方向外端部を中央付け根部からフアンブレ
    ードの径方向外方へ延びた幹状部分に連なる中間
    部分よりも厚肉とすると共に中央付け根部及び幹
    状部分を前記中間部分よりも厚肉とし、前記一方
    の縁側部分とフアンブレードの径方向外端部とを
    連続させたことを特徴とするフレキシブルフア
    ン。
JP3930381A 1981-03-20 1981-03-20 Flexible fan Granted JPS57153998A (en)

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JP3930381A JPS57153998A (en) 1981-03-20 1981-03-20 Flexible fan

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Publication Number Publication Date
JPS57153998A JPS57153998A (en) 1982-09-22
JPS6349079B2 true JPS6349079B2 (ja) 1988-10-03

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JPH0393673U (ja) * 1990-01-12 1991-09-25

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