JPS634860A - 揺動式粗割機の油圧機構 - Google Patents

揺動式粗割機の油圧機構

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JPS634860A
JPS634860A JP14888186A JP14888186A JPS634860A JP S634860 A JPS634860 A JP S634860A JP 14888186 A JP14888186 A JP 14888186A JP 14888186 A JP14888186 A JP 14888186A JP S634860 A JPS634860 A JP S634860A
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rough
hydraulic
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hydraulic cylinder
slag
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JP14888186A
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萩原 達雄
今井 敬司
長岡 茂徳
石井 偉永
敏次 菊池
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は揺動式粗割機の油圧機構の改良に関する。
[従来の技術] 製鉄、製鋼過程で発生する高炉滓、転炉滓、電気炉滓等
炉滓中の鉄分の回収や鉱滓の利用などのために、揺動式
粗割機をもちいて鉄分含有率が50〜60%以上と高く
、しかもその寸法が300〜500mm以上の塊状炉滓
を粗割又は変形するようにしていた(例えば、特開昭6
0−147252号公報)。かかる揺動式粗割機には油
圧機構を備えることにより、塊状炉滓の粗割又は変形作
動において、作動がスムースとなり、その機構を向上さ
せることが可能となった(例えば、特開昭60−251
941号公報)。
また、例えば、特公昭50−18631@公報に記載さ
れているショークラッシャは、被破砕物中に硬度の高い
異物が混入している塊状炉滓を粗割又は変形しうるちの
であり、固定歯(固定顎)と揺動歯(運動顎)により粗
υj間隙(歯板間隙)を有する粗割室が形成され、揺動
歯をトグルプレートを介して支持するスライド可能なト
グルブロックに油圧シリンダが設けられている。油、圧
シリンダと油圧ポンプ(電動送油ポンプ)との開の管路
(送油管〉には、パイロットチエツク弁、電磁弁、逆止
弁、圧力スイッチをはじめ、アッキュムレータを接続し
た油圧機構が設けられている。
また、上記従来のショークラッシャにおいては、ショー
クラッシャの偏心にもとづく揺動歯の揺動運動の揺動量
は常に一定であって、したがって、粗割間隙(開き側を
しめす)も常に一定値が保持されて塊状炉滓の粗割又は
変形作動が行われている。
このざい塊状炉滓の粗割又は変形作動に伴う圧縮力に対
応しうる押付は力が発生できるように油圧シリンダには
アッキュムレータの圧力に相等しい油圧が、高圧のもと
て常時、作用している。
もし塊状炉滓中に鉄分含有率が顕著に高く鉄塊等の粗割
し難い異物が混入しているときは、油圧シリンダ内の圧
力がアッキュムレータの圧力以上に上昇するとともに、
圧力スイッチがかかる圧力を検出して電磁弁の切換を行
い、アッキュムレータの油圧によってパイロットバルブ
を作動させて、油圧シリンダ内のピストンを俊退させる
ことにより粗割間隙が拡大されて、異物は落下され、粗
割室より排出されていた。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記従来の揺動式粗割機の油圧機構では
、油圧シリンダ内の油圧はアッキュムレータの圧力に相
等しくなるまで加圧されており、塊状炉滓の粗割又は変
形作動が行われるにざいして、負荷状態の大巾な変動を
生じた場合でも、揺動歯の揺動運動の揺動量は常に一定
であるため、鉄分含有率が高い塊状炉滓の粗割又は変形
作動にさいしての粗割負荷にともなう圧縮力に対応しう
る押付は力のもとて所要の揺動層が得られるように設計
されると、鉄分含有率が低い軟質の塊状炉滓の粗割又は
変形作動にざいしては粗割負荷は僅少であるにもかかわ
らず、前記の揺動量をもってしては充分な粗割又は変形
ができないという問題があった。加えて、かかる状態の
もとでは塊状炉滓の表面部分が部分的に剥離されるのみ
にとどまり、き裂が全面、にわたって進展して拡大しそ
の寸法を縮少させる作用にまでいたらず、塊状炉滓は粗
割室内に滞留されるなど充分な粗割又は変形の処理を行
うことができないという問題をともなっていた。
本発明はかる従来の問題を解決するものであり、塊状炉
滓の粗割又は変形作動にさいして、負荷状態の大巾な変
動を生じた場合でも揺動量の変化により、塊状炉滓の性
状の変動にもかかわらず、塊状炉滓の寸法を確実に縮小
することができて揺動式粗割機の処理能力を著しく向上
することができる優れた揺動式粗割機の油圧機構を提供
することを目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するために、固定歯と揺動運動
を行なう揺動歯とにより粗vj間隙を有する粗割室が形
成され、揺動歯をトグルプレートを介して支持するスラ
イド可能なスライドブロックに近接して設けた油圧シリ
ンダと、該油圧シリンダと油圧ポンプとの間の管路にリ
リーフバルブを設けた油圧機構からなり、粗割負荷にと
もなう圧縮力に対応した作動油の容積変化により粗割時
におけ671動歯の揺動量を調整するようにしたちので
ある。
[作 用] 本発明は上記のような構成により次のような作用を有す
る。すなわち、揺動式粗割機においては揺動式粗割機の
偏心にもとづく揺動歯の揺動運動の揺動量にしたがった
粗割間隙のもとで塊状炉滓の粗割又は変形作動にざいし
ての粗割負荷にともなう圧縮力に対応しうる押付は力が
発生できるように油圧シリンダには作動油が所要量封入
されている。
鉄分含有率が低い軟質の塊状炉滓の粗割又は変形作動に
ざいしては、粗割負荷が僅少であるため、油圧シリンダ
内の油圧は低圧であり、作動油の圧縮は殆ど発生せず揺
動式粗割機の偏心によって生じる揺動歯の揺動層と等量
で必る揺動量をもって充分な粗割又は変形が行われる。
−方、鉄分含有率が高い硬質の塊状炉滓の粗割又は変形
作動にざいしては、粗割負荷は増大するにいたる。この
ざい、塊状炉滓の部分的なき裂は全面にわたって急速に
進展するとともに、圧縮力に対応しうる押付け力も増大
することとなり油圧シリンダ内の油圧が上昇する。−方
、油圧機構のリリーフバルブの作動圧力以下のもとでは
作動油の流動はしゃ断されているため、作動油は前記の
油圧のもとて容積変化を生じる。この容積変化は粗割間
隙が狭くなるざいの油圧増加に起因するピストンの移動
によるスライドブロックの後退を発生させ、揺動歯の揺
動量の減少をもたらすとともに過大な粗割負荷の発生を
ともなうことなく粗割作動を継続させて塊状炉滓の寸法
を縮小することができるため、塊状炉滓の性状の変動に
もかかわらず、軟質の塊状炉滓の粗割作動にざいしては
、大きな揺動量のもとで、また硬質の塊状炉滓の粗割作
動にさいしては小さな揺動量のもとての粗割又は変形作
動を自動的に継続することを可能ならしめ、揺動式粗割
機の処理能力を著しく向上することができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面について詳細に説明する。
第1図および第2図は本発明の一実施例をしめすもので
ある。
第1図において、10は揺動式粗割機をしめし、11は
固定歯であり、12は揺動歯、Wは粗割間隙をしめすと
ともに、これらをもって粗割室14が形成されている。
揺動歯12はトグルプレート16を介してスライドブロ
ック18により支持されており、図示することを省略し
た駆動装置により駆動され、偏心軸20の回転によって
揺動歯12の揺動運動が行われる。24は油圧シリンダ
であり、26はピストンであって、スライドブロック1
8に近接されて設けられるとともに、油圧の作用によっ
てスライドブロック18はスライド可能に取付けられて
いる。
第2図において、30は油圧機構をしめし、油圧ポンプ
36、リリーフバルブ40.4&、切換弁42をはじめ
、管路4B、 50.52などによって構成されている
。なお、38は逆止弁、34はフィルタ、32は油槽で
ある。油圧ポンプ36から吐屈する作動油は管路50に
設けた逆止弁38によって一方向のみに流れ、管路52
を通って、油圧シリンダ24に接続されており、−定量
の作動油が封入されてピストン26によって、第1図に
しめすスライドブロック18を介して揺動歯12が所要
位置に設定されて粗割間隙Wが形成される。
次に上記実施例の動作について説明する。上記実施例に
おで、駆動装置の駆動により偏心軸20の回転が行われ
、揺動歯12の揺動運動が行われて、所定の揺動量にし
たがった粗割室14の粗割間隙Wが揺動量と同等な寸法
をもって変化される。塊状炉滓が粗割室14へ供給され
ると塊状炉滓の粗割又は変形が行われて排出される。こ
のざいにおける粗割負荷にともなう圧縮力に必要な対応
しうる押付は力は油圧シリンダ24内に封入されている
作動油により押付は力に比例する油圧をピストン26に
作用させながら油圧機構30によってスライドブロック
18を介して揺動歯12に付与される。
鉄分含有率が低い軟質の塊状炉滓の粗割又は変形作動に
さいしては、粗割負荷は僅少な負荷を呈し、−方、油圧
が低いため、作動油の容積変化が僅少であり、油圧機構
30における油圧ならびに揺動量は設定値とほぼ同一状
態のもとで作動され、充分な粗割又は変形が行われる。
−方、鉄分含有量が高い硬質の塊状炉滓の粗割又は変形
作動にざいしては、粗割負荷は増大するにいたる。この
ざいは圧縮力の増大をともない圧縮力に対応しうる押付
は力も増大することになり、油圧シリンダ24内の油圧
が上昇する。−方、油圧機構30のリリーフバルブ40
の作動圧力以下のもとでは作動油の流動はしゃ断されて
いるため、作動油は前記の上昇した油圧のもとて容積変
化を生じて、管路52および油圧シリンダ24内にしめ
る作動油の容積が減少して、ピストン26が移動して、
スライドブロック18が後退される。前記のスライドブ
ロック18の動作は、偏心軸20の一回転ごとに油圧シ
リンダ24内の作動油油圧が増加、減少することを繰返
しており、かかる油圧に対応した作動油の容積も同様に
変化してスライドブロック18の位置は後退と前進する
ことを繰返す。このざい、作動油の容積変化量は揺動歯
12の揺動運動による揺、動量の減少をもたらしている
。かかる状態のもとでの揺動歯12の揺動運動による揺
動量の減少が行われると粗割問隙Wの変化は僅少とされ
るにいたり、硬質の塊状炉滓の粗割又は変形作動のため
に最適な少ない揺動歯12の揺動量のもとての粗割又は
変形作動が自動的に継続されて塊状炉滓の寸法が縮小さ
れ粗割室14から排出される。リリーフバルブ40の作
動圧力は揺動式粗割機10の耐久強度に対応して設定さ
れている。
このように、上記実施例によれば、塊状炉滓の性状の変
動にもかかわらず、粗割又は変形作動にざいしての粗割
負荷にともなう圧縮力を変化に対応した作動油の容積変
化により粗割時における揺動歯の揺動量の変化が調整さ
れて塊状炉滓の寸法を確実に縮小することを可能ならし
め揺動式粗割機の処理能力を著しく向上することができ
るという効果を有する。
なお、本発明の実施態様は上記実施例のみに限定される
ものではない。
[発明の効果] 本発明は上記実施例より明らかなように、粗割負荷にと
もなう圧縮力に対応した作動油の容積変化により粗割時
の揺動歯の揺動運動による揺動量を調整したものであり
、塊状炉滓の粗割又は変形作動にざいして、負荷状態の
大巾な変動を生じた場合でも揺動量の変化により、塊状
炉滓の性状の変動にもかかわらず、塊状炉滓の寸法を確
実に縮小することができて揺動式粗割機の処理能力を著
しく向上することができる効果は多大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る揺動式粗割機の油圧機
構の概略説明図、第2図は同装置の油圧機構回路図であ
る。 10・・・揺動式粗割機11・・・固定歯12・・・揺
動歯       16・・・トグルプレート18・・
・スライドブロック  24・・・油圧シリング30・
・・油圧機構      36・・・油圧ポンプ40・
・・リリーフバルブ   50.52・・・管路W・・
・粗割間隙 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 固定歯と揺動運動を行なう揺動歯とにより粗割間隙を有
    する粗割室が形成され、揺動歯をトグルプレートを介し
    て支持するスライド可能なスライドブロックに近接して
    設けた油圧シリンダと、該油圧シリンダと油圧ポンプと
    の間の管路にリリーフバルブを設けた油圧機構からなり
    、粗割負荷にともなう圧縮力に対応した作動油の容積変
    化により粗割時における揺動歯の揺動量を調整すること
    を特徴とする揺動式粗割機の油圧機構。
JP14888186A 1986-06-25 1986-06-25 揺動式粗割機の油圧機構 Granted JPS634860A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14888186A JPS634860A (ja) 1986-06-25 1986-06-25 揺動式粗割機の油圧機構

Applications Claiming Priority (1)

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JP14888186A JPS634860A (ja) 1986-06-25 1986-06-25 揺動式粗割機の油圧機構

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Publication Number Publication Date
JPS634860A true JPS634860A (ja) 1988-01-09
JPH0456669B2 JPH0456669B2 (ja) 1992-09-09

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ID=15462807

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14888186A Granted JPS634860A (ja) 1986-06-25 1986-06-25 揺動式粗割機の油圧機構

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49130558A (ja) * 1973-04-23 1974-12-13
JPS5018631A (ja) * 1973-04-17 1975-02-27

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5018631A (ja) * 1973-04-17 1975-02-27
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JPH0456669B2 (ja) 1992-09-09

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