JPS6348147A - 電機子鉄芯 - Google Patents

電機子鉄芯

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JPS6348147A
JPS6348147A JP18837886A JP18837886A JPS6348147A JP S6348147 A JPS6348147 A JP S6348147A JP 18837886 A JP18837886 A JP 18837886A JP 18837886 A JP18837886 A JP 18837886A JP S6348147 A JPS6348147 A JP S6348147A
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grooves
armature
groove
permanent magnet
auxiliary
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Kazuo Onishi
和夫 大西
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Japan Servo Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)発明の目的 [産業上の利用分野] 本発明は電機子鉄芯、特に永久磁石と、該永久磁石と空
隙を介して対向配設した電機子とを有する電動機の電機
子鉄芯に関するもので、コギングトルクの少ない制御用
電動機に利用されるものである。
[従来技術] 第3図は従来より実施されている永久磁石と、該永久磁
石と空隙を介して対向配設した電機子とよりなる電動機
の構造を示す断面略図で、1は円環状の永久磁石、2−
1.2−2.2−3は電機子鉄芯の磁極、3−1.3−
2.3−3は夫々の磁極に巻装した巻線、4.−1.4
.−2.4−3は各磁極間の巻線装着用の溝である。第
3図の電動機は3個の巻線に通電制御装置(図示してい
ない)を介して順次通電することにより4極の永久磁石
を備えた回転子を一定方向に回転させて電動機として動
作させるものであるが、其の回転1−ルグは空隙の磁束
と電機子巻線の巻き数及び電機子巻線に流す電流の積に
より定まるもので本来回転子の位置に無関係に一定であ
ることが望ましいものである。依って同じ巻き数の電機
子巻線3個を略等間隔に配置し、常に2個の巻線にほぼ
同一の電流を流すように通電制御装置を構成し、発生ト
ルクが回転子の位置に関係無くほぼ一定の値となるよう
に構成しである。
[発明が解決しようとする問題点] どころか第3図に示した従来技術の電動機の回転トルタ
は回転子の位置に関係無く一定では無くある程度の1−
ルクの不整を発生している。
電動機の発生I−ルクは電機子巻線に流れた電流による
I−ルクと、永久磁石と電機子鉄芯どの吸引力によるト
ルクとの合成が外部に出現するもので、電機子電流によ
るI・ルクは従来技術に於ても略−定となるように構成
しであるが、永久磁石と電機子鉄芯との吸引力によるト
ルク即ちコギングトルクについてはほとんど考慮は払わ
れていない。
第4図は第3図の電動機の電機子と永久磁石どの相関杏
示ず展開図で、(a)は永久磁石、(b)は永久磁石の
起磁力、(a)は電機Y・を夫々示している。1ギング
l−ルクの発生原因は電機子鉄芯のグ周に設けた巻線装
着用の溝4−1へ・4−3が関係しているもので、もし
電機子鉄芯の表面に溝の無い平滑な鉄芯を考えると、永
久磁石と電機子鉄芯との間の空隙のパーミアンスは円周
全体に就いて−・定であるから、永久磁石の回転に依っ
ても空隙内の磁束量が変化せずコギングI・ルクが発生
しないが、鉄芯の表面1.−溝があるとこの溝の部分の
磁気抵抗は他の鉄芯のある部勺に比し大きくなりこの溝
の部分の空隙の磁束密度が低下して凹みを生じコギング
1−ルクを発生する。
コギングI・ルクは電動機の回転速度と回転子の位置の
制御性能を低下させる原因となるのでこれの低減が制御
用電動機の大きな課題となっている。
(2)発明の構成 [問題点を解決するための手段] 本発明は従来技術の問題であるコギングトルクの低減を
する為に、コギング1−ルクが電機子鉄芯の溝により発
生ずることを解明し、電機子鉄芯を改良しコギングトル
クの減少を図るものである。
空隙の磁気エネルギーに依って発生するI・ルクは一般
的に次式により表わすことができる。
Wm:電動機の空隙の磁気エネルギー B、、(fll):空隙の磁束密度 g:空隙の長さ ■、:鉄芯の実効長さ r:空隙部の半径 μ。:真空の透磁率 ところが鉄芯には巻線を装着するための溝が設番づられ
でいるのでこの溝のある部分の空隙の磁束密度が低下し
て磁気エネルギーの凹みを生ずる。
溝による磁気エネルギーの変化は平滑電機子の定部分と
溝による変化分の差で次式で表わされる。
(a)の項は溝の無い平滑電機子の部分で0に無関係に
一定でコギングトルクは発生しない。
(b)の項は固定子の溝により凹みを生ずる部分でOに
より変化しコギングトルクを発生する。
(4)式の前提として a:溝部の磁気エネルギーの分布Bf!、”((J)は
平滑電機子のBgs2(f79−比例し・て減少する。
b:その割合kjは溝の種類(Y1]と深さ)シ、=よ
って定まる定数である。
第5図は第3図に示した電動機の空隙の磁気エネルギー
を示す空隙の磁束密度Bgの2乗である8g2の回転角
Oについての分布曲線をを示すもので、この分布曲線を
下式のようにフーリエ展開し第3高調波までを示すと と表わすことができる。 各調波成分の曲線を展開して
示すと、(a)は永久磁石の磁極の周期の基本波成分の
ものを、(b)は同じく第2高調波成分のものを、(c
)は第3高調波成分のものを夫々示している。
次に等間隔に分布した溝により発生するコギングトルク
′rcは次式で表わされる。
同一種類の溝jによる第i次高調波I−ルクTcjil
:J:Tcji= Kc i P AjΣ5in2 i
 Pθに□−−−−−(7)l(=1 LJ Kc=− θには円周をn等分して設けた溝の位置を示しek−0
+□  (k=1.2,1、。5)−(8)(9)式よ
り、第、jグループの溝による第3次高調波コギングト
ルクを零にする条件は(9)式のTcjiを角度Oに無
関係となるようシこすれば良い。
このためには(9)式のΣ中の各項が2π/nの位相で
分布すればロギングI−ルクのバク1ヘル和が零となり
コギング1−ルクを零とすることができる。
この条件は この関係を満足する永久磁石の極対数Pと溝数Sを計算
し、其の数値を次頁の第1表に示す。
第1表において のアンダーラインを引いた溝数は基本
波と第2高調波l・ルクを同時にキャンセルできる溝数
で、3相巻線が可能な溝数3n(n= 1.2,3,…
・・・・)は全部この条件を満足している。
対数が4の電動機の磁気エネルギー5)布曲線第5図に
於て、(aL (b)、(c)の各曲線のなかでS−1
,s−2,s−3で示した曲線の凹みの部分は電機子鉄
芯の溝4−1.4−2.4−3に依って発生するもので
、この凹みは各調波の成分についても全て同じ位置に発
生している為に、基本波成分に於てはs−1,s−2の
部分の凹みは(−)方向に発生し、s−2の部分の凹み
は(+)方向に発生し、かつ(+)方向と(−)方向の
凹みの大きさがほぼ等しくなるのでキャンセルされる。
又第2高調波成分に於ても同様に(+)方向の凹みと(
−)方向の凹みとがほぼ等しくキャンセルされている。
然し乍ら第3高調波成分の曲線に於ては(c)図に示す
ように凹みは全て(+)方向に発生しキャンセルされず
に残っておりこれが大きなコギングトルク発生の原因と
なっている。本発明は第]−表に示した基本波と第2高
調波成分のコギングトルクをキャンセル出来る永久磁石
の極対数Pと溝数Sとを備えかつ巻線を装着する主溝の
他に補助溝を適宜に設けて該補助溝による磁気エネルギ
・−曲線の凹みが主溝による凹みと逆の位相となる位置
に形成し、この逆位相の凹みにより総体的な磁気エネル
ギーの凹みをキャンセルするように構成してコギング1
〜ルクを減少させようとするものである。
[作  用コ 本発明による電機子鉄芯の構成は巻線を装着する為の主
溝の他に適宜の大きさの補助溝を鉄芯の表面に設け、そ
の補助溝の部分でも磁気エネルギー曲線に凹みを発生さ
せ、この補助溝による曲線の凹みが主溝による凹みと逆
の位相となる位置に上記の補助溝を設けることにより主
溝による曲線の凹みと補助溝による凹みとをキャンセル
させることによりコギングトルクを減少せしめるもので
ある。
[発明の実施例] 本発明は上記の補助溝を設ける位置を確定し主溝による
曲線の凹みと補助溝による曲線の凹みとをキャンセルし
ようとするもので、上溝と補助溝との位相差をα(機械
角)とすると、(9)より第j−次高調波ト・ルクゴc
j−は次式のようになる。
この場合も(11)式が零となる条件を見出せばよく、
左側のsunの項は(9)式と同じ形であるから同じ結
果しか出ないのでCosの項が零となる条件を求めれば
良い。
cosiPα=o   (i=1.2,3.−)  −
−442)となるためには 3、Pa=−±mx   (m=o、]、2.−)これ
より 即ち第54次の高調波によるコギングトルクをキャンセ
ルするには補助溝を主溝に対しく13)式で示したαの
位置に配設すれば良く、永久磁石の極対数Pに対応する
第3高調波によるコギングトルクをキャンセルできる位
相角αの数値を計算して第2表に示す。
すものであるから正負いづわの符号でも成立する。
第」図は本発明を実施した電機子鉄芯の一実施例を示す
もので、第2表の極対数4の場合の補助溝の位置を示し
ている。 (a)は鉄芯の磁極部分、(b)は磁気エネ
ルギー曲線の第3高調波成分の波形を夫々示し、鉄芯の
磁極部20−1.20−2゜20−3に夫々補助溝21
,22,23.24が設けられている。上記の補助溝2
1,22,23゜24の夫々の配設位置は、主溝4−]
−に対し補助溝21−と24とは夫々±x / 12の
位相の位置に、又補助溝22と23とは夫々主溝4−1
に刻し±π/4の位相の位置に配設されている。この補
助溝の効果を同上で説明すると、(a)図に示した電機
子鉄芯と空隙を介して配設された永久磁石とで構成され
た電動機の空隙内の磁気エネルギーの角度分布曲線の第
3高調波成分の波形を示した(b)図に於て、上記磁極
に設L−また補助溝21,22.23.24と対応する
位置に曲線の凹みpx +P21 pg+ ]’4が(
−)方向に発生し、主溝4−]−と対応する位置に発生
した(+)方向の凹みとがキャンセルして第3高調波成
分のコギングトルクを減少させ全体のコギングトルクを
大幅に減少させることができる。 補助溝の大きさは4
個の補助溝の合計で主溝1個に依って発生する磁気エネ
ルギーの凹みに相当する大きさに設ければ良い。
又、上記の補助溝に依って基本波と第2高調波の各曲線
にも凹みが発生するが、上溝の場合と同じ<(+)方向
の凹みと(−)方向の凹みとがキャンセルするので補助
溝によるコギングトルクは発生しない。又、第2図は1
個の磁極部に2個の補助溝を設けた他の実施例で、鉄芯
の磁極部30−1゜30−2.30−3の表面に夫々補
助溝31.32が設けられている。補助溝31.32と
主溝4どの位相角は±π/J−2となるように配設され
、補助溝の大きさは上記の2個の補助溝でよ溝による曲
線の凹みをキャンセルできる大きさに設げれば良い。 
更にその他の実施例として2個の補助溝と主溝との位相
角を±π/4となるように配設しても同じ結果が得られ
る。
[発明の効果コ 本発明による電機子鉄芯は上記のような構成であるから
、電機子鉄芯に巻線を装着する3n個(n =1.2.
3・・・・・)の主溝を略等間隔に設けたものに於ては
、」1記主溝の間の磁極面に複数個の補助溝を、上記主
溝に対しα=(π±2mπ)/2iPの位相の位置に配
設することにより、空隙の磁気エネルギー分布曲線の第
3高調波成分上に生ずる主溝による凹みを、上記補助溝
によって発生する逆位相の凹みに依りキャンセルし、コ
ギングトルクを減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例で永久磁石の極数が4極の場合
の補助溝の配設位置を示し、第2図は他の実施例の補助
溝の配設位置を示し、第3図は従来技術による電動機の
構造図を示し、第47図は第3図の電動機の展開図を示
し、第5図は第3図の電動機の空隙の磁気エネルギーの
分布を夫々示した曲線である。 符号の説明 1:永久磁石、 2−1.2−2.2−3. :電機子
鉄芯の磁極、 3−1.3−2.3−37電機子巻線、
 4−1.4−2.4−3 :巻線装着用の溝、 S−
1,S−2,S−38磁気工ネルギー曲線の凹み、 2
0−1.20−2.20−3 : : 4個の補助溝を
設けた電機子鉄芯の磁極、 30−1..30−2.3
0−3 : 2個の補助溝を設けた電機子磁極、 21
,22,23,24,31.32 :補助溝* PtP
2P3P4”補助溝による磁気エネルギー曲線の凹み。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  永久磁石と、該永久磁石と空隙を介して対向配設した
    電機子とを有する電動機で、上記電機子の鉄芯に、巻線
    を巻装する3n個(n=1,2,3,…自然数)の主溝
    を備えるものに於て、上記対向する永久磁石の磁極ピッ
    チをπとしたときに、上記主溝の間の磁極面に複数個の
    補助溝を、上記主溝に対しα=(π±2mπ)/2iP
    の位相となる位置に配設したことを特徴とする電機子鉄
    芯。 (但しm=0,1,2……,i=高調波コギングトルク
    の次数、P=永久磁石の極対数)
JP18837886A 1986-08-13 1986-08-13 電機子鉄芯 Expired - Lifetime JPH0779541B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1246349A2 (en) * 2001-03-30 2002-10-02 Japan Servo Co. Ltd. Permanent magnet motor

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1246349A2 (en) * 2001-03-30 2002-10-02 Japan Servo Co. Ltd. Permanent magnet motor
US6784590B2 (en) 2001-03-30 2004-08-31 Japan Servo Co., Ltd. Permanent magnet motor
EP1246349A3 (en) * 2001-03-30 2005-09-07 Japan Servo Co. Ltd. Permanent magnet motor

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