JPS6347004A - ガンドリルによる深穴加工法 - Google Patents

ガンドリルによる深穴加工法

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JPS6347004A
JPS6347004A JP61188338A JP18833886A JPS6347004A JP S6347004 A JPS6347004 A JP S6347004A JP 61188338 A JP61188338 A JP 61188338A JP 18833886 A JP18833886 A JP 18833886A JP S6347004 A JPS6347004 A JP S6347004A
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gun drill
cutting
guide hole
ridge
edge
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Hirayuki Sano
佐野 平幸
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Toshiba Tungaloy Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B51/00Tools for drilling machines
    • B23B51/06Drills with lubricating or cooling equipment
    • B23B51/063Deep hole drills, e.g. ejector drills
    • B23B51/066Gun drills

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  • Drilling And Boring (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ガンドリルによる深穴加工法に関し、特にガ
イドブツシュを使用せずに低切削油圧の供給手段を備え
た汎用機で、簡易に深穴加工できるようにしたものであ
る。
(従来の技術) 従来、ガンドリルによる深穴加工は、高圧切削油ユニッ
トを備えた専用機により行なわれるのが普通である。し
かしながら、この場合には、必然的に独自の高価な付帯
設備を要することから使用範囲が制限されている。した
がって、低切削油圧の汎用機でも適用できる深穴加工法
の開発が要求されている。
一方、簡易な深穴加工の方法として、下穴を加工した後
、ガイドブツシュを使用せずにガンドリルによって深穴
加工する方法が例えば特公昭61−16563号公報に
提案されている。
しかしながら、この公報にみられるものは、下穴がガン
ドリル径と同径又は小さくなっているため、現実の加工
ではガンドリルの喰付き性が非常に悪く、芯振れなどか
ら切削上不安定で実用に供し得ない不都合を有していた
(発明が解決しようとする問題点) このようなことから、ガンドリルによる深穴加工では、
前述した低切削油圧の汎用機でも使用可能であること、
ガンドリルの被加工物に対する喰付き性が改善されるこ
と、また鋼材に対する良好な切屑処理性、加工能率の向
上が得られることなどが問題点となっている。
本発明は、ガイド穴およびガンドリルの構成を改善する
ことにより、上記問題点を解決しようとしたものである
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上述の点に鑑みなされたもので、被加工物の
所定箇所にガイド穴を加工した後、低切削油圧の供給手
段が備えられている汎用機を使用して、このガイド穴が
基準となって切削油の供給下でガンドリルにより深穴加
工するにあたり、ガイド穴および適用されるガンドリル
の構成を合理的に改善するようにしたものである。
すなわち、前記ガイド穴は、その直径D1がガンドリル
の刃先直径D2よりも0.005〜0.030mm大き
く、しかもその深さLlがガンドリルの刃先直径D2に
対し、 L、 −(1〜3)D2の範囲に設定することにより、
このガイド穴がスターティングブツシュ化りとなるよう
にしたものである。
また、前記ガンドリルは、そのすくい面」二には、ラン
ドを付してチップブレーカが外周切刃稜に沿って形成さ
れ、これに伴い正面切刃稜側では、直線稜および凹曲稜
が連設されることにより、切屑処理性を改善するととも
に高送り加工を可能にして加工能率を向上させたもので
ある。
(作用) 本発明におけるガンドリルによる深穴加工法では、ガイ
ド穴がガンドリルの刃先直径に対し所定量大きめになっ
ていることから、このガイド穴部分では、切削を行なわ
ずスターティングブツシュの代わりとなる作用をなすも
のである。これは、前述した従来方式の下穴を形成した
ものでは、ガンドリルの刃先直径と同径または小径にな
っているため、この部分でもわずかであるが切削が行な
われ、そのためガンドリルの喰付き性が悪く、芯振れを
起こしたのに対し大きく改善されている。
また、前記ガンドリルは、特定されたチップブレーカを
備えたものが適用されているため、鋼材の深穴加工であ
っても切屑処理性が良好となり、また高送りが可能とな
るものである。これは、正面切刃稜側で1.直線稜およ
び凹曲稜が形成され、切屑のカール、折断を良好にする
からである。
(実施例) 以下、本発明ガンドリルによる深穴加工法における一実
施例について図を参照しながら説明する。
第1図において、(1)はガンドリルであり、このガン
ドリルは、そのシャンクがオイルホールホルダー(3)
を介して汎用機の例えば回転軸(4)に取付けられ、刃
先部分(5)で被加工物(6)を深穴加工する。この場
合、汎用機は各種の工作機械例えば、マシニングセンタ
、NC旋盤、タレット旋盤等が適用され、低切削油圧の
切削油供給手段が備えられる。そして、この切削油供給
手段は、ガンドリル専用機におけるような高圧切削油ユ
ニットを必要とせず、切削油も水溶性でよい、なお、切
削油圧は、一般的には、2〜5 kg/cm2の範囲で
あり、通常10kg/c霧2前後を目安とし、前述した
高圧切削油ユニットへの設備改良を必要としない。
また、本発明の深穴加工法では、第2図の(a)〜(d
)にみられる加工手順が採られる。
まず、第2図の(a)でみられるように、被加工物(6
)には、ツイストドリル、スペードドリルなどがガイド
穴(7)が加工される。そして、このガイド穴(7)は
、ガンドリル(1)に対しスターティングブツシュの役
割をなすものである。したがって、このガイド穴(7)
は、その直径D1がガンドリル(1)の刃先直径D?よ
りも0.005〜0.030mm大きく、しかもその深
さL1前記刃先直径D2に対し、I、+ = (1〜3
)D2の範囲となるものである。この場合刃先直径D2
よりも0.005〜0.030mmとしたのは、スター
ティングブツシュの一般的な管理範囲を適用したもので
ある。さらに、L、= (1〜3)D2 としたのは、
ガンドリル(1)の芯振れ防止のために必要な支持力の
関係からで、ID2未満では、支持力が弱く、3Dを越
えるものでは、支持力が高められるが、加工後のガイド
穴(7)の残存から好ましくないためである。
ガイド穴(7)の加工後は、ガイド穴(7)内の切屑除
去等の清掃が行なわれ、第2図(b)〜(C,)でみら
れるようにガンドリル(1)が汎用機に装着され、ガン
ドリル(1)がガイド穴(7)内に挿入される。すなわ
ち、ガンドリル(1)は、第2図(b)でみられるよう
に被加工物(6)の端面から30〜50mm手前から切
削油を供給し、次いで200 mm/min程度の送り
でガイド穴(7)内に挿入され、第2図(C)でみられ
るようにガイド穴(7)の最深部の数mm手前で停止さ
せられる。
その後、ガンドリル(1)には、回転および送りが与え
られることにより第2図(d)にみられるように深穴加
工が行なわれ、切削完了後は矢印のように早戻しが行な
われ、前述した第2図(b)の位置で停止し、ガンドリ
ル(1)の回転、切削油の供給が止められた後原位置に
復帰する。この結果、第2図(e)にみられるように深
穴が加工される。
しかして、前述した深穴加工において使用されたガンド
リル(1)は、第3図乃至第5図に示されるように、刃
先部分(5)のすくい面(8)上には、ランド(9)を
介してチップブレーカ(10)が外周切刃稜(11)に
沿って形成されるようにしたものが適用される。また、
このチップブレーカ(10)の形成に伴い、正面切刃稜
(12)側では、直線稜および凹曲稜が連設される。
第4図に示されたものは、チップブレーカ(10)が半
円弧状に凹設されたもので、その半径Rがガンドリル(
1)の刃先直径D2に対し、R=(0,04〜0.30
)Dの範囲内で設定されるものである。この場合、チッ
プブレーカ(10)の深さHは、研削砥石によって形成
されるため、通常R以下となる。なお、チップブレーカ
(10)およびランド頁9)は、切削条件、被削材など
によって異なるが、一般的には、第1表で示されるよう
な数値で設定される。
第   1   表 (単位II脂) また、第6図は、ガンドリル(1)の刃先直径D2に対
する送りの関係を示したもので、左縦軸は、右上りでハ
ツチングによって送り11]が示され、また右縦軸は、
右下りで示されており、前述したチップブレーカ(10
)およびランド頁9)を備えた本発明の加工法では切屑
処理が有効であるとともに送りを高くすることができた
。すなわち、本発明の加工法では、例えばガンドリルの
刃先直径D2がφ10IIfflであったときには、実
線のハツチングで示されているように0.05〜0.0
9ffiffl/revであり、その切屑形状は、カー
ル状をなし、適当長さで折断しており有効性が認められ
る。
これに対し、比較による加工法は、点線で示されている
が、ガイドブツシュおよび高圧切削油ユニットを備えた
専用機を使用したもので、被加工物(6)には、ガイド
穴(7)がなく、またガンドリル(1)については、チ
ップブレーカ(10)およびランド(9)を有しないも
のである。そして、1回転当りの送りについては、点線
のハツチングで示されているように0 、02〜0 、
35+am/rev程度で切屑形状も1部に切屑詰まり
を起した伸びがらみのものであった。なお、ガイド穴(
7)を穿設した被加工物に対して、10mm/revの
切削油圧の条件下で、チップブレーカ(10)およびラ
ンド(8)を有しない通常のガンドリルで穴あけ加工を
試みたが、はとんど切削できなかった。これは、高圧切
削ユニットが必要なことを意味する。
さらに、第5図に示されるチップブレーカ(10)は、
角度形のものであり、その巾Wは、前述したものと同様
w=(o、og〜0.030)D2に設定され、傾斜角
θは、通常lO0〜35°に設定される。そして、一般
的な形状・寸法は、第2表で示される数値が目安となる
第   2   表 (単位mm) 以下、本発明加工法における切削例1〜3について説明
する。
(切削例1) ■ 使用工具;φ6.φ7X320 (全長)。
φ8X270 (全長) チップブレーカ(10) 、ランド (9)の形状・寸法については、 第4図および第1表に準じて設 定した。
■ 被削材;SCM440  焼鈍 ■ 使用機械;タレット旋盤(クーラントポンプ装置付
) ■ 切削油;ユシロ化学 EC−200水溶性、希釈倍
率7倍 ■ 切削条件;回転数N= 229 Or、p、m 。
切削速度V−43,2〜 57 、6m/min 。
送りf=0.041〜0.06 mm/rev 切削油の油圧0/P = 5〜11 kg/cm2 ■ ガイド穴;ハイスドリルにて加工、D2よりも+0
.01 、Ll =2D2 2部の条件で切削した結果、ガンドリル(1)における
1研削当りの切削長yは、φ6では、10m、φ7.φ
8では20m前後が得られた。また、穴精度も良好であ
った。
(切削例2) ■ 使用工具;φ10X350 (全長〕チップブレー
カ(10) 、ランド (9)の形状・寸法については、 第5図および第2表に準じて設 定した。
■ 被削材、555C調質HB250〜■ 使用機械;
ドリルセンタ FMC−6V■ 切削油;アデカアーガ
ス CT− 3040水溶性、希釈倍率10 倍 ■ 切削条件;回転数N = 224 Or、p、m 
切削速度V= 70m/min 。
送りf=0.09〜0.107 mm/rev 切削油の油圧0/P = 10 kg/cm2■ ガイ
ド穴;超硬ソリッドドリル(PVDコーティング)にて
加工。
Ll  = 2 D2 = 20mm。
以上の条件で240mm深さの穴を数式切削したが非常
に良好で、加工穴はφ10±10gm以内で穴曲りはな
かった。
(切削例3) ■ 使用工具;φ16X325 (全長)チップブレー
カ(10) 、ランド (8)の形状・寸法については、 第4図および第1表に準じて設 定した。
■ 被削材;ローラガイドピン NC415 ■ 使用機械、NC旋盤 大間鉄工所製LC20M ■ 切削油;協同油脂製エマルカット 水溶性、希釈倍
率15〜20倍 ■ 切削条件;回転数N= 100 Or、p、m 。
切削速度V= 50n/win 。
送りf = 0 、06mm/rev。
切削油の油圧0/P = 2〜3 kg/ cm7 ■ ガイド穴;ハイスドリルにて加工 L1=40mm。
以」−の条件で切削したが、切屑の排出性は非常に良好
であった。また、加工穴の精度は、φ16±1108L
以内で穴曲りもなかった。
(発明の効果) 本発明は、以上説明したように、ガイド穴を設け、この
ガイド穴を基準にして特定形状のガンドリルで穴あけ加
工したものであるから、以下のような効果を有する。
第1に、汎用機による適用が可能になったことから適用
範囲が広くなったことである。これは、従来のガンドリ
ルでは、低切削油圧の汎用機では、切屑詰まりなどから
切削不可であったのに対し、本発明は、ガンドリル専用
機を使用せずに適用できるためである。
第2に、切屑処理性が良好で高送りが可能となり加工能
率が向上することである。これは、ガンドリルについて
、特定形状のチップブレーカおよびランドを形成するよ
うにしたことから得られたものである。
第3に、加工精度もガンドリル専用機とはC同等のもの
が得られることである。これは、ガイド穴が、スターテ
ィングブツシュの代わりとなるためで得られるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明ガンドリルによる深穴加工法を実施す
るための設備例を概念的に示す説明図、第2図(a)〜
(e)は、本発明加工法の加圧順序を概念的に示す説明
図、第3図は、本発明加工法に適用されるガンドリルを
示す一部拡大正面図、第4図は、その一部側面図、第5
図は、第4図の変形例を示す一部側面図、第6図は、本
発明加工法および比較の加工法における切削送りとガン
ドリルの刃先直径との関係を概念的に示す説明図である
。 (1)・・・ガンドリル      (5)・・・刃先
部分(6)・・・被加工物       (7)・・・
ガイド穴(8)・・・すくい面       (9)・
・・ランド(lO)・・・チップブレーカ    (1
1)・・・外周切刃稜(12)・・・正面切刃稜 特許出願人 東芝タンガロイ株式会社 (鷺w) O啜6て鴎順L

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 被加工物(6)の所定箇所にガイド穴(7)を加工した
    後、低切削油圧の供給手段が備えられている汎用機を使
    用して、このガイド穴(7)が基準となって切削油の供
    給下でガンドリル(1)により深穴加工するようにした
    ガンドリルによる深穴加工法において、 前記ガイド穴(7)は、その直径D_1がガンドリルの
    刃先直径D_2よりも0.005〜0.030mm大き
    く、しかもその深さLがガンドリルの刃先直径D_2に
    対し、L_1=(1〜3)D_2の範囲になるように設
    定され、 深穴加工に適用される前記ガンドリル(1)は、そのす
    くい面(8)上には、ランド(9)を介してチップブレ
    ーカ(10)が外周切刃稜(11)に沿って形成され、
    これに伴い正面切刃稜(12)側では、直線稜および凹
    曲稜が連設されていることを特徴とするガンドリルによ
    る深穴加工法。
JP61188338A 1986-08-11 1986-08-11 ガンドリルによる深穴加工法 Expired - Lifetime JPH07110443B2 (ja)

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Cited By (5)

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