JPS6346694B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6346694B2
JPS6346694B2 JP55114190A JP11419080A JPS6346694B2 JP S6346694 B2 JPS6346694 B2 JP S6346694B2 JP 55114190 A JP55114190 A JP 55114190A JP 11419080 A JP11419080 A JP 11419080A JP S6346694 B2 JPS6346694 B2 JP S6346694B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sound field
transducer
transducers
ultrasonic
displayed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55114190A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5737442A (en
Inventor
Nobushiro Shimura
Hirohide Miwa
Tadahiko Yanajima
Kenji Kawabe
Nobushi Iwashita
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP11419080A priority Critical patent/JPS5737442A/ja
Publication of JPS5737442A publication Critical patent/JPS5737442A/ja
Publication of JPS6346694B2 publication Critical patent/JPS6346694B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、探触子中に複数のトランスデユーサ
ーが回転自在に設けられた超音波診断装置に関す
るものである。 従来この種の超音波診断装置は、各トランスデ
ユーサーから発射される超音波ビームの特性、す
なわち周波数特性や音場特性が一定であつたた
め、検体の広い範囲を正確(鮮明)に診断する事
が出来ず、更には医学的に期待されている組織弁
別(Tissue Characterijation)も困難であつた。 すなわち音場特性について云えば発振超音波の
周波数特性及びトランスデユーサーの形状、サイ
ズにより超音波ビームの音状パターンが決定され
るが一般に医用として用いられる1〜10MHz、ト
ランスデユーサーの径が5mmφ〜20mmφ程度で人
体の診断、視野の全域に渡り細く絞つた超音波ビ
ームを実現することは困難とされていて、たとえ
ば中心周波数3.5MHz、径13mmφ、R=40mm(焦
点距離)の設計とすると70mm以上の深さでは第1
図Aに示すように方位分解能が極端に悪くなると
ともに受信波信号も極端に低くなりS/N比も非
常に低下してしまう欠点があつた。 また同様に焦点距離がR=80mmに設計すると第
1図Bに示すように検体の表面近くが良く見えな
い欠点があつた。またトランスデユーサーの周波
数特性についても同様で検体が人体である場合に
は減衰率がfに比例するため高い周波数では深い
所は見えず、また低い周波数で深い所は見えるが
全体に鮮明な像を得る事が出来ない欠点があつ
た。 また、組織弁別の点から言うと検体の同一の組
織に異なる周波数の超音波を与え、その受信波信
号を観測し周波数特性の差と画像の推関より組織
の弁別を行なおうとする研究が医学者の間でさか
んに行なわれており、またこの診断を行なう事が
可能な超音波診断装置も医学者より要求が高い。
このため本願発明者らが提案した異なる方向から
異なる周波数特性の超音波ビームを送受信して診
断する方法(特願昭54―11027号)を適応しても
良いが、この方法では検体に対して異なる方向か
ら超音波ビームを照射するため、異なる方向のた
めに生じる画像変化が周波数特性が異なるための
画像変化に対して誤差を生じる事となり本来の検
体の組織の弁別が難しい欠点があつた。従つて本
発明は上記欠点を解消した新規な超音波診断装置
を提供する事を目的とするものでこの目的は、同
一の位置・方向から異なる音場で超音波を送受信
する事により達成することが出来るもので、さら
に詳述すると回転移動する超音波送受様トランス
デユーサーが複数個装着された探触子を有し、該
探触子より超音波が発振され反射波として捕捉さ
れた受信信号に基いて画像を記憶または表示する
超音波診断装置において前記複数個のトランスデ
ユーサーの各々は少なくとも2以上の異なる音場
特性の超音波を送受するさらには、上記複数個の
トランスデユーサーの各々の音場特性は、互いに
補完し合う組合せより構成されているか、さらに
は上記複数個のトランスデユーサーの各々は少な
くとも2以上の異なる音場特性の超音波を送受す
るとともに、周波数特性が異なる超音波を送受す
るように構成されているか、さらには上記複数個
のトランスデユーサーの各々は少なくとも、周波
数特性及び/又は音場特性が互いに補完し合う組
合せより構成されているか、さらには上記複数個
のトランスデユーサーより得られた受信波信号は
各々画像メモリに記憶されるとともに、該画像メ
モリに記憶された受信波信号は該受信波信号を該
画像メモリに記憶するタイミングとは非同期に順
次読出し、デイスプレイ上に表示するように構成
されているか、さらには上記デイスプレイ上に表
示される上記トランスデユーサーよりの受信波信
号は各々音場特性により異なる色により表示する
ように構成されているか、さらには上記デイスプ
レイ上に表示される上記トランスデユーサーより
の受信波信号は各々周波数特性及び/又は音場特
性により異なる色により表示するようにすること
により達成することが出来る。 以下、図面に示す一実施例に基き、本発明を具
体的に説明する。 超音波診断装置1は、第2図に示すように、探
触子2を有しており、探触子2の外周部には、一
部に開口部3aを有する遮蔽カバー3が設けられ
ている。探触子2内には水、油等の減衰防止液5
が充填されており、液5中には回転子6が矢印A
方向に回転駆動自在に設けられている。回転子5
には、圧電素子等からなる2個の超音波送受用ト
ランスデユーサー7A,7Cが180゜ピツチで装着
されており、各トランスデユーサー7A,7C
は、第3図に示すように、発振周波数がfa、fb
で、焦点距離が共にl1となつている。一方、探触
子2には、第1図に示すように、タイミング制御
回路10、セクターメモリー11,12、受信回
路13及びドライバー15が接続しており、制御
回路10はドライバー15及び切換えスイツチ1
6及び表示制御回路17が接続されている。スイ
ツチ16には受信回路13及びセクターメモリー
11,12が接続しており、メモリー11,12
には表示制御回路17を介してブラウン管19が
接続している。 本発明は、以上のような構成を有するので、超
音波診断装置1を用いて人体等の検体20を診断
する場合には、回転子6をトランスデユーサー7
A,7Cと共に回転させ、探触子2を検体20に
押圧接触させる。探触子2は、第4図に示すよう
に、開口部3aと対向しているトランスデユーサ
ー7Aの識別信号S1をタイミング制御回路10
に出力すると共に、トランスデユーサー7Aの中
心が放射中心線Xに対していかなる角度θにある
かを角度信号S2として制御回路10、セクター
メモリー11,12に出力する。一方、制御回路
10は信号S1により、切換えスイツチ16を駆
動して、受信回路13をメモリー11へ接続する
と共に、信号S2により、一定角度θ1,θ2,θ3
に、第4図に示すように、ドライバー15を駆動
し、パルス状のドライブ信号S3を探触子2へ出
力し、探触子2は信号S3によりトランスデユー
サー7Aを瞬間的に駆動する。すると、トランス
デユーサー7Aからは周波数aなる超音波が発
振され、第3図に示すように、検体20内に焦点
距離l1なる音場9Aが造成される。超音波は検体
20内で反射され、その反射波はトランスデユー
サー7Aによつて捕捉され、第4図に示すような
受信信号S4が受信回路13に出力される。回路
13は切換えスイツチ16を介してメモリー11
内に信号S4を出力し、メモリー11は信号S4
を角度信号S2と共に記録する。こうして、トラ
ンスデユーサー7Aは一定角度毎に、音場9Aを
造成し、検体20から反射受信された信号S4を
記録するが、トランスデユーサー7AがA方向に
回転し、トランスデユーサー7Aと開口部3aが
対向しなくなると、探触子2は識別信号S1を出
力し、制御回路10を介して切換えスイツチ16
をメモリー12側へ切換える。この間に、開口部
3aには新たなトランスデユーサー7Cが対向
し、同様に角度θ1,θ2……毎に音場9Cを造成
し、受信信号S4をメモリー12に記録してゆ
く。このようにして得られたトランスデユーサー
7A,7Cによる開口部3aの全角度範囲にわた
る受信波信号S4のメモリー11,12の内容は
表示制御回路17によりメモリー11,12への
受信波信号S4の書込みとは非同期で、ブラウン
管19に表示された画像がちらつかないタイミン
グでメモリー11,12より読出されブラウン管
19に表示される。この時ブラウン管19として
カラーブラウン管を使用してメモリー11,12
の内容を別の色で表示すればトランスデユーサー
7A,7Cの周波数特性及び/又は音場特性を異
なる色で表示して組織弁別を容易する事が出来
る。また、一般に発振周波数が低くなるほど超音
波は検体20の深部にまで到達することが出来る
ので、発振周波数をa、a(仮にa>bとする
と)とすることによりメモリー11には検体20
の浅部が、メモリー12には深部までの受信波信
号S4が記録され、この結果ブラウン管19上に
は検体20の開口部3aを中心に扇状の範囲22
の画像が浅部から深部にわたるまで鮮明に表示さ
れる。また、検体20の浅部から深部まで連続的
に鮮明表示させるために各トランスデユーサーの
周波数特性及び/又は音場特性を互いに補完する
ようにすればよい。 尚、既に述べたように、発振周波数の高低は、
超音波の到達距離の浅深に影響し、一方でどの場
合でも焦点付近の像はより鮮明に捕捉されること
から、焦点距離を各トランスデユーサーに応じて
変化させることは、分解能を向上させる上で極め
て重要である。従つて、上述の実施例は焦点距離
の等しいトランスデユーサー7A,7Cを2個設
けた場合について述べたが、第5図に示すよう
に、音場構成定数である焦点距離及び発振周波数
が種々異なる4個のトランスデユーサー7A,7
B,7C,7Dを組み合わせることにより、より
鮮明で分解能の高い画像を表示させることも可能
である。表1に、第5図に示す探触子2の、各ト
ランスデユーサー7A,7B,7C,7Dの焦点
距離及び発振周波数の組み合せ例をいくつか示
す。 更に、第6図に示すように、トランスデユーサ
ー7A,7B……を、プーリー23,23′に巻
き掛けられたベルト25に装着し、ベルト25を
回転させることにより各トランスデユーサー7
A,7B……から超音波を発射させるようにする
ことも可能である。
【表】 以上説明したように、本発明によれば、探触子
のトランスデユーサーに、音場特性の異なるもの
を組合せたので、検体の浅部から深部に至るまで
鮮明で分解能の高い画像を捕捉表示することが出
来るとともに、トランスデユーサーの音場特性の
みでなく、周波数特性をも異ならせることによつ
てさらに、浅部から深部に至るまで鮮明で分解能
の高い画像を捕捉表示することが出来るので、組
織弁別も可能な超音波診断装置を提供可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るトランスデユーサーから
の距離とビーム径との関係を示すグラフ図、第2
図は本発明による超音波診断装置の一実施例を示
すブロツク図、第3図はトランスデユーサーの音
場を示す図、第4図は第2図の診断装置の動作を
示すタイムチヤート、第5図は探触子の他の例を
示す正面図、第6図は探触子の更に別の例を示す
正面図である。 1……超音波診断装置、2……探触子、7A,
7B,7C,7D……トランスデユーサー、9
A,9B,9C,9D……音場、S4……受信波
信号。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転移動する超音波送受用トランスデユーサ
    ーが複数個装着された探触子を有し、該探触子よ
    り超音波が発振され反射波として捕捉された受信
    信号に基いて画像を記憶または表示する超音波診
    断装置であつて、 前記複数個のトランスデユーサーの各々は少な
    くとも2以上の異なる音場特性の超音波を送受
    し、 上記複数個のトランスデユーサーの各々の音場
    特性は、互いに補完し合う組合せより構成されて
    いることを特徴とする超音波診断装置。 2 上記複数個のトランスデユーサーの各々は少
    なくとも2以上の異なる音場特性の超音波を送受
    するとともに、周波数特性が異なる超音波を送受
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の超音波診断装置。 3 上記複数個のトランスデユーサーの各々は少
    なくとも、周波数特性及び/又は音場特性が互い
    に補完し合う組合せより構成されていることを特
    徴とする特許請求の範囲第2項記載の超音波診断
    装置。 4 上記複数個のトランスデユーサーより得られ
    た受信波信号は各々画像メモリに記憶されるとと
    もに、該画像メモリに記憶された受信波信号は該
    受信波信号を該画像メモリに記憶するタイミング
    とは非同期に順次読出し、デイスプレイ上に表示
    するようにしたことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項、第2項及び第3項記載の超音波診断装
    置。 5 上記デイスプレイ上に表示される上記トラン
    スデユーサーよりの受信波信号は各々音場特性に
    より異なる色により表示するようにしたことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項および第4項記載
    の超音波診断装置。 6 上記デイスプレイ上に表示される上記トラン
    スデユーサーよりの受信波信号は各々周波数特性
    及び/又は音場特性により異なる色により表示す
    るようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第
    2項、第3項および第4項記載の超音波診断装
    置。
JP11419080A 1980-08-20 1980-08-20 Ultrasonic diagnostic apparatus Granted JPS5737442A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11419080A JPS5737442A (en) 1980-08-20 1980-08-20 Ultrasonic diagnostic apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11419080A JPS5737442A (en) 1980-08-20 1980-08-20 Ultrasonic diagnostic apparatus

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5737442A JPS5737442A (en) 1982-03-01
JPS6346694B2 true JPS6346694B2 (ja) 1988-09-16

Family

ID=14631446

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11419080A Granted JPS5737442A (en) 1980-08-20 1980-08-20 Ultrasonic diagnostic apparatus

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5737442A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58206731A (ja) * 1982-04-30 1983-12-02 横河電機株式会社 超音波診断装置
JPS59177033A (ja) * 1983-03-29 1984-10-06 株式会社 日立メデイコ 機械走査式超音波断層装置
JPH01268546A (ja) * 1988-04-20 1989-10-26 Olympus Optical Co Ltd 超音波診断装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5080185A (ja) * 1973-10-24 1975-06-30
JPS5275427A (en) * 1975-11-13 1977-06-24 Smith Kline Instr Ultrasonic wave scanning system
JPS5663346A (en) * 1979-10-16 1981-05-29 Siemens Ag Ultrasonic device for fannshaped scan

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5080185A (ja) * 1973-10-24 1975-06-30
JPS5275427A (en) * 1975-11-13 1977-06-24 Smith Kline Instr Ultrasonic wave scanning system
JPS5663346A (en) * 1979-10-16 1981-05-29 Siemens Ag Ultrasonic device for fannshaped scan

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5737442A (en) 1982-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4325381A (en) Ultrasonic scanning head with reduced geometrical distortion
US4455872A (en) Rotating ultrasonic scanner
CA1129062A (en) Ultrasonic sector scanner
US4248090A (en) Apparatus for ultrasonically imaging a body
JPH0638962A (ja) 三次元データ取込み用超音波探触子
JPH074373B2 (ja) 超音波内視鏡装置
US6261232B1 (en) Continuous wave transmission/reception type ultrasonic imaging device and ultrasonic probe
JPH08117237A (ja) 超音波診断装置
US4313444A (en) Method and apparatus for ultrasonic Doppler detection
Kelsey et al. Applications of ultrasound in speech research
KR20180070990A (ko) 초음파 영상장치 및 그 제어방법
JPH0790026B2 (ja) 超音波診断装置
JPS61168339A (ja) 超音波走査方法、超音波断層像生成装置及び超音波走査器
JPS6346694B2 (ja)
JPS6252571B2 (ja)
JP3180958B2 (ja) 超音波診断装置
JPH0651040B2 (ja) 超音波断面画像作成方法、同装置及び超音波走査器
JP4347954B2 (ja) 超音波撮像装置
JPS61146237A (ja) 超音波探触子
JPS5940845A (ja) 超音波探触子
JP2755964B2 (ja) 超音波プローブ
JPS5838541A (ja) 超音波送受波装置
JPH03275047A (ja) カテーテル型超音波診断装置
JPH0492650A (ja) 超音波診断装置
JPH0556980A (ja) 超音波診断装置