JPS6344482A - 折り畳み自在なコンテナ - Google Patents

折り畳み自在なコンテナ

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JPS6344482A
JPS6344482A JP61180835A JP18083586A JPS6344482A JP S6344482 A JPS6344482 A JP S6344482A JP 61180835 A JP61180835 A JP 61180835A JP 18083586 A JP18083586 A JP 18083586A JP S6344482 A JPS6344482 A JP S6344482A
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frame
top plate
collapsible container
locking
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    • B65D90/021Flexible side walls or doors

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ある地域から他の地域に有材を搬送する場合
、この有材を収容してトラック、船舶等で輸送するコン
テナに関するものである。
〔従来の技術〕
有材を遠隔地に輸送するのに箱形のコンテナが使用され
ているのが一般である。
ところが、ある地域から他の地域に荷物を移送しても、
その遠隔地から帰る時に輸送する荷物が無い場合には箱
形のままでトラック等に搭載するにはスペース的に無駄
である。又、コンテナを荷物を入れていない状態で移動
させたり、多数のコンテナを倉庫等に保管する場合に立
方形状、長方体状に起立している状態では移動操作が面
倒であり、収容スペースを多くとるからスペースが無駄
となり、多数のコンテナを一度に収容しきれない。
そこで、特開昭59−199443号公報に開示されて
いるような折り畳み自在なコンテナが開発されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら上記のコンテナには次のような問題点があ
る。
■牙1ににのコンテナは天板と底板との両サイドに内方
に屈曲する左右側面板を設け、正面側と背面側にはスプ
リングとガイド溝とローラを介して天板内に収容される
シャッターを上下移動自在に設けたものである。
しかしながら、このコンテナは左右側面板起立し、シャ
ッターを引き下げて箱形に構成した時、輸送中に外部負
荷がかかるとコンテナが変形するおそれがある。
即ち、移動自在なシャッターは比較的薄く、屈曲可能で
あり、左右側面板の上下端がピン結合され、中央が内方
に折れ曲がり得る構造となっているから、上下、左右、
又は斜め方向から押圧力がかかった場合、例えば複数の
コンテナを上方に積み上げた時、下方への荷重と横揺れ
による荷重がかかり、下部のコンテナが変形してしまう
おそれがある。
O牙2に、上記シャッターは入口を閉じる為に引き下げ
られた時、最下段まで来たときはその自重がスプリング
の張力に打ち勝ち、静止状態では閉じたま\保持される
しかしながら、輸送中に振動が作用したり、その他の外
部負荷がシャッターに作用するとスプリングに引張られ
てシャッターが開いてしまうおそれがある。
又、仮にシャッターが閉じていたとしても。
矛三者がかつてにシャッターを開き、コンテナ内の荷物
が盗まれるおそれもある。
■牙3に、左右側面板の上下端は天板と底板にヒンジ結
合され、中央がヒンジ部を介して内方に折れ曲がり得る
構造となっているから、上下、左右、又は斜め方向から
押圧力がかかった場合、例えば複数のコンテナを上方に
積み上げた時、下方への荷重と横揺れによる荷重がかか
り、この荷重により中央のヒンジ部を介して左右側面板
が折れ曲がり下部のコンテナが変形したり、破損したり
してしまうおそれがある。
■、!4に、シャッターを天板内に引き上げる為、シャ
ッターの9動方向と同一方向に向けてスプリングを配設
し、このスプリングとシャッターの下部をワイヤを介し
て接続している。
しかし、このスプリングを天板内に設けた時、天板内の
設置スペースが制約されており、しかもシャッターの移
動方向と同一方向に向けられている為、スプリングのス
トロークが・十分にとれない。この為、シャッターの引
き上げが不完全になってしまうという不具合がある。
■矛5に、上記のシャッターは多数のパネルを接続した
ものであるから、加工上どうしてもパネルの接続部に隙
間が形成され、この隙間から雨水がコンテナ内に浸入し
てしまうという問題がある。
従って、本発明の目的は、牙1に外部から負荷がかかつ
てもコンテナが変形しないこと、矛2に、シャッターを
引きおろした時これを確実にロックできること、矛3に
スプリングの伸縮ストロークを十分にとれるようにする
こと、矛↓にシャッターを構成するパネル間に隙間があ
ってもこの隙間から雨水等が浸入するのを防止できるこ
と、を達成できる折り畳み自在なコンテナを提供するこ
とである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明の構成は、天板と底
板との間に屈曲可能な左右側面板と、上下移動自在な正
面シャッター及び背面シャッターとを設けた折り畳み自
在なコンテナにおいて、天板と左右側面板間及び底板と
左右側面板間に補強装置を着脱自在に設け、正面シャッ
ター及び背面シャッターと底板との間にはシャッターの
ロック装置を着脱自在に設け、左右側面板の屈曲部に対
向して側面板のロック装置を着脱自在に設け、更に天板
内には互いに反対方向に付勢され且つシャッターの移動
方向と直交する方向に向けられている一対のスプリング
を設け、当該一対のスプリングでシャッターが常時天板
方向に引張られていることを特徴とする。
〔作 用〕
外部負荷が作用すると補強装置と側面板のロック装置が
働いてコンテナの変形が防止され、シャッターを引き下
げた時シャッターのロック装置でシャッターを底板に保
持し、スプリングは常時シャッターを上方に引張ってい
る。
〔実施例〕
以下本発明の実施の一例を図面について説明する。
本発明の補強装置を構成するプレスを使用したコンテナ
は、1−1図、矛2図に示すように、天板1と底板2と
、屈曲可能な左右側面板3.3と、正面及び背面シャッ
ター5.5とで立方体状に構成されている。
左右側面板3,3は上下二枚の剛性な板体4α、4Aと
からなり、上部板体4αはヒンジ部6を介して天板1に
回転自在に結合され、同じく下部板体4hは底板2にヒ
ンジ部7を介して回転自在に結合され、更に上下二つの
板体4α。
4bは中央のヒンジ部8,8を介してヒンジ結合され、
二つの板体4αj4hは中央のヒンジ部8.8を介して
内方に折れ曲がるように構成されている。
正面シャッター5と背面シャッター5の両側は左右側面
板3の枠体9に設けたガイド溝に挿入され、ローラを介
して上下移動自在に案内され、コンテナ内に荷物を収容
する時は正面シャッター5を上昇させ、搬送時には引き
下げて底板2側にロックさせる。
コンテナを折り畳む際には、正面シャッター5と背面シ
ャッター5とを引き上げ、天板l内に収容させ、矛2図
に示すように、左右側面板3.3を中央のヒンジ部8.
′8と上下のヒンジ部6,7を介して内方に屈曲させる
正面及び背面シャッター5,5は天板1内に設けたスプ
リングで常時引き上げ方向に付勢されており、シャッタ
ー5,5を開く時はスプリングで天板1側に引張られ、
ローラとガイド溝に案内されて上昇する。
左右側面板3j3の中央ヒンジ部8,8に近接してロッ
ク機構10.10が設けられ、このロック機構10.1
0はケース11.と楔12とからなり、ケース11内に
楔12を打ち込んだ時ヒンジ部8,8をロックさせ、外
力が作用してもヒンジ部8.8が折れ曲がらないように
なっている。
正面及び背面シャッター5,5と左右側面板3.3との
接合部上下にはシール装置13が設けられ雨水等の浸入
を防止している。
底板2の端部にシャッター5.5と対向してシャッター
のロック装置が設けられており、シャッター5.5を引
き下げた時このロック装置を介してシャッター5,5を
保持し、ロック装置を解除するとシャッター5,5は天
板1内のスプリングで引き上げられる。
天板1と左右側面板3,3間には上部補強装置14.1
4が着脱自在に設けられ、同じく底板2と左右側面板3
,3間には同一の構造の下部補強装置15.15が設け
られている。
上部及び下部補強装置14.15は伸縮自在なプレスか
ら構成されている。
上部、下部プレスは牙1図、矛3図に示すように、中空
な長尺フレーム16とこの長尺フレーム16内に伸縮自
在に挿入された係止フレーム17とからなり、各プレス
の基端は天板1又は底板2に枢着され、他端は左右側面
板3.3の枠体9,9に設けたピン18 、18αにそ
れぞれ着脱自在に引掛けられるようになっている。
長尺フレーム160基端側には長孔19が長手方向に沿
って形成され、との長孔19内には軸20.33が移動
自在にそれぞれ挿入され、この軸20は天板1の正面に
固定した二叉状支持フレーム21に結合され、軸33は
底板2の溝フレーム32に固定されている。これにより
上部プレスの長尺フレーム16は支持フレーム21内で
長孔19の長さ分移動でき、且つ軸20を中心にして回
転できるようになっている。
同じく下部プレスの長尺フレーム16も長孔19分上下
に移動でき、且つ軸33を中心に回転できる。
長尺フレーム16の先端側には開口部16αが形成され
、この開口部16αに近接した位置にブラケット22が
起立し、このブラケット22には軸23を介してハンド
ル24の先端部が回転自在に枢着されている。更に長尺
フレーム16の先端下部には彎曲したピン係止部25が
形成されている。
他方、係止フレーム17は一枚の板又は二叉の板体から
なり、その先端にはフック26がピン係止部25に対向
して形成されている。
係止フレーム17の先端附近上部にはブラケット27が
起立し、このブラケット27は長尺フレーム16の開口
部16αより上方に突出し、且つ開口部16αの範囲内
を長手方向に沿って移動できるようになっている。
ブラケット27には軸28を介して二枚のリンク29の
一端が枢着され、このリンク29の他端はハンドル24
にピン30を介して枢着されている。
この為、ハンドル24を軸23を支点にしてフック26
方向に回転するとハンドル24に連動してリンク29が
ピン28を中心にして同一方向に回転し、この時ブラケ
ット27は先端方向に押され、係止フレーム17を押し
出し、結果的には長尺フレーム16と係止フレーム17
の合計の長さが長くなる。他方、この状態からハンドル
24を反対方向に回転するとブラケット27と係止フレ
ーム17が引き込まれ、ブレスの長さが短縮する。
天板1の正面、背面中央に上部プレスの受は部材31が
設けられ、プレスの使用を停止している時はこの受は部
材31にフック26を引掛けておく、使用時には長孔1
9を介して長尺フレーム16を後退させてフック26を
受は部材31からはずし、次に軸20を中心にして長尺
フレーム16を下方に向けて回転し、更にハンドル24
を回転して係止フレーム17を引き出し、フック26を
枠体9のピン18に対向させる。
次にハンドル24を元の位置まで回転すると係止フレー
ム26が長尺フレーム16内に引き込まれ、プレスの長
さが短縮すると同時にフック26がピン18に引掛けら
れ、ピン18はフック26とピン係止部25とで保持さ
れる。
この為、天板1と左右側面板3,3間に斜めに二つの上
部プレスが架設され、両者を補強するから、天板1と左
右側面板3,3に対して垂直方向、横方向、斜め方向の
負荷がかかつてもコンテナは変形しない。同様に下部補
強装置15として下部プレスが底板2と左右側面板3.
3のコーナに斜め方向に架設される。
即ち、下部プレスの構造は、前記の場合と全く同じであ
るが、プレスの基端は底板2の端部に設けた溝フレーム
32内に軸33を介して枢着され、とのプレスは不使用
時には溝フレーム33の溝34内に収容され、使用時に
は上方に回転して枠体9のピン18αに係合し、底板2
と左右側面板3,3間を補強する。
次にシャッター5.5とシャッター5,5の引き上げ機
構と、シャッター5,5のロック装置な矛4図〜矛9図
にもとづいて説明する。
先ず、シャッターとスプリングとの連結関係な矛9図に
もとづいて説明する。
天板1の左右両側にはそれぞれ一対のガイド溝35,3
5.36.36が正面及び背面シャッター5.5の侵入
方向に沿って設けられ、とのガイド溝35.36は左右
側面板3,3の枠体9#9まで延びており、このガイド
溝35,36内にローラ37が嵌合している。この為、
シャッター5.5は回転自在なローラ37,30を介し
てガイド溝35.36に沿って上下動する。シャッター
5,5が天板1内に引き上げられた時、ガイド溝35.
36内におさまってそのま\スプリング力で保持される
天板1内には正面側と背面側に一対のスプリング38.
39が設けられている。正面側スプリングと背面側スプ
リングは同一構造であるから、正面側スプリング38.
39について述べる。
一対のスプリング38.39は互いに反対方向に付勢さ
れており、各スプリング38.39の向きは、シャッタ
ー5,5の移動方向と直交する方向、いいかえればガイ
ド溝35,36の延び方向と直交する方向に向けられて
いる。
更に詳しく述べると、天板1の両サイドにブラケット4
0.41が固定され、このブラケット4o、41間に平
行なスプリングガイド42.43が架設され、このスプ
リングガイド42.43内にスプリング38.39が伸
縮自在に挿入されている。(矛6図) 各ブラケット40.41の内側にはシーブ用ブラケット
44.44とスプリング受は用ブラケット45.45が
取り付けられ、各スプリングガイド42.43内てはス
ライド部材46.46がスライド自在に挿入されている
各シーブ用ブラケット44にはシーブ47が回転自在に
支持され、端部にフック48が設けられている。各スプ
リング受は用ブラケット45には長さ調整自在にフック
49が結合されている。
更に各スライド部材46にはシーブ50が回転自在に支
持されると共に他端に係止ピン51が固定されている。
各スプリング38.39は係止ピン51とフック49と
の間に架設され、互いに反対方向たる矢印X方向に圧縮
し、スライド部材46を矢印X方向に引張っている。
各フック48にはワイヤ52.52の一端が結合され、
このワイヤ52.52はシーブ50.50とシーブ47
,47に巻かれ、更に天板1の端部付近に設けた他のシ
ーブ53,53に巻かれた後。
シャッター5の下部両サイドに張出したブラダこの為、
各スプリング38.39がX方向に圧縮すると各シーブ
50,47,53を介して同一方向にワイヤ52.52
が引張られ、これによりシャッター5が天板1内に下方
から順次引き上げられる。ところで各シーブ47,47
に巻かれた各ワイヤ52,52はシーブ50,50を介
して再びシーブ47,47方向に復帰してフック48゜
48に結合されているから、スライド部材46とスプリ
ング38.39のストローク量の2倍ワイヤ52.52
は移動し、結果的にシャッター5も2倍引き上げられる
しかもスプリング38.39の向きはガイド溝35.3
6と直交しており、シャッター5の移動方向と干渉しな
いからスプリング38.39のストロークを十分にとれ
る。
次にシャッター5,5の構造について述べる、が正面側
シャッター5と背面側シャッター5は同一構造であるか
ら、正面側シャッター5のみについて説明する。
シャッター5は多数のパネル54を接続したものから構
成されている。
パネル54は矛4図、矛5図に示すように、断面二手状
のフレームからなり、このフレームの下端に水平面55
と長手方向に沿う二手状の溝フレーム56を設け、下端
に二手状の溝57と水平板58を設けている。
パネル54の両端には断面り字状の押えパネル60を当
てがって固定し、この押えパネル60の上部に軸61を
介してローラ37を回転自在に支持させている。
各パネル54は縦方向に沿って列設され、且つガイド溝
35に沿って上下動できるよう江任意の角度折り曲げら
れるようにそれぞれ結合されている。
即ち、矛7図に示すように、各パネル54の背面疋中空
な補強部材62が縦方向に沿って結合され、各補強部材
62同志はヒンジ63を介して折れ曲がり自在にヒンジ
結合され、これにより各パネル54はこのヒンジ63を
介して屈曲できるようになっている。
各パネル54同志に於て、上部パネル54の水平板58
の下面に下部パネル54の溝フレーム56を対向させ、
同じく上部パネル54の口字状の溝57下面に下部パネ
ル54の水平面55を当接させることにより上下部の各
パネル54は連続して接合し、溝57の下面と水平面5
5の上面との接合位置でシャッター5は気密性を保持し
ている。
この際二手状の溝フレーム56は、上記接合位置に対向
しており、シャッター5の外面かられずかな接合位置に
おける隙間を介して雨水が浸入したとしても、この雨水
は雨水遮断用の溝フレーム56で止められ、それ以上コ
ンテナ内に侵入するのが防止される。
しかも、シャッター5が天板1内に収容され、ガイド溝
35で水平に保持された時でも溝7し一ム56は垂直と
なり、溝フレーム56の溝内に溜まっている雨水は下方
に落下しない。
次にシャッターのロック装置について述べる。
最下段のパネル54の背面中央に肉厚な補強部材64が
固定されており、この補強部材64の中央に係止ピン6
5が貫通し、この係止ピン65の一端がシャッター5の
外面に突出している。
他方、底板2の正面及び背面端部には溝34を形成した
溝フレーム32が設けられており、この溝フレーム32
の下部中央【ボックス66が取り付けられている。溝フ
レーム32の溝34における内壁中央には軸67を介し
てフック68が回転自在に軸支され、このフック68の
下部基端には直角方向に延びるノーンドル69が一体に
結合され、ハンドル69の回転操作でフック68かシャ
ッター5側の係止ピンに着脱されるようになっている。
フック68が係止ピン65と係止している時はシャッタ
ー5がスプリング38.39で上方に引張られていても
シャッター5は移動できずロックされており、フック6
8が係止ピン65から離れるとシャッター5はスプリン
グ38.39の張力でガイド溝35.36に沿って上方
に移動し、コンテナの入口を開口させる。
フック68とハンドル69の接合部70はストレートで
も良いが、好ましくは図示のようにL字状に曲げられて
いる方が良い。なぜならば、溝34内でハンドル69を
回動する時ノ1ンドル69が溝34の中央に位置してい
れば溝フレーム32と干渉することなくスムースに回転
操作できるからである。
ボックス66の上面中央には長孔71がフック68に対
向して形成され、フック68を回転した時フック68が
ボックス66の上面66αと干渉しないようにしている
但し、との長孔71が形成されると雨水がボックス66
内に浸入するから、このボックス66の背部に孔75を
形成し、ボックス66内の水を外部に排出できるように
なっている。
フック68が係止ピン65と係合している時はフック6
8とハンドル69は実線位置にあり、フック68をはず
す時はハンドル69を第8図において反時計方向に18
0度回転して点線位置に移行させる。この時フック68
も180度回転し、このフック68は長孔71を通って
ボックス66内に収容される。
ハンドル69の端部には係止孔72に形成され、との係
止孔72に対応する係止孔73が溝フレーム32にも形
成され、両係止孔72.73にかぎ74その他の止め具
が挿入され、シャッター5をロックしている時外力、そ
の他の原因でロックが解除されるのを防止している。
次に側面板のロック装置lOは矛lO図、矛11図に示
すように、上下二つのガイドケース76.77とからな
るケース11と、ケース11内に挿入される横12と、
楔12を制御するハンドル78とから成っている。
ガイドケース76、77は断面り状のフレームから構成
され、上部ガイドケース76は中央を切欠き、切欠き片
79を起立して模12を案内させている。
ガイドケース76.77は左右側面板3の枠体9.9に
対して、ヒンジ部8#8に対向させながら溶接等で固着
され、上下方向に沿って楔12が差し込まれるようにな
っている。
ガイドケース76.77は櫟12を上下方向に案内する
ものであれば、断面二字状でもよく、中空な四角柱でも
よい。
上部のガイドケース76には軸88を介してハンドル7
8の上端が枢着され、又ハンドル78に設けた係止ピン
80はガイドケース76に形成された彎曲状長孔81に
移動自在に挿入されている。
楔12は本体の側面に垂直面82とテーパ面83を形成
し、上端に7ランジ84を形成している。又本体の中央
に縦方向に沿う溝85が形成され、この溝85は横方向
に切欠いた上下二つの係上溝86.87に連通し、溝8
5には切欠き片79が挿入され、更に溝85と係止溝8
6#87に係止ピン80が選択的に嵌合している。
矛11図に示すように、枠体9,9には内方に向けてシ
ャッター5のガイド35.36が突設され、このガイド
35.36の正面にそれぞれガイドケース76.77の
垂直片76α、77αの端面を溶接させ、水平片76h
、 77bの端面を枠体9.9の内側面に垂直に固定さ
せ、二つのガイドケース76.77は下方に向けてや\
傾斜させている。ガイドケース76.77が傾斜してい
るのは楔12がテーパ面を有しているからであり、更に
喫12の垂直面82と水平片76A 、 771)の端
面を枠体9,9に垂直に対向させるためである。
コンテナを箱形に起立する場合は、左右側面板3j3の
板体4α、4bをヒンジ部8,8を介して垂直に起立さ
せる。
この状態で楔12をガイドケース76.77に挿入させ
ると楔12は溝85と係止ピン80に案内されて下降し
、7ランジ84をハンマー等でたたいて、締め付けた後
、ハンドル78を矛11図に於て時計方向に回動すると
係止ピン80が係止溝86に嵌合し、楔12は抜けなく
なる。
この為、コンテナに負荷がかかり、ヒンジ部8.8を介
して枠体9,9が内方に彎曲しようとしても、枠体9,
9の内側面は楔12の垂直面82に当接しており、しか
も二つのガイドケース76.77は楔12でロックされ
て分割できないから、結果的には枠体9.9は屈曲でき
ず、垂直状態を維持でき、コンテナの変形を防止できる
次にロックを解除する場合には、I〜ンドル78を反時
計方向に回転する。この時l\ンドル78の上端コーナ
部78αが楔12の7ランジ84に当接してこれをわず
かに押し上げる、この為、比較的小さな操作力で楔12
を押し上げ、その後は手動で軽く楔12をガイドケース
76゜78から引き上げられる。撲12を最上部まで引
き上げた時、再びハンドル78を時計方向に回動すると
係止ピン80が下方の係止溝87に嵌合する。この為楔
12はケース11から抜けて外部に落下するのが防止さ
れる。
一方、模12が引き上げられた時は、上下二つのガイド
ケース76.77は分割可能となり、これによりコンテ
ナを折り畳むため、枠体9゜9をヒンジ部8,8を介し
て折り曲げても枠体9.9はケース11と模12と干渉
せず、スムースに屈曲できる。
次に左右側面板3,3と天板1間及び左右側面板3.3
と底板2間には換気装置R,Sが設けられている。
矛12図は左右側面板3,3の上部Rにおける換気装置
の拡大断面図を示す。
天板1は枠体90から垂設された遮蔽板93を有してい
る。
一方、左右側面板3の上部板体4αには水平方向に沿う
中空な四角柱状の枠体91が設けられ、この枠体91か
ら上方に起立し且つ上端を内方に彎曲させた雨水浸入防
止用の板92が遮蔽板93の内側に任意の隙間94を介
して対向している。
隙間94は外部の入口が内方の出口より下方に位置し、
下方の入口から内方たる図において左方向に曲がるよう
に断面り状に構成されている。
板92の上部が彎曲しているのは上部板体4αがヒンジ
8を介し内方に折れた時遮蔽板93と干渉するのを防止
するためである。
遮蔽板93は上方から垂下して板92の外側に対向して
ラップし、且つ隙間46の外部入口が下方にあるから上
方から降下する雨水の浸入を防止する。
コンテナ内で加熱された空気は隙間94より矢印のよう
に外方に排出される。
矛13図は左右側面板3.3の下部Sにおける換気装置
を示す。
底板2の支持板94の外端に上方に起立する遮蔽板95
が設けられる。
一方、左右側面板3,3における下部板体4bには下方
に中空な四角柱状の枠体96が設けられ、この枠体96
には下方て向げて延びる遮蔽板97が設けられ、轟該遮
蔽板97は隙間98を介して底板2における遮蔽板95
の外側−に対向している。
この為、隙間98の外部入口は内方の出口より下方に位
置し、断面がL状に構成され、上方から降下する雨水は
遮蔽板95.97とで遮断され、隙間98から上方に向
けて雨水は浸入しない。
外気は隙間98よりコンテナ内に矢印のように侵入し、
コンテナ内を冷却して、次いで上部換気装置只の隙間9
4より外部に排気される。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば次の効果がある。
(A)矛1に補強装置が設けられているから次の効果が
ある。
天板と左右側面板間及び底板と左右側面板間の各コーナ
4ケ所にプレスが架設されているからコンテナに対して
垂直方向の荷重がかかつてもこの荷重はプレスが担持し
、コンテナの変形が防止される。
プレスの一端は着脱可能であるから、正面及びシャッタ
ーを開くとき、又はシャッターを開き、左右側面板を折
り畳むとき、とりはずしか可能である。
(B)矛2に補強装置としてプレスを使用しており、そ
のプレスの構造により次の効果がある。
長尺フレーム内に係止フレームが伸縮自在に挿入されて
いるから、プレスの架設位置の長さに任意に対応できる
ハンドル操作で伸縮、駆動するから操作性が良好である
。いいかえれば操作力が小さくて済み、スピードアップ
を計れる。
係止フレームにはフックが設けられているから、使用中
はフックをピンに引掛け、不使用中はピンからフックを
はずすことができるからプレス自体が邪魔にならない。
リンクとハンドルを介して長尺フレームと係止フレーム
は接続されているから、各部品がばらばらにならず、標
準化されたプレスを得ることができる。
(C)矛3にシャッターのロック装置が設けられている
から、シャッターの引き下げ時にはスプリングで上方に
引張られていても確実にロックされ、シャッターが開か
ない。ロック装置の実施態様によれば、次の効果がある
ハンドルを一方向に回転するとフックが係止ピンに係合
するから、シャッターに引き上げ力が付勢されていても
シャッターはロックされて開かない。
ハンドル操作でロックとロックの解除ができるから操作
が良い。
(D)シャッターの構造によれば次の効果がある。
パネルはフレーム本体の上部に水平面と連らなる溝フレ
ームが設けられているから、各パネルの接合部の隙間か
ら水平面に沿って雨水が浸入しても、この雨水は溝フレ
ームの溝内に溜まるだけでコンテナ内に侵入しない。
シャッターが天板内に収容されて水平位置に保持された
時でも溝フレームは上向きに保持されるから溝内に溜ま
っている雨水はコンテナ内に尊下し々い。
(E)シャッターの引き上げ機構によれば次の効果があ
る。
シャッターの移動方向と直交する方向に一対のスプリン
グが設けられているから、スプリングの伸縮ストローク
がシャッターの移動刃 ・向と干渉せず、スプリングの
ストロークが十分にとれる。従ってシャッターの移動距
離が長くとれ、シャッターを天板内の奥くまで引き上げ
られる。
スプリングが一対設けられ、互いに反対方向に付勢され
ているから、シャッターの両サイドを均一に引き上げる
ことができる。
(可倒面板のロック装置が設けられているから、外部負
荷があっても左右側面板のヒンジ部が屈曲せず、従って
コンテナが変形しない。
又、このロック装置の実施態様によれば、次の効果があ
る。
楔を打ち込んだ時左右側面板が楔と干渉し、楔が左右側
面板の折り曲がりを防止する1この為コンテナに外力が
作用してもヒンジ部が曲がらず、コンテナの変形が防止
される。楔を引き上げた時は左右側面板が僕と干渉せず
、ケースが分割されるからヒンジ部が屈曲可能となり、
コンテナを折り畳みできる。
【図面の簡単な説明】
矛1図はコンテナの斜視図1.!2図は折り畳み状態を
示すコンテナの斜視図、矛3図は下方のプレスの斜視図
、矛4図、矛5図はパネルの斜視図、矛6図はスプリン
グの斜視図、矛7図はシャッターを背面から見た一部切
欠き斜視図、第8図はシャッターのロック装置の斜視図
、矛9図はシャッターの引き上げ機構の一部切欠き斜視
図、矛10図、矛11図は側面板のロック装置の斜視図
と正面図、矛12図、矛13図は換気装置の拡大断面図
である。 1・・・天板、2・・・底板、3・・・左右側面板、5
・・・正面シャッター及び背面シャッター、10・・・
側面板のロック装置、14・・・補強装置、38.39
・・・スプリング。 第4図 第5図 第10図 第11図

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)天板と底板との間に屈曲可能な左右側面板と、上
    下移動自在な正面シャッター及び背面シャッターとを設
    けた折り畳み自在なコンテナにおいて、天板と左右側面
    板間及び底板と左右側面板間に補強装置を着脱自在に設
    け、正面シャッター及び背面シャッターと底板との間に
    はシャッターのロック装置を着脱自在に設け、左右側面
    板の屈曲部に対向して側面板のロック装置を着脱自在に
    設け、更に天板内には互いに反対方向に付勢され且つシ
    ャッターの移動方向と直交する方向に向けられている一
    対のスプリングを設け、当該一対のスプリングでシャッ
    ターが常時天板方向に引張られていることを特徴とする
    折り畳み自在なコンテナ。
  2. (2)補強装置が伸縮自在なプレスからなり、当該プレ
    スの基端が天板と左右側面板間及び底板と左右側面板間
    の各コーナ部に着脱自在に枢着されている特許請求の範
    囲第1項記載の折り畳み自在なコンテナ。
  3. (3)プレスが中空な長尺フレームとこの長尺フレーム
    内に伸縮自在に挿入された係止フレームとからなり、長
    尺フレームにはハンドルが回転自在に枢着され、係止フ
    レームにはリンクの一端が枢着され、このリンクの他端
    は前記ハンドルに枢着され、更に係止フレームの端部に
    フックが設けられている特許請求の範囲第2項記載の折
    り畳み自在なコンテナ。
  4. (4)シャッターのロック装置はシャッターの下部に設
    けた係止ピンと、底板に回転自在に軸支されているフッ
    クとからなる特許請求の範囲第1項記載の折り畳み自在
    なコンテナ。
  5. (5)上下二枚の板体からなる左右側面板は中央のヒン
    ジ部を介して内方に屈曲でき、当該ヒンジ部に対向する
    側面板のロック装置は上下各板体の側面に取り付けた二
    つのケースと、各ケース内に上下移動自在に挿入される
    楔とかうなる特許請求の範囲第1項記載の折り畳み自在
    なコンテナ。
  6. (6)シヤツターは屈曲自在に接続した多数のパネルか
    らなり、当該パネルはフレーム本体の上部に水平面とこ
    の水平面に連らなる溝フレームを設け、又フレーム本体
    の下部には内側の溝フレームとこの溝フレームに連なる
    水平板とを設け、下方のパネルにおける溝フレームを上
    方のパネルの水平板下面に対向させ、且つ上方のパネル
    の水平面を下方のパネルの溝フレーム下面に当接させた
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の折り畳み
    自在なコンテナ。
  7. (7)溝フレームの溝はシャッターが垂直位置にある時
    横方向に向き、シャッターが天板内に収容されて水平位
    置にある時縦方向に向くようになつている特許請求の範
    囲第6項記載の折り畳み自在なコンテナ。
  8. (8)シャッターが正面側と背面側に設けられ、各シャ
    ッターを引き上げるスプリングが天板内に一対づつ二組
    設けられている特許請求の範囲第1項記載の折り畳み自
    在なコンテナ。
  9. (9)天板内に左右一対のブラケットを設け、各ブラケ
    ット間に平行な二つのスプリングガイドを設け、これら
    二つのスプリングガイド内にそれぞれ反対方向に付勢さ
    れているスプリングが伸縮自在に挿入されている特許請
    求の範囲第1項又は第8項記載の折り畳み自在なコンテ
    ナ。
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