JPS6344327A - 光学的情報記録再生装置のトラツキング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野コ この発明は、光ビームを用いて情報の記録・再生あるい
は消去を行う光学的情報記録再生装置において、光ビー
ムの記録媒体トラック上への追従を制御するトラッキン
グ装置に関する。

［従来の技術］ 光学的手段により、情報の記録又は再生あるいは消去を
行う、光情報ファイル、ＣＤプレーヤ、光磁気ディスク
装置などの光学的情報記録再生装置が知られているっこ
れらの装置では、記録媒体上のトラックの巾が狭く、か
つ隣接トラック同士の間隔も狭いので、光ビームをトラ
ック上に正確に追従させる１−ラッキング制御が特に重
要である。記録媒体で反射あるいは透過した光ビームの
ディテクタ上での入射パターンより生成されるトラッキ
ングエラー信号に基づいて行われる閉ループサーボ制御
が一般に実施されているトラッキングＩＩ　ＩＩＩの方
法である。その方法では正確なトラッキングエラー信号
を１りることか重要になってくる。

ところが、再生時は問題ないが、記録を行おうとすると
、トラッキングエラー信号に誤差分としてのオフセット
信号が重畳し、目標トラックからずれた位置をトラッキ
ングすることがあった。第４図に記録用ディスクの一例
を示す。この図で、同心円状あるいはスパイラル状の記
録トラックは、周方向に沿って、セクタと押ばれる複数
の領Ｆａ　８０に分割される。各セクタは、インジケー
タエリア部８１、プレフォーマット部８２、プレグルー
ブ部８３とに分かれている。このインジケータエリア部
８１には、各セクタ間の境界を表わす一定周波数の信号
が既に記録されている。また、プレフォーマット部８２
には、セクタ番号、トラック番号等のアドレス情報が記
録されている。これに対し、プレグルーブ部８３は装置
のユーザーが新たに情報を記録するエリアに相当し情報
は未だ記録されていない。ただし、記録時に［−ランキ
ングエラー信号が１１られるように一定深さの長溝が設
けられている。

今、このフォーマットディスクに情報の記録を行うとす
る。光ビームをトラッキング・フォーカシング制御をか
けながらディスク上に照射する。光ビームがインジケー
タエリア部８１、プレフォーマット部分８２を通過し、
プレグルーブ部８３を照射したときに、光ビームパワー
は、それまでのＲＥＡＤパワー（低出力パワー）からＷ
ＲＩＴＥパワー（高出力パワー）に切換り、記録が（１
われる。この時、光ビームは、記録情報に応じて変調を
受けている。ここで、記録動作のスタートと同時に、ト
ラッキングエラー信号には、オフセット信号が重畳し、
トラッキングがずれろ現象が発生する。

［発明が解決しようとする問題点］ プレグルーブ部に情報を記録する際に、正確なトラッキ
ング制御がなされないため、記録情報は目標としていた
記録位置からずれた地点に書込まれることになる。従っ
て、再生時においてプレフォーマット部からデータ部（
情報記録後のプレグルーブ部をこう呼ぶ。）へ光ビーム
が移行する際に、トラッキング制御に乱れが生じ情報の
再生がうまく行われないことがある。

この発明は、記録時のオフセット分の除去を行うことに
より、目標とする記録位置に正確に記録情報が書込まれ
るようにすることを目的とする。

［問題点を解決するための手段］ この装置では、トラックエラー信号をホールド手段でホ
ールドし、ホールドするタイミングを記録媒体のフォー
マットの境界の前後に設定する。得られたホールド信号
を演算処理してオフセット量を検出し、検出したオフセ
ット量をトラックエラー信号から除去する。

［実施例〕 第１図乃至第３図は、この発明の一実施例を示す。スピ
ンドルモータ１の回転軸には、円盤状の光情報記録媒体
（以下ディスクと称す）２が着脱自在に固定される。デ
ィスク２としては、例えば第４図に示したフォーマット
のものが利用される。ディスク２の媒体面に対向して光
学ヘッド３が設けられる。光学ヘッド３の光学系の細部
については省略し、光ビームを集光する対物レンズ４と
、ディスク２から反射された光ビームを検出する光検出
器５のみを示す。この発明は、光学ヘッド３の光学系の
構成によって限定されることはないので、光学系は周知
の構成を全て利用できる。光学ヘッド３をディスク２の
半径方向に移動して、任意のトラックを検索可能とすべ
くキャリッジ移動手段６が設けられろ。移動手段６とし
ては、ボイスコイルモータ、αベルト等周知の手段が知
られている。

光検出器５は、記録信号を読みとると共に、トラックエ
ラー信号を検出する機能を兼ねている。この実施例は、
ＤｕＳｈ−Ｄｕｌｌ法でトラックエラー信号を検出して
いるので、２分割された光検出器５の出力は、差動アン
プ７で出力差をとっている。差動アンプ７の出力は、サ
ーボ作動ＳＷＢ差肋アンプ９、サーボアンプ１０を介し
てトラッキングアクチュエータ１１のトラッキングコイ
ルに加えられる。トラッキングアクチュエータ１１は、
対物レンズ４と連結しており対物レンズ４を移初させて
光ビームのディスク２上の照射位置をディスク半径方向
に調整する。

差動アンプ７の出力は、第１サンプルホールド回路１２
、第２サンプルホールド回路１３にも送られ、ホールド
パレスＳｔ、８２の発生タイミングでサンプル値はホー
ルドされる。ここで、ホールドされた値は、オフセット
量演算回路１４にて演算処理され、オフセット量が計算
される。計算されたオフセット量はメモリ１５に蓄積し
ておき、コントローラ１９からのオフセット除去動作実
行パルス８３によりＯＮとなるスイッチ１６を介して差
動アンプ９の反転出力に加えられる。ホールドパルス８
１．８２は、境界予測手段１７で生成される。この境界
予測手り１７は、加算増巾器１８より得られる２分割光
検出器５の和出力から、トラックのプリフォーマット部
８２とプレグルーブ部８３との境界を検出する。なお、
トラッキングサーボループを開閉するサーボ作動ＳＷ８
は、コントローラ１９の出力により切換られている。次
に本発明によるトラッキングオフセット量の除去方法の
原理を説明する。

第２図（ａ　）は、トラッキングサーボループをオーブ
ンとした時に得られるトラッキングエラー信号（差動ア
ンプ７の出力）である。

エラー信号に大きな段差が生じている所は、光ビームが
プレフォーマット部８２からプレグルーブ部８３へと移
り変った所になる。この段差は、プレフォーマット部８
２とプレグルーブ部８３との同−人射光号に対しての反
射光遣差に応じて生じている。すなわち、光源のパワー
を変えなくとも、反射光量はフォーマット構造の違いに
より、プレグルーブ部ではプレフォーマット部の例えば
半分になっている。

従って、トラッキングエラー信号も、オフセット分がな
ければプレグルーブ部の方がちょうどプレフォーマット
部の１／２になっているはずである（この場合を破線２
Ｑで示す）。

従って、プレフォーマット部とプレグルーブ部の境界の
前後でのトラッキングエラー信号のレベルをＹｌ、Ｙ２
とすると Ｙ、−２Ｙ２・・・・・・・・・■ を満たしている。

一方、オフセット分が重畳した状態で記録されたトラッ
クに対して、サーボループを開いた状態でトラックエラ
ー信号を検出すると、第２図＜ａ　）で実線２１で示す
ようにオフセット量εに相当する分ずれた信号が得られ
る。

この場合、プレフォーマット部のプレグルーブ部との境
界の直後でのトラッキングエラー信号のレベルをＹ３と
すると、 Ｙ３−Ｙ２＋ε・・・・・・・・・・・・■となる。

式■、■より　　ε−Ｙ＋／２Ｙ３・・・・・・■が得
られる。

従って、プレフォーマット部とプレグルーブ部の前後で
、トラッキングエラー信号をホールドパルスＳｌ、Ｓ２
によりホールドすることにより、Ｙｌ　、Ｙ３を検出す
れば、■式よりオフセット量εが演算できることになる
。

後は、記録時に、トラッキングエラー信号からオフセッ
ト量εを減算するようにすればよい。

第３図に境界予測手段１７の一例を示す。加算増巾器１
８の出力をバンドパスフィルタ（ＢＰＦ）１７１に通す
ことで、インジケータエリア部８１く第４図）が検出さ
れる。インジケータエリア部８１は、他のプレフォーマ
ット部８２、データ部８３との周波数帯が大きく異なる
よう設定されるので、ＢＰＦＩ７１により分離すること
ができる。ＢＰＦ１７１出力は、比較器１７２でパルス
化された後、直列につながれたモノマルチバイブレータ
１７３．１７４．１７５に加えられる。インジケータエ
リア部８１の検出パルスの遅延パルスであるモノマルチ
バイブレータ１７４．１７５のＱ出力が各々サンプリン
グパルスＳ「、Ｓ２となる。

次に実施例の動作説明を行う。まず、ディスク２にオフ
セットを除去しない状態でトラッキングサーボをかけな
がら（ＳＷ８はＯＮ。

５Ｗ１６はＯＦＦとなる）情報の書込みを行う。ここで
書込まれた情報はオフセット量の分だけ目標とした書込
み位置からずれていることになる。

次に、この書込まれた情報をトラックサーボをＯＦＦ状
態にして再生し、その時のトラックエラー信号を境界予
測手段１７より得られたホールドパルスＳ１、Ｓ２によ
り検出し、第１サンプルホールド回路１２、第２サンプ
リングホールド回路１３内に格納する。このサンプリン
グ情報は、オフセット量演算回路１４で０式で示したｖ
４詐処理を行った浚、メモリ１５に蓄積しておく。この
オフセット量検出動作中は、ＳＷ８はＯＦＦ、ＳＷｌ　
６もＯＦＦとなるようコントローラ１って制すロされる
。通常の記録動作時には、ＳＷ８．５Ｗ１６を共にＯＮ
状態とする。メモリ１５の内容、すなわち検出されたオ
フセット量を差動アンプ９の反転端子に加えることによ
り、トラックエラー信号からオフセット分を除去され、
正確なトラッキング制御が実行できる。

［発明の効果］ 本発明によれば、情報を記録するに際してトラッキング
エラー信号中のオフセット分を除去するようにしたので
色種とする書込み位置に正確に書込むことが可能となる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の一実施例を示すブロック図、第２
図は、この発明によるオフセット量検出の原理図、第３
図は、境界予測手段１７の具体的な回路図、第４図は従
来及びこの発明の一実施例の記録媒体の構造を示す図で
ある。 ５・・・光検出器　７・・・差動アンプ　９・・・差動
アンプ　１０・・・サーボアンプ　１１・・・トラッキ
ングアクチュエータ　１２・・・第１サンプルホールド
回路　１３・・・第２サンプルホールド回路　１４・・
・オフセット量演算回路　１５・・・メモリ　１７・・
・境界予測手段 第１図 第２図 第３因 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 情報記録媒体における隣接するフォーマット間で反射光
   量あるいは透過光量に格差が生じる光学的情報記録再生
   装置において、 上記記録媒体に光ビームを入射する光学手段と、上記記
   録媒体のトラックへの上記光ビームの入射位置のずれを
   表わすトラックエラー信号を検出するトラックエラー信
   号発生手段と、このトラックエラー信号をホールドする
   ホールド手段と、 このホールド手段のホールドタイミングを上記隣接する
   フォーマットの境界の前後に設定するホールドタイミン
   グ設定手段と、 上記ホールド手段のホールド出力から上記トラックエラ
   ー信号中のオフセット量を演算する手段と、演算された
   オフセット量を上記トラックエラー信号から除去する手
   段を設けたことを特徴とする。光学的情報記録再生装置
   のトラッキング装置。