JPS6342977Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6342977Y2
JPS6342977Y2 JP18430582U JP18430582U JPS6342977Y2 JP S6342977 Y2 JPS6342977 Y2 JP S6342977Y2 JP 18430582 U JP18430582 U JP 18430582U JP 18430582 U JP18430582 U JP 18430582U JP S6342977 Y2 JPS6342977 Y2 JP S6342977Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ram
frame
shearing
shearing machine
shaft
Prior art date
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Expired
Application number
JP18430582U
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English (en)
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JPS5990517U (ja
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Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP18430582U priority Critical patent/JPS5990517U/ja
Publication of JPS5990517U publication Critical patent/JPS5990517U/ja
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Publication of JPS6342977Y2 publication Critical patent/JPS6342977Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、シヤーリングマシンに関するもの
である。
従来のシヤーリングマシンにおける駆動機構
は、1工程の剪断が終了するとフライホイールの
エネルギーがかなり減衰してしまう。従つて、次
の工程までにモータ等により当初のエネルギーを
上記のフライホイールに蓄積しなければならなか
つた。よつて連続的な剪断加工が困難であるた
め、上記のモータやフライホイールの容量を大に
するという手段を講じていた。すなわち、剪断は
下刃とこれに対してレーキ角を有する上刃とによ
つて行われる。従つて上記の下刃と上刃が最初に
近接する剪断開始端側から剪断終了端側に向かつ
て剪断が進むことになる。これにより剪断の進行
中は、剪断荷重によりフライホイールのエネルギ
ーが逐次減衰して行く。したがつて、例えば3m
という長尺なワークを剪断する場合は、エネルギ
ーの減衰が極めて大きいため、前述したようにそ
の解決策としてモータやフライホイールの容量を
大にしていた。上記の理由により、従来は容量を
大にしたモータやフライホイールに付帯する減速
機が高額となるうえ、シヤーリングマシン自体も
大型化するなどしてコスト高を招くという各問題
点があつた。
この考案は上記の問題点を解決するためになさ
れたものであり、その目的とするところは、機構
的に剪断の1工程間において、エネルギーの減衰
に対して蓄積する手段を講じることにより、モー
タやフライホイールおよび減速機等の容量を小さ
くできて全体の小型化が行なわれ、かつ長尺なワ
ークの剪断も容易にできるシヤーリングマシンを
提供することにある。
以下、この考案の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
まず構成を説明すると、第1図および第2図に
示すように、上刃3を備えたラム1は、シヤーリ
ングマシンにおける左右側のフレームの内側に配
置されたラムガイド5間に上下動自在に案内され
ている。そして、このラム1は、後記する振動発
生装置による降下上昇の反復操作とコネクテイン
グロツド7による降下操作との連携的な操作をも
つて駆動するように配置されている。またこのラ
ム1は強力な復帰スプリング(図示省略)により
常に上方に付勢されている。このラム1とコネク
テイングロツドとの間には半円筒状のピボツトシ
ヤフト9が設けられている。さらに上記のコネク
テイングロツド7は、図示しない別途の駆動装置
により回転が付与される偏心軸11の偏心部に回
転自在に嵌合されている。なおベツド15の後端
上部位置には下刃13が取付けられている。
上記のラム1に上下方向の振動を与える振動発
生装置は次のように形成されている。すなわち装
置の要部となる枠体17は、ラム1のブラケツト
19に螺着したボルト21に上下動自在に嵌合さ
れている。またこの枠体17は、上記のボルト2
1に嵌合して前記のブラケツト19と枠体17の
軸受部17aとの間に配置した皿バネ状の弾機2
3により常に上方に付勢されている。そして、こ
の枠体17には図示しない軸受を介してシヤフト
29が回転自在に支承されている。このシヤフト
29には偏心盤25が一体的に固定されている。
さらに上記枠体17にはモータ37が取付けられ
ていて、このモータ37の軸部に固定された平歯
車33と前記のシヤフト29に固定された平歯車
31とは伝動可能に噛み合わされている。上記の
偏心盤25とラム1との間にはメタルプレート2
7が介在さりており、このメタルプレート27と
偏心盤25は、前記復帰スプリングの作用により
常に摺接されている。また振動発生装置の偏心盤
25を支承したシヤフト29の偏心量lは、コネ
クテイングロツド7が連動される偏心軸11の偏
心量Lよりも小となるように構成されている。
次に作用を説明する。
上記の構成により、まず枠体17に取付けられ
たモータ37を駆動すると、このモータ37の軸
部に固定されている平歯車33が回転する。従つ
てこの平歯車33と噛み合つている平歯車31も
同時に回転するため、シヤフト29が同方向に回
転する。このシヤフト29の回転により同軸上の
偏心盤25,25が回転することから、その位置
毎のメタルプレート27を介してラム1を枠体1
7に対して上下動させることになる。また、下方
部の偏心軸11は図示しない別途の駆動装置によ
り偏心量Lのもとで回転し、コネクテイングロツ
ド7を介して上記の両枠体17に継続的な降下動
を与える。従つてラム1は復帰スプリングに抗し
て下降されることとなる。前記偏心盤25は前述
のように枠体17に対してラム1を降下させた
り、上昇させたりするので、ラム1はフレーム等
に対して降下と停止(あるいは僅かな上昇)の反
復動作を継続しながら上死点から下死点に次第に
降下することになる。したがつてワークWの剪断
が振動的に行なわれることとなり、ワークWの剪
断、休止が繰り返されることとなる。なお上記の
ラム1は、復帰スプリングによつて常に上方向へ
付勢されていることから、コネクテイングロツド
7が上昇するときは、コネクテイングロツド7が
ラム1を吊り上げるような態様になつている。
ワークWの剪断、休止が繰り返えされることに
より、フライホイールはエネルギーの減衰と蓄積
を反復するため、従来の蓄積のない減衰だけの手
法と異なり、ワークWの寸法が長尺であつても容
易に剪断することができる。これにより従来より
もモータ、フライホイールおよび減速機等の各容
量を小さくすることができる。
なおこの実施例ではラム1の両端を同調して振
動させるようにしたが、上記の実施例に限定する
ことなく、例えば要部に円筒軸受または球面軸受
を用いて、ラム1の片側だけに上記の振動発生装
置を設けることも可能である。さらにこの考案
は、ギロチン式のシヤーリングマシンに限定する
ことなく、スイング式のシヤーリングマシンにも
実施が可能である。
以上に説明したように、この考案によれば、ラ
ムが降下、停止あるいは僅かな上昇を反復してワ
ークの剪断、休止を行うようにしたことにより、
機構的に剪断の1工程間において、エネルギーの
減衰に対して蓄積することができる。これによつ
てシヤーリングマシンにおけるモータやフライホ
イールおよび減速機等の容量を小さくでき、全体
の小型化が可能になり、かつ長尺なワークの剪断
も容易になつてシヤーリングマシンの機能を大幅
に向上できる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるシヤーリングマシンを
示す要部正面図、第2図は第1図の−線にお
ける横断側面図である。 1……ラム、3……上刃、7……コネクテイン
グロツド、13……下刃、17……枠体、25…
…偏心盤、W……ワーク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フレームに固定した下刃とフレームに昇降自在
    かつ上方向へ付勢して設けられたラムに備えた上
    刃との協働によつてワークの剪断を行なうシヤー
    リングマシンにして、前記ラムに上下動自在に装
    着した枠体に偏心盤を回転自在に装着して設ける
    と共に偏心盤の下部側とラムの1部とを接触して
    設け、前記フレームに上下動自在に設けられたコ
    ネクテイングロツドと前記枠体とを連動連結して
    なることを特徴とするシヤーリングマシン。
JP18430582U 1982-12-07 1982-12-07 シヤ−リングマシン Granted JPS5990517U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18430582U JPS5990517U (ja) 1982-12-07 1982-12-07 シヤ−リングマシン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18430582U JPS5990517U (ja) 1982-12-07 1982-12-07 シヤ−リングマシン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5990517U JPS5990517U (ja) 1984-06-19
JPS6342977Y2 true JPS6342977Y2 (ja) 1988-11-10

Family

ID=30398655

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18430582U Granted JPS5990517U (ja) 1982-12-07 1982-12-07 シヤ−リングマシン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5990517U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5990517U (ja) 1984-06-19

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