JPS6342578Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は例えば多素子の八木式空中線を複数
台積み重ねて使用する場合の空中線取付金具に関
する。 一般に、八木式空中線はその指向性並びに利得
の改善を図り、所望の性能を得るために複数台積
み重ねて（スタツクして）使用される。この場
合、使用周波数、要求性能（指向性、利得）によ
り、積み重ねるべき八木式空中線の素子数や長さ
あるいは間隔が変るのが普通である。また、積み
重ねた空中線はその大きさ、重量等により、様々
な太さの支柱に取付けられる。例えば、大形の場
合には専用のパンザーマストと称する直径10cm以
上もある支柱に取付け使用される。 従来においては、このような空中線は通信用と
して使用されることが多いこともあつて、取付金
具類は全て専用化され、その寸法等において固定
化されていた。すなわち、使用周波数が決まり、
積み重ねるべき八木式空中線が決まることによ
り、その間隔、長さに合せ取付金具の寸法をその
都度設計し製作するのが普通であつた。また、取
付金具も含めた八木式空中線の重量、耐風速等を
考慮し、その都度取付支柱の太さを決め支柱への
取付金具を設計製作するのが普通であつた。 しかしながら、近年においては情報の多様化に
伴い、使用周波数が一段と多くなり、又要求性能
においてもその専用化が顕著となり、低度のもの
から高度なものへとその種類において極めて多く
なりつつある。従つて、前記した従来の取付金具
類では、使用者が要求する周波数、性能によつて
その都度設計製作する、いわゆる固定方式のもの
であるため、その種類が極めて多くなり、又既設
計取付金具のくり返えし製作（使用）する度合も
少ないため適宜在庫もできず、その価格は極めて
高くなつていた。すなわち、従来のこの種の取付
金具は量産性に全く欠けており、固定式であるた
め空中線の積み重ね間隔の微調整等も全くできな
かつた。又空中線を支持固定する前記取付金具の
寸法も、その長さにおいて、特に使用周波数が低
く、高利得を要する場合等、極めて長く1.5m以
上に及ぶことがある。従つて例えば、めつき処理
を行う場合や、溶接時の歪みの面で大きな問題と
なり、製作時の作業性や運搬、現地での組立時の
作業性等が非常に悪かつた。 この考案は上記事情に鑑みてなされたもので、
その目的は、簡単な構造で適用範囲が極めて広
く、かつ作業性の向上した空中線取付金具を提供
することにある。 この考案は、例えば３本の伸縮自在となるよう
に構成した棒状材をＨ字状に構成し、当該各棒状
材の長さを調整することにより、積み重ねるべき
空中線をその長さに合せ、又その間隔に合せて支
持固定するものである。 又、積み重ねた空中線を、その重量、耐風速に
応じて、色々の長さの支柱に取付けられ、かつパ
ンザーマスト等比較的肉導のパイプ状の支柱への
専用帯状取付部材が取付けられる支柱取付金具を
前記Ｈ字状に構成した棒状材の接合部に設け、如
何なる太さの支柱にも取付け得るようにしたもの
である。 以下、図面を参照してこの考案の一実施例を八
木式空中線を２台積み重ねる場合の実施例につい
て説明する。第１図はこの考案の空中線取付金具
１の平面図、第２図は同正面図、第３図は同左側
面図をそれぞれ示すものである。第１図におい
て、空中線取付金具１は、平行に配設された２本
の伸縮自在の空中線取付棒２，３、この空中線取
付棒２，３の中央部相互間を支持する伸縮自在の
支持棒４、及び当該取付金具１を支柱に取付ける
ための支柱取付部５により構成されている。上記
空中線取付棒２，３はそれぞれ、外棒６とこの外
棒６の両端部から嵌挿される内棒７，８により構
成され、その嵌挿状態に応じてその長さを調節で
き、また使用時にはねじ９，１０を締付けること
により固定できるようになつている。同様に、支
持棒４も外棒１１及びこの外棒１１に嵌挿される
内棒１２により構成され、その長さを自由に調節
し、またねじ１３により固定できるようになつて
いる。なお、外棒１１の一端部と空中線取付棒２
の外棒６中央部とは例えば溶接により固定され、
また内棒１２の一端部と空中線取付棒３の外棒６
の中央部とも同様の方法で固定されている。ま
た、空中線取付棒２，３それぞれにおける内棒
７，８の先端部には受け金具１４が例えば溶接に
より固定されている。すなわち、空中線取付棒
２，３それぞれの一端における受け金具１４に
は、Ｕ字状ボルト１５及びナツト１６により一方
の八木式空中線１７のアーム１７ａが固定され、
他端における受け金具１４には同じく他方の八木
式空中線１８のアーム１８ａが固定されるように
なつている。 この空中線取付金具１は以上のような構成であ
るから、支持棒４の長さを調節することにより、
積み重ねるべき八木式空中線１７，１８の如何な
る長さのものにも対応でき、又空中線取付棒２，
３の長さを調節することにより八木式空中線１
７，１８の相互の間隔を自在に設定できる。すな
わち、使用周波数、要求性能によつて定まる八木
式空中線１７，１８の寸法に合せて間隔Ｗ及び長
さＬを自由自在に設定できるものである。 次に、この空中線取付金具１の支柱取付部５に
ついて説明する。前述のように、従来のこの部分
の構造は専用固定方式であつた。この考案では、
支柱受け座１９を特殊な構造とし、これに２個の
Ｕ字状ボルト２０とナツト２１により任意の太さ
の支柱に取付けられるようにすると共に、第４図
及び第５図に示す帯状支柱締付金具４０によりパ
ンザマスト等の比較的肉導のパイプ状支柱にも取
付けられるようにしている。すなわち、第２図及
び第３図において、支柱受け座１９は、四角形状
の底部１９ｂと、この底部１９ｂの四辺からそれ
ぞれ同方向に直角に折曲げられた４側面部１９ａ
を有し、この各側面部１９ａにＶ字状の切欠部２
２が設けられると共に、底部１９ｂに上記Ｕ字状
ボルト２０を挿入するための４個の孔２３が各辺
に沿つて等間隔に設けられている。４個の孔２３
を等間隔とすることによつて、上辺あるいは下辺
に沿つて位置する孔２３を利用しても、又、側辺
に沿つて位置する孔２３を利用してもＵ字状ボル
ト２０を挿入することができる。更に上記４つの
側面部１９ａには、詳細を後述する帯状支柱締付
金具４０を装着するための取付孔３２が一定の間
隔Ｈを保つて２個づつ設けられている。そして、
上記のように構成された支柱受け座１９は、空中
線取付棒２の外棒６と支持棒４の外棒１１との接
合部に溶接等の手段により強固に固定される。な
お、第１図において、１９′は支柱受け座１９を
外棒１１部分に強固に固定するための補強材であ
る。 従つて、この支柱取付部５にあつては、切欠部
２２を第２図及び第３図に示す支柱２４の外周部
に合せ、Ｕ字状ボルト２０とナツト２１により強
固に取付けることができる。なお、Ｕ字状ボルト
２０の中央折曲げ部２０ａを第１図に示すよう
に、例えば小曲げ半径としてＶ字状に近い形状と
することにより、かなり細い支柱にも取付けるこ
とができる。又、上記したように支柱受け座１９
の４側面部１９ａに全てＶ字状の切欠部２２を設
けると共に、底部１９ｂに設けた４個の孔２３の
相互間隔を全て同じに設定すると、この支柱受け
座１９を90゜回転して支柱２４に取付けることに
より、八木式空中線１７，１８の使用状態を、そ
の偏波面において自由に変えることができる。す
なわち、同一の空中線取付金具１で水平偏波でも
垂直偏波でも自由に設定できるものである。 次に、この空中線取付金具１をパンザーマスト
等比較的肉導のパイプ状支柱に適用する場合につ
いて説明する。比較的肉導例えば肉厚１mm程度の
パイプ状支柱の場合、前記Ｕ字状ボルト２０を用
いたのでは、その締付け力によつて支柱が変形
（凹む）したりして強固に取付けられない場合が
ある。このような場合には、第４図及び第５図に
示す帯状支柱締付金具４０を上記Ｕ字状ボルト２
０に代えて支柱受け座１９に装着し、この帯状支
柱締付金具４０を介して肉薄のパイプ状支柱への
取付けを行なう。以下、帯状支柱締付金具４０の
構成について説明する。第４図及び第５図におい
て、２５はＬ字状の取付けアングル、２６は円周
面（又はＶ字状面）２６ａを有する通称Ｍ座、２
７は自在アームバンド、２８はナツトＡ、２９は
ボルト、３０はナツトＢである。取付アングル２
５には、一方の辺の外側中央にＭ座２６が装着さ
れると共に、その両側にボルト２９がナツトＡ２
６により取付けられる。また、ボルト２９の中央
部には、ナツトＢ２９が螺着され、このナツトＢ
により自在アームバンド２７の両端部が保持され
る。すなわち、Ｍ座２６と自在アームバンド２７
との間にパイプ状支柱２４ａを貫通させてナツト
Ａ２８を締付けることにより、パイプ状支柱２４
ａに帯状支柱締付金具４０を固定するように構成
している。また、上記取付アングル２５の他方の
辺には、２つの取付用孔３１が間隔Ｈ、つまり、
上記支柱受け座１９の側面部１９ａに形成されて
いる取付孔３２と同じ間隔Ｈで設けられる。 上記のように構成した帯状支柱締付金具４０
は、第６図ａ〜ｃに示すように空中線取付金具１
に対し、支柱受け座１９の相対向する２つの側面
部１９ａ，１９ａにそれぞれ装着する。第６図は
帯状支柱締付金具４０を前記支柱受け座１９に装
着した状態を示すもので、同図ａは平面図、同図
ｂは左側面図、同図ｃは正面図である。上記帯状
支柱締付金具４０の取付け際しては、取付アング
ル２５の取付用孔３１を支柱受け座１９の側面部
１９ａに設けた取付孔３２に一致させ、ボルト３
３、ナツト３４により両者を固定する。そして、
各帯状支柱締付金具４０のＭ座２６と自在アーム
バンド２７との間にパイプ状支柱２４ａを貫通さ
せ、ナツトＡ２８を締付けることにより空中線取
付金具１をパイプ状支柱２４ａに取付ける。上記
のようにして空中線取付金具１の支柱受け座１９
に帯状支柱締付金具４０を装着してパイプ状支柱
２４ａに取付けることにより、空中線取付金具１
をパイプ状支柱２４ａに強固に取付けることがで
きる。この場合、帯状の自在アームバンド２７で
締付けるため、比較的肉薄のパイプ状支柱２４ａ
に対しても、支柱に変形を来たすようなことはな
い。 支柱受け座１９を以上のように構成することに
より、Ｕ字状ボルト２０の適用は勿論のこと、第
４図及び第５図に示した自在アームバンド２７を
用いた帯状支柱締付金具４０の適用も可能であ
る。 尚、上記実施例においては、空中線取付棒２，
３及び支持棒４は棒状材とし、その伸縮構造は嵌
挿固定方式としたが、これに限定するものではな
く、例えばこれらをアングル材で構成し、両者の
連結用孔を適当な間隔で多数形成し、必要な長さ
になるよう両者をボルト及びナツトで連結する方
式であつてもよい。要は、空中線取付部材及び支
持部材がそれぞれ伸縮自在の構造であればよい。
また、八木式空中線１７，１８を空中線取付棒
２，３に取付け固定するのに、受け金具１４、Ｕ
字状ボルト１５及びナツト１６による実施例を示
したが、これに限定するものではなく、例えば八
木式空中線１７，１８のアーム１７ａ，１８ａと
空中線取付棒２，３の内棒７とを直接ボルトとナ
ツトにより固定してもよい。要は、両者を強固に
支持固定できる手段であれば何でもよい。 さらに、上記実施例では支柱受け座１９の側面
部１９ａは折曲げ構造としているが、例えば絞り
方式による板金加工によつてもよいことは勿論で
ある。 また、この支柱に対し取付ける空中線は八木式
空中線１７，１８に限ることなく、その他パラボ
ラアンテナやホーンアンテナ等にも適用できるも
のである。例えば、パラボラアンテナの場合、そ
の取付体である雲台にこの考案の支柱受け座１９
を適用すれば極めて便利である。 以上のようにこの考案においては、例えば３本
の伸縮自在の棒状材をＨ状に接合構成したので、
積み重ねるべき空中線の間隔、並びに空中線の任
意の長さに調節設定できるため、使用周波数およ
び空中線の性能により定まる任意の仕様に対処す
ることができ、極めて広範囲において共通に使用
できる。 又、支柱への取付けにおいては、支柱受け座を
Ｕ字状ボルトおよび帯状バンドの取付金具の両方
を適用できる構造としたため、任意の太さの支柱
に適用でき、比較的肉薄のパイプ状支柱にも適用
でき、その適用範囲は極めて広いものとなる。 従つて、この考案の空中線取付金具は、従来の
固定式から可変式としたため、極めて広い範囲で
共通化でき、適宜在庫が可能となるため、量産化
でき、著しく原価を低減させることが可能とな
る。 さらに、前記３本の棒状材は、その長さにおい
て複数分割されているので、製作時の作業性、運
搬並びに現地においての組立時等の作業性が著し
く改善され、梱包輸送費等も低減される。 [Detailed Description of the Invention] This invention relates to an antenna mounting bracket when, for example, a plurality of multi-element Yagi antennas are stacked and used. Generally, a plurality of Yagi antennas are stacked to improve their directivity and gain, and to obtain desired performance. In this case, the number of elements, length, and spacing of the Yagi antennas to be stacked usually change depending on the frequency used and the required performance (directivity, gain). Furthermore, the stacked antennas are attached to supports of various thicknesses depending on their size, weight, etc. For example, in the case of a large size, it is attached to a special column called a panzer mast, which has a diameter of 10 cm or more. In the past, since such antennas were often used for communication purposes, all the mounting fittings were dedicated and their dimensions were fixed. In other words, the frequency to be used is determined,
Once the Yagi antennas to be stacked were determined, it was common practice to design and manufacture the dimensions of the mounting brackets to match the spacing and length of the antennas. In addition, it was common to design and manufacture the mounting bracket to the support by determining the thickness of the mounting support each time, taking into consideration the weight, wind speed, etc. of the Yagi antenna, including the mounting bracket. However, in recent years, with the diversification of information, the number of frequencies used has increased further, and the required performance has also become more specialized, and the number of types has increased from low to high. Therefore, the conventional mounting brackets mentioned above are of the so-called fixed type, which are designed and manufactured on a case-by-case basis depending on the frequency and performance required by the user. Because they were rarely manufactured (used) repeatedly, it was not possible to keep them in stock, and their prices were extremely high. That is, the conventional mounting brackets of this type are completely lacking in mass productivity, and because they are of a fixed type, it is not possible to finely adjust the stacking interval of the antennas. Furthermore, the dimensions of the mounting bracket for supporting and fixing the antenna are extremely long, sometimes reaching 1.5 m or more, especially when the operating frequency is low and high gain is required. Therefore, for example, there were serious problems in terms of distortion during plating and welding, and workability during manufacturing, transportation, and on-site assembly was extremely poor. This idea was made in view of the above circumstances,
The purpose is to provide an antenna mounting bracket with a simple structure, an extremely wide range of application, and improved workability. This invention consists of, for example, three extendable rods arranged in an H-shape, and by adjusting the length of each rod, the antennas to be stacked can be adjusted to the length of the rods. It is supported and fixed according to the interval. In addition, there is a strut mounting bracket that allows stacked antennas to be attached to struts of various lengths depending on their weight and wind speed, and a special strip-shaped mounting member that can be attached to a relatively thin pipe-shaped strut such as a panzer mast. is provided at the joint of the H-shaped bar material, so that it can be attached to a column of any thickness. An embodiment of this invention in which two Yagi antennas are stacked will be described below with reference to the drawings. FIG. 1 is a plan view of the antenna mounting bracket 1 of this invention, FIG. 2 is a front view thereof, and FIG. 3 is a left side view thereof. In FIG. 1, the antenna mounting bracket 1 includes two telescopic antenna mounting rods 2 and 3 arranged in parallel, and a telescopic support rod that supports the center portions of the antenna mounting rods 2 and 3. 4, and a strut mounting portion 5 for attaching the mounting fitting 1 to a strut. The antenna mounting rods 2 and 3 each consist of an outer rod 6 and inner rods 7 and 8 that are inserted from both ends of the outer rod 6, and their lengths can be adjusted depending on the insertion state. Sometimes, it can be fixed by tightening screws 9 and 10. Similarly, the support rod 4 is composed of an outer rod 11 and an inner rod 12 fitted into the outer rod 11, and its length can be freely adjusted and fixed with screws 13. Note that one end of the outer rod 11 and the antenna mounting rod 2
It is fixed to the center part of the outer rod 6 by, for example, welding,
Also, one end of the inner rod 12 and the outer rod 6 of the antenna mounting rod 3
The central part of the is also fixed in the same way. Furthermore, a receiving metal fitting 14 is fixed to the tip of the inner rods 7 and 8 of the antenna mounting rods 2 and 3, respectively, by, for example, welding. That is, the arm 17a of one Yagi antenna 17 is fixed to the receiving metal fitting 14 at one end of each of the antenna mounting rods 2 and 3 by a U-shaped bolt 15 and a nut 16.
An arm 18a of the other Yagi antenna 18 is similarly fixed to the receiving metal fitting 14 at the other end. Since this antenna mounting bracket 1 has the above configuration, by adjusting the length of the support rod 4,
It can accommodate any length of Yagi antennas 17, 18 to be stacked, and the antenna mounting rod 2,
Yagi antenna 1 by adjusting the length of 3
7 and 18 can be freely set. That is, the interval W and length L can be freely set according to the dimensions of the Yagi antennas 17 and 18 determined by the operating frequency and required performance. Next, the strut mounting portion 5 of the antenna mounting bracket 1 will be explained. As mentioned above, the conventional structure of this part was a dedicated fixing method. In this idea,
The support seat 19 has a special structure so that it can be attached to a support of any thickness using two U-shaped bolts 20 and nuts 21, and the belt-shaped support seat 19 shown in FIGS. The attachment fitting 40 allows it to be attached to a relatively thin pipe-shaped support such as a panza mast. That is, in FIGS. 2 and 3, the support support seat 19 has a square bottom portion 19b and four side portions 19a bent at right angles in the same direction from the four sides of the bottom portion 19b.
and a V-shaped notch 2 on each side surface 19a.
2, and four holes 23 for inserting the U-shaped bolts 20 into the bottom portion 19b are provided at equal intervals along each side. 4 holes 23
By making the U-shaped bolts 20 evenly spaced, the U-shaped bolts 20 can be inserted using the holes 23 located along the top or bottom sides, or the holes 23 located along the sides. be able to. Furthermore, two mounting holes 32 are provided in each of the four side surfaces 19a at a constant interval H for mounting band-shaped strut fastening fittings 40, which will be described in detail later. and,
The strut receiving seat 19 configured as described above is firmly fixed to the joint between the outer rod 6 of the antenna attachment rod 2 and the outer rod 11 of the support rod 4 by means such as welding. In FIG. 1, reference numeral 19' denotes a reinforcing member for firmly fixing the support seat 19 to the outer rod 11 portion. Therefore, in this strut mounting portion 5, the cutout portion 22 can be aligned with the outer circumferential portion of the strut 24 shown in FIGS. 2 and 3, and it can be firmly attached using the U-shaped bolt 20 and nut 21. As shown in FIG. 1, the U-shaped bolt 20 can be attached to a fairly thin support by making the central bent portion 20a of the U-shaped bolt 20 have a shape close to a V-shape, for example, with a small bending radius. Also, as mentioned above, the support seat 19
By providing V-shaped notches 22 on all four side surfaces 19a and setting the mutual spacing of all the four holes 23 provided in the bottom portion 19b to be the same, the column receiving seat 19 can be rotated 90 degrees to remove the column. 24, the usage conditions of the Yagi antennas 17 and 18 can be freely changed in terms of their plane of polarization. That is, the same antenna mounting bracket 1 can be freely set for either horizontal polarization or vertical polarization. Next, a case will be described in which the antenna mounting bracket 1 is applied to a comparatively conductive pipe-shaped support such as a panther mast. For example, in the case of a pipe-shaped support with a wall thickness of about 1 mm, if the above-mentioned U-shaped bolt 20 is used, the support may be deformed (dented) by the tightening force and cannot be firmly attached. There is. In such a case, the belt-shaped strut tightening fitting 40 shown in FIGS. 4 and 5 may be attached to the U-shaped bolt 2.
0, it is attached to the support seat 19, and it is attached to the thin pipe-shaped support via this belt-like support fastening fitting 40. Hereinafter, the configuration of the band-shaped strut fastening fitting 40 will be explained. 4 and 5, 25 is an L-shaped mounting angle, 26 is a so-called M seat having a circumferential surface (or V-shaped surface) 26a, 2
7 is a flexible arm band, 28 is a nut A, 29 is a bolt, and 30 is a nut B. Mounting angle 2
5, an M seat 26 is attached to the center of the outside of one side, and a bolt 29 is attached to the nut A2 on both sides.
6. Further, a nut B29 is screwed into the center of the bolt 29.
Both ends of the flexible arm band 27 are held by this. That is, the M seat 26 and the flexible arm band 27
By passing the pipe-like support 24a between the pipe-like support 24a and tightening the nut A28, the pipe-like support 24
A belt-shaped strut fastening fitting 40 is fixed to a. Furthermore, on the other side of the mounting angle 25, two mounting holes 31 are provided at a distance H, that is,
They are provided at the same spacing H as the mounting holes 32 formed in the side surface 19a of the support column receiving seat 19. Belt-shaped strut fastening fitting 40 configured as described above
The antenna mounting bracket 1 is installed as shown in FIGS. 6a to 6c.
On the other hand, it is attached to two opposing side surfaces 19a, 19a of the support column receiving seat 19, respectively. FIG. 6 shows a state in which the band-shaped strut tightening fitting 40 is attached to the strut receiving seat 19, and FIG. 6 a is a plan view, FIG. 6 b is a left side view, and FIG. 6 c is a front view. When installing the band-shaped strut tightening fitting 40, the mounting hole 31 of the mounting angle 25 is aligned with the mounting hole 32 provided in the side surface 19a of the strut receiving seat 19, and the bolt 3
3. Fix both with nuts 34. and,
The pipe-shaped support 24a is passed through between the M seat 26 and the flexible arm band 27 of each strip-shaped support fastening fitting 40, and the antenna mounting bracket 1 is attached to the pipe-shaped support 24a by tightening the nut A28. As described above, the support seat 19 of the antenna mounting bracket 1 is
By attaching the band-shaped strut tightening fitting 40 to the pipe-shaped strut 24a, the antenna mounting bracket 1 is attached.
can be firmly attached to the pipe-shaped support 24a. In this case, since the belt-shaped flexible arm band 27 is used for tightening, the relatively thin pipe-shaped support 24a
However, there is no deformation of the pillar. By configuring the support seat 19 as described above, it is possible to apply not only the U-shaped bolt 20 but also the belt-shaped support fastening fitting 40 using the flexible arm band 27 shown in FIGS. 4 and 5. Application is also possible. In addition, in the above embodiment, the antenna mounting rod 2,
3 and the support rod 4 are made of rod-shaped materials, and the expansion and contraction structure is an inserting and fixing method, but the invention is not limited to this. For example, they may be made of angle material, and a number of holes for connecting the two may be formed at appropriate intervals. Alternatively, the two may be formed and connected with bolts and nuts to the required length. The point is that the antenna mounting member and the support member each have a structure that is expandable and retractable.
In addition, in order to attach and fix the Yagi antennas 17 and 18 to the antenna mounting rods 2 and 3, the receiving bracket 14 and the U
Although an embodiment using a letter-shaped bolt 15 and a nut 16 has been shown, the present invention is not limited to this. For example, the arms 17a, 18a of the Yagi antennas 17, 18 and the inner rod 7 of the antenna mounting rods 2, 3 can be directly connected with bolts. It may be fixed with a nut. In short, any means that can firmly support and fix both may be used. Further, in the above embodiment, the side surface portion 19a of the support column receiving seat 19 has a bent structure, but it goes without saying that it may be formed by sheet metal processing using a drawing method, for example. Further, the antenna attached to this support is not limited to the Yagi antennas 17 and 18, but can also be applied to other parabolic antennas, horn antennas, etc. For example, in the case of a parabolic antenna, the column head 19 of this invention is attached to the mounting body, which is the pan head.
It is extremely convenient to apply. As mentioned above, in this invention, for example, three telescopic rod-shaped members are joined in an H shape, so that
Since the spacing between the antennas to be stacked and the length of the antennas can be adjusted to any desired length, it is possible to meet any specifications determined by the frequency of use and the performance of the antennas, and it can be commonly used in an extremely wide range. In addition, when attaching to a column, the structure of the column receiving seat is such that both U-shaped bolts and belt-shaped band mounting brackets can be used, so it can be applied to columns of any thickness, and can be attached to relatively thin pipe-shaped columns. can also be applied, and its scope of application is extremely wide. Therefore, since the antenna mounting bracket of this invention has been changed from the conventional fixed type to a variable type, it can be standardized over a very wide range and can be kept in stock as needed, allowing for mass production and a significant reduction in cost. Become. Furthermore, since the three rod-shaped materials are divided into multiple pieces along their length, workability during production, transportation, and on-site assembly is significantly improved, and packaging and transportation costs are also reduced. Ru.

【図面の簡単な説明】[Brief explanation of drawings]

第１図はこの考案の一実施例に係る空中線取付
金具の平面図、第２図は同正面図、第３図は同左
側面図、第４図は上記空中線取付金具に用いられ
るパンザーマスト用取付部材の平面図、第５図は
同右側面図、第６図ａ〜ｃは帯状支柱締付金具を
支柱受け座に取付けた状態を示すもので、同図ａ
は平面図、同図ｂは左側面図、同図ｃは正面図で
ある。 １……空中線取付金具、２，３……空中線取付
棒、４……支持棒、５……支柱取付部、６，１１
……外棒、７，８，１２……内棒、１７，１８…
…八木式空中線、１９……支柱受け座、１９ａ…
…側面部、２０……Ｕ字状ボルト、２２……切欠
部、２３……孔、２４……支柱、２５……取付ア
ングル、２６……Ｍ座、２７……自在アームバン
ド、３１……取付用孔。 Fig. 1 is a plan view of an antenna mounting bracket according to an embodiment of the invention, Fig. 2 is a front view thereof, Fig. 3 is a left side view thereof, and Fig. 4 is a mounting member for a panzer mast used in the above antenna mounting bracket. 5 is a right side view of the same, and FIGS. 6 a to 6 c show the state in which the band-shaped strut tightening fitting is attached to the strut receiving seat.
is a plan view, b is a left side view, and c is a front view. 1 ...Antenna mounting bracket, 2, 3...Antenna mounting rod, 4...Support rod, 5...Strut mounting part, 6, 11
...Outer rod, 7,8,12...Inner rod, 17,18...
...Yagi style antenna, 19... Support support seat, 19a...
... Side part, 20 ... U-shaped bolt, 22 ... Notch, 23 ... Hole, 24 ... Support column, 25 ... Mounting angle, 26 ... M seat, 27 ... Flexible arm band, 31 ... Mounting hole.

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】[Scope of utility model registration request] 伸縮自在に構成されて平行配置された第１及び
第２の空中線取付部材２，３と、伸縮自在に構成
されてその両端が前記空中線取付部材２，３に対
し直交して取付けられた支持部材４と、前記第１
及び第２の空中線取付部材２，３のそれぞれの両
端部に設けられた空中線アームを取付けるための
受け金具１４と、前記第１の空中線取付部材２と
支持部材４との接合部に設けられた四角形状の底
部及びこの底部の四辺からそれぞれ一側面側に直
角に折曲げられてその上端中央部にＶ字状の切欠
部２２が設けられた側面部１９ａからなる支柱受
け座１９と、この支柱受け座１９の底部に各辺に
沿つて等間隔に設けられたＵ字状ボルト装着用の
４個の孔２３と、上記支柱受け座１９の４つの側
面部それぞれに設けられた帯状支柱締付金具取付
け用の孔３２とを具備したことを特徴とする空中
線取付金具。 first and second antenna mounting members 2 and 3 that are extendable and arranged in parallel; and a support member that is extendable and arranged such that both ends thereof are perpendicular to the antenna mounting members 2 and 3. 4, and the first
and a receiving metal fitting 14 for attaching the antenna arm provided at both ends of each of the second antenna mounting members 2 and 3, and a receiving fitting 14 provided at the joint between the first antenna mounting member 2 and the support member 4. A support seat 19 consisting of a square bottom and a side surface 19a bent at right angles from each of the four sides of the bottom to one side and provided with a V-shaped notch 22 at the center of the upper end; Four holes 23 for mounting U-shaped bolts are provided on the bottom of the support seat 19 at equal intervals along each side, and belt-shaped support fastening holes provided on each of the four side surfaces of the support support seat 19. An antenna mounting bracket characterized by having a hole 32 for mounting the bracket.