JPS6341303Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6341303Y2
JPS6341303Y2 JP1984074813U JP7481384U JPS6341303Y2 JP S6341303 Y2 JPS6341303 Y2 JP S6341303Y2 JP 1984074813 U JP1984074813 U JP 1984074813U JP 7481384 U JP7481384 U JP 7481384U JP S6341303 Y2 JPS6341303 Y2 JP S6341303Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
transfer device
closing operation
sealer
packaged
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984074813U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60184808U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP7481384U priority Critical patent/JPS60184808U/ja
Publication of JPS60184808U publication Critical patent/JPS60184808U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6341303Y2 publication Critical patent/JPS6341303Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Package Closures (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、被包装物の移送方向長さに比し嵩高
のものにフイルムを胴巻きして後方をシールした
後両側部をシールする場合の、フイルム包装機に
おける側部シール装置に関するものである。
(従来技術とその問題点) 従来、第1移送装置、繰出し可能な垂直フイル
ム幕、後部シール装置、第2移送装置を被包装物
移送方向に向つて順次配置し、前後方向にフイル
ムを胴巻きして後部をシールした包装物となすフ
イルム包装機があつた(第11図)。
しかして、この包装物の両側部をさらにシール
して密封状となすためには両側部に後部用と同様
な上下方向に作動し水平状にシールするシール装
置を設ければよいが、被包装物高さが前後方向長
さに比し著しく高いものがライダム状に混入する
場合があり、最大高さに見合う巾広のフイルムを
使用しなければならないため嵩の低い被包装物に
対しては余剰フイルムの労費が大きく、また包装
機の移送方向に直角方向長さ、即ち巾も広くなつ
て使用スペースが広がる等の欠点があつた。
この場合、被包装物側部は上下方向にシールす
べく前・後部より水平移動するシール装置を設け
ようとすると、後部側のシール装置がフイルム側
部と衝突するため側部のみならず後部シールも完
全に行い難く、加えて側部下方のフイルムは下方
に垂れ下り状となつてシール装置から外れる等
種々の問題点があつた。
(考案の目的) 本考案は前述現状に鑑み、被包装物の高さが高
いものや低いものがランダム状に投入されてもほ
ぼ一定する移送方向長さに見合う比較的巾の狭い
フイルムを用いて、前述諸欠点を解消した包装機
を提供することを目的とするものである。
(考案の概略構成) 本考案は、従来公知のフイルム包装機における
移送装置両側部に水平方向に開閉回動して閉動作
により被包装物側部のシールを行う側部シール器
を設け、該側部シール器の閉動作状態の熱溶着部
の衝合部より若干外側の位置において、下方から
熱溶着部材の下端よりも若干上方位置まで上昇移
動するフイルム端押上器を設けて、該フイルム端
押上器によるフイルム垂下部の押上状態で側部シ
ールを行わしめることを特徴とするフイルム包装
機における側部シール装置に関するものである。
(実施例) 以下、図の実施例に基き詳述するが説明の便宜
上第1図における左側を左、右側を右と呼称し、
第2,11図における右側を前方、左側を後方と
呼称する。
第11図は本願考案に係る装置を具備せしめる
べき従来公知のフイルム包装機の主要部概略構成
を示すもので、1,2は第1・第2移送装置、3
はフイルム幕で上・下部に自動繰出し可能に配置
した2個1対のローラから成る送り装置4a,4
bにより張設してある。5a,5bは上下1対の
フイルム熱溶着・溶断装置より成る被包装物後部
シール装置で、第1移送装置1上より第2移送装
置2上に被包装物が移動すると同時に送り装置4
a,4bの作動によつてフイルム幕3が繰出され
てコ字状に被包装物を覆冠し、第2移送装置2の
停止、後部シール装置5a,5bの作動により被
包装物後面におけるフイルム溶着・溶断を行うご
とくなつている。
しかして、前述の如き公知の包装機における第
2移送装置2部に本願考案に係る側部シール装置
(第11図中の一点鎖線で示す部分)を具備せし
めんとするものであり、以下第1〜第10図に基
き実施例の説明を行う。
図において11は枠状に形成したフレームで、
中間内部に第1移送装置(図示せず)と同列とな
る如く、前後方向に配置した無端コンベヤから成
る第2移送装置12を、下部に設けた減速機付モ
ータ13により間欠駆動可能に設けている。
14,14′は左・右側部シール器で、以下の
構成より成る。
即ち、15a,15b,15a′,15b′は回動
軸で、下部はフレーム11の中間補強材11a,
11a′中間部に橋架した台板16,16′に埋設
せる軸受17により、また上部はフレーム11の
上端に設けた橋架部材11b下面に固定せる軸受
箱18,18′内に埋設した軸受19により、そ
れぞれ回転自在に支承してある。これら各回動軸
15a,15b,15a′,15b′は下部の軸受1
7上部においてそれぞれ歯車20を固定し、前・
後の歯車は噛合させてある。さらに回動軸15
a,15b′のみ下端を延長して先端にレバー2
1,21′を固定し、該レバー先端は第2移送装
置12下方において後端を枢支したシリンダ2
2,22′のロツド22a,22a′先端と枢結し
てある。
また、前記各回動軸15a,15b,15a′,
15b′には上下方向に溶着部をもつ前後1対を成
す熱溶着部材23a,23b,23a′,23b′の
腕部基端を嵌装固定し、前記シリンダ22,2
2′の作動により水平方向に開閉回動して閉動作
により被包装物両側部のシールを行い得る如くし
てある。
24,24′は前記第2移送装置12の両側部
に配置した回動シリンダ25,25′、および該
シリンダ先端に固定して下方より上方に向つて回
動可能とした押上部材26,26′より成るフイ
ルム端押上器である。該押上部材26,26′は
第2移送装置12の中間部より若干後方寄り位置
で、且つ回動面が閉動作状態の熱溶着部材23
a,23bおよび23a′,23b′の衝合部より若
干外側に位置し、下方から上昇して上昇時の先端
部が熱溶着部材23a,23b,23a′,23
b′下端よりも若干上方に位置する如く配置して、
第2移送装置12上においてフイルムを胴巻きし
て後端部をシールされた被包装物の両側部の開口
端垂下部を押上げた状態で側部シールを行い得る
如くしてある。
しかして、被包装物Pが第2移送装置12上に
おいてフイルム胴巻後に後端シールを完了すると
(第5図)、後部シール装置(図示せず)の開状態
への復帰に続き回動シリンダ25,25′が作動
して押上部材26,26′が上方へ回動し、垂下
状態にある被包装物Pのフイルム両側端部を上方
へ押上げる(第6図)。続いてシリンダ22,2
2′の作動により回動軸15a,15b,15a′,
15b′がそれぞれ内側へ回動し、溶着部材23
a,23b,23a′,23b′が相互に閉動作を行
つて被包装物Pの両側部のシールを行う(第7
図)。
回動シリンダ25,25′およびシリンダ22,
22′の復帰作動に続きモータ13が作動して第
2移送装置12が再駆動し、包装完了済みの被包
装物Pを所定位置へ送出して1回の包装サイクル
を完了する。
第8,9図は被包装物Pとフイルム端押上器2
4,24′のみの図示により両者の関係を説明す
るもので、第8図は第5図、第9図は第6図に状
態を明確に示している。尚、第10図は包装完了
状態を示すものである。
尚、前述実施例においてはフイルム端押上器2
4,24′は1個宛としたが、これに限らず複数
個の水平回動軸一端にそれぞれ押上部材を固定し
て前後方向に並列せしめ、各水平回動軸他端にス
プロケツトを固定すると共に無端鎖により連結
し、いずれか1本の回動軸のみ回動シリンダと直
結しておいても実施可能である。
また、回動シリンダを用いることなく上向きに
設けた通常のピストン式シリンダを用いてロツド
先端により直接フイルム垂下部を押上げる如くし
てもよい。この場合も、押上位置を複数としたい
ときは1枚の板に複数の押上部材を固定してお
き、適宜ガイド装置を併用して1個のシリンダで
昇降させることもできる。
(考案の効果) 本願考案の構成によるときには、側部シール装
置を水平に回動する開閉式としてシール部が上下
方向に形成される如くしたため、被包装物高さが
著しく相違しても前後方向長さが揃つたものであ
るときは、使用するフイルム巾は一定したものを
用いてロスの少い包装を行うことができるととも
に被包装物を前後方向にフイルム胴巻きして後部
をシールした同じ位置で、後部シール装置に干渉
することなく側部をシールすることができ、しか
もフイルム側端下方の垂下り部分に対しては下方
に配置した簡単な構成のフイルム端押上器により
シール器と干渉することなく押上げた状態でシー
ル作業が行えるもので、これにより従来問題視さ
れていた嵩高包装物がランダム状に混入する場合
であつても無駄なく美麗な包装となし得るもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1〜10図は本考案の1実施例を示すもの
で、第1図は後面図、第2図および第3図は第1
図における−矢視断面図と−矢視断面
図、第4図は第3図と同一断面位置における側部
シール装置の開状態を示す図、第5〜9図は作用
説明図、第10図は包装完了状態図、第11図は
従来装置の全体配置図である。 図中、12は第2移送装置、14,14′は
左・右側部シール器、24,24′はフイルム端
押上器を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1移送装置、繰出し可能な垂直フイルム幕、
    後部シール装置、第2移送装置を被包装物移送方
    向に向つて順次配置したものにおいて、前記第2
    移送装置両側部にそれぞれ2本宛の垂直回動軸を
    配置し、該回動軸に上下方向に溶着部をもつ前後
    1対を成す熱溶着部材の腕部基端を固定し、該回
    動軸を適宜駆動手段により水平方向に開閉回動し
    て閉動作により被包装物側部のシールを行う側部
    シール器を設け、該側部シール器の閉動作状態の
    熱溶着部の衝合部より若干外側の位置において、
    下方から熱溶着部材の下端よりも若干上方位置ま
    で上昇移動するフイルム端押上器を設けて、該フ
    イルム端押上器によりフイルム側部を押上げた状
    態で側部シール器を閉動作に回動してフイルムの
    側部を熱溶着することを特徴とするフイルム包装
    機における側部シール装置。
JP7481384U 1984-05-21 1984-05-21 フイルム包装機における側部シ−ル装置 Granted JPS60184808U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7481384U JPS60184808U (ja) 1984-05-21 1984-05-21 フイルム包装機における側部シ−ル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7481384U JPS60184808U (ja) 1984-05-21 1984-05-21 フイルム包装機における側部シ−ル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60184808U JPS60184808U (ja) 1985-12-07
JPS6341303Y2 true JPS6341303Y2 (ja) 1988-10-28

Family

ID=30615453

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7481384U Granted JPS60184808U (ja) 1984-05-21 1984-05-21 フイルム包装機における側部シ−ル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60184808U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59126901U (ja) * 1983-02-12 1984-08-27 ナショナル住宅産業株式会社 シ−ト梱包装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60184808U (ja) 1985-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0765807A1 (en) Manipulator device for handling flexible bags
ITBO960587A1 (it) Dispositivo per il trasferimento di blister da una stazione operativa ad una linea per il confezionamento dei medesimi blister in relativi
CN103359312A (zh) 一种真空包装机
JPS6341303Y2 (ja)
CN114313444A (zh) 环形给袋式包装机的包装袋输送机构及输送方法
MX9703976A (es) Conjunto automatico de ruedas dobles de carga, de tipo bolsa.
CN108750218A (zh) 适用于真空装袋机的封口展袋装置
US5584166A (en) Flexible package end sealing and cutting method and apparatus
US2642707A (en) Package wrapping machine
JP3245646B2 (ja) 容器底部折畳み装置
CN211969781U (zh) 预制袋包装机
JPH0144561B2 (ja)
JP3984034B2 (ja) 縦型包装機における製袋方法及び縦型製袋包装機
JP2849077B2 (ja) シールバー型竪形自動包装機
CN205470067U (zh) 包装袋自动包装机
JPS62158631A (ja) 自動包装機におけるエンドシ−ル方法及び装置
JPH08217005A (ja) 包装機の胴折り込み装置におけるフラップ保持装置
KR102302853B1 (ko) 자동포장기의 커터실링장치
CN221214808U (zh) 一种工服生产用自动包装设备
CN214216266U (zh) 一种面包包装生产线
KR102342369B1 (ko) 부채꼴 결속용 소형 포장기
JPH0199924A (ja) 袋詰機から真空包装機へ袋詰品を受け渡す方法及び装置
JP2709469B2 (ja) 袋詰め包装装置
JPS6396002A (ja) 内装用袋折り畳み装置
JPS581458Y2 (ja) 玉状青果物の直列状袋詰め装置