JPS634125A - 油圧シヨベルのアタツチメント装着装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、バケットシリンダを第一リンクを介してア
ームに連結するとともに、第二リンクを介して掘削パケ
ット、油圧ブレーカ、アスファルト破砕機、リフティン
グマグネット等の***作アタッチメントに連結する油圧
ノヨベルのアタッチメント装着装置に関する。

〔従来の技術〕

まず、−般的な油圧ショベルの一例を第１２図により説
明する。

ショベル本体１の前部にはブームシリンダ５により起伏
させるブーム２がピン１０により取付けられており、ブ
ーム２の先端部にはアームシリンダ６により揺動させる
アーム３がピン１１により連結されでおり、アーム３の
先端部にはバケットシリンダ７により回動させるバケッ
ト４の測板４ａの下部がピン１４により支持されている
。バケットシリンダ７のピストンロッド珈の先端部は、
ピン１２、第一リンク８、ピン１３を介してアーム３の
先端寄り部に連結されているとともに、ピン１２、第二
１Ｊンク９、ピン１５を弁してパケット４の糊板４ａの
上部に連結されでいる。ブームシリンダ５を伸縮させれ
ばブーム２がピン１ｏを支点として起伏し、アームシリ
ンダ６を伸縮させればアーム３がピン１１を中心にして
揺動し、バケットシリンダ７を伸縮させれば、第一リン
ク８、第二リンク９の連動によりパケット４がピン１４
を支点として回動する。前記の動作の組合わせにより土
砂等の掘削、排土が行われる。

このようなショベルでは、バケット４を取外シ、他の被
操作アタッチメントを取付ける作業は、作業員がピン１
４．１５の抜き取り、挿入をして行う。

また、別個の油圧シリン々゛等のアクチュエータを用い
て装着し、固定する装着装置も開示されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

作業員がピン１４．１５の抜き取り、挿入を行って***
作アタッチメントの脱着を行う一般の装着手段では、ピ
ンの抜き差しを大ハンマを用いて行うため力仕事となり
、ピンが錆つくと抜きにくく、ピンを差込む際ピンへの
位置決めがむずかしく、脱着に時間がかかるとともに、
ピンの抜き差しに作業員が二人必要である。かつ、ピン
が重く、抜いた際危険であり、しかも、ピンを抜いた時
、不安定であると、アタッチメントがひつくり返るので
危険である。さらをこ、ピンを庄込む際、アーム３や第
二リンク９のピン入部に取付けられているシール類の破
損を招く等の問題点がある。

また、別個のアクチュエータを用いる装着装置では、装
置が重くなり、油圧ショベルの安定上不利であり、原価
高を招き、さらに油圧源取出しのために、本体の油圧回
路を改造しなければならない。かつ、装置の構造に合う
ように、各種アタッチメントの取合い部分を改造する必
要が生じ、従来から数多く使われている各種のアタッチ
メントをそのままの形で使用できず、その改造に費用が
かかる。

また、例えば、災開開６０−６２５６３号のように、ア
クチュエータを使用することなく、かつ、各種アタッチ
メントの取合い部分を改造することなくなされたアタッ
チメント着脱装置が開示されているが、摺動部やバネが
錆つき、へたり、土砂の噛込みなどにより、作動不能に
なる場合がある。さらに、くさびの喰込み過ぎで解除で
きなくなる虞れがある。

この発明は、前記の問題点にかんがみてなされたもので
、各種のアタッチメントを改造することなく、取付は取
外しを一人の作業員で安全に、しかも、短時間に行い得
る＠量な油圧ショベルのアタッチメント装着装置を提供
することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明の油圧ショベルのアタッチメント装着装置は、
上記の目的を達成するためのもので、バケットシリンダ
を第一リンクを介してアームに連結するとともに、第二
リンクを介して***作アタッチメントに連結する油圧シ
ョベルｌこおいて、下記の（ａ）ないし（ｅ）の構成要
素をそなえたことを特徴とする。

Ｃａ）後１１１１臓万邪の下部をアームの先端側面部に
揺動可能に支点ピンにより支持させるとともに、後側聞
方部の上部を第二リンクの先端部にピンにより連結し、
前胸側方邪の下部と上部とにはたがいにほぼ＠又方向ｆ
こ開口させた係合用切欠きを設けた左右一対の支持側板
、 （ｂ）***作アタッチメントの後縄邪に一体に設けた左
右一対の開板、 （ｃ）　ｍ記側板の上下部のピンへのどちらか一方に回
転可能に挿入し、その中間部にはピンの直径よりも小さ
い濃さの段付き平面部を設け、支持側板の同じ縄の係合
用切欠きに係合させた係合用ピンと、ピンへの他方に挿
入した係合用ピン、（ｄ）係合用ピンを***作アタッチ
メントの測仮に固定する固定手段、 （ｅ）支持側板に対して回動可能に支持させ、その先端
部に、係合用ピンの段付き平面部をそなえた部分にはめ
こませるピン穴と、そのピン穴につらなり係合用ピンの
直径よりも小さい幅の開口切欠きとを設け、しかも、そ
の開口切欠きの向きを、係合用ピンに対する嵌合状態に
おいて、支持測板の係合用切欠きの向きとほぼ直角にす
るようにしたクランプ、 〔作用〕 あらかじめ***作アタッチメントの開板のピンへの一方
に段付き平面部を設けた係合用ピンを挿入するとともに
、開板の他方のピン穴に係合用ピンを挿入する。左右の
支持測板をアームの先端部および第二リンクの先端部に
ピンにより連結し、バケットシリンダを縮めた状態にし
ておき、クランプは支″ｆｆｔｎａ板の係合用切欠きを
係合用ピンに係合させる際薯こ邪魔にならない退避位置
に保持し又おく。支持側板の一方の係合用切欠きを係合
用ピンに係合させるとともに、他方の係合用切欠きを段
付平面部を設けた係合用ピンに係合させ、その係合用ピ
ンを回動させて段付き平面部をクランプの開口切欠きが
はまる方向に向けておく。この状態で、クランプを退避
位置から回動させてクランプのピン穴を係合用ピンには
めこむ。そしてその係合用ピンを９０回転させて、段付
き平面部の向きをクランプの挿入する方向に対して直角
方向にする。それから、その係合用ピンをパケット１ｒ
ｔｌｌ板に対して固定する。このようにして、***作ア
タッチメントを取付ける。

〔実施例〕

つぎに、この発明の第一の実施例を第１図ないし第８図
により説明する。それらの図において、第１２図と同じ
符号をつけたものは、同じもの、もしくは相当するもの
を災わす。

第７図に示すように、***作アタッチメントとしてのパ
ケット４の左右一対の開板４ａの一方の外聞面部には後
記する係合用ピンを挿入する円筒状の突起４ｂが溶接に
より固定されており、その突起４ｂにはボルト穴４ｃが
設けられている。

左右一対の支持開板１６の後側側方部の下部は、それぞ
れアーム３の先鴻外謁面部に揺動可能にピン１７により
支持されており、後側１万部の上部は第二リンク９の先
端部にピン１８により連結されており、前１ｌＩｉｌａ
方部の下部と上部とにはたがいにほぼ直交方向に開口さ
せた係合用切欠き１６ａ％１６ｂが設けられている。す
なわち、係合用切欠き１６ａは下方に開口させてあり、
係合用切欠き１６ｂは前方に開口させである。両係合用
切欠き１６ａ、１６ｂはそれぞれ後記する係合用ピンに
係合させるためのものである。支持側板１６の上方中間
部には、ピンを挿入するためのピン穴１６ｃが設けられ
ている。

左右一対の支持測板１６間には、ピン１８の中間部に回
動可能に取付けたクランプ２１が介在させられており、
その先端部；こは後記する係合用ピンに係合させるピン
穴２１ｂとそのピン穴２１ｂにつらなり後記する係合用
ピンの直径よりも小さい幅の開口切欠き２１ｃが設けら
れ又いる。また、クランプ２１の中間部には、クランプ
２１の退避位置において支持開板１６のピン穴１６Ｃに
合致するピン穴２１ａが設けられている。

パケット４のｌ板４ａの上下のピン穴にはそれぞれ係合
用ピン１９，２０が挿入されている。第５図に示すよう
に、係合用ピン２０の中間部にはその直径よりも小さい
厚さの段付き平ＩＴＯ部２０ａが設けられており、反頭
部ｌの先端部にはボルト穴２０ｂが設けられている。

この実施例におけるパケット４の取付けについて述べる
。

あらかじめパケット４の開板４ａの下関のピン穴（こ係
合用ピン１９を挿入するとともに、上目のピン穴に係合
用ピン２０を挿入し、係合用ピン１９は抜は出ないよう
にボルト２２、ナツト２３により糊板４ａに対して固定
しておく。すなわち、ボルト２２を突起４ｂのボルト穴
４ｃと係合用ピン１９のピン穴とにボルト２２を挿入し
、ナツト２３により締付ける。

また、一対の支持ｌ板１６をピン１８により第二リンク
９の先端部に連結するとともに、ピン１７によりアーム
３の先端部齋こ連結し、第８図に示すようにバケットシ
リンダ７を縮めた状態にしておく。クランプ２１は支持
ｌ板６の係合用切欠き１６ｂを係合用ピン２０！こ係合
させる際に邪魔にならないように、第８図に示すように
、クランプを退避位置に揺動させ、ピン穴２１ａ、ｉ６
ｃに（、ボルトやその他の手段でもよい。

ショベル本体１の走行、旋回操作により、支持側板１６
の係合用切欠き１６ａをパケット４の係合用ピン１９に
近づけ、その係合用切欠き１６ａを江ケ；ｉ鵬４帽尚巨
目光とミ鯛６辷惺弊Ｆ七氏康暗４祷峡皓シ４−を係合用
ピン１９にはめ込む。

つぎに、バケットシリンダ７を伸ばして支持側板１６を
ピン１７を中心ξこ時計方向に回動させ、係合用切欠き
１６ｂを係合用ピン２０にはめ込む。

この際、係合用ピン２０の段付き平面部２０ａの向きは
、第８図および第９図に示すようにクランプ２１の開口
切欠き２１ｃを通過できる方向になっている。

この状態で、クランプ２１を退避位置番こ保持している
ピンをピン穴２１ａ１１６ｃから抜き、クランプ２１を
ピン１８を中心番こ時計方向に回動させて、クランプ２
１のピン穴２１ｂを係合用ピン２０の中間部にはめ込む
。ついで、係合用ピン２０を第２図に示すように９０回
転させて、段付き平面部２０ａの向きをクランプ２１の
ピン′に２１ｂをはめ込む方向に対して直角方向にする
。この状態で、パケット４のｌ板４ａの突起４ｂｉこ設
けられているボルトＷ４ｃと係合用ピンのボルト穴２０
ｂとにボルト２２を挿入し、ナツト２３を締付けて係合
用ピン２０を回転しないように固定する。係合用ピン２
０の回転を固定する手段は、ボルト２２、ナツト２３の
ほか、ピンその他任意のものでよい。

つぎに、作用について述べる。第２図において１パケツ
トシリンダ７を伸ばしてたとえばパケット４により掘削
をする場合には、第二リンク９、ピン１８が右方に押さ
れ、支持側板１６がピン１７を中心に時計方向に回転し
ようとする。これ番こより、係合用切欠き１６ｂがパケ
ット４の係合用ピン２０を右方に押しつけ、パケット４
は支持ｌ板１６と一体となってピン１７を中心に時計方
向に回動する。このようにして、掘削が行われる。

反対に、バケットシリンダ７を縮めると、第二リンク９
、ピン１８が左方に引張られ、支持日板１６がピン１７
を中心に反時計方向に回転しようとする。これにより、
クランプ２１も支Ｎ１１ｌｌ板１６と一体となって左方
に移動するので、クランプ２１のピン穴２ｉｂが係合用
ピン２０を引張るので、パケット４は支持ｌ板１６と一
体となって、ピン１７を中心に反時計方向に回動し、パ
ケット４内の掘削土砂の排出を行うことができる。第２
図に示すように、段付き半面部２０ａがクランプ２１の
開口切欠き２１ｃとほぼ直角方向になるように係合用ピ
ン２０が固定されているので、作業時にクランプ２１が
係合用ピン２０から外れることは全くない。

パケット４の取外しは前述した取付は操作と反対の操作
をして行う。

なお、***作アタッチメントとして油圧ブレーカ、す７
テイングマグネツト等を使用する場合にも、同様にバケ
ットシリンダ７の伸縮操作をすることにより、それらの
向きを制御することができる。

第１０図は第二の実施例を示し、第一の実施例との相違
点）ま、クランプ２６の回動中心となるピン２５を、ピ
ン１８と別個に支？’ｔｌ１４１１板２４の任意の位置
に設けた点である。

第１１図は第三の実施例を示し、第一、第二の実施例と
の相違点は、支持側板２７の係合用切欠き２７ａ、２７
ｂの向きが逆であり、段付き平面部２０ａをそなえた係
合用ピン２０およびクランプ２９の取付は位置を側板４
ａの下関のピン人目にした点である。すなわち、係合用
切欠き２７ａは右方に開口し、係合用切欠き２７ｂは上
方に開口している。

〔発明の効果〕

以上説明したこの発明によれば下記の効果が得られる。

（１）バケットシリンダの伸縮操作により***作アタッ
チメントの脱着を行い得るので、装着装置として別箇の
アクチュエータを用いる必要がなく、構造が簡単で軽量
であり、かつ、油圧ショベル本体に特別な油圧源を設け
る必要がない。

（２）従来から使用されている各種のアタッチメントの
取合い部分がそのまま使用できるので、全く改造しない
でよい。

（３）ピンを抜き差しする必要がなく、人力作業はボル
トを締めるだけなので、力仕事かはぶけ、ピンの錆付き
の問題がなく、シールを破損するおそれもなく、−人の
作業員で安全に、しかも短時間で脱着を行うことができ
る。

（４）支持囲板の係合用切欠きの案内部を大きく取れば
位置決めが容易である。

（５）作業中クランプが外れることがないので、アタッ
チメントの脱落事故はなく、安全である。

（６）土砂の噛込みや、錆つきなどにより、作動不良を
おこす心配がない。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明のアタッチメント装着装置をそなえた
油圧ショベルを示す糊面図、第２図はこの発明の第一の
実施例を示すｔｉ面図、第３図は一部を断面して表わし
た第２図の平面図、第４図は第３図のｉｌｌ／−ＩＶ断
面図、第５図はこの発明による係合用ピンを示す斜視図
、第６図はこの発明によるクランプを示す斜視図、第７
図はパケットを示す斜視図、第８図および第９図は第一
の実施例の作用を説明するための糊面図、第１０図はこ
の発明の第二の実施例を示す糊面図、第１１図はこの発
明の第三の実施例を示す糊面図、第１２図は従来の油圧
ショベルの一例を示す糊面図である。 第１図 第２図 第４　図 第５図 ｆｌｋｌ＠Ｃ＠ン 第７図 第９図 第１０図 第１１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 バケットシリンダを第一リンクを介してアームに連結す
   るとともに、第二リンクを介して***作アタッチメント
   に連結する油圧ショベルにおいて、下記の（ａ）ないし
   （ｅ）の構成要素をそなえたアタッチメント装着装置。 （ａ）後側側方部の下部をアームの先端側面部に揺動可
   能に支点ピンにより支持させるとともに、後側側方部の
   上部を第二リンクの先端部にピンにより連結し、前側側
   方部の下部と上部とにはたがいにほぼ直交方向に開口さ
   せた係合用切欠きを設けた左右一対の支持側板、 （ｂ）***作アタッチメントの後側部に一体に設けた左
   右一対の側板、 （ｃ）前記側板の上下部のピン穴のどちらか一方に回転
   可能に挿入し、その中間部にはピンの直径よりも小さい
   厚さの段付き平面部を設け、支持側板の同じ側の係合用
   切欠きに係合させた接合用ピンと、ピン穴の他方に挿入
   した係合用ピン、 （ｄ）係合用ピンを***作アタッチメントの側板に固定
   する固定手段、 （ｅ）支持側板に対して回動可能に支持させその先端部
   に、係合用ピンの段付き平面部をそなえた部分にはめこ
   ませるピン穴と、そのピン穴につらなり係合用ピンの直
   径よりも小さい幅の開口切欠きとを設け、しかも、その
   開口切欠きの向きを、係合用ピンに対する嵌合状態にお
   いて、支持側板の係合用切欠きの向きとほぼ直角にする
   ようにしたクランプ、