JPS63401A - Ni基合金短繊維の製造方法 - Google Patents

Ni基合金短繊維の製造方法

Info

Publication number
JPS63401A
JPS63401A JP61144239A JP14423986A JPS63401A JP S63401 A JPS63401 A JP S63401A JP 61144239 A JP61144239 A JP 61144239A JP 14423986 A JP14423986 A JP 14423986A JP S63401 A JPS63401 A JP S63401A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
short fibers
alloy
roll
grooves
length
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61144239A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0328481B2 (ja
Inventor
Shun Sato
駿 佐藤
Tsutomu Ozawa
小澤 勉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP61144239A priority Critical patent/JPS63401A/ja
Publication of JPS63401A publication Critical patent/JPS63401A/ja
Publication of JPH0328481B2 publication Critical patent/JPH0328481B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)
  • Powder Metallurgy (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、融体急冷法によって作製されるNi基合金の
短繊維に関するもので、触媒やNi−Cd電池の電極材
の原料として好適な形状および特性を有する短繊維及び
その製造方法に関するものである。
(従来の技術) 純Ni、あるいはNi基合金の短繊維は触媒や電池用電
極材料の原料として広く利用されている。とくに後者は
Niの短繊維を焼結して不織布とすると表面積が増大す
るため、Ni−Cd電池などの電極に用いると蓄電能力
が高まるので実用化が進んでいる。不織布の原料となる
Ni短繊維は最近開発されたビビリ振動切削法と呼ばれ
る方法で製造するのが経済性の上から有利とされている
。ビビリ振動切削法は金属の丸棒を振動するバイトで削
る方法である。この方法の欠点は、材料の硬さに合った
製造条件の選定が難かしいこと、繊維の長さの自由度が
小さいことである。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は従来の金属短繊維の製造法に付随する問題点の
少ない製造法を用いて、触媒やNi−Cd電池の電極材
の原料などに用いることのできるNi基合金の短繊維お
よびそれを安価で仕度性の高いj体急冷法によって製造
する方法を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 金属合金(以下金属と総称する)を融点以上に加熱した
のち、ノズルを介して冷却基板上に噴出し急冷する技術
は線、薄帯などの製造法として今日では一般的な手法と
なっている。また冷却基板をCuなど金属製のロールと
するとき、ロールの幅方向にV字形の溝を設けることに
より金属短繊維をつくる方法も特開昭59−14775
39’=公報に記載されている。
しかしながら上記融体急冷法も万能ではなく、金属の種
類や、冷却基板との組合わせを適性に選ばないと線や薄
帯を形成しない。これは溶融金属と冷却基板とのぬれ性
が関係していると思われる。
このため、ぬれ性の悪い金属溶湯は基板にはじかれ湯玉
となってノズルの前方ないし後方に成敗する。純%iに
おいてもこの傾向が見られ、線や薄帯とすることが困・
難であった。
この問題点を解決するために本発明者らはf&fflな
いし少量の添加物を加え合金化することによりNiへの
融体急冷法の適用を可能にするとともに当面の目的であ
るNi基合金の短繊維の製造を可能にした。
すなわち本発明は、Niを主成分とし、副成分としてO
超〜6at%の半金属を加えることを特徴とするもので
ある。ここで半金属はB、P、C,Si。
Geなどを指すが、好ましくはBとPである。添加量は
純Niの特性を残すために6at%を超えることは好ま
しくない。この理由で上限を6at%とした。
本発明の短繊維の寸法は幅O01〜1.0 +u、厚さ
o、 o i am〜0.3−貫、長さ2sm〜100
璽1の範囲とする。Ni−Cd電池の電極材の不織布の
原料とするためには上記範囲の寸法が適している。触媒
として用いる場合はと(に長さの制限は必要としないが
、表面積を大きくする目的で焼結する場合には、長さが
上記範囲であることが好ましい。また添加物の影響は、
本発明の添加量の範囲にあれば、電極材や触媒材として
特性をF員なうことはなかった。
次に本発明のNi基短繊維をつくるための装置および方
法について述べる。
第2図は本発明において用いられる融体急冷装置の全体
像を示す概念図である。設備の主要部は加熱部2、溶湯
を支持するるつぼ3および冷却基板(第2図では回転す
るロールの例を示す)1から成り、るつぼの底面(基板
に対向する面)は第3図に示すような多孔ノズル4とな
っている。
本発明において重要な点は冷却基板の表面が特殊な構造
をしていることである。すなわち、金属を鋳造中に短繊
維化するために特開昭59−147753号公報記載の
構造をした溝付ロールを使用する。
なおこの溝は概略ロール外周の幅方向に平行に設けてい
るが、特に限定されるものではない。γ4付ロールの一
部分を拡大して示したのが第1図である。図中に示され
た各部の寸法は、■字形711の深さがhO02〜5■
飄、7字溝の側面のロールの外周面に対する角度α、β
がそれぞれα:30〜90°、β:20〜90°の範囲
である。また隣り合うン昂と/lの間の距離lは繊維の
所望の長さで決まるが本発明のNi基合金短繊維では、
その用途から2〜100■真とした。長さの下限は一般
にノズル開口部の大きさと関係があり、開口部の径(長
手方向に4(11すだ長さ)より短かいものを作ること
は原理的に不可能である。
本発明で冷却基板として用いる冷却ロールは必ずしも溝
ロールに限定しない。同じく特開昭59−147753
号公報記載の第3図に示す突起付ロールであっても本発
明の目的の短繊維を製造することは可能である。
(実施例) 次に実施例をあげて説明する。
実施例1 組成N+、)OB2(at%)のNi基合金500gを
1550’CT: 溶解し、直径Q、 4 m@の円形
をした開口部21個を、鋳造中の溶湯が互いに重なり合
わないように配列した多孔ノズルを用いて溶湯を溝付冷
却ロール(Cu合金r!A)外周面上に噴出し急冷した
。溝付ロールは第1図において1=30鶴、h = 0
.31、α=β−60°であった。鋳造条件は噴出圧力
0.25 kg / cn!、ロール周速27 rh 
/secとした。
作製された繊維はいずれも50m−長さの短繊維として
得られた。また繊維の幅は約0.4g+++、J!3!
−さは15μm(マイクロメータ厚)であった。
実施例2 合金組成がA : Nig、PいB : N1qaCz
、C:N1q7Siz 、D : N1qtGe:+ 
 (いずれもat%)の4種のNi基合金を、実施例1
と同一装置、同一条件で鋳造し、その結果長さ5龍の短
繊維が得られた。
その他の寸法はいずれも軸層0.41、厚さは12〜2
0I1mの範囲であった。
(比較例) 純Niを1580℃に加熱溶解し、実施例1の装置、方
法で短繊維をつくることを試みたが溶湯は火花となって
飛び敗り、繊維状の生成物は得られなかった。
(発明の効果) 本発明の組成、製造方法によって作製されたNi基合金
短繊維は焼結して不織布とするとき多孔質となり電池の
電極材として従来材に劣らぬ高性能を発揮した。さらに
焼結に際して焼結温度が純Ni線に比べて低くてよいこ
とが確認された。また触媒としてもよい性能が得られた
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のNi基合金短繊維をつくる際に用いる
冷却基板の一部を示す側面図、第2図は同じく本発明に
用いられる融体急冷装置の全体像を示ず概゛念図、第3
図は本発明に用いられるノズルの一例を示す説明図であ
る。 1:冷却基板、2:加熱部、3:るつぼ、4:多孔ノズ
ル。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)Niを主成分とし、副成分として、0超〜6at
    %の半金属(B、P、C、Si、Ge)を含有するNi
    基合金短繊維。
  2. (2)短繊維の寸法が幅0.1〜1.0mm厚さ0.0
    1〜0.3mm、長さ2〜100mmであることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のNi基合金短繊維、
    (3)溶融状態のNi基合金を、幅方向に溝を有し、か
    つ移動する冷却基板上に噴出させ、急冷凝固させること
    を特徴とするNi基合金短繊維の製造方法。
JP61144239A 1986-06-20 1986-06-20 Ni基合金短繊維の製造方法 Granted JPS63401A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61144239A JPS63401A (ja) 1986-06-20 1986-06-20 Ni基合金短繊維の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61144239A JPS63401A (ja) 1986-06-20 1986-06-20 Ni基合金短繊維の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63401A true JPS63401A (ja) 1988-01-05
JPH0328481B2 JPH0328481B2 (ja) 1991-04-19

Family

ID=15357483

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61144239A Granted JPS63401A (ja) 1986-06-20 1986-06-20 Ni基合金短繊維の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63401A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59147753A (ja) * 1983-02-10 1984-08-24 Nippon Steel Corp 複合材料用金属短繊維の製造方法およびその製造用冷却体
JPS59193204A (ja) * 1983-04-15 1984-11-01 Mitsui Petrochem Ind Ltd フレ−ク状非晶質金属の製造方法および装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59147753A (ja) * 1983-02-10 1984-08-24 Nippon Steel Corp 複合材料用金属短繊維の製造方法およびその製造用冷却体
JPS59193204A (ja) * 1983-04-15 1984-11-01 Mitsui Petrochem Ind Ltd フレ−ク状非晶質金属の製造方法および装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0328481B2 (ja) 1991-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3881542A (en) Method of continuous casting metal filament on interior groove of chill roll
US4735864A (en) Amorphous metal filaments and process for producing same
JPS6046845A (ja) 非晶質金属の連続ストリツプ製造方法
US4409296A (en) Rapidly cast alloy strip having dissimilar portions
US3939900A (en) Apparatus for continuous casting metal filament on interior of chill roll
US4485839A (en) Rapidly cast alloy strip having dissimilar portions
JPS6038225B2 (ja) 非晶質合金の製造方法
KR20020033961A (ko) 냉각 롤에 의해 용탕으로부터 직접 급속응고시켜 미세한결정립을 가지는 우라늄박판 및 그 제조장치와 제조방법
JPH0478391B2 (ja)
JPS63401A (ja) Ni基合金短繊維の製造方法
JPS5947619B2 (ja) 異形断面形状を有する急冷凝固材料の製造方法
JPS63149053A (ja) 異形断面をもつ金属または合金薄帯の製造方法
JPH11170006A (ja) アモルファス金属連続体の製造方法及びアモルファス金属の連続体へのコーティング方法とその製造装置
JP2593877B2 (ja) 炭化物析出硬化型Co基合金溶接線及びその製造方法
JPH0252582B2 (ja)
JPH0533291B2 (ja)
JPS6010772Y2 (ja) 高融点金属細線の製造装置
JPH0929399A (ja) 非晶質金属細線の製造方法
JPS58119440A (ja) 金属細線の製造方法
JPS5950956A (ja) 結晶質金属薄帯の製造装置
JPH01249246A (ja) 薄鋳片連続鋳造機およば薄鋳片連続鋳造方法
JP2001138013A (ja) 多孔質金属材料の製造方法
JPS61172654A (ja) 急冷合金薄帯の製造方法
JPS6257924A (ja) Ni基非晶質金属フイラメント
JPH01313152A (ja) 金属薄板の製造方法