JPS6339252A

JPS6339252A - 電話自動取次方法

Info

Publication number: JPS6339252A
Application number: JP18323286A
Authority: JP
Inventors: Katsumi Hosoya; 細谷　克美
Original assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Current assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date: 1986-08-04
Filing date: 1986-08-04
Publication date: 1988-02-19
Anticipated expiration: 2011-01-17
Also published as: JPH084282B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、音声等の録音、再生機能を有する高機能電計
機における自動取次方式に関する。

〔従来の技術〕

従来、音声の録音、再生機能を内蔵した電話機として、
所謂留守番電話機と称せられるものが多種開発されてい
る。この種の留守番電話機は、利用者が外出する間に着
信した呼に対して自動的に応答して外出中である旨を相
手に伝え、また、相手の伝言を録音することができる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の留守番電話機は、外出する直前に設定し、帰って
から解除するための操作を行う必要があり、解除忘れに
よる不都合が生じやすいという欠点がある。また、不在
である旨を伝えたあと、信号音を出し、伝言を録音する
という手順は、非人間的な印象があるため、発信者は伝
言の録音の前にオンフックしてしまうことが多く、留守
中に電話があったことすら本人に通知できない場合もあ
る。

更に、留守番電話機の自動応答機能が設定されている場
合に、偶然、他人がその電話機の着信中にオンフックし
たら、その呼に対してはもはや応答メツセージの送出、
伝言の録音はできないという欠点があった。

本発明の目的は、上記従来の留守番電話機の欠点である
設定、解除操作のわずられしさ１機械的な応伝手順等を
解決した電話自動取次方式を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段及び作用〕本発明は、音
響信号の録音と再生を行う手段、着信を検出する手段、
直流回路を制御する手段等を有する電話端末において、
一つ以上の応答メツセージを格納する手段１発信信号の
音声を録音する手段、利用者が回線との接続や代行応答
などを指示するための手段等を設け、電話の着信時に於
ける典型的な応対と本人への取次ぎを自動的に行うこを
最も主要な特徴とする。すなわち１着信を検知したら、
自動的応答し、たとえば「はい、００株式会社ですが、
どちら様ですか」という応答メツセージを発信者に送出
するとへもに、これに対する発信者の声を録音する。録
音された音声は。

着信者自身がオフフックした場合には、たゾちに再生さ
れ、不出（誰もオフフックしない）、又は不在（他人が
オフフックしたが、本人はいない）の場合には、受信用
メモリに録音されて保存される。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例について図面により説明する。

第１図は本発明の一実施例の構成図であって、１はハイ
ブリッド回路、２は着信検出回路、３は定形メツセージ
用メモリ、４は可変メツセージ用メモリ、５は録音用バ
ッファ、６は終話検出回路。

７は受信用メモリ、８はタイマ、９は制御回路、１０は
オフフック検出回路、１１はリンガ発生回路、１３はリ
モート信号検出回路、１４はＰＢ信号発生回路、１５は
ループ制御回路、１６はハンドセットである０本実施例
では、受信用メモリ７として経済的であるという理由か
らオーディオ用テープを用する場合について述べる。以
下の説明ではこれを受信用テープと呼ぶ。

本電話端末は、２線の一般加入者電話回線Ｌ　Ｌ　ｇＬ
３に接続して使用する１着信があれば、着信検出回路２
が制御回路９へ通知する。制御回路９は、まずループ制
御回路１５を動作させ、回線ループを閉状態とする０次
に、定形メツセージ用メモリ３から応答メツセージを読
み出しハイブリッド回路１を介して送出する。この場合
の応答メツセージは、たとえば「はいｏＯ株式会社です
が、どちら様ですか」といった内容であり、別途用意さ
れた音声データ作成装置等を用いて作成し、読出し専用
メモリ（ＲＯＭ）等からなる定形メツセージ用メモリ３
に蓄積しである。また、利用者が可変メツセージ用メモ
リ４に、別の応答メツセージを録音した場合には、その
応答メツセージが出力される。

制御回路９は、上記応答メツセージの再生の起動と同時
に録音用バッファ５を動作させて、ハイブリッド回路１
を介して発信者の声を録音する。

発信者の発声の終りは、終話検出回路６で検出し、これ
を受けて制御回路９が録音を停止するが、応答メツセー
ジの再生の終了時点から一定時間後（たとえば５秒後）
に停止させるようにタイマ８に設定してもよい。制御回
路９は、録音用バッファ５に於ける録音を停止させたあ
と、再び定形メツセージ用メモリ３を動作させ、第２の
応答メツセージ（例えば「少々お待ち下さい」）の再生
を行い、更に音楽等の保留用信号を送出する（音楽等も
定形メツセージメモリ３に保存する）。

一方、制御回路９は着信の検出後、たゾちにリンガ発生
回路１１を起動し、ベルを鳴らす。利用者がハンドセッ
ト１６をオフフックして時点で、録音用バッファ５への
録音が完了している場合には、まず、ハンドセット１６
へ録音用バッファ５の内容を再生して送出し、その後、
一定時間（例えば５秒）経過後、または機能キー１２の
中の接続ボタンが押された時点で、ハンドセット１６と
回線を接続し、通話ができるようにする。

第２図は、以上述べた動作のうち、音声の入出力に関す
る流れを示している。利用者はハンドセット１６をオフ
フックした時点で、録音用バッファ５への録音が完了し
ていない場合には、ハンドセット１６の受話側には応答
用メツセージと発信者の音声の両者が聞こえるが、送話
側からの音声は回線側へ出力されない。録音用バッファ
５の録音が完了した時点で、たゾちに、録音用バッファ
５の内容がハンドセット１６の受話側に再生、送出され
る。

第３図は、本人が不在の時に着信した電話を、他人がと
った場合、又は、たとえ本人がとったとしても、何らか
の理由で、不在であるのどとくに応対したい場合の動作
例を示している。着信直後の動作は第２図の場合と同様
である。第３図の場合は１着信側でハンドセット１６が
オフフックされた後、機能キー１２の代行応答ボタンが
押されている。この場合、定形メツセージ用メモリ３よ
り第２の応答メツセージ（例えば、「少々お待ち下さい
」）の後にひきつりいて、第５の応答メツセージ（例え
ば「おそれいりますが、たゾいま席をはずしております
、こちらからかけ直させますので連絡先をどうぞ」）を
再生し１発信者へ送る。

その後、受信用テープ７を起動し、発信者の音声を録音
する。終話検出回路６が終話を検出した時、又は、一定
時間経過後に録音を停止し、第４の応答メツセージ（例
えば「ありがどうございました」）を発信者へ送出し、
回線を切断する。

第４図は、電話機のベルが一定時間鳴っていても、誰も
ハンドセット１６をオフフックしなかった場合（不出）
の動作例である。この図では、発信側へのＢＧＭ送出開
始時点から２０秒経過するまでに、オフフックがなかっ
た場合、不出の応対に移行しているが、着信があったか
ら一定時間後。

あるいは第１の応答メツセージの再生終了から一定時間
後というように設定してもかまない。

いずれにしても、タイムアウトによって不出の応対に移
行すると、まず、電話機のベルを止め、発信側へ第３の
メツセージ（例えば「おそれいりまず、どなたもお出に
なりません。ご用件がございましたら、かわりに承りま
すが」）を発信側へ送出し、ひきつゾき受信用テープ７
に発信側の声を録音する。これ以後は、第３図の場合と
同様に動作する。

なお、不出、不在の場合の代行応答の動作完了後、録音
用バッファ５に録音された発信者名等の音声情報を受信
用テープ７に複写する。

以上の動作のうち、本人が直接、発信者と通話する場合
以外は、受信用テープ７に発信者の用件あるいは発信者
名等の情報が格納されるが、これらの情報の再生は、従
来の留守番電話機と同様に、機能ボタンを用いて行う方
法、あるいは別の電話機からのリモート信号をリモート
信号検出回路１３で検出する方法等によって実現できる
。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明では電話の着信時に於ける
典型的な応対と本人への取次ぎが自動的に行われるため
、一定の安定したあいさつ文による応答を提供でき、相
手を確認してから通話にはいることで、いたずら電話等
に対する防衛ともなる。また、外出する時にも、予め設
定条件をしておく必要がなく、解除忘れによる問題も生
じない。

更に、不在時に他人が出た呼に対しても、応答ガイダン
スの送出と伝言の保存が可能になるという利点がある。

更に、不出、不在時の呼で、伝言が残されていなくても
１発信者名等の冒頭のあいさつの情報だけは知ることが
できるという利点がある。

また、本電話端末の主要部品は従来の留守番電話機とぼ
ゾ同等の部品で実現できるため、交換機に依存しない高
度サービスが可能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成図、第２図乃至第４図
は第１図の動作例を示す図である。１・・・ハイブリッド回路、　２・・・着信検出回路、
３・・・定形メツセージ用メモリ、　４・・・可変メツ
セージ用メモリ、　　５・・・録音用バッファ、６・・
・終話検出回路、　７・・・受信用メモリ、８・・・タ
イマ、　　１１・・・リンガ発生回路、１３・・・リモ
ート信号検出回路、１４・・・ＰＢ信号発生回路、　　１５・・・ループ回
路、１６・・・ハンドセット。゛　　。代理人弁理士　　鈴　木　　　誠パ。第１図犠・Ｗと− 第２図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）着信を検出する着信検出回路、直流回路を制御す
るループ制御回路、音響信号の録音と再生を行う受信用
メモリ等を具備する電話端末において、一つ以上の応答
メッセージを格納する応答メッセージ用メモリと、発信
者の音声を一時的に録音する録音用バッファと、利用者
が回線との接続や代行応答等を指示する機能キーと、ハ
ンドセットのオフフックを検出するオフフック検出回路
等を設け、前記着信検出回路が着信を検出した時、前記
ループ制御回路を動作させて回線の接続を行うともに、
前記応答メッセージ用メモリに格納されている第１の応
答用メッセージを再生して電話回線に送出し、同時に電
話回線を介して入力される発信者の音声を前記録音用バ
ッファに格納し、ハンドセットのオフフックが検出され
た場合は、前記録音用バッファに格納された音声をハン
ドセットの受話側へ再生出力し、更に前記機能キーによ
り回線との接続が指定された場合、又は上記再生出力が
終了してから一定時間経過した場合に、回線とハンドセ
ットの送受話側を接続することを特徴とする電話自動取
次方式。
（２）前記ハンドセットのオフフックが検出された後で
、前記録音用バッファの再生出力が終了してから一定時
間経過する以前に、前記機能キーにより代行応答が指定
された場合に、前記応答メッセージ用メモリに格納され
た第２の応答メッセージを回線に再生出力し、引き続き
回線を介して入力される発信者の音声を前記受信用バッ
ファに格納することを特徴とする特許請求の範囲第１項
記載の電話自動取次方式。
（３）着信が検出されてから一定時間経過後、又は、発
信者の音声の録音が完了してから一定時間経過後までに
、前記ハンドセットのオフフックが検出されなかなった
場合に、ベルの鳴動を停止して、前記応答メッセージメ
モリに格納されている第３の応答メッセージを回線に再
生出力し、引き続き回線を介して入力される発信者の音
声を前記受信用バッファに格納することを特徴とする特
許請求の範囲第１項記載の電話自動取次方式。
（４）前記録音用バッファに発信者の音声が格納された
後に、該録音用バッファに格納された音声を前記受信用
メモリへ複写することを特徴とする特許請求の範囲第２
項もしくは第３項記載の電話自動取次方式。