JPS6339236Y2 - - Google Patents

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JPS6339236Y2
JPS6339236Y2 JP12005285U JP12005285U JPS6339236Y2 JP S6339236 Y2 JPS6339236 Y2 JP S6339236Y2 JP 12005285 U JP12005285 U JP 12005285U JP 12005285 U JP12005285 U JP 12005285U JP S6339236 Y2 JPS6339236 Y2 JP S6339236Y2
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JP
Japan
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container
wax
support tube
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JP12005285U
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JPS6228851U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、容器内に収容したロウを燃料とする
容器ローソクに関する。
〔従来技術〕
この種の容器ローソクは、本出願人の出願に係
る特公昭56−13758号、実公昭55−55233号、同58
−7923号および同58−48331号等の公報にて示さ
れているように、ロウを収容した容器内に立設さ
れ熔融したロウがその内部に侵入可能な支持管
と、この支持管内に挿入されその上端開口部から
繊維束状の芯材が突出する芯管を備え、この芯材
の頭部にてロウをガス化して燃焼するようにして
いる。
上記した各容器ローソクにおいては、それらの
燃焼炎が一定の大きさの正常状態に保持されるも
ので変化に乏しいものであり、このため燃焼炎に
変化を持たせて商品価値を高めた容器ローソクを
実公昭57−4116号公報にて提案している。この容
器ローソクは、燃焼炎を一定の大きさの正常状態
とその大きさが間断なく変化するチラツキ状態と
に任意に変更し得るもので、このような特異な機
能を備えていることからその商品価値が高い。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案はかかる容器ローソクよりもさらに特異
な形状の燃焼炎、特に燃焼炎が芯材の頭部から離
れてその上方にて浮遊状態にあるごとき容器ロー
ソクを提供し、以つて容器ローソクの商品価値を
高めることにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記した容器ローソクにおいて、上下
方向に延びる複数の長孔をその上部周壁に備えた
筒体にて前記支持管の外周を同心的に包囲して、
同筒体の長孔形成部位を前記芯材の頭部の外周に
位置させている。
〔考案の作用・効果〕
これにより、本考案の容器ローソクにおいて
は、前記芯材の頭部を包囲している筒体の同頭部
から上方への長さ、長孔の数、巾、長さ等との関
連により燃焼炎の芯材頭部からの離間距離および
炎の形状が定まり、所望の位置にて浮遊する所望
の形状の燃焼炎が形成される。このような特異な
燃焼炎が形成される理由は定かではないが、下記
の理由によるものと推定される。
すなわち、当該容器ローソクにおいて芯材の頭
部に着火すると、その外周および上方の空気が加
熱されて局部的に上昇気流が生じ、周囲の空気が
筒体の各長孔を通してその内孔内に吸引される。
しかして、芯材の頭部付近における流入空気の流
速は余り早くなく、当該部分の燃焼炎は噴き上げ
られることがなくて熱を芯管、支持管を通してロ
ウに伝達し、ロウを熔融して可燃ガスに分解して
燃焼を継続させる。また、可燃ガスの一部は流入
空気と混合して加熱された状態にて噴き上げら
れ、浮遊した燃焼炎を形成するものと思われる。
また、この燃焼炎の形状、形成位置は気流の流出
速度、流出量等に関連するものと思われ、これら
は筒体の長さ、長孔の数および形状により定ま
る。
従つて、燃焼炎は芯材の頭部から離れた上方に
て浮遊状態に位置し、従来の容器ローソクの燃焼
炎とは異なる特異な状態となる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
るに、第1図には本考案の一実施例に係る容器ロ
ーソクが示されている。
当該容器ローソクはロウWを収容した容器11
の略中央部に立設した第2図に示す支持管12
と、支持管12に抜差し可能に挿入した第3図に
示す芯管13、芯管13内に挿入した第4図に示
す繊維束状の芯材14および本考案の主要部をな
す第5図に示す上下一対の筒体15,16とによ
り構成されている。
これら各構成部材において、支持管12、芯管
13および芯材14は実公昭57−4116号公報に示
した各部材と同様のもので、芯管13はその上端
部に設けた吸熱部13aにて芯材14の上端露出
部の外周を部分的に包囲し、かつ支持管12の上
端開口部の内周縁に掛止めされている。また、こ
の状態の芯材14の頭部に着火すると、芯材14
中に予じめ含侵しているロウが熔融しかつガス化
して燃焼し、燃焼熱の一部が芯管13の吸熱部1
3aから芯管13の本体13bに伝達され、芯管
13の内外のロウを熔融する。このため、熔融し
たロウは芯材14内に侵入して毛細管作用により
芯材14の頭部に達し、燃焼を持続する。
しかして、上方筒体15は第1図および第5図
に示すように下方筒体16の外径と同一の内径に
形成されていて、その周壁の一部が長手方向に切
り離されて断面C形リング状になつており、径外
方へ拡開可能になつている。従つて、上方筒体1
5は下方筒体16の上端外周部に弾撥的に嵌合
し、かつ上下方向に摺動させて位置調節可能にな
つている。また、この上方筒体15はその周壁に
長手方向に延びる複数の長孔15a,15a……
を備えていて、芯材14の頭部の外周全てを包囲
している。
このように構成した容器ローソクにおいては、
芯材14の頭部に着火すると従来の容器ローソク
と同様に芯材14の頭部にてガス化したロウが燃
焼するが、その燃焼炎Fは第6図に示すように芯
材14の頭部から離れた上方にて形成されて浮遊
状態を呈する。また、当該容器ローソクにおい
て、上方筒体15を上下方向に摺動させて各長孔
15a,15ba……の開口面積を変えると、こ
れに応じて燃焼炎Fの芯材14頭部からの離間距
離Lおよび燃焼炎Fの形状が変化する。このよう
に、当該容器ローソクはその燃焼炎Fが従来の容
器ローソクの燃焼炎に比し極めて特異なもので、
高い商品価値を備えている。
当該容器ローソクがこのように特異な燃焼炎F
を形成する理由は下記の理由によるものと推定さ
れる。すなわち、当該容器ローソクにおいては芯
材14の頭部に着火するとその外周および上方の
空気が加熱されて局部的に上昇気流が生じ、上方
筒体15の外周の空気が各長孔15a,15a…
…から内孔内に吸引されてその上端開口部15b
から流出する。このため、芯材14の頭部にてガ
ス化したロウの可燃ガスの一部は上方筒体15の
上端開口部15bから流出する気流により上方へ
噴き上げられ、芯材14の頭部から離れた上方に
て着火して浮遊状態の燃焼炎Fを形成するものと
思われる。従つて、このような燃焼炎Fの芯材1
4頭部からの離間距離Lおよび大きさ等の形状は
上方筒体15の上端開口部15bから流出する気
流の流速および流量、すなわち上方筒体15の各
長孔15a,15a……の開口面積に大きく影響
されるものと思われる。このため、上方筒体15
を上下方向に摺動させて位置調整すると各長孔1
5a,15a……の開口面積が変化し、これによ
り所望の位置にて浮遊する所望の形状の燃焼炎F
が形成される。
なお、本実施例においては、略Y形状の吸熱部
13aを備えた芯管13を採用し、かつ下方筒体
16の上端部にて上下方向に位置調整可能に嵌合
される上方筒体15を採用した容器ローソクの例
について示したが、本考案においては芯管として
吸熱部を備えていないものを採用することがで
き、かつ上方筒体15として下方筒体16の上端
部に嵌着されるものを採用することもできる。ま
た、上方筒体15の長孔15aを小径の円孔を長
手方向に直列的に設けて形成するようにしてもよ
い。
第7図には、上記実施例における筒体15,1
6の第1変形例が示されている。この第1変形例
の筒体21は上記実施例の一対の筒体15,16
を一体的にしたもので、同筒体21の上方周壁に
複数の長孔21aを備えるとともに、その上端開
口部21bから2つの長孔21a間に延びる所定
幅の切欠部21cを備えている。この切欠部21
cは第3図に示す芯管13の吸熱部13aの幅と
略同じ幅に形成されていて、支持管12の上端開
口部にて支持した芯管13を同開口部上を周方向
に移動させることにより、第8図a,bに示すよ
うに切欠部21cを吸熱部13aにて閉塞、開放
し得るようになつている。
しかして、芯管13の吸熱部13aが第8図a
に示す位置にあつて切欠部21cを開放している
場合には、筒体21の外周の空気が各長孔21a
のみならず切欠部21cからも流入することにな
り、筒体21の上端開口部21bから流出する気
流の流出速度が低い。このため、燃焼炎は噴き上
げられることなく通常の正常炎となる。一方吸熱
部13aが第8図bに示す位置にあつて切欠部2
1cを閉塞している場合には、筒体21の外周の
空気は各長孔21aのみから流入して上記実施例
と同様に作用し、浮遊状態の燃焼炎を形成する。
第9図には、上記実施例における上方筒体15
の第2変形例が示されている。この第2変形例の
上方筒体22は上記実施例の上方筒体15に第1
変形例の筒体21の切欠部21cと同様の切欠部
22cを設けたもので、これにより上方筒体15
と筒体21との両者の機能を備えている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る容器ローソク
の一部切欠斜視図、第2図は支持管の斜視図、第
3図は芯管の斜視図、第4図は芯材の斜視図、第
5図は筒体の斜視図、第6図は燃焼炎の形状を示
す斜視図、第7図は筒体の第1変形例を示す斜視
図、第8図a,bは同筒体の作動説明図、第9図
は筒体の第2変形例を示す斜視図である。 符号の説明、11……容器、12……支持管、
13……芯管、14……芯材、15……上方筒
体、15a……長孔、16……下方筒体、21…
…筒体、21a……長孔、21c……切欠部、2
2……上方筒体、22a……長孔、22c……切
欠部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロウを収容した容器内に立設され熔融したロウ
    がその内部に侵入可能な支持管と、この支持管内
    に挿入されその上端開口部から繊維束状の芯材が
    突出する芯管を備え、この芯材の頭部にてロウを
    ガス化して燃焼するようにした容器ローソクにお
    いて、上下方向に延びる複数の長孔をその上部周
    壁に備えた筒体にて前記支持管の外周を同心的に
    包囲して、同筒体の長孔形成部位を前記芯材の頭
    部の外周に位置させたことを特徴とする容器ロー
    ソク。
JP12005285U 1985-08-05 1985-08-05 Expired JPS6339236Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12005285U JPS6339236Y2 (ja) 1985-08-05 1985-08-05

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12005285U JPS6339236Y2 (ja) 1985-08-05 1985-08-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6228851U JPS6228851U (ja) 1987-02-21
JPS6339236Y2 true JPS6339236Y2 (ja) 1988-10-14

Family

ID=31008008

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JP12005285U Expired JPS6339236Y2 (ja) 1985-08-05 1985-08-05

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KR200452808Y1 (ko) 2009-05-26 2011-03-25 이철헌 파라핀 양초
PL2453002T3 (pl) * 2010-11-11 2013-03-29 Udo Leschik Świeca do uszu

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JPS6228851U (ja) 1987-02-21

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