JPS6335773B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6335773B2 JPS6335773B2 JP1745881A JP1745881A JPS6335773B2 JP S6335773 B2 JPS6335773 B2 JP S6335773B2 JP 1745881 A JP1745881 A JP 1745881A JP 1745881 A JP1745881 A JP 1745881A JP S6335773 B2 JPS6335773 B2 JP S6335773B2
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- JP
- Japan
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- slab
- beams
- column
- reinforcement
- slabs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims description 23
- 239000004567 concrete Substances 0.000 claims description 17
- 239000011178 precast concrete Substances 0.000 claims description 8
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 6
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 4
- 238000009415 formwork Methods 0.000 description 3
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000004873 anchoring Methods 0.000 description 1
- 239000011150 reinforced concrete Substances 0.000 description 1
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は鉄骨を使用しないプレハブ工法による
高層建物におけるプレキヤスト鉄筋コンクリート
耐震壁と軸組との接合構造に係り、上面に肋筋の
一部が突出され、両側端より梁下端筋の両端部を
アンカー部として突出させたPC梁の下面に、両
側端面及び下端面に夫々コツター部の設けられた
PC壁版の一体に連設された梁付PC版を、上部梁
付PC版の下端面と下部梁付PC版の上面肋筋突出
部との間に間隙を保持して重層し、前記梁付PC
版の側面に現場打ちコンクリート柱を構成して同
柱と梁付PC版とを一体化するとともに、前記梁
下端筋の両端部を柱内に碇着し、前記上下梁付
PC版間に床版コンクリートを打設してなること
を特徴とするもので、その目的とする処は簡単な
構成で強靭な耐震壁を施工しうる、プレキヤスト
コンクリート耐震壁と軸組との改良された接合構
造を供する点にある。
高層建物におけるプレキヤスト鉄筋コンクリート
耐震壁と軸組との接合構造に係り、上面に肋筋の
一部が突出され、両側端より梁下端筋の両端部を
アンカー部として突出させたPC梁の下面に、両
側端面及び下端面に夫々コツター部の設けられた
PC壁版の一体に連設された梁付PC版を、上部梁
付PC版の下端面と下部梁付PC版の上面肋筋突出
部との間に間隙を保持して重層し、前記梁付PC
版の側面に現場打ちコンクリート柱を構成して同
柱と梁付PC版とを一体化するとともに、前記梁
下端筋の両端部を柱内に碇着し、前記上下梁付
PC版間に床版コンクリートを打設してなること
を特徴とするもので、その目的とする処は簡単な
構成で強靭な耐震壁を施工しうる、プレキヤスト
コンクリート耐震壁と軸組との改良された接合構
造を供する点にある。
本発明においては前記したように、上面に肋筋
の一部が突出され、両側端より梁下端筋の両端部
をアンカー部として突出させたPC梁の下面に、
両側端面及び下端面に夫々コツター部の設けられ
たPC壁版が一体に連設された梁付PC版を使用
し、上部梁付PC版の下端面と下部梁付PC版の上
面肋筋突出部との間に間隙の保持されるように前
記梁付PC版を重層し、その側面に現場打ちコン
クリート柱を構成したので、同柱コンクリート部
は前記梁付PC版におけるPC壁版に対して、その
両側端面のコツター部の存在によつて一体化さ
れ、更に前記梁付PC版における上部のPC梁に埋
設された梁下端筋の両端突出アンカー部が柱コン
クリート部内に碇着されることと相俟つて、梁付
PC版は現場打ちコンクリート柱に一体に接合さ
れるものである。
の一部が突出され、両側端より梁下端筋の両端部
をアンカー部として突出させたPC梁の下面に、
両側端面及び下端面に夫々コツター部の設けられ
たPC壁版が一体に連設された梁付PC版を使用
し、上部梁付PC版の下端面と下部梁付PC版の上
面肋筋突出部との間に間隙の保持されるように前
記梁付PC版を重層し、その側面に現場打ちコン
クリート柱を構成したので、同柱コンクリート部
は前記梁付PC版におけるPC壁版に対して、その
両側端面のコツター部の存在によつて一体化さ
れ、更に前記梁付PC版における上部のPC梁に埋
設された梁下端筋の両端突出アンカー部が柱コン
クリート部内に碇着されることと相俟つて、梁付
PC版は現場打ちコンクリート柱に一体に接合さ
れるものである。
更に本発明においては前記下部梁付PC版の梁
部肋筋突出部分と、上部梁付PC版の下端面コツ
ター部との間に床版コンクリートが打設されるの
で、同床版コンクリートが前記コツター部と肋筋
突出部分とによつて上下の梁付PC版と一体化さ
れるものである。
部肋筋突出部分と、上部梁付PC版の下端面コツ
ター部との間に床版コンクリートが打設されるの
で、同床版コンクリートが前記コツター部と肋筋
突出部分とによつて上下の梁付PC版と一体化さ
れるものである。
このように本発明によれば梁付PC版における
梁筋のみを他の部分に接続することによつてプレ
キヤストコンクリート耐震壁を軸組に接合一体化
しうるものであり、従来のように壁筋を他の部分
に接合せしめるという煩雑な手段を要せず、工
期、工費が大幅に縮減されるものである。
梁筋のみを他の部分に接続することによつてプレ
キヤストコンクリート耐震壁を軸組に接合一体化
しうるものであり、従来のように壁筋を他の部分
に接合せしめるという煩雑な手段を要せず、工
期、工費が大幅に縮減されるものである。
本発明はまた前記プレキヤストコンクリート耐
震壁と軸組との接合構造において、前記梁付PC
版を横方向に亘つて複数の梁付PC版に分割し、
相隣る梁付PC版の梁筋を連結するとともに、同
各梁付PC版間の堅目地に挿通した軸筋を基礎梁
及び最上階梁の屋根版部に碇着してなることを特
徴とするもので、横方向に相隣る梁付PC版間の
堅目地に配設された軸筋によつて、複数の梁付
PC版の拘束効果が高まり、１枚の剛強な耐震壁
が構成されるものである。
震壁と軸組との接合構造において、前記梁付PC
版を横方向に亘つて複数の梁付PC版に分割し、
相隣る梁付PC版の梁筋を連結するとともに、同
各梁付PC版間の堅目地に挿通した軸筋を基礎梁
及び最上階梁の屋根版部に碇着してなることを特
徴とするもので、横方向に相隣る梁付PC版間の
堅目地に配設された軸筋によつて、複数の梁付
PC版の拘束効果が高まり、１枚の剛強な耐震壁
が構成されるものである。
以下本発明を図示の実施例について説明する。
Ａは梁付PC版で、上面に肋筋１の一部が突出
され、両側端より梁下端筋２の両端部をアンカー
部２ａとして突出させたPC梁ａの下面に、両側
端面及び下端面に夫々コツター部３，４の設けら
れたPC壁版ｂが一体に連設されて構成されてい
る。
され、両側端より梁下端筋２の両端部をアンカー
部２ａとして突出させたPC梁ａの下面に、両側
端面及び下端面に夫々コツター部３，４の設けら
れたPC壁版ｂが一体に連設されて構成されてい
る。
而して基礎梁Ｂのコンクリートを打設したの
ち、（第７Ａ，７Ｂ図参照）その上面にスラブ型
枠ｐ及びスラブ筋ｑを配設し、（第８Ａ，８Ｂ図
参照）且つ梁付PC版Ａを基礎梁Ｂとの間に間隔
を存するように飼物を介して建込むともに、適当
なサポートｒによつて梁付PC版Ａを建込み位置
に保持する。（第９Ａ，９Ｂ図及び第１１図参照）
次いで１階スラブC1のコンクリートを打設し、
次いで桁行方向の梁Ｄをセツトするとともに、柱
鉄筋５を組立て、（第４図参照）柱型枠ｓを組立
てるとともに梁付PC版Ａ上に２階スラブの型枠
を組立て、スラブ配筋ｔを行なう。この際前記梁
付PC版Ａにおける肋筋１の突出部間を連綴する
梁下端筋６を配筋し、その両端折曲アンカー部６
ａを柱鉄筋５内に挿入し、しかるのち柱コンクリ
ートを打設して１階の柱Ｅを施工し、次いで１階
の梁付PC版Ａ上に、２階の梁付きPC版Ａを、そ
の下端面コツター部４と、１階の梁付PC版Ａの
上面肋筋１突出部との間に間隙の形成されるよう
に飼物を介して建込むとともに、ステーｕによつ
て建込み位置を保持し、２階スラブC2のコンク
リート打設を行なう。（以上第１０Ａ，１０Ｂ図
参照） 以下前記同様の施工を反覆して所要の建造物構
格を施工するものである。
ち、（第７Ａ，７Ｂ図参照）その上面にスラブ型
枠ｐ及びスラブ筋ｑを配設し、（第８Ａ，８Ｂ図
参照）且つ梁付PC版Ａを基礎梁Ｂとの間に間隔
を存するように飼物を介して建込むともに、適当
なサポートｒによつて梁付PC版Ａを建込み位置
に保持する。（第９Ａ，９Ｂ図及び第１１図参照）
次いで１階スラブC1のコンクリートを打設し、
次いで桁行方向の梁Ｄをセツトするとともに、柱
鉄筋５を組立て、（第４図参照）柱型枠ｓを組立
てるとともに梁付PC版Ａ上に２階スラブの型枠
を組立て、スラブ配筋ｔを行なう。この際前記梁
付PC版Ａにおける肋筋１の突出部間を連綴する
梁下端筋６を配筋し、その両端折曲アンカー部６
ａを柱鉄筋５内に挿入し、しかるのち柱コンクリ
ートを打設して１階の柱Ｅを施工し、次いで１階
の梁付PC版Ａ上に、２階の梁付きPC版Ａを、そ
の下端面コツター部４と、１階の梁付PC版Ａの
上面肋筋１突出部との間に間隙の形成されるよう
に飼物を介して建込むとともに、ステーｕによつ
て建込み位置を保持し、２階スラブC2のコンク
リート打設を行なう。（以上第１０Ａ，１０Ｂ図
参照） 以下前記同様の施工を反覆して所要の建造物構
格を施工するものである。
なお１層の耐震壁が２枚以上の梁付PC版Ａよ
り構成されているときは、相隣る梁付PC版Ａの
梁筋を接合するとともに、梁付PC版Ａ間の堅目
地７に軸筋８を挿通して、その下端を基礎梁Ｂに
碇着するとともに、上端を最上階梁の屋根版部Ｆ
に碇着するものである。
り構成されているときは、相隣る梁付PC版Ａの
梁筋を接合するとともに、梁付PC版Ａ間の堅目
地７に軸筋８を挿通して、その下端を基礎梁Ｂに
碇着するとともに、上端を最上階梁の屋根版部Ｆ
に碇着するものである。
以上本発明を実施例について説明したが、本発
明は勿論このような実施例にだけ局限されるもの
ではなく、本発明の精神を逸脱しない範囲内で
種々の設計の改変を施しうるものである。
明は勿論このような実施例にだけ局限されるもの
ではなく、本発明の精神を逸脱しない範囲内で
種々の設計の改変を施しうるものである。
第１図は本発明に係るプレキヤストコンクリー
ト耐震壁と軸組との接合構造の一実施例を示す縦
断面図、第２図はその縦断側面図、第３図は梁付
PC版の縦断側面図、第４図は本発明の構造の施
工状況を示す斜面図、第５図は本発明の他の実施
例を示す縦断面図、第６図は梁付PC版堅目地内
の軸筋の上端碇着部を示す縦断面図、第７Ａ，７
Ｂ図乃至第１０Ａ，１０Ｂ図は夫々本発明の工程
を示す縦断面図並に平面図、第１１図は第９Ａ図
の矢視XI−XI図である。 Ａ……梁付PC版、C1，C2……スラブ、Ｅ……
柱、Ｆ……屋根版部、ａ……PC梁、ｂ……PC壁
版、１……肋筋、２……梁下端部、３……コツタ
ー部、４……コツター部。
ト耐震壁と軸組との接合構造の一実施例を示す縦
断面図、第２図はその縦断側面図、第３図は梁付
PC版の縦断側面図、第４図は本発明の構造の施
工状況を示す斜面図、第５図は本発明の他の実施
例を示す縦断面図、第６図は梁付PC版堅目地内
の軸筋の上端碇着部を示す縦断面図、第７Ａ，７
Ｂ図乃至第１０Ａ，１０Ｂ図は夫々本発明の工程
を示す縦断面図並に平面図、第１１図は第９Ａ図
の矢視XI−XI図である。 Ａ……梁付PC版、C1，C2……スラブ、Ｅ……
柱、Ｆ……屋根版部、ａ……PC梁、ｂ……PC壁
版、１……肋筋、２……梁下端部、３……コツタ
ー部、４……コツター部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 上面に肋筋の一部が突出され、両側端より梁
下端筋の両端部をアンカー部として突出させた
PC梁の下面に、両側端面及び下端面に夫々コツ
ター部の設けられたPC壁版の一体に連設された
梁付PC版を、上部梁付PC版の下端面と下部梁付
PC版の上面肋筋突出部との間に間隙を保持して
重層し、前記梁付PC版の側面に現場打ちコンク
リート柱を構成して同柱と梁付PC版とを一体化
するとともに、前記梁下端筋の両端部を柱内に碇
着し、前記上下梁付PC版間に床版コンクリート
を打設してなることを特徴とするプレキヤストコ
ンクリート耐震壁と軸組との接合構造。 ２ 上面に肋筋の一部が突出され、両側端より梁
下端筋の両端部をアンカー部として突出させた
PC梁の下面に、両側端面及び下端面に夫々コツ
ター部の設けられたPC壁版の一体に連設された
梁付PC版を、上部梁付PC版の下端面と下部梁付
PC版の上面肋筋突出部との間に間隙を保持して
重層し、前記梁付PC版の側面に現場打ちコンク
リート柱を構成して同柱と梁付PC版とを一体化
するとともに、前記梁下端筋の両端部を柱内に碇
着し、前記上下梁付PC版間に床版コンクリート
を打設してなるプレキヤストコンクリート耐震壁
と軸組との接合構造において、前記梁付PC版を
横方向に亘つて複数の梁付PC版に分割し、相隣
る梁付PC版の梁筋を連結するとともに、同各梁
付PC版間の竪目地に挿通した軸筋を基礎梁及び
最上階梁の屋根版部に碇着してなることをプレキ
ヤストコンクリート耐震壁と軸組との接合構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1745881A JPS57133950A (en) | 1981-02-10 | 1981-02-10 | Connection structure of precast earthquake-proof wall and axis assemblage |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1745881A JPS57133950A (en) | 1981-02-10 | 1981-02-10 | Connection structure of precast earthquake-proof wall and axis assemblage |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57133950A JPS57133950A (en) | 1982-08-18 |
| JPS6335773B2 true JPS6335773B2 (ja) | 1988-07-18 |
Family
ID=11944570
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1745881A Granted JPS57133950A (en) | 1981-02-10 | 1981-02-10 | Connection structure of precast earthquake-proof wall and axis assemblage |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57133950A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59158844A (ja) * | 1983-03-02 | 1984-09-08 | 佐藤工業株式会社 | 構築物の構築方法 |
| JPS59217848A (ja) * | 1983-05-21 | 1984-12-08 | 株式会社長谷川工務店 | 多層建物のｐｃ建方構法 |
| JPS6016673A (ja) * | 1983-07-07 | 1985-01-28 | 株式会社長谷工コーポレーション | Ｐｃスリツト耐震壁及びその施工法 |
-
1981
- 1981-02-10 JP JP1745881A patent/JPS57133950A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57133950A (en) | 1982-08-18 |
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