JPS6334090A - 産業用ロボツトの手首機構 - Google Patents

産業用ロボツトの手首機構

Info

Publication number
JPS6334090A
JPS6334090A JP17755986A JP17755986A JPS6334090A JP S6334090 A JPS6334090 A JP S6334090A JP 17755986 A JP17755986 A JP 17755986A JP 17755986 A JP17755986 A JP 17755986A JP S6334090 A JPS6334090 A JP S6334090A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bevel gear
wrist
power transmission
transmission shaft
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17755986A
Other languages
English (en)
Inventor
一郎 高橋
伊藤 源治
辻 功
健次 前田
建則 神力
信行 我妻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Techno Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Techno Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Techno Engineering Co Ltd
Priority to JP17755986A priority Critical patent/JPS6334090A/ja
Publication of JPS6334090A publication Critical patent/JPS6334090A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、産業用ロボットの手首機構に係り、特に手首
の外部から噛み合い位でを調整し、かつ傘歯車噛み合い
位置調整機構を小型化するために好適な産業用ロボット
の手首機構に関する。
〔従来の技術〕
従来、産業用ロボットの手首としては、特公昭54−4
0822号公報に開示されている技術がある。この従来
技術では1手首の回転駆動軸から動力伝達軸へ、さらに
は動力伝達軸から手首の先端軸へそれぞれ傘歯車対を通
じて動力を伝達するようにしている。
しかし、前記従来技術には手首の外部より傘歯車の噛み
合い位置を微調整する傘歯車噛み合い位置調整機構が開
示されていない。
一般に、傘歯車噛み合い位置調整機構を持たない手首で
は傘歯車の噛み合い不良の時、手首を分解し、締結部の
面にシムをはさんで傘歯車の噛み合い位置を変える手段
を取っている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前述のごとく、傘歯車噛み合い位置調整機構を持たない
従来技術では、2組の傘歯車対における傘歯車の噛み合
い位置調整が、手首の組み立てやメンテナンス上のコス
トに大きなウェイトを占めていた。
つまり、従来技術において、シムをはさんで傘歯車の噛
み合い位置を調整する場合、その調整作業は手首を組み
立てた後、傘歯車の噛み合いをチエツクし、噛み合いが
不良の時は分解してシムの厚さを変えるという試行錯誤
的な手段を取らざるを得す、この調整作業によって手首
の組み立てやメンテナンスにおけるコストが大きくなる
問題があった。
本発明の目的は、前記従来技術の問題を解決し、手首を
分解せずに傘歯車対の傘歯車の噛み合い位置を調整し得
る小型の産業用ロボットの手首機構を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕 前記目的は、少なくとも動力伝達軸の一方の端部に、こ
の動力伝達軸に取り付けられている傘歯車をスラヌト方
向に押すばねと、動力伝達軸の端部に形成されたねじと
、これに螺合されたナツトを有しかつ手首の外部から調
整操作可能な傘歯車噛み合い位置調整機構を設けるとと
もに、前記動力伝達軸に取り付けられている傘歯車を、
前記はねに傘歯車の対の回転時に発生する方向および大
きさの異なるスラスト力のうちの、小さいスラスト力が
加わる方向に向けて配置したことにより、達成される。
〔作用〕
本発明では、傘歯車噛み合い位置調整機構のナツトを締
め付けたり緩めることにより、動力伝達軸に取り付けら
れている傘歯車が動力伝達軸の軸方向に変位する。これ
により、回転駆動軸に取り付けられている傘歯車と被動
軸に取り付けられている傘歯車とに対して、動力伝達軸
に取り付けられている傘歯車の噛み合い位置を調整する
ことができる。
また2本発明では前記傘歯車噛み合い位置調整機構が手
首の外部から調整操作できるようにしているので、傘歯
車の噛み合い位置調整時に、手猶を分解する必要がなく
、したかって手首の組み立てやメンテナンスを容易に行
うことができる、しかも、本発明では前記動力伝達軸に
取り付けられている傘歯車を、傘歯車噛み合い位置調整
機能のばねに傘歯車対の回転時に発生する方向および大
きさの異なるスラスト力のうちの、小さいスラスト力が
加わる方向に向けて配置しているので、傘歯車噛み合い
位置調整機構のばねを小さくすることができる。これに
より、前記傘歯車噛み合い位置調整機構を小型化でき、
これに伴い手首機構全体の小型化を図ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面により説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第2図は本
発明を適用した産業用ロボットの外観図、第3図は第1
図の一部分の拡大断面図、第4「(A)、(B)は動力
伝達軸に取り付けられる傘歯車の配置方向と、傘歯車対
の回転時に発生するスラスト力との関係を示す説明図で
ある。
その第2図に示す産業用ロボットは、ロボット本体1と
、上腕2と、前腕3と1手首4とを備えている。
前記ロボット本体1は、旋回駆動モータ5により旋回操
作されるようになっている。
前記上腕2は、上腕駆動モータ6と、ボールねじ7によ
り駆動されるようになっている。
前記前腕3は、前腕駆動モータ8と、ボールねじ9と、
前腕駆動リンク10により駆動されるように構成されて
いる。
前記手首4には、手首駆動モータ11から動力が伝達さ
れるようになっている。また、手首4は第1図に示すよ
うに、手首機構を構成している色々な部材を収容するハ
ウジング12を有している。
前記前腕3の内部には、第1図に示すように、手首4の
回転駆動軸13が支持されている。前記回転駆動軸13
の外周には、同第1図に示すように、手首4の曲げ駆動
軸16が嵌合されており、この曲げ駆動軸16も前腕3
の内部に支持されいる。−カー手首4のハウジング12
には、第1図に示すように、動力伝達軸14と、手首4
の先端軸である被動軸15とが支持されている。
前記回転駆動軸13と曲げ駆動軸14とは、それぞれ独
立して第1図に示す回転軸17の回りに可逆回転可能に
構成されている。
前記動力伝達軸14の両端部は、この実施例ではスラス
ト方向に移動可能な軸受20,21を介してハウジング
12に支持されている。
前記回転駆動軸13から動力伝達軸14には、第1図に
示すように、第1の傘歯車対22を通じて動力が伝達さ
れるようになっている。この第1の傘歯車対22は、前
記回転駆動軸13に取り付けられた傘歯車23と、動力
伝達軸14の一方の端部寄りに取り付けられた傘歯車2
4とを噛み合わせて構成されている。
前記動力伝達軸14から被動軸15には、第1図に示す
ように、第2の傘歯車対25を通じて動力が伝達される
ようになっている。前記第2の傘歯車対25は、動力伝
達軸14の他方の端部寄りに取り付けられた傘歯車26
と、被動軸15の一方の端部に取り付けられた傘歯車2
7とを噛み合わせて構成されている。
そして、前記被動軸15は第1図示す回転軸19の回り
に可逆回転し、その回転速度は第1の減速機28により
減速され1手首4に伝達されるようになっている。
前記曲げ駆動軸16からは、第1図に示すように、第3
の歯車対29を通じて第2の減速機32に動力が伝達さ
れるようになっている。この第3の歯車対29は、曲げ
駆動軸16の端部に取り付けられた傘歯車30と、第2
の減速機32の入力側に取り付けられた傘歯車31とを
噛み合わせて構成されている。
前記第2の減速機32は、第3の歯車対29から伝達さ
れた動力を減速し、8力側に取り付けられた曲げ回転板
33に伝達するように構成されている。
そして、曲げ回転板33は第1図に示す曲げ軸18の回
りに手首4を可逆回転させるようになっている。
なお、前記動力伝達軸14のほぼ中間部の外側には、第
1図に示すように、筒軸34が配置されている。この筒
軸34の一端部は、フランジ34′を通じて前記第2の
減速機32に当接されている。
前記動力伝達軸〕4の一方の端部側には第1の傘歯車噛
み合い位置調整機構35が設けられ、他方の端部には第
2の傘歯車噛み合い位置調整機構40が設けられている
。また、前記被動軸15には第3の傘歯車噛み合い位置
調整機構46が設けられている。
さらに、前記動力伝達軸14のほぼ中間部に配置された
筒軸34には、第4の傘歯車噛み合い位置調整機構50
が設けられている。
前記第1の傘歯車噛み合い位置調整機構35は、第1図
、第4図(A)に示すように、動力伝達軸14の端部に
形成されたねじ36と、これに螺合されたナツト37と
、動力伝達軸14の外周に装着された皿ばね38と、動
力伝達軸14に取り付けられている傘歯車24と皿はね
38間に介装されたスリーブ39とを有して構成されて
いる、この第1の傘歯車噛み合い位置調整機構35では
、ナツト37を緩めることにより、軸受20と皿はね3
8とスリーブ39と傘歯車24とが一緒に第1図の矢印
a方向に移動し、反対にナツト37をる締め付けること
により、前記軸受2oや第1の傘歯車噛み合い位置調整
機構35の構成部材と一緒に傘歯車24が矢印aと反対
方向に移動し、傘歯車23に対する傘歯車24の噛み合
い位置を調整し得るように構成されている。
前記第2の傘歯車噛み合い位置調整機構40は。
第1図、第3図および第4図(A)に示すように、動力
伝達軸14の他方の端部に形成されたねし41と、これ
に螺合されたナツト42と、軸受21と傘歯車26間に
設けられたスペーサ43と、皿ばね45と、傘歯車26
と皿ばね45間に介装されたスリーブ44とを備えてい
る。この第2の傘歯車噛み合い位置調整機構40では、
ナツト42を締め付けることにより、軸受21と、スペ
ーサ43とスリーブ44と一緒に傘歯車26が第1図の
矢印す方向に移動し、またナツト42を緩めることによ
り、前記軸受21や第2の傘歯車噛み合い位置調整機構
40の構成部材と一緒に傘歯車26が矢印すと反対方向
に移動し、傘歯車27に対して傘歯車26の噛み合い位
置を調整し得るように構成されている。
前記第3の傘歯車噛み合い位置調整機構46は、第1図
に示すように、被動軸15の端部に形成されたねじ47
と、これに螺合されたナツト48と。
被動軸15を支持している2個の軸受間に介装された皿
ばね49とを有している。而して、この第3の傘歯車噛
み合い位置調整機構46では、ナツト48を締め付けた
り緩めたりすることにより、皿ばね49の作用により被
動軸15に付属の部材と一緒に傘歯車27が移動し、傘
歯車26に対して傘歯車27の噛み合い位置を調整し得
るように構成されている。
前記第4の傘歯車噛み合い位置調整機構5oは、第1図
に示すように筒軸34に形成されたねじ51と、これに
螺合された断面U型のダブルナラに52と、筒軸34の
軸受と第2の減速機32間に介装された皿ばね54−と
を備えている。前記ダブルナツト52には、止めねじ5
3が装着されている。この第4の傘歯車噛み合い位置調
整機構50では、止めねじ53を外したうえで、ダブル
ナツト52を締め付けまたは緩めることにより、筒軸3
4に付属の部材と一緒に傘歯車31が移動し、傘歯車3
0に対して傘歯車31の噛み合い位置を調整し得るよう
に構成され、調整後、ダブルナツト52に止めねじ53
をねじ込んで止めるようになっている。
この実施例では、前記ダブルナツト52の内部に、第2
の傘歯車噛み合い位置調整機構40の皿ばね45が収容
されている。
そして、前記動力伝達軸14に取り付けられている傘歯
車24.26とは、当該節1、第2の傘歯車噛み合い位
置調整機構35,40の皿ばね38.45に、相手方の
傘歯車23.27と噛み合って回転している時に発生す
る方向および大きさの異なるスラスト力のうちの、小さ
いスラスト力が加わる方向に向けて配置されている。
いま、傘歯車26について見ると、傘歯車26゜27の
噛み合い状態において、傘歯車26を順方向または逆方
向に回転させた時、第4図(A)に矢印55.56で示
すように、方向および大きさが異なるスラスト力が発生
する。ここで、傘歯車26を第4図(A)に示す方向に
向けて配置すると、矢印55で示す大きなスラスト力は
第2の傘歯車噛み合い位置調整機構40の皿ばね45に
は加算されず、矢印56で示す小さいスラスト力が加算
される。
これに対して、傘歯車26を第4図(B)に示す方向に
向けて配置すると、矢印56′で示す小さなスラスト力
は第2の傘歯車噛み合い位置調整機構40の皿ばね45
に加算されず、矢印55゜で示す大きなスラスト力が加
算されることになり、これに対応させて皿ばね45を大
きくする必要がある。
前記実施例の手首機構は1次のように操作され、機能す
る。
まず、組み立てやメンテナンス時に、第1.第2および
第3の傘歯車対22,25.29の傘歯車24.2G、
27.31の噛み合い位置を調整する場合には、次のよ
うに操作する。
すなわち、第1の傘歯車対22の傘歯車24の噛み合い
位置を調整する場合には、第1の傘歯車噛み合い位置調
整機構35のねじ36に螺合されたナツト37を緩めた
り締め付けたりすることにより、皿ばね38の作用によ
って軸受20が動力伝達軸14の軸方向に移動し、これ
に伴いスリーブ39と一緒に傘歯車24が第1図に矢印
aで示すように傘歯車23に強力に噛み合う方向、また
は前記矢印aとは反対の緩く噛み合う方向に移動する。
その結果、傘歯車23に対して、傘歯車24の噛み合い
位置を調整することができる。
次に、第2の傘歯車対25の傘歯車26の噛み合い位置
を調整する場合には、第2の傘歯車噛み合い位置調整機
構40のねじ41に螺合されているナツト42を締め付
けることにより、軸受21とスペーサ43とスリーブ4
4と一緒に傘歯車26が皿はね45を圧縮しつつ第1図
に矢印すで示すように傘歯車27に強力に噛み合う方向
に移動し、ナツト42を緩めることにより、皿はね45
の作用により軸受21や第2の傘歯車噛み合い位置調整
機構4oの構成部材と一緒に傘歯車26が前記矢印すと
反対に、つまり傘歯車27と緩く噛み合う方向に移動す
る。その結果、傘歯車27に対して、傘歯車26の噛み
合い位置を調整することができる。
また、第2の傘歯車対25の傘歯車27の噛み合い位置
を調整する場合には、第3の傘歯車噛み合い位置調整機
構46のねじ47に螺合されたナツト48を締め付けた
り緩めたりすることにより、皿ばね49の伸縮作用を通
じて被動軸15に付属の部材と一緒に傘歯車27が傘歯
車26に強力にみ合う方向または緩く噛み合う方向に移
動する。
その結果、傘歯車26対して、傘歯車27の噛み合い位
置を調整することができる。
そして、この実施例では前記傘歯車24.2627の噛
み合い位置の調整作業を全て手首の外部で行うことがで
きる、 前記第3の傘歯車対29の傘歯車31の噛み合い位置を
調整する場合には、ハウジング12を組み立て前または
分解したうえで、第4の傘歯車噛み合い位置調整機構5
0のダブルナツト52の止めねじ53を外した状態で、
ダブルナツト52を締め付けたり緩めたりすることによ
って、筒軸34に付属の部材と一緒に傘歯車31が皿ば
ね54の作用により傘歯車30に強力に噛み合う方向ま
たは緩く噛み合う方向に移動する。ついで、前記傘歯車
30に対して、傘歯車3]の噛み合い位置を調整後、ダ
ブルナツト52に止めねじ53をねじ込んで固定する。
各傘歯車対の傘歯車の噛み合い位置を調整後、手首4の
回転駆動軸13を順方向または逆方向に回転させると、
第1図に示すように、第1の傘歯車対22を構成してい
る傘歯車23.24を通じて、動力伝達軸14に動力が
伝達される。
前記動力伝達軸14が順方向または逆方向に回転すると
、第2の傘歯車対25を構成している傘歯車26.27
を通じて被動軸15に動力が伝達さ才りる、 ついで、前記被動力15が順方向または逆方向に回転す
ると、その回転速度は第1の減速機28により減速され
て手首4に伝達され、手首4が第1図に示す回転軸19
の回りに順方向または逆方向に回転する。
また1手首4の曲げ関動輪16を順方向または逆方向に
回転させると、第1図に示すように、第3の傘歯車対2
9を構成している傘歯車30゜31を通じて第2の減速
機32に動力が伝達され、この第2の減速機32により
減速される。
ついで、前記第2の減速機32から曲げ回転板33に動
力が伝達され、この曲げ回転板33により手首4が第1
図に示す曲げ軸18の回りに回転操作される。
この実施例では、前記第1.第2の傘歯車対22.25
における動力伝達軸14に取り付けられている*歯車2
4,26を、第1、第2の傘歯車対22.25が可逆回
転時に発生する方向および大きさの異なるスラスト力の
うちの、小さいスラスト力が第1、第2の傘歯車噛み合
い位置調整機構35.40の皿ばね38.45に作用す
るように配置している。したがって、前記器ばね38゜
45を小型化することができ、これに伴い、手首機構全
体の小型化を図ることができる。
また、この実施例では第4の傘歯車噛み合い位置調整機
構50のねじ51に断面−口型のダブルナツト52を螺
合し、このダブルナツト52の内部に第2の傘歯車噛み
合い位置調整機構40の皿ばね45を収容するようにし
ているので、より一層小型化を図ることができる。
なお、本発明では第1.第2の傘歯車噛み合い位置調整
機構35.40のいずれか一方のみを手首4の外部から
調整操作し得るようにしてもよい。
また、各傘歯車噛み合い位置調整機構とも、皿はねに代
えて他のばねを使用してもよい。
〔発明の効果〕
以上説明した本発明によ九ば、傘歯車噛み合い位置調整
機構のナツトを締め付けたり緩めることにより、動力伝
達軸に取り付けられている傘歯車が動力伝達軸の軸方向
に変位させることができる。
これにより、回転駆動軸に取り付けられている傘歯車と
被動軸に取り付けられている傘歯車とに対して、動力伝
達軸に取り付けられている傘歯車の噛み合い位置を適正
に調整し得る効果がある。
また、本発明によれば、前記傘歯車噛み合い位置調整機
構を手首の外部から調整操作できるようにしているので
、傘歯車の噛み合い位置調整時に、手首を分解する必要
がなく、したがって手首の組み立てやメンテナンスを容
易に行い得る効果がある。
しかも、本発明によれば、前記動力伝達軸に取り付けら
れている傘歯車を、傘歯車噛み合い位置調整機構のばね
に、傘歯車対の回転時に発生する方向および大きさの異
なるスラスト力のうちの。
小さいスラスト力が加わる方向に向けて配置しているの
で、傘歯車噛み合い位置調整機構のばねを小さくするこ
とができる。これにより、前記傘歯車噛み合い位置調整
機構を小型化でき、したがって、手首機構全体の小型化
を図り得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第2図は本
発明を適用した産業用ロボットの外観図、第3図は第1
図の一部分の拡大断面図、第4図(A)、(B)は動力
伝達軸に取り付けられる傘歯車の配置方向と・、傘歯車
対の回転時に発生するスラスト力との関係を示す説明図
である。 4・・・産業用ロボットの手首、ユ2・・・手首のハウ
ジング、13・・・同回転駆動軸、14・・・同動力伝
達軸、15・・・手首の先端軸としての被動軸、22゜
25・・・第1、第2の傘歯車対、24.26・・動力
伝達軸に取り付けられている傘歯車、35・・・第1の
傘歯車噛み合い位置調整機構、36・・・ねじ、37・
・・ナツト、38・・・ばねとしての皿はね、40・・
・第2の傘歯車噛み合い位置調整機構、41・・・ねじ
、42・・・ナツト、4S・・・ばねととしての皿ばね
、55.56・・・皿ばねに作用するスラス−、) 第 2  図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、手首の回転駆動軸から動力伝達軸へ第1の傘歯車対
    を通じて動力を伝達し、前記動力伝達軸から手首の先端
    軸である被動軸へ第2の傘歯車対を通じて動力を伝達す
    る産業用ロボットの手首機構において、少なくとも前記
    動力伝達軸の一方の端部に、この動力伝達軸に取り付け
    られている傘歯車をスラスト方向に押すばねと、動力伝
    達軸の端部に形成されたねじと、これに螺合されたナッ
    トとを有しかつ手首の外部から調整操作可能な傘歯車噛
    み合い位置調整機構を設けるとともに、前記動力伝達軸
    に取り付けられている傘歯車を、前記ばねに傘歯車対の
    回転時に発生する方向および大きさの異なるスラスト力
    のうちの、小さいスラスト力が加わる方向に向けて配置
    したことを特徴とする産業用ロボットの手首機構。
JP17755986A 1986-07-30 1986-07-30 産業用ロボツトの手首機構 Pending JPS6334090A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17755986A JPS6334090A (ja) 1986-07-30 1986-07-30 産業用ロボツトの手首機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17755986A JPS6334090A (ja) 1986-07-30 1986-07-30 産業用ロボツトの手首機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6334090A true JPS6334090A (ja) 1988-02-13

Family

ID=16033079

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17755986A Pending JPS6334090A (ja) 1986-07-30 1986-07-30 産業用ロボツトの手首機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6334090A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07328984A (ja) * 1993-12-27 1995-12-19 Inst Advanced Engineering 産業用ロボット
WO2023188088A1 (ja) * 2022-03-30 2023-10-05 ファナック株式会社 ロボットの関節構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07328984A (ja) * 1993-12-27 1995-12-19 Inst Advanced Engineering 産業用ロボット
WO2023188088A1 (ja) * 2022-03-30 2023-10-05 ファナック株式会社 ロボットの関節構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5934148A (en) Wrist mechanism of industrial robot
US4487091A (en) Speed reducer and method for reducing blacklash
JPS62287991A (ja) 産業用ロボツトの手首駆動機構
JPH10180843A (ja) 2軸押出機の駆動伝達装置
US4630496A (en) Backlash correcting device for swivel arm of robot
JP4013132B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JPS6334090A (ja) 産業用ロボツトの手首機構
JP4730670B2 (ja) バックラッシュ調整機構を備えたロボット
JPS58156749A (ja) 補償継手を有する軌道運動式減速機
JPH0874972A (ja) バックラッシュレス装置
US11124223B2 (en) Bearing for a ball nut assembly of a vehicle power steering assembly
JPH06307504A (ja) 歯厚可変歯車
JP3523247B2 (ja) 内公転型差動歯車減速機
JPS62220748A (ja) 制御用変速装置
KR20030056279A (ko) 로타리 테이블에 더블 피니언을 이용한 백래쉬 제거장치
CN221391060U (zh) 齿轮间隙可调的关节传动组件及关节机器人
JP2002225734A (ja) 電動パワーステアリング装置
JPH0711900Y2 (ja) 産業用ロボットの手首機構
KR100203502B1 (ko) 산업용 로보트의 구동부 백래쉬 방지장치
JP2537628B2 (ja) 圧入装置
JPS58223581A (ja) 産業用ロボツトにおける駆動装置
JPH0373436B2 (ja)
JPH0620938U (ja) 回転伝達機構
JPH0740112Y2 (ja) 工業用ロボットのバックラッシュ除去機構
JPH0214689Y2 (ja)