JPS6333866Y2 - - Google Patents

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JPS6333866Y2
JPS6333866Y2 JP1981052748U JP5274881U JPS6333866Y2 JP S6333866 Y2 JPS6333866 Y2 JP S6333866Y2 JP 1981052748 U JP1981052748 U JP 1981052748U JP 5274881 U JP5274881 U JP 5274881U JP S6333866 Y2 JPS6333866 Y2 JP S6333866Y2
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JP
Japan
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film
motor
crank
suction pad
truck
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JP1981052748U
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JPS57164746U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、フイルム供給マガジンからのフイ
ルム取出しに好適なフイルム取出機構を備えたカ
セツテレスX線速写装置に関するものである。
近年、連続操作によつて迅速に所望撮影部位に
応じた寸法のX線写真の撮影を行うことができる
ということから、1チヤンネル2サイズの、ある
いは2チヤンネル3サイズのカセツテレスX線速
写装置が注目され広く採用されるようになつてき
た。この2チヤンネル3サイズのカセツテレスX
線速写装置とは、該装置にセツト可能な3サイズ
のフイルムマガジンから選択セツトされた2種類
の大きさのフイルムマガジンから、それぞれのマ
ガジンに装填されてる四切判[10×12″]と大陸
判[11×14″](あるいは、これより大きいサイズ
の大角判が装填されているときはその大角判[14
×14″])のうち、必要とするどちらか一方のフイ
ルムを選択して取出し、搬送ローラまで運ぶとこ
ろのフイルム取出し機構を備えているものであ
る。
従来、このようなカセツテレスX線速写装置の
フイルム取出し機構部は、第1図に概略的に示す
ように構成されていた。第1図において、図示し
ていない支持箱には、2種類の供給マガジン、例
えば、四切判フイルム2の装填された供給マガジ
ン1と、大角判フイルム6の装填された供給マガ
ジン5とが挿入されている。支持箱にはモータ8
が固定されており、モータ8によつて駆動され
る。タイミングベルト9によつて、案内コロ11
を有する台車10がレール12上を左右に移動
し、図示しないマイクロスイツチとブレーキ19
とによつて所定位置で停止するようになつてい
る。そして、台車10に固定されているモータ1
3の回転で、傘歯車14,15を介してネジ軸1
6が回転し、さらに、これに螺合しているところ
の、スライド軸18の支持部材17が上下動して
フイルムを吸着する吸着パツド3が上下に移動す
るようになつている。
このような従来の装置の動作を、第2図をも参
照しながら説明すると、まず、四切判フイルムで
撮影を行う場合には、供給マガジン1内の四切判
フイルム2を取出すために吸着パツド3が下降
し、四切判フイルム2を吸引して元の位置まで上
昇した後、搬送ローラ4まで直進する。このよう
に搬送ローラ4まで運ばれた四切判フイルム2
は、搬送ローラ4から搬送ガイド4′を通り、増
感紙とフイルムとを密着させるフイルムホルダに
送られ、さらに撮影位置に送られて撮影が行われ
る。また、大角判フイルムで撮影を行うときに
は、吸着パツド3で供給マガジン5内の大角判フ
イルム6を吸引して搬送ローラ4まで運ぶのであ
るが、このときも吸着パツド3は、第2図中の破
線で示すように、四切判フイルム吸引位置からス
タートし、大角判フイルム吸引位置まで直進した
後下降し、大角判フイルム6を吸引してから上昇
し、再び搬送ローラ4まで直進するという動作を
行うようになつている。
しかしながら、このような従来のカセツテレス
X線速写装置では、次のような問題があつた。
a カセツテレスX線速写装置のフイルム搬送ス
ピードの向上を計ろうとすると慣性負荷が大き
くなり、吸着パツドの停止制御をマイクロスイ
ツチで行おうとすると位置制御が困難となるた
め、停止用のブレーキを設けなければならず、
機構が複雑となる。さらに、このような機構で
は停止点が多くなればなるほど停止位置の精度
の調整が困難になる。
b サイズの異なるフイルムが装填されたそれぞ
れのフイルム供給マガジンから、単一の吸着パ
ツド機構でそれぞれのフイルムを取出し搬送す
るため吸着パツドの移動経路に差があるため、
その搬送時間に差が生ずることとなり、迅速か
つ円滑なX線撮影が制限される。
本考案の目的は、前記のようなフイルム搬送ス
ピードの高速化にともなう種々の問題を解消し、
安定して精度良くフイルムを取出し搬送すること
の可能なフイルム取出し機構を有するカセツテレ
スX線速写装置を提供することにある。
本考案は、前記目的を達成するためになされた
ものであり、その特徴は、カセツテレスX線速写
装置のフイルム取出し機構を、モータと単純なリ
ンクモーシヨンとの組合せで構成し、フイルム吸
着パツドのフイルム吸引位置や搬送ローラへの送
り込み位置での停止精度を確実に割出すととも
に、2種類のフイルムの搬送の時間差が生じない
ようにしたことにある。
以下、実施例により本考案を詳細に説明する。
第3図は、本考案のカセツテレスX線速写装置
におけるフイルム取出し機構部の一実施例を示す
構成図である。図中、第1図におけるものと同等
の機能を有するものは同一記号を付してある。
第3図において、フイルム取出し機構全体を支
持している支持箱7には、2種類のマガジン、例
えば、四切判フイルム2の装填された供給マガジ
ン1と、大角判フイルム6の装填された供給マガ
ジン5とが挿入されており、また、支持箱7には
第1のモータ20が固定されている。そして、こ
の第1のモータ20の軸に取付けられたクランク
21に、リンク22を介して、レール12上を案
内コロ24に案内されて往復動自在に移動する第
1の台車23が連結されている。前記クランク2
1の回転直径は、吸着パツド3が、第3図中のA
地点〜B地点まで移動する距離と等しくなるよう
になつており、クランク21が図の右水平位置か
ら図示の位置まで半回転すると、第1の台車23
はレール12上を左方へ距離A〜Bだけ移動する
ようになつている。さらに、前記第1の台車23
には第2のモータ26が固定されており、第2の
モータ26の軸に取付けられたクランク27に、
リンク28を介して、レール12上を案内コロ3
0に案内されて往復動自在に移動する第2の台車
29が連結されている。このクランク27の回転
直径と、吸着パツド3がB地点〜C地点に移動す
る距離とは等しくなるようになつており、クラン
ク27が図示の右水平位置から左水平位置まで半
回転すると、第2の台車29はレール12上を左
方へ距離B〜Cだけ移動するようになつている。
第2の台車29にはモータ32が固定されている
とともに、吸着パツド3を有するスライド軸18
が上下動自在に取付けられており、モータ32の
正逆回転により、該モータ32の軸に固着したピ
ニオン34、スライド軸18の支持部材35に取
付けたラツク33を介して、吸着パツド3が上下
に移動するようになつている。なお、記号25及
び31(1個は破線表示)で示されるものは、そ
れぞれ、クランク21及び27の回転を止めるス
トツパであり、第1の台車23及び第2の台車2
9の停止位置を定めるものである。これによつ
て、吸着パツド3のA点、B点、C点の停止の割
出しが行われる。
次に、この実施例の装置の動作を、第4図をも
参照しながら説明する。第4図は、この実施例の
装置において、フイルムが供給マガジンから搬送
ローラまで運ばれる経路を示したものである。
まず、四切判フイルムで撮影を行う場合には、
第3図の右方水平位置にあつたクランク21及び
27をそのままにして、モータ32により吸着パ
ツド3を降下させ、供給マガジン1中の四切判フ
イルムを吸引する。このときの吸着パツド3の位
置は必然的にA地点となつている。次に吸着パツ
ド3を上昇してから、モータ20及び26にてク
ランク21及び27を半回転させると、第1の台
車23及び第2の台車29が限度いつぱいまで左
方に移動し、吸着パツド3の位置は搬送ローラ4
の位置、すなわちC点まで達して、吸着してきた
四切判フイルム2を搬送ローラ4に渡すことにな
る。また、大角判フイルム(大陸判でも可)で撮
影を行うときは、モータ26によつてクランク2
7を逆方向に半回転すると、第2の台車29が右
方へ移動し、吸着パツド3はB地点に位置する。
そこで、モータ32を操作して大角判フイルム
(又は大陸判フイルム)6を供給マガジン5から
取出すように吸着パツド3を下降させ再上昇さ
せ、その後、クランク27を再び半回転させてフ
イルムを吸着した吸着パツド3をCの位置まで移
動させる。以上の説明からわかるように、吸着パ
ツド3がBからCへ移動する時間と、吸着パツド
3がAからCへ移動する時間とは、共にモータ2
5及びモータ26を半回転する時間であり、その
間の時間差をなくすことができる。
この実施例において、吸着パツド3の上昇・下
降の機構に、ラツクとピニオンの機構を採用して
いるが、この機構に代えて送りネジを使つた機構
を適用できることはもちろんのことであり、ま
た、フイルム供給マガジン1及び5の上下の関係
が限定されるものでないことも当然のことであ
る。
前記実施例と、例えば、第1図に示した従来の
装置とを比較すれば、上記実施例の装置における
吸着パツド3には無駄な動きがなく、しかも、リ
ンク機構とストツパの組合せで吸着パツド3の停
止制御を行なつているので、停止時間や停止位置
のずれを生ずることがないということも明らかで
ある。
以上説明したように、本考案によれば、従来の
カセツテレスX線速写装置において、不可欠だつ
たマイクロスイツチの調整や、フイルム吸着パツ
ドの移動停止のためのブレーキ等が不用となつて
装置自体のコストダウンが計れるうえに、より迅
速かつ円滑なX線撮影を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のカセツテレスX線速写装置の
フイルム取出し機構部の概略構成図、第2図は、
従来装置におけるフイルム搬送経路図、第3図
は、本考案のカセツテレスX線速写装置のフイル
ム取出し機構部の一実施例の構成図、第4図は、
本実施例のフイルム搬送経路図である。 図中、1,5……フイルム供給マガジン、2,
6……フイルム、3……吸着パツド、4……搬送
ローラ、4′……搬送ガイド、7……支持箱、8,
13……モータ、9……タイミングベルト、10
……台車、11……案内コロ、12……レール、
14,15……傘歯車、16……ネジ軸、17…
…支持部材、18……スライド軸、19……ブレ
ーキ、20……第1のモータ、21,27……ク
ランク、22,28……リンク、23……第1の
台車、24,30……案内コロ、26……第2の
モータ、29……第2の台車、32……モータ、
33……ラツク、34……ピニオン、35……支
持部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フイルム取出機構支持箱に固定された第1のモ
    ータ20と、第1のモータの軸に取付けられた第
    1のクランクにリンクを介して連結され、第1の
    クランクの回動により設定される距離を往復動す
    る第1の台車23と、第1の台車に固定され前記
    第1のモータと同時に又は独立して回転制御され
    る第2のモータ26と、第2のモータの軸に取付
    けられた第2のクランクにリンクを介して連結さ
    れ、第2のクランクの回動により設定される距離
    を往復動する第2の台車29と、第2の台車に上
    下移動可能に取付けられたフイルム吸着パッド3
    とからなるフイルム取出し機構を備えたことを特
    徴とするカセツテレスX線速写装置。
JP1981052748U 1981-04-13 1981-04-13 Expired JPS6333866Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1981052748U JPS6333866Y2 (ja) 1981-04-13 1981-04-13

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JP1981052748U JPS6333866Y2 (ja) 1981-04-13 1981-04-13

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Publication Number Publication Date
JPS57164746U JPS57164746U (ja) 1982-10-18
JPS6333866Y2 true JPS6333866Y2 (ja) 1988-09-08

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ID=29849418

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JP1981052748U Expired JPS6333866Y2 (ja) 1981-04-13 1981-04-13

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022174381A (ja) * 2021-05-11 2022-11-24 株式会社ウイル 印字対象物の供給装置

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JPS53147359A (en) * 1977-05-25 1978-12-22 Shin Meiwa Ind Co Ltd Hanging-up transportation device of body

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