JPS633177Y2 - - Google Patents

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JPS633177Y2
JPS633177Y2 JP1982115772U JP11577282U JPS633177Y2 JP S633177 Y2 JPS633177 Y2 JP S633177Y2 JP 1982115772 U JP1982115772 U JP 1982115772U JP 11577282 U JP11577282 U JP 11577282U JP S633177 Y2 JPS633177 Y2 JP S633177Y2
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JP
Japan
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spring
housing
bearings
clip member
coiled
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JP1982115772U
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JPS5920684U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、携帯用電子機器等の筐体を衣服、若
しくはベルト等に保持する筐体の保持装置に関す
る筐体の保持装置に関するものである。
従来、携帯用電子機器、例えば携帯用無線機を
衣服、若しくはベルト等に保持する装置は、第1
図に示すように筐体1の背面に一対の軸受2を突
設し、これら軸受2の間の上部に円形の小突起3
を突設し、この小突起3にV字状の板ばね4の孔
5を係合し、板ばね4の内側にV字状の板ばね6
を重ね、筐体1の軸受2にクリツプ部材7の軸受
8を軸9により回動可能に連結すると共に板ばね
4,6の一側をこの軸9と筐体1の背面とで挾持
し、軸9の一端に形成した溝9aにEリング10
を圧入している。しかしながらクリツプ部材7に
充分な保持力を与えるには、スペースが狭いので
前記の如く二枚の板ばね4,6を重ねて用いなけ
ればならず、部品点数が増え、組立作業が面倒で
ある。しかも板ばね4,6の一端が露出している
ので衣服、ベルト等を損傷するおそれがある。ま
た従来、他の例として第2図に示すように弧状部
11に続いて略平行な脚部12を有し、脚部12
の外側に続いてコイル状部13を有し、コイル状
部13の外側に続いて係合部14を有するばね1
5を用いたものがある。即ち、ばね15の弧状部
11を前記と同様の円形の小突起3に係合し、ば
ね15のコイル状部13に軸9を挿通状態にして
筐体1とクリツプ部材7の軸受2,8を回転可能
に連結している。このような保持装置では、部品
点数を減らすことはできるが、ばね15の弧状部
11は円形の小突起3と点接触状態で係合するの
で、組立てに際し、軸受2の軸芯とコイル状部1
3の軸芯を同一線上に位置決めするのが困難であ
り、組立作業が面倒である。しかも前記と同様に
ばね15が露出しているので、衣服、ベルト等を
損傷するおそれがある。
本考案は、上記欠点を解消すべく組立作業を容
易に、且つ迅速に行うことができ、品質を安定さ
せることができるようにした筐体の保持装置を提
供しようとするものである。
以下、本考案をその実施例と共に図面に基いて
詳細に説明する。
第3図及び第4図に示すように電子回路を収納
した筐体21の背面上部に一対の軸受22が突設
され、軸受22間に位置決め用突出部23が突設
されている。この位置決め用突出部23は上部の
半円弧面23aに続く下方両側が略平行な面23
bに形成されている。軸受22の上端内側間には
庇状突出部24が突設され、この庇状突出部24
は位置決め用突出部23の面23bの外側におい
て分断され、溝25が形成されている。筐体21
に回動可能に連結されるクリツプ部材26はその
基部背面に一対の軸受27が突設されている。こ
のクリツプ部材26に保持力を付与するばね28
は中央部の半円形の弧状部29に続いて略平行な
脚部30を有し、脚部30の外側に続いてコイル
状部31を有し、コイル状部31の外側に続いて
係合部32を有している。このばね28はその弧
状部29と脚部30が位置決め用突出部23の半
円弧面23aと平行面23bに係合され、脚部3
0が溝25内に挿入され、コイル状部31が軸受
22の内側に挿入されている。この状態において
ばね28は弧状部29と脚部30が位置決め用突
出部23の半円弧面23aと平行面23bに係合
されて位置決めされ、コイル状部31の軸芯が軸
受22の軸芯と略同一線上に一致されている。こ
のばね28のコイル状部31に軸33が挿通され
て筐体21とクリツプ部材26の軸受22と27
を回動可能に連結している。この状態でばね28
の係合部32がクリツプ部材26の基部側に係合
し、クリツプ部材26の先端側を筐体21側に附
勢している。
上記構造の本考案保持装置を実施した筐体は、
クリツプ部材26の基部側をばね28の弾性に抗
して筐体21側に押圧し、クリツプ部材26の先
端側を開放させ、筐体21の背面とクリツプ部材
26とで衣服、ベルト等を挾み、クリツプ部材2
6の押圧力を解放することにより衣服、ベルト等
に保持させることができる。この状態でばね28
のコイル状部31は庇状突出部24により覆われ
ているので、衣服、ベルト等を噛込むおそれがな
く損傷を防止することができ、また外観を向上さ
せることができる。
第5図はばね28の変形例を示し、一方若しく
は両方のコイル状部31の端部にリング状部34
を形成し、脱落防止用補助クリツプと連結するた
めの紐を連繋するようにしたものであり、その他
の構成は前記実施例と同様である。
以上の説明より明らかなように本考案によれば
筐体の位置決め用突出部にばねの中央部の弧状部
とこれに続く脚部を係合するので、組立用の特別
な治具を要することなく、ばねのコイル状部の軸
芯を軸受の軸芯に略一致させることができ、従つ
て組立作業を容易に、且つ迅速に行うことがで
き、しかも品質を安定させることができる等の利
点がある。さらに、庇状突出部を設けて、ばねが
衣服、ベルト等を噛込むのを防止するように構成
したので、これらを損傷しにくい利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の保持装置の分解斜視図、第2図
は従来の他の例の保持装置の分解斜視図、第3図
及び第4図は本考案の保持装置の一実施例を示
し、第3図は分解斜視図、第4図は筐体側にばね
を位置決めした状態の背面図、第5図は本考案に
用いるばねの変形例を示す斜視図である。 21……筐体、22……軸受、23……位置決
め用突出部、24……庇状突出部、26……クリ
ツプ部材、27……軸受、28……ばね、29…
…弧状部、30……脚部、31……コイル状部、
32……係合部、33……軸、34……リング状
部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 筐体に突設された一対の軸受と、クリツプ部
    材の基部に突設された一対の軸受と、弧状部に
    続いて略平行な脚部を有し、脚部の外側に続い
    てコイル状部を有し、コイル状部の外側に続い
    て係合部を有するばねと、前記筐体に軸受間に
    おいて突設され、前記ばねの弧状部と脚部の双
    方に内接して係合し位置決めした位置決め用突
    出部と、前記筐体に突設された一対の軸受の上
    端部内側間で筐体に突設され前記コイル状部を
    覆う庇状突出部と、ばねのコイル状部に挿通さ
    れ、筐体とクリツプ部材の軸受を回動可能に連
    結した軸とよりなり、ばねの係合部をクリツプ
    部材の基部側に係合し、クリツプ部材の先端側
    を筐体側に附勢したことを特徴とする筐体の保
    持装置。 (2) ばねは端部にリング状部を備えた実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の筐体の保持装置。
JP11577282U 1982-07-29 1982-07-29 筐体の保持装置 Granted JPS5920684U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11577282U JPS5920684U (ja) 1982-07-29 1982-07-29 筐体の保持装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP11577282U JPS5920684U (ja) 1982-07-29 1982-07-29 筐体の保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5920684U JPS5920684U (ja) 1984-02-08
JPS633177Y2 true JPS633177Y2 (ja) 1988-01-26

Family

ID=30267130

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11577282U Granted JPS5920684U (ja) 1982-07-29 1982-07-29 筐体の保持装置

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JP (1) JPS5920684U (ja)

Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0739217Y2 (ja) * 1992-12-11 1995-09-06 株式会社遠藤照明 クランプ式無接触電源用トランス
JP5817587B2 (ja) * 2012-02-28 2015-11-18 アイコム株式会社 開閉カバーの取り付け構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS546006B2 (ja) * 1974-12-28 1979-03-23
JPS554901U (ja) * 1978-06-05 1980-01-12

Family Cites Families (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5628795Y2 (ja) * 1977-06-14 1981-07-08
JPS587661Y2 (ja) * 1978-05-06 1983-02-10 松下電器産業株式会社 クリップ装置

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Also Published As

Publication number Publication date
JPS5920684U (ja) 1984-02-08

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