JPS63308235A - 駐車ブレ−キ付きディスクブレ−キの隙間自動調整装置 - Google Patents

駐車ブレ−キ付きディスクブレ−キの隙間自動調整装置

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JPS63308235A
JPS63308235A JP62142287A JP14228787A JPS63308235A JP S63308235 A JPS63308235 A JP S63308235A JP 62142287 A JP62142287 A JP 62142287A JP 14228787 A JP14228787 A JP 14228787A JP S63308235 A JPS63308235 A JP S63308235A
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brake
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piston
sleeve
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、駐車ブレーキ付きディスクブレーキにおける
過剰調整防止機構を備えた隙間自動調整装置に関する。
従来の技術 従来、この1重の過¥i調整防止機第14付の隙間自動
調監装置として、特公昭53−42869号公報及び特
公昭58−47578号公報に示されているようなもの
がある。先ず、前者を第3図を用いて説明する。対向す
るピストン1,2は本体部材50貫通孔4内に摺動可能
に装架されており、ブレーキを作動させるため、圧力流
体をピストン1とピストン2との間に導入し両ピストン
を互に押し離すと、ピストン1の端面は直接作動パッド
5に作用し、ピストン2はヨーク6を介して間接作動パ
ッド(図示せず)に作用する。長さ調整機構はピストン
1の孔7中を摺動し得る補助ピストン8とロッド9との
可逆ねじによるねじ結合によって構成されておシ、封止
リング10がピストン1の中の孔7中で補助ピストン8
とピストン1との間を封止し、該孔7の左端壁には通気
孔11が貫通している。正常なブレーキ隙間はねじ14
の軸方向の背隙aにより与えられる。パッド5が七粍す
ると、ピストン1の円錐面12と補助ピストン8の円錐
面13との間に磨耗分の隙間すを生じる。この状態のと
きに圧力流体でブレーキをかけると、補助ピストン8は
先ず、ねじ14の背隙分aだけ左方に移動するが、補助
ピストンは回転しない。次に、更に補助ピストン8が圧
力流体で左方へ押されると、「可逆ねじ」14の作用に
よ)補助ピストン8は回転を生じ(ロッド9はリング1
5で回転を阻止されている)補助ピストン8の円錐面1
3がピストン1の円錐面12に押し当たり、周円錐面1
2.13の間の摩擦のため補助ピストンの回転が阻止さ
れるまで回転し、その回転量に対応するねじ14の進み
量だけ補助ピストン8は左方へ進んで、上記長さ調整機
構によυ長さが増大し、上記のパッドの磨耗による隙間
すを解消する。その後、強いブレーキをかけた場合にブ
レーキ構成部材の撓みによp起る偏位的なブレーキ隙間
の増大があっても、これに対しては長さ調整機構は反応
しない。即ち、このように強いブレーキをかけると、補
助ピストン8は左へ進み、その際、補助ピストン8とロ
ッド9とピストン1とが一体として動き、ばね16は圧
縮され、ブレーキをゆるめると、ピストン1及び補助ピ
ストン8に作用する液圧が解除されるから、ばね16の
復帰力によυ、ピストン1、補助ピストン8とロッド9
とが一体として右方へ戻シ、ねじ14の背隙aが正常な
ブレーキ隙間となる。そして、このブレーキ解除時には
「可逆ねじ」14による補助ピストン8の回転は起らな
いから、先に行われた長さ調整機構の長さ増大すはその
まま残りパッド磨耗による隙間はもはや存在せず、上記
偏位的なブレーキ隙間に対して長さ調整機構は反応しな
い。
次に、後者を第4図を用いて説明する。ブレーキ本体2
0の一部に設けたブレーキ操作用シリンダ21内にカッ
プ型ピストン22を摺動可能に備えた液圧式の円板ブレ
ーキであって、圧力流体が入口23よクシリンダ21内
に導入され、ブレーキがかけられるとカップ型ピストン
22はシリンダ21の開放端を通過して移動し、心棒2
4は静止したままであるが、スリーブ25はねじ結合で
構成されている長さ調整機構のスリーブ25のねじ部と
心棒のねじ部26との背隙がなくなるまでカップ型ピス
トン22と共に移動する。ブレーキパッド30が磨耗し
ているとき、ブレーキをかけるにはカップ型ピストン2
2を更に移動させる必要がちシ、この場合流体圧がかか
ると円錐台クラッチ面を構成するスリーブの円錐台形表
面27とピストンの円錐台形内面28は分離し、スリー
ブ25はピストン22の後にとどまる傾向にあるがスリ
ーブ25に作用する圧縮コイルばね29の軸方向推力に
よってスリーブ25は心棒24上を回転してピストン2
2の運動に従い上記長さ調整機構によって、心棒24と
スリーブ25の組合わせ長さは増加する。また急停止の
ため、過大な流体圧力をブレーキのシリンダ21にかけ
ると、心棒24の段付孔の大径部32内にコイルばね3
3で該孔の外方へ摺動するよう付勢された作動ピストン
34に加わる該流体圧力は、該コイルばね33によって
ピストン32にかかる力を越え、作動ピストン34を内
方へ移動させる。そこで、作動ピストン34と金くぎ3
5の傾斜面36と協働作用によって、合〈ぎ35は心棒
24の大径部32に連通する孔36内を半径方向外側へ
押し出されてスリーブ25の対応する内側ねじ部と接触
し、スリーブ25は心棒24に対して回転しないように
ロックされ、長さ獣4:;芝機構は作動せずピスト/2
2は心棒24にねじ結合されたスリーブ25から離れて
し寸う。このようにシリンダ21内の流体圧力が所定圧
力を越えた時には心棒24とスリーブ25との組合せ長
さの自動調節が行われない。なお、31はディスクロー
ターであり、38はブレーキ本体20の閉鎖端壁に設け
られた心棒24を挿通する中央開口部でちる。
発明が解決しようとする問題点 ところで、上記前者の液圧式ブレーキアクチュエータの
隙間自動調整装置では、孔7を有するピストン1の左端
壁に通気孔11を設け、右端の孔7の人口周縁は皿どシ
した円錐面12に形成し、該円錐面12と対応して係合
する円錐面13を右端部に形成した補助ピストン8を上
記孔7に密封状に、かつ摺動可能に嵌込み、該補助ピス
トン8とロッド9とを適切な背隙をもった「可逆ねじ」
14で結合して長さ調整機構を構成してパッドの磨耗に
より生じた隙間を解消し、強いブレーキをかけた場合に
おけるブレーキ+iff成部材の腺みにより起る5似的
なブレーキ隙間の増大に対しては反応しないようにして
いるが、この調整機構;!では、ピストン1の孔7の内
面と補助ピストン8の外面との仕上げを精密にすると共
に、補助ピストン8とロッド9との適切な背隙をもった
ねじ結合機<Jも精密に仕上げなければならないので、
これら3部材の仕上には手数を要し高価であった。まだ
、上記後者の車両ブレーキ操作用7リンダは、一端が開
放されたシリンダ21を有するブレーキ本体20と、シ
リンダ21内に摺動可能で該シリンダ21内の圧力流体
の作用によって前記開放ダ、゛Jを通って移動するカッ
プ型ピストン22と、該カップ型ピストン22の底部に
当接するスリーブ25とブレーキ本体20の閉鎖端壁の
中央開口部38を通ってシリンダ21内に延びる心棒2
4をねし結合してブレーキパッド50の磨耗によって生
じる隙間を自動的に解消する機構とを備えだ自動11λ
間調整装置であるが、急停止のため、過大な流体圧力を
ブレーキのシリンダ21にかけた場合、ブレーキ構成部
材の撓みにより起る5似的なプレー中隙間の増大に対し
ては、心棒24に、段付孔の大径部32内にコイルばね
33で該段付孔の外方へ摺動するよう付勢された作動ピ
ストン34が設けられ、該過大な流体圧が作動ピストン
34に加わって前記コイルはね33の力に打勝って作動
ピストン34が内方へ移動すると、心棒240半径方向
孔67内に移動可能に設けられた合くぎ35が心棒24
とねじを切ったスリーブ25とを相対回転しないように
ロックし、上記長さ調整機構の長さを増大させないよう
にしているが、このような調整機構は構成が複雑で製作
に手数を要し水安価でなかった。
問題点を解決するための手段 以下、本発明を図面に基づいて説明する。車両ブレーキ
本体50に設けたブレーキ操作用シリンダ53内に、該
シリンダの開放端の位置に閉鎖端を有するカップ型ピス
トン54を摺動可能に設け、該ブレーキ操作用シリンダ
53の閉鎖端壁59の孔62に摺動可能に挿通されてい
るが、回転止めされたロッド60の一部に拡張方向可逆
の一方向可逆ねじ68を設け、前端にカップ型ピストン
54の底部71に当接する当接部としてのフランジ7゜
を有するスリーブナツト69が上記ロッド6oのねじ6
8に螺合し、該フランジ70の後部は、スラスト軸受7
4を介して、ピストン54の開放端近くに設けたサーク
リップ72に係合する圧縮コイルばね73により押圧さ
れ、ばね73により押圧された該スリーブナツト69の
フランジ7oの前面はカップ型ピストン54の底部71
に当接して、通常状態でブレーキをかけるときは、シリ
ンダ53内に導入された圧力流体によって、スリーブナ
ツト69のねじ部とロッド60のねじ部68の間の背隙
がなくなるまでスリーブナツト69とピストン54とは
共に左方に移動し、ブレーキパッドの磨耗によ9隙間が
生じている状態のとき、ブレーキをかけると、先ず、ス
リーブナツト69はロッド60のねじ68との間の背隙
分左方へ移動し、更にピストン54が左方−・移動する
とスリ−プナット69はピストン54と離れてスリーブ
ナツト69はばね76の軸方向推力によりスリーブナツ
ト69はロッド60上で回転してピストン54に従い、
ロッド60とスリーブナツト69のねじ結合による長さ
調整機構の長さを増加する隙間自動調整装置において、
急停止のためにブレーキをかけたときの場合のように所
定の値を越えた過大な流体圧力によりブレーキ構成部材
が碗み、それによって生じた偏位的なプ、レーキ隙間に
はスリーブナツト69がロッド6o上で回転して長さ調
整機構の長さを増大しないようにロッド60の段付孔の
大径部75に嵌込んだ小ピストン76の拡大頭部77で
スリーブナツト6907ランジ70の前面凹部79を右
方へ押圧し、即ち、該過大な流体圧力で小ピストンを右
方に押す力が圧縮コイルハね73をたわませて、スリー
ブナツト69のネジ面82をロッド60のネジ面85に
押圧し、この非可逆なネジ面82−83の摩擦によりス
リーブナツト69の回転を阻止し、該長さ調整機構の長
さが増大゛しないように上記簡単な機構で行い得るよう
にしたものである。
作   用 通常状態でブレーキを使用するために圧力流体がブレー
キ操作用シリンダ53の円筒形空間に加えられると、カ
ップ型ピストン54は円筒形空所の開放端を通過して移
動し、ロッド60は静止したままであるがスリーブナツ
ト69はロッド60の一方向可逆ねじ68とスリーブナ
ツト69のねじとの間の胃酸がなくなるまで回転するこ
となくカップ型ピストン54と共に移動する。ブレーキ
パッドの磨耗により隙間が生じている状態のときは、該
隙間を解消するため、カップ型ピストン54は更に移動
するので、スリーブナツト69は、カップ型ピストン5
4の底部71とスリーブナツト69の7ランジ70の前
面を離して、カップ型ピストン54の後にとどまる傾向
があるが、スリーブナツト69とロッド60とは拡張方
向可逆の一方向可逆ねじ嵌合による長さ調整機構となっ
ているので、スリーブナツト69に作用する圧縮コイル
ばね73の軸方向推力によって、該スリーブナツト69
はロッド60上で回転してカップ型ピストン54の運動
に従うから、ロッド60とスリーブナツト69のねじ結
合による長さ調整機構の長さは増加する。シリンダ53
の円筒形空所内の圧力流体が解放されると、カップ型ピ
ストン54は、ねじ部の胃酸によって許容される範囲内
のみで後退するので、ブレーキパッド53.53の磨耗
に依るパーキングブレーキ作動時の過度なストロークの
増大は防止される。また、ブレーキをかけるためにブレ
ーキ操作用シリンダ53の円筒空所内へ導入された圧力
流体が過大な圧力である時、ブレーキ構成部材は撓み、
それによって起る偏位的なブレーキ隙間によりカツブ型
ピストン54ti前方へ移動し、それに伴ってスリーブ
ナツト69は移動しようとする。ところで、ロンドロo
の段付孔の大径部75に摺動可能に嵌込まれている小ピ
ストン76の拡大頭部77は圧力流体によりスリーブナ
ツト69の7ランジ70の前面四部79の底部に抑圧保
合されているので、圧力流体の圧力が所定の値を越えた
とき、拡大頭部77にかかる圧力0と小ピストン76の
面積(ト)による後方への力(I’xA)が、圧縮コイ
ルはね73のばね力αつより大きくなる(PxA)F)
よう設定しておけば、前記のように流体圧力が過大(高
圧)となってもスリーブナツト69を押圧する圧縮コイ
ルばね73は小ピストン76によりたわめられて、スリ
ーブナツト69の前方への移動が阻止され、スリーブナ
ツト69は前方へ移動するカップ型ピストン54に追従
しなくなシ、従って、過大な圧力によりブレーキ構成部
材が彷み、それによって偏位的なブレーキ隙間が生じて
も、スリーブナツト69とロッド60とによる長さ調整
機構の長さ増大はない。
なお、ロッド60とスリーブナツト69とが、拡張方向
可逆の一方向可逆ねじ68で嵌合するとは、回転止めさ
れたロッド60のねじ部に嵌合されたスリーブナツト6
9に、ロッド60に対して拡張する向きに軸方向推力が
加えられたとき、スIJ−プナソト69はロッド60に
対して回転し、拡張方向に移動するが、スリーブナツト
69にロッド60に対して縮小する向きに軸方向推力が
加えられたとき、ロッド60に対して回転せず、従って
、スリーブナツト69が縮小方向に移動しない長さ調整
機能を備え嵌合である。
実施例 以下、本発明の実施例について説明する。車軸ハウジン
グ又は車輪取付部などの車両の固定部に摺動可能に取付
けられたブレーキ本体50は、車軸ハウジング又は車輪
取付部に回転可能に取付けられた車輪ハブによって担持
されたブレーキ板51の一側面に取付けられている。デ
ィスクローター50は、ディスクローター51の周辺部
を越えて延びる橋形部材52を有する。ブレーキ操作用
シリンダ53は、ディスクローター51の前記−側面に
設けられ、ブレーキ本体50の一部である。
シリンダ53の軸線はディスクローター51の軸線と平
行である。ブレーキ操作用シリンダ53はディスクロー
ター51に面する端部に開口を有する。シリンダ53内
を摺動可能なカップ型ピストン54はシリンダの開放端
の位置に閉鎖端を有する。ビス゛トン54はディスクロ
ーター板51の前記側面にブレーキパッド53を担持し
、別のブレーキパッド53は本体50の半径方向内側に
延びたアーム部57によってディスクローター51の反
対側にて担持される。ブレーキ操作用シリンダ53は圧
力流体人口58を有し、適当な圧力流体源からの流体は
入口58を通シシリング空間に入シカツブ型ピストン5
4をシリンダ53の閉、J端壁59から離れるように押
圧し、ブレーキパッド53をディスクローター51に押
しつける。シリンダ53の空間内に入った圧力流体はシ
リンダ53の閉鎖端壁59にも作用し、ブレーキ本体5
0の橋形部材52を介して他方のブレーキパッド53を
ブレーキ板51に押つける。機械式の駐車ブレーキを構
成する密封リング61を有するロッド60が、シリンダ
53の閉鎖端壁59の孔62内に摺動可能に延在し、該
ロッドの外端はシリンダ53の軸線と直角の軸線を中心
に回転し得るようにブレーキ本体50の端部に軸支され
たカム63に揺動棒64を介して作動される。壕だ、シ
リンダ53の閉鎖端壁59に近接して内側円筒に取付け
た止め輪65に支持されたばね部材66により抑圧され
た回転止め部材67によって回転止めされたロッド60
は、シリンダ53の円筒状空所内に延び、該ロッド60
の一部には拡張方向可逆の一方向可逆ねじ68が設けら
れ、内側に該可逆ねじと螺合するねじが切られたスリー
ブナツト69は、該ロッド60のねじ部68とねじ結合
して、パッド磨耗により生じた隙間を解消するための長
さ調整機構を構成し、また、ロッド60のねじ部とスリ
ーブナツト69のねじ部との間に胃酸が設けられ、相対
回転をともなわない両者の軸方向の相対運動が僅かなが
ら可能になっている。スリーブナツト69はその末端部
にカップ型ピストン54の底部71に当接する尚接部と
してフランジ70を備え、スリーブナツト69の7ラン
ジ70は、カップ型ピストン54の開放端近くの内側円
節壁に取付けたサークリップ72に当接する圧縮コイル
ばね73によってスラスト軸受74を介してカップ型ピ
ストン54の底部71の方向へ押しつけられ、該フラン
ジ70が該底部71に押圧されるとカップ型ピストン5
4に対するスリーブナツト69の相対回転が阻止される
。ロッド60は、シリンダ53の円筒形空所内へ開口す
る大径部75を有する段付孔を備え、該孔は小径部を通
じて大気に連通し、拡大頭部77を有する小ピストン7
6は該役付孔の大径孔部内に密封リング78を介して摺
動可能に設けられる。スリーブナツト69の7ランジ7
゜の前面に小ピストン76を挿通する孔を備えた凹部7
9が設けられ、該凹部79内に小ピストン76の拡大頭
部77が収容され、小ピストン76が後方に押圧される
と、該拡大頭部77の後面が核凹部79の底部に押しつ
けられて係合し、この押圧力が所定の値を越えると、圧
縮コイルばね73がたわませられ、スリーブナツト69
のネジ面82はロッド60のネジ面83を押圧し、この
非可逆なネジ面82−83の摩擦によりロッド60に対
するスリーブナツト69の回転は阻止される。まだ、機
械的にブレーキ(駐車ブレーキ)をかけるためには、カ
ム63を回転させ揺動棒64を介してロッド60を前方
に′f5動させると、ロッド6ob・こ訪合するスリー
ブナツト69は回転することなく前方へ移動し、カップ
型ピストン54を押圧してブレーキがかかる。なお、8
0はカップ型ピストン54をシリンダ53に対して密封
する弾性密封リング、81はスリーブナツト69に設け
た圧力流体の流通孔である。
発明の効果 以上述べたように、本発明は、回転止めされたロッド6
0の拡張方向可逆の一方向可逆ねじにスリーブナツト6
9を螺合した長さ調整機構を備えた自動隙間調整装置を
設けたことにより、パッドの磨耗により隙間が生じたと
きは、ブレーキ操作による圧力流体により、スリーブナ
ツト69に拡張方向の推力が加えられ、ロッド60に対
し該スリーブ69が回転し、ロッド60とスリーブナツ
ト69による長さ調型機構の長さが増加し、上記隙間が
自動的に解消され、さらに、急ブレーキ等による過大な
流体圧力によりブレーキ構成部材が撓み、それによって
5似的なブレーキ隙間が生じたときは、スリーブナツト
69のフランジ70の前面凹部79と係合する拡大頭部
77を備えたロッド60の段付孔に摺動可能に嵌込まれ
た小ピストン76は、圧力流体により後方へ押圧され、
その押圧力は圧縮コイルばね73の押圧力によるスリー
ブナツト69の前方への移動を比重し、ブレーキ構成部
材の撓みにより生じた5似的なブレーキ隙間をそのまま
にして、ロッド60とスリーブナツト69による長さ調
整機構の過剰な調整を行なわないようにし、ブレーキの
引きずυを防止した。そして、このような長さ調整機構
の過剰な長さ調整の阻止は、所定の値を越えた過大な流
体圧力のとき、スリーブナツト69のフランジ70の前
面凹部79内に係合する拡大頭部77を備えたロッド6
0の段付孔の大径部75に摺動可能に嵌合する小ピスト
ン76により行なわれるようにしたので、従来のものに
比較して構造が簡単であり、また精密に仕上る箇所も2
ケ所、即ち、小ピストン76の周面と、その周面と摺接
するロッド60の内周面のみであるから、製造が安価で
ちる等の実質的に有益な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のディスクブレーキの側面図、第2図は
第1図に示したディスクブレーキのブレーキ本体の横断
面図、第3.4図は従来の過剰調整防止機構付の隙間自
動調整装置を備えたディスクブレーキ本体の横断面図で
ある。 図中、50はブレーキ本体、51はディスクローター、
53はブレーキ操作用シリンダ、54はカップ型ピスト
ン、53.53はプレーキノくノド、58は圧力流体入
口、60はロッド、63はカム、64は揺動(夕、68
は拡張方向可逆の一方向可逆ねじ、69はスリーブナツ
ト、70はフランジ、71はピストン型カップの底部、
72はサークリップ、75は圧縮コイルばね、74はク
ラスト軸受、75は大径部、76は小ピストン、77は
拡大頭部、79は凹部でちる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)液圧式ブレーキ作動の隙間自動調整装置において
    、ブレーキ本体50に設けたブレーキ操作用シリンダ5
    3内にカップ型ピストン54を摺動可能に設け、ブレー
    キ本体50に摺動可能であるが、回転止めされたロッド
    60の一部に拡張方向可逆の一方向可逆ねじ68を設け
    、前端に上記ピストン54の底部に押圧する当接部を有
    するスリーブナット69を上記一方向可逆ねじに螺合し
    、該ロッド60とスリーブナット69とのねじ結合によ
    り長さ調整機構を構成し、該ロッドに設けた孔に拡大頭
    部77を有する小ピストン76を嵌込み、ロッド60の
    孔に嵌込んだ小ピストン76の拡大頭部77をスリーブ
    ナット69の当接部前面の凹部79に嵌入し、ブレーキ
    操作用シリンダ53に導入された液体圧力が所定の値を
    越えたとき、該流体圧力の小ピストン76の頭部を押す
    力がスリーブナット69を押すばねをたわませて、ロッ
    ド60に対するスリーブナット69の回転を阻止して長
    さ調整機構の長官の増大を停止せしめる機構を備えた隙
    間自動調整装置。
  2. (2)上記スリーブナット69の当接部をフランジ70
    としたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の隙
    間自動調整装置。
  3. (3)上記ロッド60に設けた孔を段付孔としたことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の隙間自動調整装
    置。
  4. (4)上記スリーブナット69を押圧するばねを圧縮コ
    イルばね73としたことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の隙間自動調整装置。
JP62142287A 1987-06-09 1987-06-09 駐車ブレ−キ付きディスクブレ−キの隙間自動調整装置 Expired - Lifetime JPH07117117B2 (ja)

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GB8813488D0 (en) 1988-07-13
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