JPS6330780Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6330780Y2
JPS6330780Y2 JP1982174112U JP17411282U JPS6330780Y2 JP S6330780 Y2 JPS6330780 Y2 JP S6330780Y2 JP 1982174112 U JP1982174112 U JP 1982174112U JP 17411282 U JP17411282 U JP 17411282U JP S6330780 Y2 JPS6330780 Y2 JP S6330780Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
door
circuit
door opening
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982174112U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5978359U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP17411282U priority Critical patent/JPS5978359U/ja
Publication of JPS5978359U publication Critical patent/JPS5978359U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6330780Y2 publication Critical patent/JPS6330780Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は油圧エレベータの起動を制御する装
置に関するものである。
〔従来技術及び考案が解決しようとする問題点〕
一般に油圧エレベータにおいて、上昇運転時油
圧ポンプを駆動するモータの起動には−△起動
が用いられるが、その起動のタイミングとして提
案されている主なものには、 ドアの開閉状態に関係なく、上昇方向の運転
指令が出された時点(上昇方向の呼びが入り、
かつ運転方向として上昇方向が選択された時
点)で起動、 例えば特開昭56−93670号公報に記載されて
いるように、上昇方向の運転指令が入り、その
後戸閉指令が出された時点あるいはドアが所定
位置まで閉じた時点で起動、 の2通りがあつた。上記の場合は、例えばかご
の起動時点より十分以前に上昇呼びが発生し上昇
方向の運転指令が出されると、モータの起動完了
からかごの起動までのアイドリング時間が長くな
り、電力を無駄に消費することとなる。又、上記
の場合には、戸閉動作時間よりも−△の切り
換えに要する時間の方が長いと、その差分だけか
ごの起動が遅れることとなり、運転効率が悪化す
る。又、油圧エレベータの場合は特に、乗用はも
ちろんのこと荷物用あるいは自動車用など幅広い
用途に使用される関係上、エレベータかご扉のド
ア形式も周知のとおり2枚戸中央開き、2枚戸片
開き、3枚戸片開き、4枚戸中央開き、2枚戸上
開きなどの中から適宜選択されて採用されるた
め、戸閉動作時間が−△の切り換えに要する時
間よりも短い場合や長い場合などいろいろ考えら
れ、全てのドア形式に対して、簡単な設定変更の
みで対応できる油圧エレベータの起動制御装置が
望まれていた。
本考案は、上記の点に鑑みなされたもので、た
とえどのようなタイプのかご扉であつても、かご
扉の戸閉動作が完了しかごの出発準備がととのつ
た時点と、モータの起動完了の時点を自動的に一
致させて、モータの無駄なアイドリング時間をな
くすとともにかごの起動が遅れて運転効率を悪化
させる恐れのない油圧エレベータの起動制御装置
を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、予め分かつている戸開時間に対応す
る時間信号を出力する戸開時限設定回路と、かご
扉の戸開後の経過時間から戸開時限設定回路の戸
開時間を減算して戸開時限減算時間に対応する時
間信号を出力する戸開時限減算回路と、予め分か
つているかご扉の戸閉動作に要する時間に対応す
る時間信号を出力する戸閉時限設定回路と、油圧
ポンプを駆動するモータの運転から△運転に切
り換わるのに要する時間に対応する時間信号を出
力する運転時限設定回路と、運転から△運転
に切り換わるのに要する時間から戸閉動作に要す
る時間を減算して基準値に対応する時間信号を出
力する基準値発生回路とを設け、比較回路により
前記戸開時限減算時間が前記基準値に一致した時
点で、モータの起動指令を与えようとするもの
である。
〔作用〕
上述の如く構成すれば、予め分かつている各種
の設定時間を事前にプリセツトするだけで、どの
ようなドア形式の油圧エレベータであつても、最
適な時点で自動的にモータが起動を開始するよう
にできる。
〔実施例〕
以下、第1図及び第2図を用いて本考案の一実
施例について説明する。
第1図は本考案による装置の構成の一例を示す
ブロツク図、第2図は戸閉動作時間がモータの
−△の切り換えに要する時間よりも短い場合の第
1図に示す各装置の動作のタイミングを示す図で
ある。図中、1は予め分かつている戸開時間t1
設定すれば該戸開時間t1に対応する時間信号Vt1
を出力する戸開時限設定回路、2はかご扉の戸開
動作完了後から作動し始め、戸開経過時間t2に対
応する時間信号Vt2を出力する基準クロツク、3
は戸開時限設定回路1の時間信号Vt1から基準ク
ロツク2の時間信号Vt2を減算して戸開時限減算
時間t3に対応する時間信号Vt3を出力する戸開時
限減算回路、4は基準クロツク2の時間信号Vt2
が戸開時限設定回路1の時間信号Vt1に一致する
と戸開時限減算回路3の出力信号3aに基づき戸
閉指令を発する戸閉指令回路、5はドア形式によ
り予め分かつているかご扉の戸閉に要する時間t5
を設定すれば該時間t5に対応する時間信号Vt5
出力する戸閉時限設定回路、6は予め分かつてい
るモータの運転から△運転に切り換わるのに要
する時間t6を設定すれば該時間t6に対応する時間
信号Vt6を出力する運転時限設定回路、7は
運転時限定回路6の時間信号Vt6から戸閉時限設
定回路5の時間信号Vt5を減算して基準時間t7
対応する基準値Vt7を出力する基準値発生回路、
8は戸開時限減算回路3の時間信号Vt3が基準値
発生回路7の基準値Vt7に一致するとモータの
起動指令回路8に起動指令開始信号8aが与えら
れる比較回路であり、起動指令回路9は上昇方
向の運転指令(図示せず)が発せられており、か
つ比較回路8からの起動指令開始信号8aが与え
られれば、モータに起動の指令を与える。
以上の構成において、簡単のためかご扉の戸閉
動作時間t5がモータの−△の切り換えに要する
時間t6よりも短い場合を例に挙げて、第2図を用
いて説明する。
いま、かごが下降運転にて階床に到着すると、
所定時間の間に戸開動作が行われるが、戸開動作
が完了すると基準クロツク2が動作を開始する。
そして、かごが任意の階床に待機中に上昇呼びが
入り、下降呼びがないものとすると、運転方向と
しては上昇方向が選択されて上昇方向の運転指令
が発せられる。一方、戸開動作が完了した後は戸
開時限減算回路3は戸開時限設定回路1の時間信
号Vt1から基準クロツク2の時間信号Vt2を減算
した信号、即ち第2図に示す戸開時間t1の残り時
間t3に対応する時間信号Vt3を連続的に出力して
おり、又基準値発生回路7は運転時限設定回路
6の時間信号Vt6から戸閉時限設定回路5の時間
信号Vt5を減算した信号、即ち第2図に示す基準
時間t7に対応する時間信号Vt7を継続して出力し
ている状態の中で、戸開時間経過とともに減少し
てゆく戸開時限減算回路3の時間信号Vt3が基準
値発生回路7の基準値Vt7に一致すると比較回路
8が、起動指令回路9に起動指令開始信号8aを
入力してモータを起動させ、運転時間t6経過後
には△運転に切り換えさせる。そして、基準クロ
ツク2の時間信号Vt2が戸開時限設定回路1の時
間信号Vt1の一致する時点、即ち戸開時間t1が満
了すると、戸開時限減算回路3が戸閉指令回路4
に出力信号3aを与えて戸閉時間t5経過後にはか
ご扉を完全に閉鎖させてかごの起動準備を完了さ
せる。
したがつて、第2図からわかるとおり本考案に
よれば、戸閉を完了してかごの起動準備がととの
つた時点と、モータの起動完了時点をほぼ一致さ
せることができるため、かごはモータの起動完了
とほぼ同時に上昇方向へ起動することができる。
尚、以上述べた本考案装置の動作説明は、運
転に要する時間t6が戸閉動作に要する時間t5より
も長い場合についてであるが、その逆の場合も基
準値発生回路7の基準値Vt7と戸開時限減算回路
3の時間信号Vt3がともに負の値となるだけで本
考案の動作原理は全く同じなため、説明は省略す
る。
〔考案の効果〕 以上述べたように本考案は、戸開時限設定回
路、戸閉時限設定回路及び運転時限設定回路に予
め分かつているエレベータの仕様(乗用エレベー
タ、荷物用エレベータ、自動車用エレベータやド
ア形式など)に基づく設定値を事前にプリセツト
するだけで、後は運転に要する時間と戸閉動作
に要する時間との長さに関係なく自動的に、モー
タの起動完了の時点をかごの出発準備のととのつ
た時点に一致させることができるため、あらゆる
種類の油圧エレベータであつても、無駄な準備時
間や動作をかけることなくすみやかにかごを運転
させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による装置の構成の一例を示す
ブロツク図、第2図は戸閉動作時間がモータの
−△の切り換えに要する時間よりも短い場合の第
1図に示す各装置の動作のタイミングを示す図で
ある。 1……戸開時限設定回路、2……基準クロツ
ク、3……戸開時限減算回路、5……戸閉時限設
定回路、6……運転時限設定回路、7……基準
値発生回路、8……比較回路、9……起動指令
回路、t1……戸開時間、t2……戸開経過時間、t3
……戸開時間t1から戸開経過時間t2を減算した戸
開時限減算時間、t5……戸閉動作に要する時間、
t6……モータの運転に要する時間、t7……モー
タの運転に要する時間t6から戸閉動作に要する
時間t5を減算した基準時間。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 かごが階床に到着すると戸開し、戸開時限設定
    回路での予め定められた戸開時間t1が満了すると
    戸閉して、次の呼びに向かつてサービスする油圧
    エレベータにおいて、 かご扉の戸閉動作に要する時間t5が設定された戸
    閉時限設定回路と、油圧ポンプを駆動するモータ
    の運転から△運転に切り換わるのに要する時間
    t6が設定された運転時限設定回路と、該運転
    時限設定回路の前記切り換わりに要する時間t6
    ら前記戸閉時限設定回路の前記戸閉動作に要する
    時間t5を減算して基準時間t7に対応する第一の信
    号を出力する基準値発生回路と、かご扉戸開後の
    戸開経過時間t2から前記戸開時限設定回路の前記
    戸開時間t1を減算して戸開時限減算時間t3に対応
    する第二の信号を出力する戸開時限減算回路とを
    設け、該戸開時限減算回路の前記第二の信号と前
    記基準値発生回路の前記第一の信号とを比較する
    比較回路を備え、前記第二の信号が前記第一の信
    号に一致すれば、モータの起動指令回路に起動
    指令が与えられることを特徴とする油圧エレベー
    タの起動制御装置。
JP17411282U 1982-11-16 1982-11-16 油圧エレベ−タの起動制御装置 Granted JPS5978359U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17411282U JPS5978359U (ja) 1982-11-16 1982-11-16 油圧エレベ−タの起動制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17411282U JPS5978359U (ja) 1982-11-16 1982-11-16 油圧エレベ−タの起動制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5978359U JPS5978359U (ja) 1984-05-26
JPS6330780Y2 true JPS6330780Y2 (ja) 1988-08-17

Family

ID=30379127

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17411282U Granted JPS5978359U (ja) 1982-11-16 1982-11-16 油圧エレベ−タの起動制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5978359U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5693670A (en) * 1979-12-26 1981-07-29 Tokyo Shibaura Electric Co Method of starting oil pressure elevator

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5693670A (en) * 1979-12-26 1981-07-29 Tokyo Shibaura Electric Co Method of starting oil pressure elevator

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5978359U (ja) 1984-05-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0780650B2 (ja) エレベータ制御装置のブレーキ制御方式
KR20050000001U (ko) 탑승인 이동 컨베이어
JPS6330780Y2 (ja)
JPH0136859Y2 (ja)
JPS5445058A (en) Device of controlling starting of elevator
JPS6246691Y2 (ja)
JPS6246690Y2 (ja)
JPH0512216Y2 (ja)
JPH11292412A (ja) エレベーターの制御装置
KR0122760B1 (ko) 엘리베이터 도어오픈 대기시간 자동제어장치 및 방법
JPH023488Y2 (ja)
JPS63314185A (ja) 直流電動機の速度制御装置
JPH0225819Y2 (ja)
JPS6210309Y2 (ja)
JPS6232215Y2 (ja)
JPS6131016Y2 (ja)
JPH0511273Y2 (ja)
JPS62186871U (ja)
JPH0543638B2 (ja)
JPH0352537U (ja)
JPH026042Y2 (ja)
SU892632A1 (ru) Электропривод дл электромобил
JPH02286587A (ja) エレベータの戸の制御装置
JPH0339397U (ja)
JPH028072Y2 (ja)