JPS63306811A - ミニチユアドリル - Google Patents
ミニチユアドリルInfo
- Publication number
- JPS63306811A JPS63306811A JP14078787A JP14078787A JPS63306811A JP S63306811 A JPS63306811 A JP S63306811A JP 14078787 A JP14078787 A JP 14078787A JP 14078787 A JP14078787 A JP 14078787A JP S63306811 A JPS63306811 A JP S63306811A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drill
- groove
- length
- reduced
- miniature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims abstract description 6
- 230000004323 axial length Effects 0.000 abstract description 4
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 7
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003746 surface roughness Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Drilling Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
この発明は、被加工物に内径が1mm以下の小径の穴を
穿設する際に用いられるミニチュアドリルに関するもの
である。
穿設する際に用いられるミニチュアドリルに関するもの
である。
[従来の技術]
第3図および第4図に示すように、従来よりプリント配
線板Wに内径が数百μlのスルーホールメッキ用の穴を
穿設する場合には、ドリル本体lの先端部2に切刃3が
形成されるとともに、先端部2から基端部4に向けて長
さgが加工穴深さHより長い切屑排出用の螺旋状の溝5
がドリル本体lの首下の略全長に亙って形成されたミニ
チュアドリルが用いられている。
線板Wに内径が数百μlのスルーホールメッキ用の穴を
穿設する場合には、ドリル本体lの先端部2に切刃3が
形成されるとともに、先端部2から基端部4に向けて長
さgが加工穴深さHより長い切屑排出用の螺旋状の溝5
がドリル本体lの首下の略全長に亙って形成されたミニ
チュアドリルが用いられている。
そして、上記従来のミニチュアドリルにあっては、NC
ボール盤等に装着され、所定のストロークで1回上下運
動させられることによりプリント配線板Wにスルーホー
ルメッキ用の穴を穿設、加工してゆく。
ボール盤等に装着され、所定のストロークで1回上下運
動させられることによりプリント配線板Wにスルーホー
ルメッキ用の穴を穿設、加工してゆく。
[発明が解決しようとする問題点]
ところが、上記従来のミニチュアドリルにあっては、溝
の軸線方向の長さQとその呼び径りとの比(IJ/D)
が30以下程度と通常のドリルに比べて極端に大きいた
め、その工具剛性に劣り、よって折損防止のために超硬
合金等の靭性が高い高価な材料を用いなければならない
という欠点があった。
の軸線方向の長さQとその呼び径りとの比(IJ/D)
が30以下程度と通常のドリルに比べて極端に大きいた
め、その工具剛性に劣り、よって折損防止のために超硬
合金等の靭性が高い高価な材料を用いなければならない
という欠点があった。
また、工具剛性を極力保持する見地から芯厚を小さくす
ることができないため、必然的にチゼル部が大きくなっ
て切削性の低下と求心性の悪化を招いてしまい、この結
果スラスト力が増加するとともに穴位置の不良を発生さ
せてしまうという欠点もあった。しかも、溝幅比を大き
くすることができず、加えて最も大きな捩りトルクが作
用するドリル本体lの首下の基端部4においてその芯厚
を大きくする必要があるため、芯厚テーパを小さくする
ことができず、よって切屑の排出性にも劣るという欠点
があった。
ることができないため、必然的にチゼル部が大きくなっ
て切削性の低下と求心性の悪化を招いてしまい、この結
果スラスト力が増加するとともに穴位置の不良を発生さ
せてしまうという欠点もあった。しかも、溝幅比を大き
くすることができず、加えて最も大きな捩りトルクが作
用するドリル本体lの首下の基端部4においてその芯厚
を大きくする必要があるため、芯厚テーパを小さくする
ことができず、よって切屑の排出性にも劣るという欠点
があった。
以上の結果、上記ミニチュアドリルで第4図に示すよう
な穴を穿設すると、 ■ 食い付き不良や穴の曲がりを生じ易く、■ ドリル
本体が座屈等により折損し易く、■ 切屑排出不良によ
り穴内壁の面粗さの悪化を招くという問題点があった。
な穴を穿設すると、 ■ 食い付き不良や穴の曲がりを生じ易く、■ ドリル
本体が座屈等により折損し易く、■ 切屑排出不良によ
り穴内壁の面粗さの悪化を招くという問題点があった。
この発明は、このような問題点を解決することを目的と
するものである。
するものである。
[問題点を解決するための手段]
この発明のミニチュアドリルは、切屑排出用の溝の軸線
方向の長さを、ドリル本体の首下の長さの80%以下に
したものである。
方向の長さを、ドリル本体の首下の長さの80%以下に
したものである。
[作用コ
上記構成の溝ミニチュアドリルによれば、切屑排出用の
溝がドリル本体の基端部にまで形成されていないため、
従来のこの種のミニチュアドリルと比べてその工具剛性
が大幅に高くなる。また、溝の長さが従来のものに比べ
て短いため、当該部分における芯厚および芯厚テーパを
共に小さく、かつ溝幅比を大きくすることが可能となる
。この結果チゼルを小さくしてスラスト力の低減化と食
い付き位置精度を向上させることが可能となる。
溝がドリル本体の基端部にまで形成されていないため、
従来のこの種のミニチュアドリルと比べてその工具剛性
が大幅に高くなる。また、溝の長さが従来のものに比べ
て短いため、当該部分における芯厚および芯厚テーパを
共に小さく、かつ溝幅比を大きくすることが可能となる
。この結果チゼルを小さくしてスラスト力の低減化と食
い付き位置精度を向上させることが可能となる。
[実施例]
第1図は、この発明のミニチュアドリルの一実施例を示
すもので、第3図および第4図に示したものと共通する
部分には、同一符号を付してその説明を省略する 第1図において、このミニチュアドリルにおいては、ド
リル本体lの先端部2から基端部4側に向けて、軸線方
向の長さQがドリル本体lの首下の長さしの80%以下
(図では、約l/2)である切屑排出用の溝10が形成
されている。
すもので、第3図および第4図に示したものと共通する
部分には、同一符号を付してその説明を省略する 第1図において、このミニチュアドリルにおいては、ド
リル本体lの先端部2から基端部4側に向けて、軸線方
向の長さQがドリル本体lの首下の長さしの80%以下
(図では、約l/2)である切屑排出用の溝10が形成
されている。
このミニチュアドリルでプリント配線板Wに穴を穿設す
るには、第2図に示すように、予めボール盤に加工穴深
さHより小さなストロークを設定しておき、このストロ
ークによって複数回のステップ送りを繰り返すことによ
り、上記プリント配線板Wに穴を穿設する。この時、各
ステップ毎に発生する切屑は、上記溝10に収納されて
順次外部に排出されてゆく。
るには、第2図に示すように、予めボール盤に加工穴深
さHより小さなストロークを設定しておき、このストロ
ークによって複数回のステップ送りを繰り返すことによ
り、上記プリント配線板Wに穴を穿設する。この時、各
ステップ毎に発生する切屑は、上記溝10に収納されて
順次外部に排出されてゆく。
したがって、このようなミニチュアドリルによれば、溝
10がドリル本体lの首下の基端部4にまで形成されて
いないため、高い工具剛性を得ることができ、よって従
来の様に高い靭性の材料を使用する必要がなく経済的で
ある。
10がドリル本体lの首下の基端部4にまで形成されて
いないため、高い工具剛性を得ることができ、よって従
来の様に高い靭性の材料を使用する必要がなく経済的で
ある。
また、溝10の長さgが従来のものに比べて短いため、
当該部分における芯厚および芯厚テーパを共に小さく、
かつ溝幅比を大きくすることができる。このため、チゼ
ルを小さくしてスラスト力の低減化と食い付き位置精度
を向上させることができ、さらに切屑の排出性に優れて
穴の仕上げ面精度と曲がり精度を大幅に向上させること
ができる。また、折損する頻度も低減化させることがで
きる。
当該部分における芯厚および芯厚テーパを共に小さく、
かつ溝幅比を大きくすることができる。このため、チゼ
ルを小さくしてスラスト力の低減化と食い付き位置精度
を向上させることができ、さらに切屑の排出性に優れて
穴の仕上げ面精度と曲がり精度を大幅に向上させること
ができる。また、折損する頻度も低減化させることがで
きる。
ここで、上記溝lOの軸線方向の長さQは、ドリル本体
lの首下の長さしの80%以下にすることが重要である
。すなわち、溝lOの長さeが首下の長さしの80%を
超えると、特に首下の基端部4において工具剛性が低下
してしまい、しかも溝lOの全長に亙って芯厚および芯
厚テーパを小さくし、かつ溝幅比を大きくすることがで
きないため、十分な切屑排出性能を得ることが出来なく
なってしまうからである。
lの首下の長さしの80%以下にすることが重要である
。すなわち、溝lOの長さeが首下の長さしの80%を
超えると、特に首下の基端部4において工具剛性が低下
してしまい、しかも溝lOの全長に亙って芯厚および芯
厚テーパを小さくし、かつ溝幅比を大きくすることがで
きないため、十分な切屑排出性能を得ることが出来なく
なってしまうからである。
[発明の効果]
以上説明したようにこの発明のミニチュアドリルは、呼
び径が1φ以下でかっ12/Dが30以下であるものに
ついて、切屑排出用の溝の軸線方向の長さをドリル本体
の首下の長さの80%以下にしたので、高い工具剛性と
優れた切屑排出性を得ることかできるとともに、スラス
ト力の低減化を図ることができ、穴の仕上げ面精度と曲
がり精度とを大幅に向上させることができる。
び径が1φ以下でかっ12/Dが30以下であるものに
ついて、切屑排出用の溝の軸線方向の長さをドリル本体
の首下の長さの80%以下にしたので、高い工具剛性と
優れた切屑排出性を得ることかできるとともに、スラス
ト力の低減化を図ることができ、穴の仕上げ面精度と曲
がり精度とを大幅に向上させることができる。
第1図および第2図はこの発明のミニチュア、ドリルの
一実施例を示すもので、第1図は全体の側面図、第2図
は上記ミニチュアドリルによる穴加工方法を示す図、第
3図および第4図は従来のミニチュアドリルを示すもの
で、第3図は全体の側面図、第4図は上記ミニチュアド
リルによる穴加工方法を示す図である。 l・・・・・・ドリル本体、 2・・・・・・先端
部、3・・・・・・切刃、 4・・・・・・基
端部、10・・・・・・溝、 し・・・・・・ドリル本
体の言下長さ、D・・・・・・呼び径、 g・・
・・・・溝の長さ。
一実施例を示すもので、第1図は全体の側面図、第2図
は上記ミニチュアドリルによる穴加工方法を示す図、第
3図および第4図は従来のミニチュアドリルを示すもの
で、第3図は全体の側面図、第4図は上記ミニチュアド
リルによる穴加工方法を示す図である。 l・・・・・・ドリル本体、 2・・・・・・先端
部、3・・・・・・切刃、 4・・・・・・基
端部、10・・・・・・溝、 し・・・・・・ドリル本
体の言下長さ、D・・・・・・呼び径、 g・・
・・・・溝の長さ。
Claims (1)
- ドリル本体の先端部に切刃が形成されるとともに先端部
から基端部に向けて切屑排出用の溝が形成された、呼び
径が1.0φ以下でかつ上記溝の軸線方向の長さlと呼
び径Dとの比(l/D)が30以下であるミニチユアド
リルにおいて、上記溝の軸線方向の長さlを上記ドリル
本体の首下の長さLの80%以下にしたことを特徴とす
るミニチユアドリル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14078787A JPS63306811A (ja) | 1987-06-05 | 1987-06-05 | ミニチユアドリル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14078787A JPS63306811A (ja) | 1987-06-05 | 1987-06-05 | ミニチユアドリル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63306811A true JPS63306811A (ja) | 1988-12-14 |
Family
ID=15276731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14078787A Pending JPS63306811A (ja) | 1987-06-05 | 1987-06-05 | ミニチユアドリル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63306811A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005018856A1 (de) * | 2003-08-13 | 2005-03-03 | Kennametal Inc. | Bohrwerkzeug |
US7909549B2 (en) * | 2007-06-22 | 2011-03-22 | Hitachi Tool Engineering, Ltd. | Small-diameter deep hole drill and a micro deep hole drilling method |
US20130028677A1 (en) * | 2010-02-04 | 2013-01-31 | Kennametal, Inc. | Drill bit and method for manufacturing |
US9901990B2 (en) | 2010-02-04 | 2018-02-27 | Kennametal Inc. | Drilling tool |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59224205A (ja) * | 1983-05-23 | 1984-12-17 | フエデラル−モ−ギユル・コ−ポレ−シヨン | マイクロドリル |
-
1987
- 1987-06-05 JP JP14078787A patent/JPS63306811A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59224205A (ja) * | 1983-05-23 | 1984-12-17 | フエデラル−モ−ギユル・コ−ポレ−シヨン | マイクロドリル |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005018856A1 (de) * | 2003-08-13 | 2005-03-03 | Kennametal Inc. | Bohrwerkzeug |
US7364390B2 (en) | 2003-08-13 | 2008-04-29 | Kennametal Inc. | Drilling tool |
US7909549B2 (en) * | 2007-06-22 | 2011-03-22 | Hitachi Tool Engineering, Ltd. | Small-diameter deep hole drill and a micro deep hole drilling method |
US20130028677A1 (en) * | 2010-02-04 | 2013-01-31 | Kennametal, Inc. | Drill bit and method for manufacturing |
US9403246B2 (en) * | 2010-02-04 | 2016-08-02 | Kennametal Inc. | Drill bit and method for manufacturing |
US9901990B2 (en) | 2010-02-04 | 2018-02-27 | Kennametal Inc. | Drilling tool |
US10661356B2 (en) | 2010-02-04 | 2020-05-26 | Kennametal Inc. | Drilling tool |
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