JPS63306239A - 石炭ガス化発電システム - Google Patents

石炭ガス化発電システム

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Publication number
JPS63306239A
JPS63306239A JP13979687A JP13979687A JPS63306239A JP S63306239 A JPS63306239 A JP S63306239A JP 13979687 A JP13979687 A JP 13979687A JP 13979687 A JP13979687 A JP 13979687A JP S63306239 A JPS63306239 A JP S63306239A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
coal
coal gas
combustor
tank
Prior art date
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Pending
Application number
JP13979687A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromi Koizumi
浩美 小泉
Kazumi Iwai
岩井 一躬
Tsutomu Gunji
郡司 勉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS63306239A publication Critical patent/JPS63306239A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は石炭ガス化発電システムに係り、特に、ガス化
炉の異常時でも継続して燃焼できる石炭ガス化発電シス
テムに関する。
〔従来の技術〕
従来の石炭ガス化発電システムは、エイ・ニス・エム・
イー、パブリケエーション、’79−GT−198抜粋
3ページ(A S M E 、 publicatio
n79−GT−198抜粋3ページ)に論じであるよう
に、石炭ガスはガス化炉から脱硫・脱塵を経て燃焼器へ
と供給される。燃焼器では、そのガスを燃焼してタービ
ンへ送り込み、そしてその駆動力を利用して発電をする
こういうシステムでは、ガス化炉の負荷変動により供給
されるガス流量やガス組成が大幅に変動し、また、ガス
精製装置の不具合でガス供給の中断が発生しやすい。
このため、燃焼器側では急に振動が発生したり、燃焼や
タービン系統の運転を中断しなければならないという問
題が生じ対応が殖しい。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ガス化炉の負荷変動により、供給されるガス流量・ガス
組成が大幅に変動することや、ガス精製装置の不具合な
ど、脱塵装置内での目詰りによるガス供給の中断など、
ガス化炉や精製装置で様々な問題点がある。この問題か
ら燃焼器側では、急に振動が発生したり、燃焼・タービ
ン系統の運転の中断、また、ガス化炉の負荷制御のため
に水蒸気をガス化炉へ注入した際、すぐに不安定燃焼を
起こすなど燃焼器の対応が雅しい。
これらの問題点を克服するため、ガス化炉やガス精製装
置に信号を発信させるセンサを取付け、その信号を燃焼
器側でキャッチしてそれに対応して油運転するという方
法も考えられるが、発熱量が低下した場合、油燃焼だけ
でそれをおぎなうのは困難であり、また、油ノズルで微
粒化法も完全ではない。
理想的には、構造が簡単で、しかも、大幅な流量の変化
や燃料組成の変化に対しても追従できる燃焼器が望まし
い。
本発明は、ガス化炉から供給されるーガス流量の変化や
、ガス供給の中断に対してガス化fから外乱に時間遅れ
をもたせることで対処するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
石炭ガス化発電システムにおいて、石炭ガスはガス化炉
から硫黄分を取り除くための脱硫装置、また、石炭ガス
中に含まれる固形物を取除くための脱塵装置を経て燃焼
器へ送られる。
燃焼器で燃焼されたガスは、タービンの回転数を徐々に
上げていき、また、その回転によって発電を行なう。
このシステムでは、ガス化炉の異常によりガス供給を中
断しなければならないときや、ガス流量の大きな変動に
対して燃焼系統も安定性を失なったときに中断しなけれ
ばならず、問題となっている。
本発明では、脱塵装置と燃焼器との間の石炭ガスライン
に、ガスを貯蔵できるタンクとそのタンクヘガスを送り
込むための昇圧ポンプを設け、ガス流量の変動に対して
はタンク内のガスを使用することによって、変動幅を平
均化して小さくし、また、脱塵装置の後流部に水分計を
設置し、石炭ガス中に含まれる水分量を検出し、その増
加によって大きく減少する発熱量をコンピュータで計算
してその結果の出力信号により良質燃料系のバルブ開度
を調整し良質燃料をタンクの出口近傍に混入して貯蔵さ
れた石炭ガスとよく混合させ、燃焼器へ送ることで不安
定燃焼などの問題点を解決することができる。
〔作用〕
石炭ガス化発電システムでは、石炭ガス化ガスはガス化
炉から脱硫、脱塵装置を経て、精製され燃焼器へ供給さ
れる。
この経路で、ガス化炉異常などによる石炭ガスの供給中
断や供給ガス流量の変動また、燃料中に含まれる水分量
の増加に伴う発熱量の低下は大きな問題となる。つまり
、不安定燃焼が発生し燃焼系統の中断もせざるを得なく
なり、従って発電システムも停止させなければならなく
なる。
そのときのために、石炭ガス貯蔵タンクと昇圧ポンプを
設けるのである。
そうすることによって、システムの運転中にガス化炉の
異常によって大きなガス流量の変動が起きても、タンク
内のガスを使用することで安定した流量が得られ、また
、ガス供給の中断においてもタンク内のガスを使用しな
から流量を徐々に絞っていき、それと同時に、石炭ガス
以外の燃料を燃焼器へ投入して燃焼系統の停止をなくす
ことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。
燃焼器1には、油焚用と石炭ガス焚ができるように、空
気・油・石炭ガスラインが設けられる。
また、空気圧縮機3とタービン2は、システムの能率を
上げるために直結されている。
石炭ガスラインには、石炭ガスを作るためのガス化炉5
、またガス精製よるための脱硫6、脱塵装置7が設置さ
れ、燃焼器へ石炭ガスを送り込むために、空気圧縮機3
の出口とガス化炉5までの間に、昇圧機10が設けであ
る。
ガス化炉5の異常時などに備えて、石炭ガス貯蔵タンク
9と昇圧ポンプ8も設置しである。タンクの出口には圧
力を調整する減圧弁14と流量を調整する流調弁15が
設けられる。
燃焼器1で燃焼されたガスは、タービン2へ送られ、そ
のエネルギによってタービンは回転数を増し、その駆動
力によって発電機4で発電する。
次に、本発明の動作について説明する。
ディーゼルエンジン11等の外部動力によってまず、空
気圧縮機3が駆動され、空気圧縮機3とタービン2の直
結により空気圧縮機3の駆動に伴い、タービン2も回転
する。
タービンの回転数が徐々に増加して、無負荷の定格回転
数の20%程度になると、油13が燃焼器へ供給され、
また、空気圧縮機3から燃焼器へ送られる空気を利用し
て点火栓により着火し、拡散燃焼を始め自立運転に入る
一方、ガス化炉5には、石炭12が供給されガスを作り
始める。空気圧縮機3の吐出圧が徐々に増し、14 k
g f / am程度になると、昇圧機1oにより、ガ
ス化炉5の圧力が20kgf/−まで上る。
ガス化炉圧力が20 kg f / an程度になると
、その圧力を利用して脱硫6.脱fi7を経て石炭ガス
が精製され燃焼器へと送られるが、ガス化炉起動時の石
炭ガスは供給量が不安定であり燃焼器では安定燃焼しに
くいため、まず、ガスタンク9へ石炭ガスを貯蔵してお
く。石炭ガスのタンク内容量が安定すると、タービン負
荷5%未満で燃焼器での燃焼方法が油焚から石炭ガス焚
へと切り換え可能となる。
石炭ガス焚になり、タービン2の回転数が増すことによ
ってその駆動力を利用し、発電機4で発電させる。
また、このシステムで、ガス化炉の異常により、供給ガ
ス流量の変動が起きた場合は、貯蔵タンク9内のガスを
使用し、安定した流量を燃焼器1へ送り込む、また、水
分計18によって水分量が検出された場合はそれによっ
て減少した発熱量をコンピュータ19で計算し、その出
力により、流調弁17が作動し良質のガス燃料16がタ
ンク9に混入され燃焼器9へと送られる。
また、発熱量の変化による不安定燃焼が改良できる。
さらに、ガス化炉起動時における少量のガスを捨てるこ
とがなくなったので、経済性に富み、且つ、タービン負
荷5苫程度で油焚から石炭ガス焚へ切り換えられ、この
システムにおける油使用の割合を大幅に低減することが
できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ガス化炉の異常でガス供給流量が変動
してもタンク内のガスを使用することで対応ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の系統図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、石炭ガス化炉、ガス精製装置、及び、石炭ガスを燃
    料としたガスタービン発電装置からなるガス化発電プラ
    ントで、前記ガスタービンの運転に前記石炭ガス以外の
    燃料を時に応じて混入して使用する石炭ガス化発電プラ
    ントにおいて、前記石炭ガス中に含まれる固形物を取除
    くための脱塵装置と燃焼器との間の石炭ガスラインの途
    中に、前記石炭ガスを貯蔵しておくためのタンクと、前
    記タンクへガスを送り込むための昇圧ポンプを設け、前
    記タンクへ、一旦、前記石炭ガスを貯蔵してから安定し
    た流量を前記燃焼器へ送り込むようにし、前記石炭ガス
    中に含まれる水分量の増加によつて減少した発熱量に対
    してもそれをおぎなうようにガス燃料を導入する手段を
    設けたことを特徴とする石炭ガス化発電システム。
JP13979687A 1987-06-05 1987-06-05 石炭ガス化発電システム Pending JPS63306239A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2006080057A1 (ja) * 2005-01-26 2008-06-19 川崎重工業株式会社 ガスタービン設備、燃料ガス供給設備および燃料ガスのカロリ上昇抑制方法
JP2010209332A (ja) * 2009-03-10 2010-09-24 General Electric Co <Ge> 低発熱量燃料ガス・ブレンディング制御
CN102278816A (zh) * 2011-05-26 2011-12-14 黄云生 高效节能热风炉

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