JPS63302219A - 石油燃焼装置 - Google Patents

石油燃焼装置

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JPS63302219A
JPS63302219A JP13612687A JP13612687A JPS63302219A JP S63302219 A JPS63302219 A JP S63302219A JP 13612687 A JP13612687 A JP 13612687A JP 13612687 A JP13612687 A JP 13612687A JP S63302219 A JPS63302219 A JP S63302219A
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Norio Osawa
大沢 範夫
Noboru Takahashi
昇 高橋
Kasao Yanagida
柳田 勝佐雄
Makoto Naganami
長南 誠
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、単一の操作レバーの操作によって灯芯を上昇
させて着火燃焼させる芯上下式の石油燃焼装置に関する
(ロ)従来の技術 従来の此種石油燃焼装置において、操作レバーの下方向
への押下げ操作に伴って灯芯の上昇と点火を行えるよう
構成したものが、特開昭58−175713号公報にて
知られている。
即ち、この従来構成のものは、摘みを下方向へ押下げる
と、第2の操作レバーが芯降下用のスプリングの附勢力
に抗して回動し、この第2の操作レバーの回動に伴なっ
て第1の操作レバーが一体的に回動することにより、灯
芯が燃焼位置に上昇する。そして、前記第2の操作レバ
ーは連結条を介して伝達レバーをも回動させ、該伝達レ
バーの回動によって点火装置が点火動作を行う構成とな
っている。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 ところで、前述の特開昭58−175713号公報の装
置では、芯降下用のスプリングのバネ力が灯芯上昇時及
び点火装置の点火動作時の双方に抵抗力として加わる関
係上、操作レバーを回動操作する際に大きな操作力が必
要であり、点火動作が円滑に行えない問題点があった。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、
使用者の僅かな操作力にて点火動作が円滑に行える石油
燃焼装置の提供を目的としたものである。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明は、上下動自在な灯芯と、該灯芯に点火する点火
装置と、単一の操作レバーによって前記灯芯を上昇させ
ると共に点火装置の点火動作を行わせる芯昇降装置とを
備え、該芯昇降装置は操作レバーの操作により、灯芯上
昇時に芯降下用バネを蓄力させ、且つその後は芯降下用
バネのバネ力と独立して前記点火装置の点火動作を行わ
せるように構成した。
(*)作用 芯昇降装置(A)は、操作レバー(35)の操作に基づ
く灯芯(7)の上昇動作時に芯降下用バネ(34)を蓄
力させ、灯芯(7)の上昇動作終了後の操作レバー(3
5)の操作では、芯降下用バネ(34)のバネ力と独立
して点火装置(C)の点火動作を行わせるので、点火動
作時には芯降下用バネ(34)のバネ力が抵抗として操
作レバー(35)に加わることがなく、操作レバー(3
5)の軽い操作にて点火装置(C)を円滑に動作させる
ことができる。
(へ)実施例 以下本発明の一実施例を第1図ないし第9図の図面に基
づいて説明する。図中、(1)は置台で、との置台(1
)上にはタンク支持台(2)を介して燃料タンク(3)
が固定してあり、該燃料タンク(3)内には側部の給油
口(4)に着脱自在に設けられたカートリッジタンク(
5〉からの石油燃料が貯溜されている。(6)は燃料タ
ンク(3)の底部に立設した芯案内筒で、この芯案内筒
(6)の外周には下端を燃料中に浸漬せる灯芯(7)を
上下動自在に嵌合配設している。(8)は前記灯芯(7
)の外周に位置すると共に燃料タンク(3〉の上部に設
けた芯案内外筒で、該芯案内外筒(8)の上端部には火
皿部材(9)が接続一体化きれており、その接続部(1
0)は略水平に形成されている。(11)は前記芯案内
筒(6〉の上部面に取付けた燃焼筒支持具で、器具の傾
斜時における燃焼筒(図示せず)の脱落を防止するもの
である。前記灯芯(7)の略中間位置の外周には円筒状
の芯支持具(12)が爪止め等にて装着され、この芯支
持具(12)の周面には一対の軸(13)が突設してあ
り、灯芯(7)と芯支持具(12)は一体的に上下動す
るようになっている。
次に芯支持具(12)を介して前記灯芯(7)を上下動
させる芯昇降装置(A)について詳述する。(14)は
前記燃料タンク(3)の側部にビス等の固定具にて固定
した芯昇降装置(A)の装置基板で、この基板(14)
には芯上下軸(15)が回動自在に支持されており、こ
の芯上下軸(15)は前記燃料タンク(3)の側壁を貫
通して燃料タンク(3)内に略水平に突入されている。
そして、この芯上下軸(15)には燃料タンク(3)内
において第4図で示すように一対の腕部(16)(16
)を有する回動アーム(17)が略水平に固定されてお
り、その一対の腕部(16)(16)の先端部分には前
記芯支持具(12)の軸(13)を係脱可能に係合せし
める略り字状の係合溝(18)を夫々設けている。(1
9)は前記基板(14)の前方部において筒状基部(2
0)をネジ等の固定具(21)にて芯上下軸(15)の
最端部分に固定した芯高調節体で、この芯高調節体(1
9)の鍔部(22)には横列に3個の調節孔(23)(
23)・・・が穿設しである。(24)は前記芯高調節
体(19)の裏面に当接状態にて前記芯上下軸(15)
に回動自在に枢支した連動体で、この連動体(24)は
左方道端部分に横向きの略く字状を呈する摺動孔(25
)を有すると共に中間部下方位置に斜め左上がりの芯下
動規制孔(26)を有し、又前記摺動孔(25〉下方部
にはゴム等のクッション部材(27)を介して基板(1
4)の下面板部(14A)に当接する当接部(28)が
折。
曲形成しである。そして、前記芯高調節体(19)の任
意の調節孔(23)に前方より固定ビス等の連結具(2
9)を挿入して前記芯高調節体(19)と連動体(24
)とを連結しており、この連動体(24)は芯高調節体
(19)を介して芯上下軸(15)と一体的に回動する
ようになっている。(30)は前記連動体(24〉と基
板(14)との間に位置し且つその基端部を前記芯上下
軸(15)の外周部に回動自在に枢着した作動板で、こ
の作動板(30)は前面部適所に前方へ突出する第1ピ
ン(31)を設けると共に、後面部左端部分には基板(
14)の略中央部に開設せる円弧状開口(32)を介し
て基板(14)後方へ突出する第2ピン(33)を設け
ており、フィルスプリングにてなる芯降下用バネ(34
〉により、第2図中、常時反時計方向に弾附勢されてい
る。前記第1ピン(31)は前記連動体(24)の芯下
動規制孔(26)に挿入され、この第1ビン(31)を
介して前記芯降下用バネ(34)のバネ力を連動体(2
4)に付与させている。(35)は前記基板(14)の
左端部に設けた支持軸(36)にてその略中央部を回動
自在に枢支した操作レバーで、一端部に押下げ操作のた
めの摘み(37)が取付けられ、且つ他端部には前記連
動体(24)の摺動孔(25)内を摺動するローラ付の
摺動ビン(38)を前方へ突出して設けている。前記摘
み(37)は外装ケース(図示せず)付の石油ストーブ
として使用する場合、外装ケースの外部に臨ませるもの
である。(39)は前記操作レバー(35)と共に前記
支持軸(36)に回動自在に枢支した点火作動レバーで
、支持軸(36〉を支点とする一−i側端部下端に操作
レバー(35)側に突出する当接受部(40)を折曲形
成しており、又基板(14)の上面板部(14B)より
も上方に延出せる他方側端部には、点火連動体(41)
の案内溝(42)内に挿入する作動ビン(43)を後方
に突出して設けている。又、前記点火作動レバー(39
)はコイルスプリングにてなる第1復帰バネ(44)に
より、第2図中、常時時計方向に弾附勢されている。前
記点火連動体(41)は耐熱性合成樹脂にて成形され、
前記基板(14)上部の突片部(14C)に設けた第1
枢支ピン(45)にその下方部を回動自在に枢着してお
り、その上端部には点火連動体(41)と一体成形した
円柱状の点火作動部(41A)を水平方向に突設してい
る。前記点火連動体(41)の案内溝(42)は点火作
動部(41A)と第1枢支ピン(45)による枢支部と
の間に開設され、この案内溝(42)には前記点火作動
レバー(39)の作動ビン(43)が介挿されている。
(46)は前記円弧状開口(32)の上方部位の基板(
14)に設けた第2枢支ピンで、この第2枢支ピン(4
6)は基板(14)の後方に突出して設けられている。
(47)は前記第2枢支ピン(46)によってその上端
部を回動自在に枢支した合成樹脂製の保持体で、この保
持体(47)は基板(14)の後面に接するように設け
られており、前記円弧状開口(32)と対応する位置に
は案内開口(48)が開設され、該案内開口(48)の
上方部分には前記作動板(30)の第2ビン(33)を
係脱自在に係止する係止部(49)を形成している。又
、前記保持体(47)の下方部先端部分には保持体(4
7)と一体成形された円柱状突子(50)を後方に向け
て突設しており、この保持体(47)は第2復帰バネ(
51)により、第3図中、常時反時計方向(第2図の正
面図では時計方向)に弾附勢されている。(52)は前
記第2枢支ピン(46)によってその隅角部を回動自在
に枢支せる合成樹脂製の感震作動体で、該感震作動体(
52)は略し字状を呈すると共に、感震機構(53)の
下方部に延出せる作動アーム部(54)の先端部分を前
記感震機構(53〉に連係せしめており、更に第2枢支
ピン(46)から下方部に垂設された揺動部(55)に
は前記作動板(30)の第2ビン(33)が挿入される
円弧状孔(56)が設けである。又、前記感震作動体(
52)の揺動部(55)の側部下方部分には、前記保持
体(47)の端面に接離自在に当接する当接突子(57
)を揺動部(55)と一体的に突出形成しており、この
当接突子(57)により、前記保持体(47)は感震作
動体(52)の回動と連動して回動するように構成しで
ある。前記感震機構(53)は前記基板(14)の第2
図中、右側部上端部分に配設されており、基板(14)
の載置部(14D>上に載置固定された支持台(58)
と、該支持台(58)上に揺動自在に載置支持された感
震体(59)と、との感震体(59)の軸心及び前記支
持台(58)を貫通してその下端部を前記感震作動体(
52)の作動アーム部(54)に係着した鎖(60)と
、この鎖(60)の張り具合を調節する如く感震体(5
9)の上端中心部に螺合した調節体(61)とから構成
している。そして、との感震機構(53)は、地震等に
よる器具の所定値以上の震動時に感震体(59)が揺動
し、との感震体(59)の揺動によって鎖(60)を介
して感震作動体(52)を回動させる。(62)は基部
を前記第2枢支ピン(46)の内側端に回動自在に枢支
した消火レバーで、該消火レバー(62)は第3復帰バ
ネ(63)によって第3図中、常時反時計方向(第2図
の正面図では時計方向)に弾附勢されており、その先端
部の操作部(64)を下動させてこの消火レバー(62
)を回動させると、その下端部に折曲形成せる応動部(
65)が前記第2復帰バネ(51)に抗して前記保持体
(47)を第3図中、時計方向に回動させる。そして、
前記消火レバー(62)の操作に伴なう保持体(47)
の回動により、燃焼位置に上昇保持されている灯芯(7
)を降下せしめて消火させるようになっている。
次に上述の芯昇降装置<A)と一体化して基板(14)
に組込んである給油時宜全装置(B)について説明する
。(66)は前記基板(14)の後部側においてその基
部を前記芯上下軸(15)に回動自在に枢支せる合成樹
脂製の給油時消火レバーで、該給油時消火レバー(66
)は前記芯上下軸〈15)の下方部分に位置して前記保
持体(47)の円柱状突子(50)を移動可能に介挿す
る遊挿孔(67)を設けている。そして、この給油時消
火レバー(66)は弾性スプリング(68)により第3
図中、常時時計方向(第2図の正面図では時計方向)に
弾附勢されており、前記カートリッジタンク(5)を燃
料タンク(3)にセットすることにより、先端部のタン
ク受部(69)がカートリッジタンク(5)に押圧され
て第3図の如く略水平状態に保持される。前記カートリ
ッジタンク(5)への給油時にカートリッジタンク(5
)を燃料タンク(3)から取外すと、給油時消火レバー
(66)は弾性スプリング(68)の引張り力にて第3
図中、時計方向回動し、モして遊挿孔(67)に介挿さ
れた円柱状突子(50〉を介して保持体(47)を回動
させ、燃焼位置に上昇保持されている灯芯(7)を、芯
昇降装置(A)を利用して降下させることにより消火き
せるようになっている。又、この給油時宜全装置(B)
は、カートリッジタンク(5)が燃料タンク(3)上に
載置きれていない状態では、芯昇降装置(A)にょる灯
芯(7)の燃焼位置への保持が行えないように作用する
ものである。
次に、前記灯芯(7)に点火するための点火装置(C)
について説明する。点火装置(C)は前記芯昇降装置(
A>の上部近傍に位置して前記思案内外筒(8)の外周
部に装設しである。(70)は前記思案内外筒(8)に
固定した点火装置(C)の支持基体で、この支持基体(
70)の内部には一対のスライド軸(71)(72)に
よって摺動自在に支持された点火摺動体(73)が設け
てあり、該点火摺動体(73)に一体的に形成せるヒー
タ保持体(74)には点火ヒータ(75)を取付けてい
る。(76)は前記支持基体(70)の上部支持片部(
70A)に枢支軸(77)により回動自在に枢着した略
く字状の点火操作体で、この点火操作体(76)は前記
点火連動体(41)の回動に連動して水平方向に回動操
作され、その時に前記点火摺動体(73)を思案内外筒
(8)側に摺動させると共に、この点火操作体(76)
と連動するシャッターレバー(78)を介して点火シャ
ッター(79)を移動させる。該点火シャッター(79
)は前記思案内外筒(8)上部の火皿部材(8)に開設
した点火窓口(80)を開閉自在に閉室するものである
。又、前記点火ヒータ(75)は、第9図で示すように
その先端部が前記点火窓口〈80〉を介して燃焼位置に
上昇した灯芯(7〉の上端部に接近或いは当接した時に
給電され、灯芯(7)に点火するようになっている。
尚、第1図中の(81)は前記点火ヒータ(75)に給
電する電池を収納した電池ケースである。
次に本発明による実施例の動作について説明する。
先ず灯芯(7〉を燃焼位置に上昇させる操作について説
明する。第2図の如く上方位置にある摘み(37)を矢
印(イ)で示すように下方向に押下げて操作レバー(3
5)を約50度の角度θ1だけ回動させると、摺動ピン
(38)が連動体(24)の摺動孔(25〉内を摺動し
つつ連動体(24)を第2図中の時計方向へ回動させる
。この連動体(24)の回動に伴なって芯高調節体(1
9)が芯上下軸(15)を回動許せると同時に第1ビン
(31〉を介して作動板(30)を第2図中の時計方向
へ回動させる。操作レバー(35)の回動操作が第5図
で示す位置に達すると、これまでの操作レバー(35)
の回動操作により、灯芯(7〉は最も低い消火位置(最
降下位置)から最も高い燃焼位置(最上昇位置)まで上
昇し、ここで作動板(30)の第2ピン(33)が第6
図で示すように保持体(47)の案内開口(48)に形
成した係止部(49)に係止きれ、灯芯(7)の燃焼位
置への上昇状態が保持されることになり、そして一方で
は作動板(30)の回動によって灯芯(7〉を自動降下
させるための芯降下用へネ(34)が第5図及び第6図
で示すように蓄力されることになる。
更にその後、摘み(37)を第5図中の矢印(ロ)で示
すように一層下方向に押下げて操作レバー(35)を回
動させると、第7図で示すように当接受部(40)を介
して点火作動レバー(39)が操作レバー(35)と共
に回動し、この点火作動レバー(39)の回動により、
点火連動体(41)は作動ピン(43)を介して点火作
動レバー(39)と連動し、第7図中の二点鎖線で示す
位置から実線で示す位置に回動して点火装置(C)の点
火動作を行わせる。ところで、この操作レバー(35)
による点火作動レバー(39)の回動時において、操作
レバー(35)の摺動ピン(38)は摺動孔(25)を
第5図の状態から第7図の状態へ移動するが、この時の
摺動ピン(38〉の摺動動作では、第7図で示すように
摺動孔(25)の左部が支持軸(36)を中心とする円
弧状となり連動体(24)が回動することがない為、操
作レバー(35)は芯降下用バネ(34)に蓄力された
バネ力と独立して点火作動レバー(39)を回動許せる
ことになる。従って、点火装置(C)の点火動作時には
、芯降下用バネ(34)のバネ力が操作レバー(35)
の回動操作の抵抗として作用することがない。
次に、点火装置(C)の動作について説明する。
第7図で示すように点火連動体(41〉が回動を開始す
ると、その点火作動部(41A)によって点火装置(C
)の点火操作体(76)が回動を開始し、この点火操作
体(76)の回動と連動して点火摺動体(73)が点火
窓口(80)側に摺動すると同時に、点火シャッター(
79)が火皿部材(9)の外周面に沿って移動して点火
窓口(80)が開放される。そして、点火モータ(75
)はその先端部が点火窓口(80)を介して灯芯(7)
の上端部に接近し、図示しないスイッチ片同志が接触し
て点火ヒータ(75)に電池電源が供給され、灯芯(7
)に着火し、燃焼を開始する。
そして、点火確認後、前記操作レバー(35)の摘み(
37)への押下げ力を解除すると、点火装置(C)は第
8図で示す元の状態に復帰し、操作レバー(35)、点
火作動レバー(39)及び点火連動体(41)も第5図
で示す状態に戻る。
次に、灯芯(7)の燃焼状態における火力調節の操作に
ついて説明すると、摘みり37)を第5図中の矢印(ハ
)で示すように燃焼状態を確認しながら徐々に上方に持
ち上げる。すると、操作レバー(35)は点火作動レバ
ー(39)の当接受部(40)から離れる如く約15度
の角度θ、たけ逆回動し、この操作レバー(35〉の逆
回動に伴なって連動体(24)が摺動ピン(38)を介
して逆回動すると共に、芯高調節体(19〉を介して芯
上下軸(15)が逆回動し、灯芯(7)が最上昇位置か
ら約7〜81mだけ降下し、火力が調節される。ところ
で、灯芯(7)を最上昇位置から大幅に降下させて燃焼
状態を継続させると、過小炎燃焼によって一酸化炭素が
多量に発生する不完全燃焼を生じるが、作動板(30)
の第1ピン(31)を挿入した連動体〈24)の芯下動
規制孔(26)と前記第1ピン(31)とで、連動体(
24)の逆回動範囲を規制しているので、燃焼位置に上
昇保持された灯芯(7)の調節降下量は約7〜8mに制
限されており、従って不完全燃焼を防止でき、安全であ
る。
次に、燃焼位置に上昇保持された灯芯(7)を消火位置
に降下させる消火操作について説明する。
灯芯(7)が燃焼位置に上昇保持された状態で、消火レ
バー(62)の操作部(64)を押下げてその消火レバ
ー(62)を回動させると、消火レバー(62)の応動
部(65)が保持体(47)を第6図中の時計方向へ回
動させる。この保持体(47)の回動によって、作動板
(30)の第2ピン(33)と保持体(47)の係止部
(49)との係止状態が強制的に解除され、そして芯降
下用バネ(34)の蓄力によって作動板(30)が逆回
動し、この作動板(30)の第1ピン(31)を介して
連動体(24)、芯高調節体(19)及び芯上下軸(1
5)が逆回動する。この芯上下軸(15)の逆回動で、
灯芯(7)は燃焼位置から思案内外筒(8)内に大きく
没入する消火位置に強制的に急降下され、消火する。な
お、地震等の所定値以上の震動にて感震機構(53)が
作動した場合や、カートリッジタンク(5)の除去時に
給油時宜全装置(B)が作動した場合も、消火しバー(
62)の回動操作と同様に保持体(47)が回動せられ
、作動板(30)の第2ビン(33)と保持体(47)
の係止部(49)との係止状態が解除され、灯芯(7)
を芯降下用バネ(34〉の蓄力を利用して強制的に急降
下させ、消火させる巳とができる。
(ト)発明の効果 以上の如く本発明の石油燃焼装置に依れば、上下動自在
な灯芯と、この灯芯に点火する点火装置と、単一の操作
レバーによって灯芯を上昇させると共に点火装置の点火
動作を行わせる芯昇降装置とを備え、芯昇降装置は操作
レバーの操作により、灯芯上昇時に芯降下用バネを蓄力
させ、且つその後は芯降下用バネのバネ力と独立して点
火装置の点火動作を行わせるように構成したものである
から、操作レバーの軽い操作で点火装置を円滑に動作さ
せることができ、操作性を大幅に向上できる。
【図面の簡単な説明】
図面は何れも本発明の実施例を示すものであり、第1図
は石油燃焼装置の斜視図、第2図は灯芯降下状態におけ
る芯昇降装置の正面図、第3図は第2図における芯昇降
装置の背面図、第4図は芯昇降装置の灯芯を連動させる
部分の斜視図、第5図は灯芯上昇状態における芯昇降装
置の正面図、第6図は第5図における芯昇降装置の背面
図、第7図は芯昇降装置の点火動作を説明するだめの説
明図、第8図は点火装置の点火動作前の状態を示す平面
図、第9図は点火装置の点火状態を示す平面図である。 (7)・・・灯芯、 (A)・・・芯昇降装置、 (C
)・・・点火装置、 (36〉・・・操作レバー、 (
34)・・・芯降下用バネ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上下動自在な灯芯と、該灯芯に点火する点火装置
    と、単一の操作レバーによって前記灯芯を上昇させると
    共に点火装置の点火動作を行わせる芯昇降装置とを備え
    、該芯昇降装置は操作レバーの操作により、灯芯上昇時
    に芯降下用バネを蓄力させ、且つその後は芯降下用バネ
    のバネ力と独立して前記点火装置の点火動作を行わせる
    ように構成したことを特徴とする石油燃焼装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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