JPS63301266A - 保護ワニス - Google Patents

保護ワニス

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JPS63301266A
JPS63301266A JP13104187A JP13104187A JPS63301266A JP S63301266 A JPS63301266 A JP S63301266A JP 13104187 A JP13104187 A JP 13104187A JP 13104187 A JP13104187 A JP 13104187A JP S63301266 A JPS63301266 A JP S63301266A
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methacrylate
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、強酸に対して侵されに<<、機械的にも丈夫
な新しいワニスに関するものである。
従来の技術 ポリエステル等の熱硬化性材料やポリスチレン、ポリ 
(メタ)アククリレート等の熱可塑性材料をはじめとす
る多数の材料は、硫酸等の強酸に侵されやすい。この問
題は、特に航空機産業において深刻である。例えば、定
期運航の飛行機は、高度10、000 mの大気中で火
山が原因と思われる約75%の硫酸を含む雲の中を通過
する必要のあることがしばしばある。
発明が解決しようとする問題点 機体表面の透明部分はたいていメチルポリメタクリレー
トで製造されているが、この部分がすぐに劣化する。こ
のため、この透明部分は、頻繁に  −磨き直すか、場
合によっては何回か航行するごとに交換する必要がある
この問題点を解決するために、本特許出願人は、重合後
には、有機溶媒、特にアルコールや、硫酸その他の強酸
に侵されないだけでなく、熱硬化性材料または熱可塑性
材料に完全に付着する保護ワニスを完成した。本発明の
別の目的は、熱および/または機械的力により被被覆材
料と一体にして成形可能であり、表面上の応力によって
亀裂の入ることのない保護ワニスを提供することである
問題点を解決するための手段 つまり、本発明によれば、保護ワニスであって、少なく
とも1種のハロゲン系溶媒および/または少なくとも1
種のケトン系溶媒中に下記のポリマーを下記の割合で、
すなわち、 −平均分子量が15.000〜goo、 oooのポリ
マー(A)を95〜99.9重量%と、 −平均分子量が500〜4.000のポリマー(B)を
0.1〜5重量%と を溶液として含み、上記ポリマー(A)と上記ポリマー
(B)は、 −下記の化学式で表わされる少なくとも1種のフッ素化
モノマー、 H2C=C(R1)−C(O)−0− −C(R2) (R3)−C,F2.、。l −m H
m   ・・ (I)(ただし、R1はメチル基、水素
原子、塩素原子、またはフッ素原子であり、 R2とR3はmHmCH3、CH2− CH,またはCF、であり、互いに同 じでも異なっていてもよく、 nは1〜20の整数であり、 mは0〜2nの整数である)を50〜100重量%と、 −少なくとも1種のビニルモノマー(II) ヲ。
〜50重量%と を重合させて製造することを特徴とするワニスが提供さ
れる。
驚くべきことに、本発明のワニスで被覆したサンプル片
には、アルコールまたは酸の存在下で曲げ試験を行った
あとも亀裂がまったく見られない。
例えば、A I R9106A規格(実施例1を参照の
こと)に記載の条件でひび割れ閾値を測定すると、この
サンプル片ではひび割れ闇値は、イソプロパツールの存
在下では約1.9Kg/mm2であり、75重量%の硫
酸の存在下での最大ひび割れ閾値は2.8Kg/mm2
である。
本発明の保護ワニスは、ハロゲン系溶媒および/または
ケトン系溶媒を50〜90重量%含んでいることが好ま
しい。
さらに、ポリマー(A)の平均分子量が50.000〜
300.000であり、ポリマー(B)の平均分子量が
500〜2.000であることが好ましい。
また、化学式(I)のフッ素化モノマーは、2゜2.2
−トリフルオロエチルアクリレートまたは2.2.2−
)リフルオロエチルメタクリレートであることが好まし
い。
ポリマー(A)とポリマー(B)を製造するのに使用で
きるビニルモノマー(II)としては、メタクリル酸等
の(メタ)アクリル酸モノマー、エチルアクリレート、
ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート
、メチルメタクリレート、グリシジルメタクリレート等
の(メタ)アクリレート、または、2−クロロエチルメ
タクリレ−)、2,2.2−)ジクロロエチルメタクリ
レート等の塩素化(メタ)アクリレートを挙げることが
できる。
本発明において使用可能なハロゲン系溶媒としては、特
に、ジクロロメタン、クロロホルム、1゜2−ジクロロ
エタン、1.1−ジクロロエタン等の塩素系溶媒または
これら溶媒の組合せが考えられる。しかし、ジクロロメ
タンを単独で、または他の塩素系溶媒および/またはケ
トン系溶媒と組合せて用いることが好ましい。この場合
には、熱硬化性材料または熱可塑性材料の表面に完全に
付着するワニスが得られる。
本発明におけるケトン系溶媒とは、ケトン基−C(O)
−を少なくとも1つ含む有機物のことを意味する。本発
明で使用可能なケトン系溶媒としては、例えばアセトン
、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、イソ
ホロンを列挙することができる。これらケトン系溶媒は
、単独で、または、他のケトン系溶媒と組合せて用いる
とよい。場合によっては、1つまたは複数のハロゲン系
溶媒と上記のケトン系溶媒を組合せて用いてもよい。
ハロゲン系溶媒および/またはケトン系溶媒は、ワニス
の50〜95重量%とする。この割合は、70〜85重
量%であることが好ましい。
場合によっては、本発明のワニスを希釈するために、ワ
ニス中に極性溶媒を添加することがある。
使用する極性溶媒としては、例えばエチルアセテート、
ブチルアセテート等のアセテートが挙げられる。また、
トルエン、キシレン等の溶媒をワニスの10重量%まで
使用して本発明のワニスを希釈することもできる。
さらに、本発明では上記のワニスの製造方法が提供され
る。この方法によれば、温度20〜70℃、好ましくは
40〜60℃で、先に定義した化学式(I)のフッ素化
モノマーの少なくとも1種を50〜100重量%と、や
はり先に定義した化学式(n)のモノマーの少なくとも
1種をO〜50重景%含むモノマーを、少なくとも1種
の触媒の存在下で溶液で重合させる。
本発明の好ましい実施例においては、ハロゲン系溶媒で
ある塩素系溶媒、例えばジクロロメタン、1.2−ジク
ロロエタン、1.1−ジクロロエタン等またはこれら溶
媒を組合せた溶媒中で上記重合反応を行わせる。また、
アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ン、イソホロン等のケトン系溶媒をハロゲン系溶媒と組
合せた溶媒中で上記重合反応を行わせることもできる。
場合によっては、極性希釈剤および/または極性の小さ
な希釈剤、さらにはこれら希釈剤の2種以上の混合物を
上記溶媒に添加する。極性希釈剤としては、例えば、エ
チルアセテート、ブチルアセテート等のアセテートが挙
げられる。また、極性の小さな希釈剤としては、トルエ
ンやキシレンが使用される。
本発明に適する重合触媒としては、過酸化物、例えばベ
ンゾイルペルオキシド、ラウロイルペルオキシド、ター
チオブチルペルベンゾエート、ターチオブチルペルベン
ゾエート、アセチルシクロヘキサンスルホニルペルオキ
シド、メチルエチルケトンペルオキシド、ターチオブチ
ルペルオキシドや、ペルオキシジカーボネート、例えば
ビス(4−クーチオブチルシクロヘキシル)ペルオキシ
ジカーボネート、n−ブチルペルオキシジカーボネート
、シクロへキシルペルオキシジカーボネート、ビス(2
−エチルヘキシル)ペルオキシカーボネート、イソプロ
ピルペルオキシカーボネートが挙げられる。また、アゾ
化合物、例えば2゜2゛ −アゾビスイソブチロニドI
J)へ4.4’ −アゾビス(4−シアノペンクン)酸
を用いることもできる。本発明の方法を実施する際に使
用する触媒の量は、重合させるモノマーの0.1〜2重
量%である。しかし、触媒の量は、0.1〜1重量%で
あることが好ましい。
本発明のワニスのもう1つの製造方法によれば、ハロゲ
ン系溶媒の少なくとも1種および/またはケトン系溶媒
の少なくとも1種の中で、先に定義したポリマー(A)
の少なくとも1種以上と、やはり先に定義したポリマー
(B)の少なくとも1種以上を混合させる。ポリマー(
B)は、連鎖抑制剤、例えばメルカプタンの存在下で化
学式(I>のフッ素化モノマーの少なくとも1種と化学
式(II)のビニルモノマーの少なくとも1種を、先に
記した所定の割合でラジカル重合させることにより得ら
れる。
本発明のワニスは、様々な熱可塑性材料や熱硬化性材料
、例えば、メチルポリメタクリレート、ABS樹脂、ポ
リスチレンに対して優れた付着性を示す。
本発明のワニスの乾燥抽出物は、5〜50重量%、好ま
しくは15〜30重量%である。
本発明のワニスは弾性があり、機械的強度が大きいので
特に曲げ試験に強い。
場合によっては、本発明のワニス中にアジュバント、例
えば可塑剤を添加することがある。可塑剤としては、ジ
ブチルフタレートやジエチルフタレート等のフタレート
が挙げられる。
本発明のワニスは従来通りの方法で塗布する。
すなわち、溶射ガンによるか、浸漬法を用いてワニスを
塗布する。また、機械を用いて熱成形前に平らな板の上
にワニスを塗ることや、熱成形した板の上にワニスを塗
ることも可能である。
実施例 以下の実施例により本発明をよりよく理解できよう。た
だし、本発明が以下の実施例に限定されることはない。
実施例1 冷却装置、機械的撹拌装置、窒素吹込装置、温度制御装
置を備える反応容器内に以下の装入物を導入する(単位
は重量部)。
一ジクロロメタン            :150−
2.2.2− トリフルオロエチルメタクリレ−)  :100−メタ
クリル酸            :2−メチルメタク
リレニト         :1−ビス(4−クーチオ
ブチルシクロヘキシル)ベルオキシジカーボネー)  
     :0.6温度を40℃に保って、この反応媒
体を12時間撹拌する。次いでこの反応媒体を室温にま
で冷却する。重合度は85%である。8日後には重合度
が98%になる。このようにして得られたワニスは、平
均分子量が145.000のポリマー(A)96.6重
量%と、・平均分子量が700のポリマー(B)3.4
重量%を含んでいる。
幅25.5mm5厚さ2.9mm、長さ180mmのメ
チルポリメタクリレートサンプル片にワニスを約0.3
n++nの厚さに塗布する。
このサンプル片に75重量%の硫酸を作用させてもワニ
ス層の劣化はまったく観察されない。
空事の仕様書にあるA I R9106A規格に従うひ
び割れ閾値測定において、長さ100mmにわたってひ
び割れをテストし、ワニス塗布すンプル片に0、79K
gの力を加える場合には、以下の結果が得られる。
・インプロパツールを作用させた場合のヒU割fLVJ
’iti          :  1.9kg/mm
2・75重量%の硫酸を作用させた場合の上げ側し閾値
         : 2.8kg/mm2実施例2 実施例1と同じ反応容器内に以下モノマーを重合させて
ワニス100部を製造する(単位は重量部)。
混合させるモノマーは、 −2,2,2− トリフルオロエチルメタクリレート ニア5−2.2.
2− トリフルオロエチルアクリレ−)    :25−メタ
クリル酸            :2−メチルメタク
リレート:1 である。この重合は、ビス(4−ターチオブチルシクロ
へキシルペルオキシカーボネート0.5N、ジクロロメ
タン150部、メチルエチルケトン150部の存在下で
行う。
重合は、温度50℃で12時間行わせる。続いて反応混
合物を室温まで冷却して8日間そのまま放置する。
このようにして得られたワニスは、平均分子量が115
.000のポリマー(A)98.8重量%と、平均分子
量が1.200のポリマー(B)1.2重量%を含んで
いる。
このワニスは熱硬化性材料や熱可塑性材料に対する付着
性が優れており、75重量%の硫酸の存在下でも劣化し
ない。
実施例1と同じ条件で行ったひび割れ試験の結果は以下
の通りである。
・ 75重量%の硫酸を作用させた場合のひび割れ閾値
         2.”kg/++nn2実施例3 実施例1と同じ反応容器内に以下のモノマーを溶液で重
合させてワニス100部を製造する(単位は重量部)。
混合させるモノマーは、 −2,2,2’− トリフルオロエチルメタクリレート :100〜メチル
メタクリレート;1 −メタクリル酸             =2である
。この重合は、ビス(4−ターチオブチルシクロヘキシ
ル)ペルオキシジカーボネート0.3L2.2” −ア
ゾビスイソブチロニトリル0.3部、1,2−ジクロロ
エタン150部、メチルエチルケトン150部の存在下
で行う。
重合は、温度60℃で12時間行わせる。続いて反応混
合物を室温まで冷却して8日間そのまま放置する。
このようにして得られたワニスは、平均分子量が50.
000のポリマー(A)97.5重量%と、平均分子量
が900のポリマー(B)2.5重量%を含んでいる。
このワニスは熱硬化性材料や熱可塑性材料に対する付着
性が優れており、75重量%の硫酸の存在下でも劣化し
ない。
実施例1と同じ条件で行ったひび割れ試験の結果は以下
の通りである。
・ インプロパツールを作用させた場合のひび割れ閾値
         1.82kg/mm2・ 75重量
%の硫酸を作用させた場合のひび割れ閾値      
   2.8kg/mm2実施例4 実施例1と同じ反応容器内に以下のモノアーを溶液で重
合させてワニス100部を製造する(単位は重量部)。
混合させるモノマーは、 −メチルメタクリレート         :25−2
.2.2− トリフルオロエチルメタクリレート ニア5−メタクリ
ル酸             :2−フタレート中の
28%のアセチルシクロヘキサンスルホニルペルオキシ
ド      : 0.2−ビス(4−ターチオブチル
シクロヘキシル)ペルオキシジカーボネート     
 ;0.2である。この重合は、ジクロロメタン150
部と1゜2−ジクロロエタン150部の存在下で行う。
温度52℃で12時間重合を行わせた後、得られた生成
物を室温で8日間放置する。
得られたワニスは平均分子量が65.000のポリマー
 (A) 97.1重量%と、平均分子量1,000の
ポリマー(B)2.9重量%を含んでいる。
このワニスは熱硬化性材料や熱可塑性材料に対する付着
性が優れており、75重量%の硫酸の存在下でも劣化し
ない。
実施例1と同じ条件で行ったひび割れ試験の結果は以下
の通りである。
75重量%の硫酸を作用させた場合の ひび割れ閾値         2.8kg/mm2実
施例5 (比較例) 実施例1と同じ反応容器内に以下の装入物を導入する(
単位は重量部)。
−2,2,2− トリフルオロエチルメタクリレート =100−メチル
メタクリレート         :1−メタクリル酸
             :2−ビス(4−ターチオ
ブチルシクロヘキシル)ペルオキシジカーボネート  
    :0.6−エチルアセテート        
  :150ゲルに透過させてクロマトグラフィーを行
うと、得られるクロマトグラムは単一のピークをもつガ
スウ型の曲線である。このピークは平均分子量47、0
00のポリマー(A)に対応する。 ・重合反応は温度
80℃で行わせる。
このようにして得られたワニスをメチルポリメタクリレ
ート上に塗布すると、硫酸またはインプロパツールが存
在していないときでも曲げ試験によってひび割れが生じ
る。
実施例6 (比較例) この実施例はほとんど実施例5と同じである。
相異点は、溶媒を1,2−ジクロロエタンにしたことと
、重合反応の温度を83.5℃にしたことである。
このようにして得られたワニスをポリメチルメタクリレ
ート上に塗布すると、硫酸またはインプロパツールが存
在していないときでも曲げ試験によってひび割れが生じ
る。
透過させてクロマトグラフィーを行うと、得られるクロ
マトグラムは単一のピークをもつガスウ型の曲線である
。このピークは平均分子量8・5.000のポリマー(
A)に対応する。
特許出願人  ソシエテ シミツク デシャルボナージ
ュ ニス、アー。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)保護ワニスであって、少なくとも1種のハロゲン
    系溶媒および/または少なくとも1種のケトン系溶媒中
    に下記のポリマーを下記の割合で、すなわち、 −平均分子量が15,000〜800,000のポリマ
    ー(A)を95〜99.9重量%と、 −平均分子量が500〜4,000のポリマー(B)を
    0.1〜5重量%と を溶液として含み、上記ポリマー(A)と上記ポリマー
    (B)は、 −下記の化学式で表わされる少なくとも1種のフッ素化
    モノマー、 H_2C=C(R_1)−C(O)−O− −C(R_2)(R_3)−C_nF_2_n_+_1
    _−_mH_m・・( I )(ただし、R_1はメチル
    基、水素原子、塩素原子、またはフッ素原子であり、 R_2とR_3は、H、CH_3、CH_2−CH_3
    またはCF_3であり、互いに同じでも異なっていても
    よく、 nは1〜20の整数であり、 mは0〜2nの整数である)を50〜100重量%と、 −少なくとも1種のビニルモノマー(II)を0〜50重
    量%と を重合させて製造されたものであることを特徴とするワ
    ニス。
  2. (2)上記ワニスがハロゲン系溶媒および/またはケト
    ン系溶媒を50〜90重量%含むことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載のワニス。
  3. (3)上記ポリマー(A)の平均分子量が50,000
    〜300,000であることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項または第2項に記載のワニス。
  4. (4)上記ポリマー(B)の平均分子量が500〜2,
    000であることを特徴とする特許請求の範囲第1〜3
    項のいずれか1項に記載のワニス。
  5. (5)上記化学式( I )のフッ素化モノマーが2,2
    ,2−トリフルオロエチルメタクリレートおよび/また
    は2,2,2−トリフルオロエチルアクリレートである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1〜4項のいずれか
    1項に記載のワニス。
  6. (6)上記化学式(II)のビニルモノマーを、メタクリ
    ル酸等の(メタ)アクリル酸モノマー、エチルアクリレ
    ート、ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリ
    レート、メチルメタクリレート、グリシジルメタクリレ
    ート等のメタ(アクリレート)、または、2−クロロエ
    チルメタクリレート、2,2,2−トリクロロエチルメ
    タクリレート等の塩素化メタクリレートの中から選択す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1〜5項のいずれ
    か1項に記載のワニス。
  7. (7)上記ケトン系溶媒を、アセトン、メチルエチルケ
    トン、メチルイソブチルケトン、イソホロンの中から選
    択することを特徴とする特許請求の範囲第1〜6項のい
    ずれか1項に記載のワニス。
  8. (8)上記ハロゲン系溶媒を、ジクロロメタン、クロロ
    ホルム、1,2−ジクロロエタン、1,1−ジクロロエ
    タンの中から選択することを特徴とする特許請求の範囲
    第1〜7項のいずれか1項に記載のワニス。
  9. (9)保護ワニスの製造方法であって、温度20〜70
    ℃で、 −下記の化学式で表わされる少なくとも1種のフッ素化
    モノマー、 H_2C=C(R_1)−C(O)−O− −C(R_2)(R_3)−C_nF_2_n_+_1
    _−_mH_m・・( I )(ただし、R_1はメチル
    基、水素原子、塩素原子、またはフッ素原子であり、 R_2とR_3は、H、CH_3、CH_2−CH_3
    またはCF_3であり、互いに同じでも異なっていても
    よく、 nは1〜20の整数であり、 mは0〜2nの整数である)を50〜100重量%と、 −少なくとも1種のビニルモノマー(II)を0〜50重
    量%と からなるモノマーを少なくとも1種の触媒の存在下で溶
    液で重合させることを特徴とする方法。
  10. (10)上記重合反応を40〜60℃で行わせることを
    特徴とする特許請求の範囲第9項に記載の方法。
  11. (11)上記重合反応を、ジクロロメタン、クロロホル
    ム、1,2−ジクロロエタン、1,1−ジクロロエタン
    の中から選択したハロゲン系溶媒中で行わせることを特
    徴とする特許請求の範囲第9または第10項に記載の方
    法。
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