JPS63298221A - 液晶表示素子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はディスプレイ装置に関し、特に液晶を使用した
表示素子の素子構造に関する。

［従来の技術］ 従来この種の表示素子では第３図に示すように液晶層３
３は１層で構成されている。入力光Ｃは偏光板３６で直
線偏波となり、ガラス３５．透明電極３４を介して液晶
層３３で液晶分子の配向状態の相異より偏波面が変化し
透明電極３２．ガラス３１．偏光板３０を介して透過光
りとなる。

液晶層３３に電圧が印加されていない場合には入力光Ｃ
は偏光板３０を通過し透過光りとなるが、液晶層３３に
電圧が印加された場合、入力光Ｃは偏光板３０で減衰し
電圧が印加されない場合に比ベコントラストを生じる。

［発明が解決しようとする問題点］ 上述した従来の液晶素子では一層の液晶層で構成されて
いるため、コントラスト、表示パターン等に制限があっ
た。

本発明の目的は前記問題点を解決した液晶表示素子を提
供することにある。

［問題点を解決するための手段］ 本発明は液晶表示装置の表示素子において、個別に駆動
可能な液晶層を多層に積層したことを特徴とする液晶表
示素子である。

［実施例］ 以下、本発明の一実施例を図により説明する。

第１図において、本発明は２つの液晶層４，８をガラス
６、透明電極５，７を挟んで上下に積層し、下層の液晶
層８の下部に透明電極９．ガラス１０、偏光板１１を、
また上層の液晶層４の上部に透明電極３．ガラス２．偏
光板１をそれぞれ積層した多層構造としたものである。

入射光Ａは２層の液晶層４，８を通過する際に各層独立
に印加される信号により偏波面が変わり、偏光板１を通
過して透過光Ｂとなる際に信号の有無によりコントラス
トを生じるが、本発明では２層の液晶層４．８を独立な
信号でｉ動することにより以下のような実用例が可能で
ある。すなわち、（１）２つの液晶層４，８をそれぞれ
配向特性の異なる液晶で構成することにより、透過光Ｂ
が液晶図４で偏波面が変化した場合と液晶層８で偏波面
が変化した場合で異なりコントラストに差が出る。

これを利用して階調表示１ｍね合わせ表示等が可能であ
る。

（２）液晶層４，８に配向特性の同じ液晶を配置し液晶
層４と液晶層８をそれぞれ走査側の偶数ライン、奇数ラ
インに割り当て、偶数ライン、奇数ラインのデータを同
時転送し、１フレーム当りの走査数を半分におさえるこ
とにより走査時間が倍となるためコントラストの改善を
図ることが可能である。

上記（１）、（２）を実現するための周辺回路のブロッ
クの構成を第２図に示す。２２．２４は各層に独立に接
続されるデータ側ドライバ、２３は走査側のドライバ、
２５はＬＣＤ表示素子、２１はデータ転送及び走査を制
御するデータ転送／走査コントローラである。データ転
送／走査コントローラ２１は表示素子の使用目的に応じ
てデータの転送順序、走査順序を設定可能な構成をとる
。

尚、実施例では液晶層を２層としたが、２層以上であれ
ば、いずれの場合でもよく、特に２層に限定されるもの
ではない。

［発明の効果］ 以上のように本発明によれば、コントラスト。

表示パターン等が制約されず、コントラストの改善２階
調表示２表示パターンの拡張等の効果を１７ることがで
きるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の積層構造を示す図、第２図
は本発明の表示素子の駆動系を示すブロック図、第３図
は従来の素子の積層構造を示す図である。 １．１１・・・偏光板　　　　２・・・ガラス３．５，
７．９・・・透明電極

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）液晶表示装置の表示素子において、個別に駆動可
   能な液晶層を多層に積層したことを特徴とする液晶表示
   素子。