JPS63297972A - 電磁クラッチ付コンプレッサ - Google Patents

電磁クラッチ付コンプレッサ

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JPS63297972A
JPS63297972A JP13380287A JP13380287A JPS63297972A JP S63297972 A JPS63297972 A JP S63297972A JP 13380287 A JP13380287 A JP 13380287A JP 13380287 A JP13380287 A JP 13380287A JP S63297972 A JPS63297972 A JP S63297972A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressor
coil
refrigerant
electromagnetic clutch
front housing
Prior art date
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Pending
Application number
JP13380287A
Other languages
English (en)
Inventor
泰生 田渕
笠木 孝雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動車用空調装置等に適用されている電磁ク
ラッチ付コンプレッサに関する。
[従来の技術] 自動車における空調装置のコンプレッサは、自動車エン
ジンの動力により駆動されるようになっているため、電
磁クラッチによって動力の通断を行っており、上記電磁
クラッチはコンプレッサに付属して取り付けられる構造
となっている。
従来の構造を第5図および第6図にもとづき説明する。
図において100はコンプレッサ、200は電磁クラッ
チを示す。
コンプレッサ100から説明すると、101はシリンダ
であり、第6図に示すように略楕円形のポンプ室102
を有している。このシリンダ101の軸方向両端は端部
閉塞板103.104により閉塞されている。シリンダ
101内には中心に位置して回転軸1゛05が挿通され
ており、この回転軸105は上記端部閉塞板103,1
04に対して軸受106.107により回転自在に支持
されている。回転軸105にはポンプロータ108が固
定されており、このポンプロータ108には複数のベー
ン109・・・が放射方向に配置され、これらベーン1
09・・・は径方向に突設作動可能に摺動する。
回転軸105の回転に伴ってポンプロータ 108が回
転するとベーン109・・・は楕円形のポンプ至102
内面に摺接し、ポンプ室102が容積を増大する領域で
冷媒を吸入し、容積を減少する領域で冷媒を圧縮する。
上記シリンダ101はサイドハウジング110で覆われ
ており、このサイドハウジング110は一方の端部閉塞
板103も覆っていて、これらの端部閉塞板103とサ
イドハウジング110の間に冷媒吐出室111を構成し
ている。
他方の端部閉塞板104にはフロントハウジング112
が対接されており、これら端部閉塞板104とフロント
ハウジング112との間には冷媒吸入室113が形成さ
れてる。
そして前記サイドハウジング110には、両端部に位置
して上記冷媒吸入室113に連通する冷媒入口114が
形成されているとともに、上記冷W吐出至111に連な
る冷媒出口115が形成されている。
ポンプロータ108が回転すると、図示しない蒸発器か
ら低温の冷媒が入口114より吸入室113に導入され
、この冷媒は端部閉塞板104に形成した吸込口116
(第6図に示す)を経て吸入行程にあるポンプ室102
に吸い込まれる。
そしてポンプロータ108の回転にともなって冷媒が圧
縮されると、冷媒は第6図に示した吐出口117から逆
止弁119を経て吐出室111に吐出され、出口115
から図示しない凝縮器へ供給される。
なお、シリンダ1o1、端部閉塞板103゜104サイ
ドハウジング110およびフロントハウジング112は
、ボルト118によって結合されている。
一方、電磁クラッチ200について説明すると、201
は図示しないエンジンによりVベルトを介[フ ロータ201にはドーナツ形の嵌挿溝203が形成され
ており、この嵌挿溝203内にはステータハウジング2
04が相対的に回転自在となるように嵌め込まれている
。ステータハウジング204には電磁コイル 205が
固定されている。電磁コイル205は合成樹脂などの絶
縁性接着剤206によって固められ、ステータハウジン
グ204に形成した凹部 207内に固定されている。
前述したコンプレッサ200の回転軸105は、他端部
が電磁クラッチ100の中心を貫通されており、この先
端にアーマチャ208を固定しである。アーマチャ20
8は円筒状のゴム209を介してハブ210を接合して
おり、このハブ210はスプライン部211により回転
軸105に対して軸方向に移動可能に取り付けられてい
て、ボルト212によってその軸方向の移動量が規制さ
れでいる。なお、このボルト212によりギャップGが
0.3〜1.Osとなるように設定されている。アーマ
チャ208はリベット214を介して円板形の継鉄21
3を取着しである。
電磁コイル205に通電すると、この電磁コイル205
は電磁力によってアーマチャ208を吸引する。したが
ってアーマチャ208における継鉄213の摩擦面20
8aがロータ201の摩擦面201aに吸着され、アー
マチャ208は駆動側ロータ201と一体的に回転され
る。このためエンジンの回転力がコンプレッサ100の
回転軸105に伝達されるものである。
ところで、上記従来の電磁クラッチ付コンプレッサにお
いては、前述のフロントハウジング112がアルミ鋳造
により形成され、大径ボス部112aおよびこれに続く
小径ボス部112bを一体に形成しである。
この大径ボス部112aには、前述した電磁クラッチ2
00のステータハウジング204が、ブラケット220
を介して取り付けられている。ブラケット220は大径
ボス部112aに対しサークリップ221により軸方向
の移動が阻止されており、またこのブラケット220に
突設した位置決めビン222が、フロントハウジング1
12に穿設したビン穴223に嵌合され、これによりブ
ラケット220は周方向の移動が阻止されて、したがっ
てステータハウジング204はフロントハウジング11
2に固定されているものである。
前記ロータ駆動側201に圧入固定した軸受202は上
記小径ボス部112bに嵌合され、サークリップ224
により軸方向の移動が規制されている。したがってロー
タ201はフロントハウジング 112に対して回転自
在に支持されている。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、一般に電磁クラッチは、電磁コイルに流れる
電流値の大きさにより伝達トルクの大きさが決まる。し
かしながら、電磁コイルは通電により発熱する性質があ
り、温度゛上昇するとコイル抵抗が増大し電流値が低下
する。また、周囲の雰囲気温度が高くなるにつれて放熱
性が悪くなり、電流値の低下が大きくなる。
このようなことから、通常は、連続通電時における発熱
と周囲温度の上昇状況を考慮して、高温時であっても所
定の伝達トルクを発渾し得るように設定している。
このため、電磁コイルが低温時では必要以上のトルクを
有していることになり、このことは、電磁コイルの大型
化、巻数の過大が強いられていた欠点がある。
第5図および第6図に示す従来の構造においては、電磁
コイル205の冷却性能は必ずしも良好でなく、したが
って、冷却能力を高め、小形化および部品点数の削減が
望まれていた。
本発明は、電磁コイルの発熱を抑制して伝達トルクの低
下を防止し、したがって小型化が可能となり、部品点数
も削減される電磁クラッチ付コンプレッサを提供しよう
とするものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明においては、コンプレッサのフロントハウジング
が冷媒の吸入室を構成するパーツであることから冷媒に
て冷却される性質をもっていることに着目し、このフロ
ントハウジングに一体に電磁コイルを固定したことを特
徴とする。
[作 用] 本発明によると、フロントハウジングは冷媒にて冷却さ
れるものであから、このフロントハウジングに保持され
た電磁コイルは周囲温度が高くなることはないとともに
、自己の発熱は冷媒による冷却にて抑制される。したが
って、電磁コイルは温度上昇しないので、伝達トルクを
大きくすることができる。また、コイル線径や巻数を低
減することができ、小型化が可能になる。さらには、従
来のブラケット220、ステータハウジング204など
の部品は不要になる。
[実施例] 以下本発明について、第1図ないし第4図に示す一実施
例にもとづき説明する。
なお、本実施例においては、先に説明した従来と同一部
材については同一番号を付してその説明を省略する。
本実施例において従来と異なる構成を説明すると、コン
プレッサ100において他方の端部間塞板104との間
で冷媒吸入室113を形成するフロントハウジング30
0は、軟鉄または電磁ステンレスもしくは純鉄などの磁
性材により形成されており、上記吸入室113に対する
面には、第2図にも示す通り、円弧状のフィン301が
一体に突設されている。これらフィン301は、冷媒入
口114より流入した冷媒が吸込口116に達するまで
の間、この吸入室113内で迂回流を生じるような案内
壁を兼用している。
したがって入り口114から導入された冷媒は、吸入室
113内でフィン301の一側面に沿って流れ、次に他
側面に沿って流れたのち吸込口116からポンプv10
2へ流入される。
このため、フロントハウジング300の冷媒に接触する
表面積が大きく、したがってフロントハウジング300
は効果的に冷却される。このフロントハウジング300
の他側面には、N!lコイル205を収容するドーナツ
形の凹部302が形成されており、この凹部302内に
電磁コイル205が嵌合され、接着剤206によって固
定されている。
またフロントハウジング300は、従来と同様な小径ボ
ス部112bを一体に有し、この小径ボス部112bに
軸受202を、サークリップ224にて抜出不能に保持
している。
なお、225は軸封装置であり、吸入室113の冷媒が
回転軸105を伝わって外部に流出するのを防止してい
る。
このような構成によれば、電磁コイル205で発生する
熱はフロントハウジング300に伝達されても、このフ
ロントハウジング300は冷媒吸入v113の冷媒にて
冷却されているので温度上昇しない。すなわち、電磁コ
イル205は冷却されることになり、コイル205自身
の温度上昇が防止されるとともに、周囲の温度上昇も抑
止される。
このことから、1!磁コイル205に大電流を流しても
コイル抵抗の増加が抑えられ、伝達トルクの低下を招く
ことがない。つまり、供給する電流値に対する伝達トル
ク発生率が高く、高効率となる。したがってコイルの温
度上昇を補償する余分なコイルを不要とし、小型化が可
能になる。
このことを第3図および第4図によって説明する。第3
図は周囲温度が120℃であって連続DC12V通電時
におけるコイル温度を示す特性図である。本実施例のコ
イル温度は、従来に比べて常用域(中・高速域)で50
〜60’C程度低下する。
なお、低速域ではコンプレッサの冷媒循環mが少なくて
冷却効果がやや少ないが、この運転域では連続使用され
る時間は短かく、また負荷も小さいので余り問題となら
ない。
第4図はコイル温度と、伝達トルクを決定する要因とな
る電流とコイル巻数の積との関係を示す特性図である。
従来例はコイル線径0.7sに対し本発明の実施例では
図に示すようにコイル温度の低減が50〜60℃も得ら
れることから、同一伝達トルクを得るのにコイル巻数を
同一にした場合はコイル線径を0.65ag+に細くす
ることができ、したがって電磁コイル205の小型化、
軽量化が可能になり、価格も低減化する。
さらに、コイル塩度の低下にともなって、絶縁接着剤2
06を低価格のものに替えることができ、このことも価
格低減化に有利となる。
また、上記実施例によると、従来に比べて、ステータハ
ウジング204、ブラケット2201サークリツプ22
1が不要であるから、部品点数が削減され、かつビン2
22やビン穴223の加工が不要であるので、これらの
点も価格低減化に寄与し、また小型化に有利である。
ざらにフロントハウジング300に、フィン301や凹
部302を一体形成するから、フロントハウジングの剛
性が高くなり、耐振強度も向上する。
[発明の効果] 以上発明した通り本発明によると、冷媒により冷却され
るフロントハウジングに電磁コイルを保持させたので、
1!磁コイルの発熱が抑止され、よって伝達トルクを大
きくすることができる。また、効率が向上することから
、コイル線径や巻数を低減することができ、小型化が可
能になるとともに、部品点数の削減によりコストダウン
も可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示し、第1図
は第2図中ニーI線の断面図、第2図は第1図中ll−
ff線の断面図、第3図および第4図は特性図、第5図
および第6図は従来の構造を示し、第5図は第1図に相
当する断面図、第6図は第5図中Vl−Vl線の断面図
である。 100・・・コンプレッサ、103.104・・・端部
閉塞板、105・・・回転軸、108・・・ポンプロー
タ、109・・・ベーン、200・・・電磁クラッチ、
201・・・駆動側ロータ、205・・・電磁コイル、
208・・・アーマチャ、300・・・フロントハウジ
ング、113・・・吸入室、114・・・入口、301
・・・フィン、302・・・凹部。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第2図 エンジン日東1文(rPm) 第3図 コイル温度(0C) 第4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) コンプレッサの一端に電磁クラッチを付属させ
    、駆動側ロータの回転をこの電磁クラッチの作動により
    上記コンプレッサの回転軸に伝えるようにした電磁クラ
    ッチ付コンプレッサにおいて、上記コンプレッサの冷媒
    吸入室を形成するフロントハウジングに上記電磁クラッ
    チの電磁コイルを固定したことを特徴とする電磁クラッ
    チ付コンプレッサ。
  2. (2) 上記電磁コイルを固定したフロントハウジング
    は、上記冷媒吸入室に臨むフィンを備えていることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の電磁クラッチ付コ
    ンプレッサ。
JP13380287A 1987-05-29 1987-05-29 電磁クラッチ付コンプレッサ Pending JPS63297972A (ja)

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JP13380287A JPS63297972A (ja) 1987-05-29 1987-05-29 電磁クラッチ付コンプレッサ

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JP13380287A JPS63297972A (ja) 1987-05-29 1987-05-29 電磁クラッチ付コンプレッサ

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JPS63297972A true JPS63297972A (ja) 1988-12-05

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JP13380287A Pending JPS63297972A (ja) 1987-05-29 1987-05-29 電磁クラッチ付コンプレッサ

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JP (1) JPS63297972A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5893975A (ja) * 1981-11-27 1983-06-03 Toyoda Autom Loom Works Ltd 圧縮機の回転検出装置
JPS59215997A (ja) * 1983-05-23 1984-12-05 Toyoda Autom Loom Works Ltd 回転式圧縮機

Patent Citations (2)

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