JPS63287726A - 抗エイズウイルス剤 - Google Patents

抗エイズウイルス剤

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JPS63287726A
JPS63287726A JP12016087A JP12016087A JPS63287726A JP S63287726 A JPS63287726 A JP S63287726A JP 12016087 A JP12016087 A JP 12016087A JP 12016087 A JP12016087 A JP 12016087A JP S63287726 A JPS63287726 A JP S63287726A
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JP
Japan
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compound
aids virus
formula
virus agent
salt
Prior art date
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Pending
Application number
JP12016087A
Other languages
English (en)
Inventor
Kourou Hoshino
洪郎 星野
Nobuyoshi Shimada
嶋田 信義
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
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Publication date
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は抗エイズウィルス剤に関するものである。
〔従来の技術〕
後天性免疫不全症候群(以下エイズという)はウィルス
(以下エイズウィルスという。)にょる疾患であること
が解明され1例えば、フランスのパスツール研究所にお
いてLAVが単離され、tた米国のナショナルインステ
イテユート オブヘルスにおいて HTLV−■が単離
されている(これらのウィルスは現在H工V (Hum
an工mmu −nodeficiency Viru
s )と呼ぶことが国際的に提案されている。しかしこ
のH工Vの感染によるエイズに対し現在効果的な予防治
療薬は見い出されていない。
〔本発明が解決しようとする問題点〕
そのためエイズウィルス抑制効果が高く、毒性の少ない
新しい抗エイズウィルス剤の開発が望まれている。
〔問題点を解決するだめの手段〕
そこで発明者らは種々検討した結果、構造式で示される
ヒボキサンチン塩基を有する新規化合物もしくはその塩
(以下本化合物という。)が抗エイズウイルス作用を有
し、抗エイズウィルス剤として使用しうろことを見い出
した。
本発明は上記知見に基づき完成されたものである。本化
合物は例えば下記式(2) で示されるアデニン塩基を有する化合物(以下オキセタ
ノシンという。)にアデノシンデアミネースあるいは同
様な能力を有する微生物培養物およびその処理物または
動物組織からの採取物を作用させることにより下記式(
1) で示されるヒボキサンチン塩基を有する本化合物を製造
することができる。原料化合物の構造式′(2)のオキ
セタノシンは日本農芸化学会、昭和61年度大会(京都
)の講演要旨集291ページ、演題A3に−58に学会
発表された公知化合物であり、特開昭6+−29399
2にも開示されている。
本化合物は酸と塩を形成するが、塩を形成するだめの酸
としては、例えば薬理学上許容される酸であればよく1
例えば、塩酸、硫酸、リン酸などが好ましい。
本発明の抗エイズウィルス剤は本化合物単独または本化
合物を賦形剤あるいは担体と混合して注射剤、経口剤ま
たは串刺などとして投与される。
賦形剤及び担体としては薬剤学的に許容されるものが選
ばれ、その種類及び組成は投与経路や投与方法によって
決まる。例えば液状担体として水。
アルコールもしくは大豆油、ピーナツ油、ゴマ油。
ミネラル油等の動植物油、まだは合成油が用いられる。
固体担体としてマルトース、シュクロースなどの糖類、
アミノ酸類、ヒドロキシプロピルセルロースナトセルロ
ース誘導体、ステアリン酸マグネシウムなどの有機酸塩
などが使用される。注射剤の場合一般に生理食塩水、各
種緩衝液、グルコース、イノシトール、マンニトール’
4o糖M溶液、zチレングリコール、ポリエチレングリ
コール等のグリコール類が望ましい。また、イノシトー
ル、マ/ニトール、クルコース、マンノース。
マルトース、シュクロース等の糖類1、フェニルアラニ
ン等のアミノ酸類の賦形剤と共に凍結乾燥製剤とし、そ
れを投与時に注射用の適当な溶剤1例えば滅菌水、生理
食塩水、ブドウ糖液、電解質溶液、アミノ酸等の静脈投
与用液体に溶解して投与することもできる。
製剤中における本化合物の含量は製剤により種種異なる
が1通常0.01〜100重量%通常0・1〜90%、
好ましくは1〜70重量%であり、残部は通常医薬品に
使用される担体その他の補助剤からなる。例えば、注射
液の場合には1通常0.01〜20重量%好ましくは0
.1〜1o重量%の本化金物を含むようにすることがよ
い。経口投与する場合には、前記固体担体もしくは液状
担体とともに錠剤、カプセル剤、粉剤、顆粒剤、液剤、
ドライシロップ剤等の形態で用いられる。カプセル、錠
剤、顆粒、粉剤の場合は一般に本化合物の含量は約3〜
100重量%好ましくは5〜90重量%であり、残部は
担体である。
投与量は、患者の年齢1体重、症状、治療目的。
投与方法等により決定されるが、治療量は一般に非経口
投与又は経口投与で1〜800 m9 / KPである
本化合物の急性毒性値(LD5o)はマウスで2001
119/与(1v)以上を示し、低毒性であり。
また連続投与による毒性の蓄積性が小さいことが特徴的
である。
次に本発明の製剤例を示す。
製剤例1 化合物(1)の塩酸塩30重量部に対し精製水を加え全
量を2000部としてこれを溶解後ミリポアフィルター
GSタイプを用いて除菌濾過する。
この涙液2?を10aeのノ;イアル瓶にとり凍結乾燥
し、1バイアルに化合物(1)の塩酸塩30mgを含む
凍結乾燥注射剤を得だ。
製剤例2 顆粒剤 化合物(1) 50重量部、乳糖600部、結晶セルロ
ース360部及びヒドロキシプロピルセルロース20部
をよく混和し、ロール型圧縮機(ローラーコンパクタ−
■)を用いて圧縮し、破砕して16メツシユと60メツ
シユの間に入るよう篩過し、顆粒としだ。
製剤例3 錠  剤 化合物(1) 30重量部、結晶乳糖120部、結晶セ
ルロース147部及びステアリン酸マグネシウム3部を
■型混合機で打錠し、1錠300mgの錠剤を得た。
次に本化合物の抗エイズウイルス作用を試験例により具
体的に説明する。
試験例 抗H工V (Human工mmunodeficien
cy Virus )活性24穴トレーにMT−4細胞
約5万個/ ml入れ、さらに本発明化合物の一定量を
含む溶液100μtを加え、37℃、−5%(v/v)
炭酸ガスフ卵器中にて2時間培養した後、H工v103
〜104感染単位を加え、4日間培養後、培養液の一部
をスライドグラスに塗抹し、アセトン固定をした後、螢
光抗体法にてウィルス抗原の発現をみた。
なお、螢光抗体法の一次抗体にはエイズ患者の血清、二
次抗体にはF I −T Cをラベルした抗ヒト17G
を用いた。
尚1本発明化合物のM’]”−4細胞に対する細胞変性
は、ウィルスを加えずに行い、顕微鏡下で観察した。
 7一 本発明化合物のH工Vに対する活性 100     ±〜+         2来なお本
発明化合物はDMSOに溶解して使用した。DMSOの
みでのウィルス抗原の発現は80〜90%であった。
本発明化合物は上記から明らかなように、H工■に対し
て著しい生育阻害作用を有するとともに、細胞変性は少
ないことから抗エイズ治療剤として期待される。
参考例1 (本化合物の製造) 式(2)の化合物78■をM/10リン酸緩衝液59.
1に溶解させ、それにアデノシンデアミネース(シグマ
社%FIC3,5,4,4)25μt(9,9ユニツト
)を加え、25℃で攪拌しながら5時間反応させた。次
に100℃、5分間加熱し。
反応を停止したのち1反応液をMC工 Gθ1■CHP
20F  50mJを充填したカラムに通塔し、生成物
を吸着させ、水洗後、20%含水メタノール150m1
Vにて溶出し、濃縮、乾固することにより無色、粉末状
の式(1)の化合物69■(収率88.1%)を得だ。
ここに得られた式(1)の化合物、 q  (C2’R
13’R,4’s )−3’、  4’−ビス(ヒドロ
キシメチル)−2’−オキセタニル〕−ヒポキサンチン
の理化学的性状を以下に示す。
(1)   外   観 無色粉末状 (2)  元素分析値(%) (C10H1204N4
)CHON 理論値 47.62 4.80 25.37 22.2
1実測値 47.41 4.96  25.58 22
.05(3)  分子式(分子量) C10H1204N4  (252,24)(4)  
 融  点 203〜205℃ (5)  比旋光度 (a:) 20= −a、 8°  (C=0.4 s
 5+  H2O)(6)  紫外線吸収スペクトル 水、0・1規定塩酸および0.1規定水酸化ナトリウム
溶液中の紫外線吸収と分子吸光係数値はそれぞれ iaX  (1og9) = 2 4 8.5   n
m  (4,10)0、 I NHcl λmaX  (logε)=249    nm(4,
08)0.1NNaOH 八maX  (Logε)=253    nm(4,
+  2)(7)  赤外線吸収スペクトル 臭化カリウム錠だて測定した赤外吸収スペクトルにおけ
る吸収極大値(波数−−1)を以下に示す。
16951590155215151492(sh)+
465([]h)+4501420137613401
320(日h)12so(sh)1220115011
20(日h)+1001050(Elh)101297
[190084578B      720(日h) 
    685(8)  溶剤に対する溶解性 水、メタノール、ジメチルスルホキサイドに溶けるが、
プロパツールアセトン、酢酸エチル、エーテルおよびベ
ンゼンなどの有機溶媒には不溶ないし溶けにくい。
(9)  呈色反応 ライドン・スミス反応、10チ硫酸各反応に陽性、ニン
ヒドリン反応は陰性を示す。
(10)薄層クロストグラフィーのRf値フシリカゲル
薄層 Kieeel gem 60 F 254゜o、
 25 mm Merck )を使用し、n−ブタノー
ル:酢酸:水(4:1:2)およびn−ブタノール82
8%アンモニア水:水(1o : o、s : 1)の
各展開溶媒系で展開することによりRf:0.43およ
び0.10を示す。
(11) H−核磁気共鳴スペクトル 重ジメチルスルホキサイド中テトラメチルシランを内部
標準にして測定しだ H−核磁気共鳴スペクトルを第1
図に示す。
(12) 13C−核磁気共鳴スペクトル重水中ジオキ
サン(δ67.4 )を内部基準にして側内した13C
−核磁気共鳴スペクトルの化学シフト(δ−値)は 159.7  149.2  147.3  141・
3  124.582.8     BQ、4    
63.3    59.8    45.5特許出願人
  日本化薬株式会社 = 13宇 −

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記式(1) ▲数式、化学式、表等があります▼ 示されるヒポキサンチン塩基を有する新規化合物及びそ
    の薬理学的許容される塩を有効成分とすることを特徴と
    する抗エイズウィルス剤。
JP12016087A 1987-05-19 1987-05-19 抗エイズウイルス剤 Pending JPS63287726A (ja)

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JPS63287726A true JPS63287726A (ja) 1988-11-24

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