JPS63285801A

JPS63285801A - 携帯用蛍光灯器具

Info

Publication number: JPS63285801A
Application number: JP12012087A
Authority: JP
Inventors: 平出　欣司
Original assignee: Hitachi Lighting Ltd
Current assignee: Hitachi Lighting Ltd
Priority date: 1987-05-19
Filing date: 1987-05-19
Publication date: 1988-11-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、小形にまとめられた携帯用の蛍光灯器具に関
するものである。

〔従来の技術〕

小形蛍光ランプを用いた携帯用蛍光灯器具は、内蔵電源
によりトランジスタインバータを発振させ、上記蛍光ラ
ンプを高周波点灯させているが、上記蛍光ランプの背後
に設置された反射板についてはほとんど考慮されておら
ず、単に平板な反射板を器具の内部を隠蔽するために配
置するか、蛍光ランプに沿って凹形に形成された反射板
を設けていた。蛍光ランプは１本来拡散光源であり、上
記のように凹形に形成した反射板を設置しても、電球を
光源として用いた場合のように十分な集光効果は得られ
ず、むしろ、上記携帯用蛍光灯器具は、電球用の携帯電
灯よりも光束が大きな拡散光源を用いた照明器具として
、広範囲を照明するのに適している。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術では、蛍光ランプの光束を前方に集光させ
る凹形反射板を用いているため、携帯用蛍光灯器具の照
射方向が特定方向に限られてしまい、蛍光ランプが拡散
光源である特徴を生かして、広範囲に照射範囲を拡げる
配慮がなされていなかった・本発明は、小形にまとめられ、広範囲にわたって照明で
きる携帯用蛍光灯器具を得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、蛍光ランプの背後に設置した反射板を、蛍
光ランプに沿って凸形に形成することによって達成され
る。

〔作用〕

蛍光ランプに沿って凸形に形成した反射板を上記蛍光ラ
ンプの背後に設置することによって、蛍光ランプの背後
方向に出射された光束は上記反射板により反射され、拡
散光源である蛍光ランプの光束はより拡散されて照射し
、広範囲にわたって照明することができる。さらに、上
記凸形反射板の裏側に形成される空間を利用して、構成
部品の配置を工夫することにより、携帯用蛍光灯器具を
より小形にまとめることが可能である。

〔実施例〕

つぎに本発明の実施例を図面とともに説明する。

第】−図は本発明による携帯用蛍光灯器具の外観を示す
斜視図、第２図は上記実施例の点灯装置の配置を示す斜
視図、第３図および第４図は反射板の形状と照射光の状
態を説明する図、第５図および第６図は部品の配置を比
較して示す図、第７図（ａ）、（ｂ）は部品の取付は方
法をそれぞれ示す断面図、第８図は本体の組立方法を示
す分解斜視図、第９図は本実施例に対する応用部品を示
す図、第１０図〜第１２図は上記応用部品の使用例をそ
れぞれ示す図、第１３図は他の使用例を示す図、第１４
図は上記実施例における応用例を示す図、第１５図は上
記応用例の部分分解斜視図、第１６図（ａ）〜（ｄ）は
上記応用例の動作を説明する図、第１７図および第１８
図は回転カバーを反射板として利用した使用例を示す図
、第１９図および第２０図（ａ）〜（ｄ）は上記使用例
の動作をそれぞれ説明する図である。

第１図において、１は光源の蛍光ランプ２を外部からの
衝撃や埃から保護する透光カバーで、透明な材料で作ら
れている。３および・１は携帯用蛍光灯器具の本体で、
組立作業性がよいように２分割されており、本実施例で
は安価に製作するため全く同形のものを相対させて用い
ている。第２図は上記本体の構成を示す図で、蛍光ラン
プ２を点灯させるための部品は全て片側の本体３に取付
けられ、他側の本体４をかぶせたのちねじ止めして組立
てられる。６はインバータ、７はトランス、８はバッテ
リ、９は０Ｎ−ＯＦＦスイッチ、１０は電圧切替スイッ
チ、１１は着脱式のプラグ付コード、１２はプラグ付コ
ードを着脱可能に取付けるコンセント、１３は上記透光
カバー１を本体３．４に固定するための止めねじである
。

本発明の携帯用蛍光灯器具は、照射範囲をできるだけ広
範囲にするとともに、上記器具の形状をできるだけ小形
にまとめるために１反射板５の形状を蛍光ランプ２に沿
って凸形に形成している。

上記反射板５における凸形部の形状は、第３図に断面を
示すように１反射面５が蛍光ランプ２からの直射光束を
遮るような形状にすると、影を生じ透光カバー１の基部
が暗くなり照射範囲が狭くなるが、第４図に示すように
、反射面５を蛍光ランプ２の直射光束を遮らないように
形成すれば、第３図に示した場合と同じ高さαを保持し
た反射板５でも、照射範囲を反射傾斜面で形成される開
放面積一杯にまで拡大することが可能である。

点灯部品のインバータ６を本体内に収納するには、第５
図に示す通常の取付けのように、本体器壁と平行に取付
けるよりも、第６図に示すように上記凸形反射板５の背
面が形成する空間を利用して斜めに取付ける方が、器具
全体の高さを低くすることができ、また、透光カバー１
を取付けるための取付けねじ１３の位置も十分に確保さ
れ、携帯用蛍光灯器具をより小形にまとめることが可能
になる。

本実施例は低価格を目標として組立工数の低減をはかる
ため、合成樹脂等で形成された同形の２個の本体３．４
に、それぞれ、部品を取付１プるための係止突起やねじ
座があらかじめ形成しである。

すなわち、第７図（ａ）に示すように、インバータ６は
上縁を本体３の内側に突出している係止突起１４に係止
し、下縁の穴１６を本体３のねじ座１８にねじ止めし、
第７図（ｂ）に示すようにトランス７は、下端を本体３
の係止突起１５に係止し上端穴１７をねじ座１９にねじ
止めし、それぞれ２個または１個のねじによって取付け
ている。これによりねじ止めの工数は通常の１７２にす
ることができる。

また、バッテリ８、各スイッチ９および１０．コンセン
ト１２は、それぞれ対応する切欠部１間隙等に嵌入させ
、ソケット接触片（図示せず）を挿入し配線したのち、
第８図に示すように、上記各部品を取付けた本体３に他
の本体４を重ね合わせ、ねじ止めして本体の組立は終り
、その後に透光カバー１をねじ１３で装着すればよい。

第９図に示す携帯用蛍光灯器具の把手２０は、鋼線等の
弾性体により形成したもので、上記把手２０の弾性を利
用して上記実施例の本体を両端から挟むように取付け、
任意の方法で固定することができる。第１０図に示すよ
うに手提用として利用するほか、第１１図に示す壁掛は
用、または第１２図に示す据え置き用として、種々の使
用方法が可能である。また、上記把手２０に代えて、例
えばビニル等で調節可能な紐を取付ければ、第１３図に
示すように肩にかけて使用でき、両手を自由に使えるの
で便利である。

つぎに、可動式の、反射板を取付けて、携帯用蛍光灯器
具の照射方向を変えるための応用例を説明する。第１４
図はクランク状に曲げた反射板軸２２の中央部に蛍光ラ
ンプに沿って弯曲した反射面２３を取付けた反射板２４
を示す図で、上記反射板軸２２は反射板２４を回動させ
る際に最も動作範囲が広くなるようにクランク形状を形
成しである。上記反射板２４は第１５図に示すように、
反射板軸２２の一端を透光カバー１の一端に設けた軸受
１−１に差込み、他端を透光カバー１の他端に設けたス
リット１−２に挿入し軸端を透光カバー１の外に引出し
、該引出し端に回転つまみ２５を取付ける。上記スリッ
ト１−２の反射板軸２２を挿入したあとの隙間には、任
意の方法で上記反射板軸２２の脱落防止板２６を挿入し
て塞ぐ。上記回転つまみ２５を回すことにより、第１６
図に示すように（ａ）は右側照射、（ｂ）は左右方向照
射、（Ｑ）は左側照射、（ｄ）は上方照射をそれぞれ実
現することができる。

つぎに透光カバー１を反射板として使用する例を示す、
第１７図に示すように透光カバー１の頂部に帯状のアル
ミニウム蒸着部２７を設け、一方、本体の上面は上記透
光カバー１が回動する部分を凹溝状２８に扶り取った形
状に形成している。上記透光カバー１は、第１８図に示
すように本体のソケット部に回動自在に取付けられ、上
記ソケット間で蛍光ランプ２を挟んで回動するようにな
っている。

通常は第１９図に示すように、透光カバー１のアルミニ
ウム非蒸着部分から光を照射するが、上記透光カバー１
を回動するときは、第２０図（ａ）〜（ｄ）に示すよう
に右方向、左右方向、左方向および上方向にそれぞれ照
射方向を変えることができる。

〔発明の効果〕

上記のように本発明による携帯用蛍光灯器具は、蛍光ラ
ンプを装着し、点灯装置および電源を内蔵した本体と、
上記蛍光ランプを蔽う透光カバーとを備えた携帯用蛍光
灯器具において、上記本体の蛍光ランプに対向する面を
、上記蛍光ランプに沿った凸形の反射面に形成したこと
により、照射範囲がより広く、しかも小形にまとめた携
帯用蛍光灯器具を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による携帯用蛍光灯器具の外観を示す斜
視図、第２図は上記実施例の点灯装置の配置を示す斜視
図、第３図および第４図は反射板の形状と照射光の状態
を説明する図、第５図および第６図は部品の配置を比較
して示す図、第７図（ａ）および（ｂ）は部品の取付は
方法をそれぞれ示す断面図、第８図は本体の組立方法を
示す分解斜視図、第９図は本実施例に対する応用部品を
示す斜視図、第１０図〜第１２図は上記応用部品の使用
例をそれぞれ示す図、第１３図は他の使用例を示す図、
第１４図は上記実施例の応用例を示す図、第１５図は上
記応用例の部分分解斜視図、第１６図（ａ）〜（ｄ）は
上記応用例のそれぞれの動作を説明する図、第１７図は
回転カバーを反射板として利用した使用例を示す図、第
１８図は上記使用例の部分断面図、第１９図は上記使用
例の配光を示す図、第２０図（ａ）〜（ｄ）は上記使用
例の動作をそれぞれ説明する図である。１・・・透光カバー　　　　２・・・蛍光ランプ３．４
・・・本体　　　　　５・・・反射面６・・・トランジ
スタインバータ７・・・トランス　　　　　８・・・電源代理人弁理士
　　中　村　純之助？７図 ″ｊｐ−１１！ｍ

Claims

【特許請求の範囲】

１、蛍光ランプを装着し、点灯装置および電源を内蔵し
た本体と、上記蛍光ランプを蔽う透光カバーとを備えた
携帯用蛍光灯器具において、上記本体の蛍光ランプに対
向する面を、上記蛍光ランプに沿った凸形の反射面に形
成したことを特徴とする携帯用蛍光灯器具。