JPS63284798A - 放電ランプ点灯装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、放電ランプの点灯異常時に放電ランプを消灯
状態にすることのできる放電ランプ点灯装置に関する。

（従来技術） 従来、第２図に示すような放電ランプ点灯装置があった
。このものは、点灯異常時、例えば半波点灯、フィラメ
ント切れなどによって起こる放電ランプその他回路部品
の発熱の問題をランプ異常時保護回路２１によって解決
しようとするものである。ランプ異常時保護回路２１は
、交流電源１の内部構成であるインバータトランスＴの
２次側に、放電ランプ２に出力を付勢する２次巻線Ｎ２
゜Ｎ４．Ｎ５とは別に、巻線Ｎ６を設は点灯異常時発生
する異常電圧を巻線Ｎ６からプリツチ回路Ｄ１を通して
抵抗Ｒ３，Ｒ４，コンデンサＣ４，ツェナーダイオード
Ｚ１からなる検出手段で検出したときサイリスタＳ１の
ゲートに電圧をかけサイリスタＳ１をオンしてトランジ
スタＴｒ５のベースとサイリスタ８１間に設けられたツ
エナーダイオードＺ４を不導通にさせることにより、ト
ランせ、放電ランプ２を消灯させるものである。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、このものの上記ランプ異常時保護回路２
１は、異常電圧をインバータトランスＴの巻線Ｎ６から
検出する構成としているため、巻線Ｎ６の他ブリッヂ回
路Ｄ１の部品が必要となるために、異常時保護装置が高
コストで大型となる問題があった。

本発明は上記問題を鑑みてなされたもので、本発明の目
的は、従来装置よりも部品点数を省くことによって、ラ
ンプ異常時像１を装置の低コスト化および小型化が可能
な放電ランプ点灯装置を提供することにある。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） 本発明は、商用電圧あるいは商用電源出力をインバータ
によって高周波出力（変換する高周波出力電源な・どの
交流電源から付勢ざ、れるけい光ランプ、高輝度放電ラ
ンプなどの放電ランプと、上記ランプに対して並列的に
設けられオン、オフすることによって上記ランプの消灯
２点灯を制御するスイッチング装置と、このスイッチン
グ装置の両端から、例えば半波点灯、フィラメント切れ
などによる異常電圧を検出し、上記異常電圧検出手段記
ランプを完全消灯あるいは点灯をしぼり込む見かけ上の
消灯などの消灯状態に制御するランプ異常時保護回路と
、を具備したことを特徴とする放電ランプ点灯ｖＲｆｆ
ｌｆである。

（作用） 本発明の放電ランプ点灯装置は、放電ランプと並列的に
設けられたスイッチング装置の両端から、放電ランプの
異常点灯時に発生する異常電圧を検出し上記ランプを消
灯状態に制御するランプ異常時保護回路を具備している
ため、従来のランプ異常時保護回路を用いた放電ランプ
点灯装置に比べてランプ異常時保護回路の部品点数を少
なくしながら、異常点灯時放電ランプを消灯状態とする
ことができる。

（実施例） 本発明の一実施例を第、１図を参照して説明する。

ＤＣＩは例えばＡＣ−ＤＣ，整流平滑電源装置によって
商用電源からの交流出力を変換した２４Ｖの直流入力で
あり、インダクタＬを介して出力される。

１は、トランジスタインバータからなる交流電源であり
、直流入力を交流に変換して出力するものである。交流
電源１は、トランジスタＴｒ１゜Ｔｒ２．インバータト
ランスＴ、その１次巻線Ｎ１、トランジスタＴｒｉ、Ｔ
ｒ２を駆動するドライブ巻線Ｎ３．ベース抵抗Ｒ１，Ｒ
２，２次巻線Ｎ２．予熱巻線Ｎ４．Ｎ５．コンデンサＣ
２からなる。上記２次巻線Ｎ２にコンデンサＣ３を介し
てけい光ランプからなる放電ランプ２を接続する。

また、上記予熱巻線Ｎ４．Ｎ５に上記ランプ２の各フィ
ラメントｆ１．ｆ２を接続している。

３はスイッチング装置であり、上記フィラメントｆ１．
ｆ２との間に上記ランプ２に対して並列的に設けられた
整流装置Ｄ２．トランジスタＴｒ３からなる。上記スイ
ッチング装置のトランジスタＴｒ３をオン、オフするこ
とによって上記ランプ２の点灯、消灯を制御することが
できる。２次側にこのようなスイッチング装置３を設け
ることによって、消灯時においてもランプ予熱は行われ
るため、再点灯が容易となる。

４はランプ異常時保護回路である。このものは、抵抗Ｒ
３，Ｒ４，コンデンサＣ４，ツェナーダイオードＺ１か
らなる異常電圧検出手段５と上記ツェナーダイオードＺ
１の一端側をゲートに接続したサイリスタＳ１と上記サ
イリスタＳ１のゲートとカソード間に設けられた誤動作
防止用抵抗Ｒ５とからなるスイッチング装置駆動手段６
と、を具備してなる。上記検出手段５の抵抗Ｒ３の一端
は、トランジスタＴｒ３のコレクタ側に接続されており
、コレクタから異常電圧が上記検出手段５に印加された
とき、ツェナーダイオードＺ１およびコンデンサＣ４と
抵抗Ｒ４からなる時定数を設定している。上記サイリス
タＳ１のアノードは抵抗Ｒ６を介して直流人力１の子端
子に接続され、カソ−ドはトランジスタＴｒ３のべ一、
スに接続されている。またトランジスタＴｒ３のベース
には誤動作防止用の抵抗Ｒ５が接続されている。

トランジスタＴｒ４は、平常時トランジスタＴｒ３のオ
ン、オフ制御を行うもので、トランジスタＴｒ４のコレ
クタ側をトランジスタＴｒ３のベース側に、トランジス
タＴｒ４のエミッタ側をアースに、接続して、トランジ
スタＴｒ４のベースをオン、オフ制御する。上記トラン
ジスタＴｒ４ののコレクタと上記トランジスタＴｒ３の
ベース間にはツェナーダイオードＺ２．Ｚ３が介挿され
ておりこれらツェナーダイオードＺ２．Ｚ３の中間点は
、抵抗Ｒ６を介して上記直流人力１に接続され、ツェナ
ーダイオードＺ３とダイオードＴｒ３のベースの中間点
は、サイリスタＳ１のカソードが接続されている。

本実施例の作用を説明する。

平常点灯状態では、トランジスタＴｒ４のオン。

オフ制御によって、トランジスタＴｒ３がオフ。

オンされ、放電ランプ２は点灯、消灯を行う。しかし、
放電ランプ２が例えば半波点灯となると異常電圧が、ト
ランジスタＴｒ３のコレクタに発生し検知手段５のコン
デンサＣ４に充電された後、ツェナーダイオードＺ１を
導通させサイリスタＳ１のゲートへ電流が流れサイリス
タＳ１をオンさせる。サイリスタＳ１がオンすることに
よって直流人力１からトランジスタＴｒ３のベースへ電
流は流れ続け、以後サイリスタＳ１のアノードに流れる
電流をなくさない限り、フィラメントｆ１゜１２間は短
絡され放電ランプ２は消灯をし続けることになる。

本実施例によれば、点灯異常時の点灯回路の保護が簡単
な構成で行える。すなわち、第１図の従来装置に比べて
巻線Ｎ６およびブリッヂ回路Ｄ１をなくすことができ、
さらに、２次側のトランジスタＴｒ３を点灯異常時の消
灯スイッチとしているため、−次側の入力を停止させる
ためのトランジスタＴｒ５などの停止手段を別途設ける
必要もなく点灯異常時保護回路の低コスト化、小型化が
可能となる。

本実施例は、点灯異常時、トランジスタＴｒ３を制御す
ることによって放電ランプを消灯するものであるが、他
の実施例としてサイリスタＳ１で交流電源２中のトラン
ジスタＴｒ１．あるいはＴｅ３を制御して、消灯または
点灯のしぼり込みを行ってもよい。

［発明の効果］ 本発明の放電ランプ点灯装置は、放電ランプと並列的に
設けられたスイッチング装置の両端から、放電ランプの
異常点灯時に発生する異常電圧を検出し上記ランプを消
灯状態に制御するランプ異常時保護回路を具備している
ため、従来装置のランプ異常時保護回路を用いた放電ラ
ンプ点灯装置に比べて、ランプ異常時保護回路の部品点
数を少なくすることができるため、低コスト化、小型化
が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示す回路図、箸２図は従
来のランプ異常時保護回路を用いた放電ランプ点灯装置
の回路図である。 １・・・交流電源、　　　２・・・放電ランプ。 ３・・・スイッチング装置。 ４・・・ランプ異常時保護回路。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）交流電源から付勢される放電ランプと； 上記ランプに並列的に設けられ、オン、オフすることに
   より上記ランプの消灯、点灯を制御するスイッチング装
   置と； このスイッチング装置の両端から異常電圧を検出し、上
   記異常電圧の検出時上記ランプを消灯状態に制御するラ
   ンプ異常時保護回路と； を具備したことを特徴とする放電ランプ点灯装置。
2. （２）上記ランプ異常時保護回路は、上記スイッチング
   装置の両端から、上記ランプの半波点灯時の異常電圧を
   検出し、上記異常電圧の検出時上記スイッチング装置を
   オンすることによって上記ランプの両極間を短絡するこ
   とを特徴とする特許請求の範囲（１）記載の放電ランプ
   点灯装置。