JPS6328389Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6328389Y2 JPS6328389Y2 JP1982170124U JP17012482U JPS6328389Y2 JP S6328389 Y2 JPS6328389 Y2 JP S6328389Y2 JP 1982170124 U JP1982170124 U JP 1982170124U JP 17012482 U JP17012482 U JP 17012482U JP S6328389 Y2 JPS6328389 Y2 JP S6328389Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- passage
- porous body
- cooling chamber
- cooling
- humidity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 31
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 15
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 7
- 238000010257 thawing Methods 0.000 description 5
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Landscapes
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)
- Air Humidification (AREA)
Description
この考案は、庫内を高湿度に維持することがで
きる高湿度冷蔵庫に関するものである。 現在、食品の貯蔵は、電気冷蔵庫(冷凍庫)で
行なうことが常識となり、庫内温度は比較的自由
に設定できるようになつている。 しかしながら、生鮮食品の貯蔵は、第1表に示
すように、貯蔵温度に加えて湿度管理が重要であ
ることは以前より知られているが、従来から製作
されている冷蔵庫は、庫内湿度が60%前後であ
り、高湿度を維持するものは開発されておらず、
生鮮食品をそのまま長期間保存することは不可能
であつた。従つて、生鮮食品を長期間保存する場
合は、パツク等の人為的な処理を施している。
きる高湿度冷蔵庫に関するものである。 現在、食品の貯蔵は、電気冷蔵庫(冷凍庫)で
行なうことが常識となり、庫内温度は比較的自由
に設定できるようになつている。 しかしながら、生鮮食品の貯蔵は、第1表に示
すように、貯蔵温度に加えて湿度管理が重要であ
ることは以前より知られているが、従来から製作
されている冷蔵庫は、庫内湿度が60%前後であ
り、高湿度を維持するものは開発されておらず、
生鮮食品をそのまま長期間保存することは不可能
であつた。従つて、生鮮食品を長期間保存する場
合は、パツク等の人為的な処理を施している。
【表】
【表】
この考案は、以上の事情に鑑みなされたもの
で、高湿度を維持できるようにして、生野菜をは
じめ果実、花等の生鮮食品を人為的な処理を施さ
ず長期間保存できる高湿度冷蔵庫を提供すること
を目的とするものである。 以下、この考案を添付図面に示す実施例に基づ
いて説明する。 図示のように、冷蔵庫1は、下部に機械室2
を、上部に冷却室3を設けている。冷却室3の後
部から底部には冷却室3の後上部及び前底部で冷
却室3と連通する通路4が設けられ、通路4は後
部に沿う第1通路4aと底部に沿う第2通路4b
とからなる。上記冷蔵庫1の背面板5には少なく
とも第1通路4aを冷却する冷却パイプ6が設け
られ、この冷却器となる冷却パイプ6は機械室2
に圧縮機7及び凝縮器8等とで冷凍サイクルを構
成している。なお、凝縮器8又はその近傍には、
凝縮器8を冷却する凝縮フアン9が設けられてい
る。 上記第1通路4aの上部には空気を冷却室3か
ら通路4へその通路4内を上から下に向かつて循
環させる庫内フアン10が設けられ、第1通路4
a内の冷却パイプ6下方には、その通路4aの流
通断面積全域を塞ぐ空気が流通可能な多孔質体1
1が設けられている。この多孔質体11は、すの
こ状又は格子状の第1部材11aを両端に設けた
ハニカム構造体の第2部材11bとして示されて
いるが、第2部材11bの一方端のみに第1部材
11aを設けたもの、第2部材11bのみからな
るもの等のように、多孔質体11へ送給される水
滴等を一時保留し、保留した水と庫内フアン10
によつて循環された空気との接触機会を大きくし
て蒸発を促進するものであればよい。 上記第1通路4aの底部には、第1通路4aの
底部に達した水を、機懐室2等に設けた排水タン
ク13に排出する排水管12が設けられている。 この考案は、以上の構成であり、圧縮機7を運
転して冷却を行なう冷却運転を行なうと、蒸発器
として作用する冷却パイプ6に着霜する。この冷
却パイプ6の除霜を行なうために除霜運転を行な
うと、霜が水滴となつて多孔質体11に落下し、
落下した水滴が多孔質体11に保留される。除霜
運転を終了し冷却運転を行ない庫内フアン10を
運転すると、冷却室3と通路4を循環する空気が
多孔質体11を通過する際に、十分に水を吸収
し、蒸発を促進するので、冷却室3内は、温度低
下にともなつて湿度は従来の冷蔵庫の湿度60%よ
りも十分大きくなる。 この冷却作用時、空気の循環方向が上下で、除
霜による水滴の落下方向と同一であるため、水滴
が、冷却室3内に入り込むには、多孔質体11を
通り抜けなければならず、よつて、水滴は多孔質
体11によつて確実に補捉されて冷却室3内に入
り込むことがない。 なお、冷却パイプ6には、冷蔵庫1の扉14を
開放した際、外部の水分が着霜するので、特別に
水分を補給しなくても十分な高湿度は保持でき
る。また、除霜運転の場合は、庫内フアン10を
停止させて、冷却パイプ6が高温になつても、冷
却パイプ6の熱が冷却室3に進入するのを防止す
る必要がある。さらに、上記多孔質体11に保留
されないで多孔質体11から落下した水滴は排水
管12より外部に放出される。 この考案は、以上のとおり、冷却室後部に冷却
器が臨む上下方向の通路を設け、この通路の上下
端に冷却室への開口を形成して冷却室と通路とを
フアンによつて空気を通路内を上から下へ向かつ
て強制循環させ、通路内の冷却器下方に空気が流
通可能な多孔質体を設け、除霜によつて生じる水
滴を多孔質体で保留し、循環空気にその保留水を
蒸発させて加湿するようにしたので、別途の加湿
装置を設けることなく、従来の冷蔵庫において、
多孔質体等を設ける等の簡単な構造変更によつ
て、野菜等の生鮮食品をパツク等の人為的処理を
施さずに保存することができる。 また、通路内では上から下に向かつて空気が流
れ、この空気が冷却器に結露した水滴を運ぼうと
しても、その水滴は多孔質体によつて捕捉される
ため、水滴が、冷却室内に運ばれて、野菜,生鮮
食品等に付着することがなく、衛生的である。
で、高湿度を維持できるようにして、生野菜をは
じめ果実、花等の生鮮食品を人為的な処理を施さ
ず長期間保存できる高湿度冷蔵庫を提供すること
を目的とするものである。 以下、この考案を添付図面に示す実施例に基づ
いて説明する。 図示のように、冷蔵庫1は、下部に機械室2
を、上部に冷却室3を設けている。冷却室3の後
部から底部には冷却室3の後上部及び前底部で冷
却室3と連通する通路4が設けられ、通路4は後
部に沿う第1通路4aと底部に沿う第2通路4b
とからなる。上記冷蔵庫1の背面板5には少なく
とも第1通路4aを冷却する冷却パイプ6が設け
られ、この冷却器となる冷却パイプ6は機械室2
に圧縮機7及び凝縮器8等とで冷凍サイクルを構
成している。なお、凝縮器8又はその近傍には、
凝縮器8を冷却する凝縮フアン9が設けられてい
る。 上記第1通路4aの上部には空気を冷却室3か
ら通路4へその通路4内を上から下に向かつて循
環させる庫内フアン10が設けられ、第1通路4
a内の冷却パイプ6下方には、その通路4aの流
通断面積全域を塞ぐ空気が流通可能な多孔質体1
1が設けられている。この多孔質体11は、すの
こ状又は格子状の第1部材11aを両端に設けた
ハニカム構造体の第2部材11bとして示されて
いるが、第2部材11bの一方端のみに第1部材
11aを設けたもの、第2部材11bのみからな
るもの等のように、多孔質体11へ送給される水
滴等を一時保留し、保留した水と庫内フアン10
によつて循環された空気との接触機会を大きくし
て蒸発を促進するものであればよい。 上記第1通路4aの底部には、第1通路4aの
底部に達した水を、機懐室2等に設けた排水タン
ク13に排出する排水管12が設けられている。 この考案は、以上の構成であり、圧縮機7を運
転して冷却を行なう冷却運転を行なうと、蒸発器
として作用する冷却パイプ6に着霜する。この冷
却パイプ6の除霜を行なうために除霜運転を行な
うと、霜が水滴となつて多孔質体11に落下し、
落下した水滴が多孔質体11に保留される。除霜
運転を終了し冷却運転を行ない庫内フアン10を
運転すると、冷却室3と通路4を循環する空気が
多孔質体11を通過する際に、十分に水を吸収
し、蒸発を促進するので、冷却室3内は、温度低
下にともなつて湿度は従来の冷蔵庫の湿度60%よ
りも十分大きくなる。 この冷却作用時、空気の循環方向が上下で、除
霜による水滴の落下方向と同一であるため、水滴
が、冷却室3内に入り込むには、多孔質体11を
通り抜けなければならず、よつて、水滴は多孔質
体11によつて確実に補捉されて冷却室3内に入
り込むことがない。 なお、冷却パイプ6には、冷蔵庫1の扉14を
開放した際、外部の水分が着霜するので、特別に
水分を補給しなくても十分な高湿度は保持でき
る。また、除霜運転の場合は、庫内フアン10を
停止させて、冷却パイプ6が高温になつても、冷
却パイプ6の熱が冷却室3に進入するのを防止す
る必要がある。さらに、上記多孔質体11に保留
されないで多孔質体11から落下した水滴は排水
管12より外部に放出される。 この考案は、以上のとおり、冷却室後部に冷却
器が臨む上下方向の通路を設け、この通路の上下
端に冷却室への開口を形成して冷却室と通路とを
フアンによつて空気を通路内を上から下へ向かつ
て強制循環させ、通路内の冷却器下方に空気が流
通可能な多孔質体を設け、除霜によつて生じる水
滴を多孔質体で保留し、循環空気にその保留水を
蒸発させて加湿するようにしたので、別途の加湿
装置を設けることなく、従来の冷蔵庫において、
多孔質体等を設ける等の簡単な構造変更によつ
て、野菜等の生鮮食品をパツク等の人為的処理を
施さずに保存することができる。 また、通路内では上から下に向かつて空気が流
れ、この空気が冷却器に結露した水滴を運ぼうと
しても、その水滴は多孔質体によつて捕捉される
ため、水滴が、冷却室内に運ばれて、野菜,生鮮
食品等に付着することがなく、衛生的である。
図面はこの考案の一例を示す側面断面図であ
る。 1……冷蔵庫、2……機械室、3……冷却室、
4,4a,4b……通路、5……背面板、6……
冷却パイプ、7……圧縮機、8……凝縮器、9…
…凝縮フアン、10……庫内フアン、11……多
孔質体、11a……第1部材、11b……第2部
材、12……排水管、13……排水タンク、14
……扉。
る。 1……冷蔵庫、2……機械室、3……冷却室、
4,4a,4b……通路、5……背面板、6……
冷却パイプ、7……圧縮機、8……凝縮器、9…
…凝縮フアン、10……庫内フアン、11……多
孔質体、11a……第1部材、11b……第2部
材、12……排水管、13……排水タンク、14
……扉。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 冷却室後部に冷却器が臨む上下方向の通路を
設け、この通路の上下端に冷却室への開口を形
成して冷却室と通路とをフアンによつて空気を
通路内に上から下に向かつて強制循環させる冷
蔵庫において、上記通路内の冷却器下方に、そ
の通路の流通断面積全域を塞ぐ空気が流通可能
な多孔質体を設けると共に、通路下端底部に排
水管を設けてなる高湿度冷蔵庫。 (2) 上記多孔質体はハニカム構造体であることを
特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)項記載
の高湿度冷蔵庫。 (3) 上記多孔質体はすのこ状又は格子状部材を少
なくとも一端に設けたハニカム構造体であるこ
とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)項
記載の高湿度冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17012482U JPS5972483U (ja) | 1982-11-08 | 1982-11-08 | 高湿度冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17012482U JPS5972483U (ja) | 1982-11-08 | 1982-11-08 | 高湿度冷蔵庫 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5972483U JPS5972483U (ja) | 1984-05-17 |
JPS6328389Y2 true JPS6328389Y2 (ja) | 1988-08-01 |
Family
ID=30371473
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17012482U Granted JPS5972483U (ja) | 1982-11-08 | 1982-11-08 | 高湿度冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5972483U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH074458Y2 (ja) * | 1989-02-10 | 1995-02-01 | 福島工業株式会社 | 冷蔵ショーケース |
JP2015183933A (ja) * | 2014-03-24 | 2015-10-22 | 大日本印刷株式会社 | 除霜装置付き冷凍庫 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4325101Y1 (ja) * | 1964-05-13 | 1968-10-21 | ||
JPS5468556A (en) * | 1977-11-11 | 1979-06-01 | Sanden Corp | Vegetables and fruits refrigerating case |
JPS556780B2 (ja) * | 1976-07-23 | 1980-02-19 | ||
JPS56168070A (en) * | 1980-05-28 | 1981-12-24 | Nippon Light Metal Co | Atmosphere control |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50156552U (ja) * | 1974-06-15 | 1975-12-25 | ||
JPS5854619Y2 (ja) * | 1978-06-28 | 1983-12-13 | シャープ株式会社 | 冷蔵庫 |
-
1982
- 1982-11-08 JP JP17012482U patent/JPS5972483U/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4325101Y1 (ja) * | 1964-05-13 | 1968-10-21 | ||
JPS556780B2 (ja) * | 1976-07-23 | 1980-02-19 | ||
JPS5468556A (en) * | 1977-11-11 | 1979-06-01 | Sanden Corp | Vegetables and fruits refrigerating case |
JPS56168070A (en) * | 1980-05-28 | 1981-12-24 | Nippon Light Metal Co | Atmosphere control |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5972483U (ja) | 1984-05-17 |
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